平家の里に行った
湯西川温泉の中で一番メジャーか観光スポットと思われる平家の里に行ってきました。私は歴史好きだからどんなものがあるのか?「平家」と聞くと歴史ロマン的なものを感じてしまい行く道中はずっとワクワク楽しみにしてました。この平家の里は春の新緑、緑と光が映える夏、秋の紅葉と「里」ですから、季節によって違う田舎の風景を見せてくれると思いますが、毎年冬に開催される日本夜景遺産でもある湯西川温泉かまくら祭りの会場の一つでもありから冬が最も有名かも?
さて、湯西川温泉地自体そんなに大きくないし、道中は平家の里←への案内看板も多数あるからカーナビをつけなくても行けるのですが、湯西川温泉には、平家落人の郷、平家民族資料館、平家の庄、平家狩人村、平家本陣などなど間際らしい名前の場所も多く、案内標識見落としで最初違う平家へ向かってしましました(汗)
ちょっと遠回りしちゃったけど、平家の里に到着しました。
門の中に入る前にその脇に平家塚というのがありました。平家塚とは源氏の追討を受け湯西川に落ちのびた人々がここを安住の地と定め、武装を解き甲冑、刀剣等をここに埋めたとされてる場所のようです。その子孫たちがこの場所を平家塚と称し保存伝承に努めてるそうです。歴史好きな私にとってこの場所が木々に囲まれててちょっと歴史ロマンを感じました。
目次
・料金、営業時間、定休日
・湯西川赤間神宮の御朱印
・紅葉の平家の里の様子、感想、口コミ、所要時間
・食事(ランチやグルメ)
・御神木平清盛公ノ木
・天楽堂つり橋
・湯西川かまくら祭りの時の平家の里の様子
・アクセス、駐車場
料金、営業時間、定休日
平家の里の門を入り順路に沿って歩くと受付場所がありました。
入場券売所にて入場料の支払い
入場料金は大人510円で小・中学生250円でした。残念ながら愛用のJAF会員証割引はなかった・・・・
営業時間は4月~11月は8時30分~17時で12月~3月は9時~16時30分でいずれも閉園30分前まで入場可能になってました。
定休日は決まってなかったから年中無休みたい。
パンフレットももらい、いざ入場門へ。
湯西川赤間神宮の御朱印
場内の様子より先に場内のあった赤間神宮の事を書きます。
赤間神宮とは壇ノ浦の戦いで平家とともにお亡くなりになった幼い安徳天皇のご冥福をお祈りする赤間関紅石山麓阿弥陀寺境内に奉葬し御影堂を建立し、その後勅願寺となったそうです。明治になって阿弥陀寺を廃し御影堂を天皇社と称し名を赤間宮なり、またその後赤間神宮という呼び名になったそうです。この平家一族を祀る赤間神宮は壇ノ浦古戦場からわずか1キロの場所(山口県下関市)にあるそうです。湯西川平家の里にある赤間神宮は壇ノ浦近くの赤間神宮を日本で唯一分祀した神社なんだそうです。
毎年6月上旬に行われる平家大祭では下関市にある赤間神宮より宮司さんや巫女さんが来て神事を行うそうです。
殆どの方は場内に入ればお参りすると思うのですが、社務所は入場券を買った場所だったんです。
入場する時に御朱印(300円)をお願いしておくと帰る時に受け取る事ができますよ。
入場券売り場には10種類以上の御朱印帳1,400円もありました。
お守りもズラリとおみくじもこの入場券売り場にありました。
紅葉の平家の里の様子、感想、口コミ、所要時間
平家の里は落人たちが生活していた農村を再現した所でした。
場内は小川が流れ藁葺き屋根の家があったりしました。
紅葉のベストシーズンだったから森に囲まれてる場内は色鮮やかな木々があって美しい景色でした。
どの建物の中も自由に入れて見る事ができました。
昔のコタツがあったり。
昔の人がどんな生活をしてたかがわかるようになってました。
昔民芸品作りを営んでた家は~
こんな感じで作ってたんだよ~という感じが中で説明されてました。
ある建物の中は平家はこんなんだんだよ~的な説明展示があり平清盛像もありました。
そこには平敦盛像と甲冑や刀などもありました。
種々伝えどころという建物は一番平家の里も中で一番大きな家でした。
ここでは毎年6月上旬の平家大祭では何らかの余興が行われるそうです。
その家の中は大広間もあったのでイベントなども行われてる日もあるらしいです。あと全国平家落人伝説伝承地という日本地図を見る日本中に平家の落人絡みの場所が・・・・
凄い数・・・・何でこんなにあるんだろう?と後で家に帰って調べてみたら、平家と平氏は違って、平家とは伊勢平氏の中の平清盛一族を指すそうです。
個人的にあの時代清盛一族以外の平氏は全国にいたワケだから平家滅亡後も当然多数存在してたと思います。しかし清盛一族である平家がもし生き残ってたとすれば源頼朝の脅威だし・・・・彼は仲間や弟義経まで倒しちゃうほどの勢いだったし・・・清盛一族が生き残ってた確率は・・相当低そうな感じがしますが、壇ノ浦で亡くなった安徳天皇(清盛の孫)を祀る九州久留米の水天宮は、壇ノ浦で生き延びた女官が安徳天皇と平家一門を祀る祠が起源のようで、女官は清盛の子である知盛の孫を水天宮の後継とし、今も宮司が末裔にあたるという事だから生き延びてる確率はゼロではなかったようです。また安徳天皇(清盛の孫)が生き延びてたいう元の落人伝説の場所も九州、四国には多いそうです。
ただ色々誰々が生き延びて落人になった説より、平氏全盛時代は清盛に従った藤原氏や源氏の武士の家臣たちも皆平家と呼ばれていたという説もあるようで、そういう事なら全国アチコチに平家落人伝承地があっても全くおかしくないというのが個人的にはピッタリはまりました。
しかし・・・平家と平氏は違うという事知らなかった~平家の里に来なかったら調べなかっただろうなぁ~。勉強になりました。
という事でココは平家の里です。紅葉とが綺麗な田舎の村という感じの場所で散策は気持ちよかったですよ。
ただ、平家、平氏の関する歴史的なモノがあるワケではなかったです。
写真はかなり抜粋してますが、受付の建物を含めて藁葺き屋根の建物など全部で9棟、昔の農家の郷を、昔ながらの道具を見つつ、散策を楽しむという場所でした。
所要時間は古道具をじっくり一つ一つ見て回れば3時間以上はかかりそうですが、私は家の中の様子はちょこっと見ただけで、休憩所でお茶飲んだりしたから場内は1時間ぐらいの所要時間でした。そんなに広くはなかったからお茶とかしないでブラリと散策なら場内は40分ぐらいではないかと?
実は平家落人民族資料館(500円)に行ってからココに来たのですが、平家の里は510円と10円差がありましたが、展示物も景色もは100万倍以上ココの方が良かったですね~。
唯一子供が喜びそうな所発見。私も鹿もいたりして、癒されましたね。平家の里はこのように昔の農村風景の再現だから冬のかまくら祭りを除いて小さな子供さんには走り回れるけど遊べない所かも。
紅葉が綺麗で景色でも癒されましたよ。余談ですが私の住んでる桐生近くの三日月村より平家の里の方がしっかりできてて見応えありましたが、田舎の感じを見せる雰囲気は似てた所でもありました。
写真を見てお分かりの通り、紅葉の平家の里は藁葺き屋根と色鮮やかな木々とのコラボが素晴らしいかったから行く価値ありですよ。
食事(ランチやグルメ)
食事処、売店、休憩処である餉の館に入りました。
店内はこんな感じで奥が売店になってて湯西川温泉のお土産などが置いてありました。
手前にもテーブル席、靴を脱いでのテーブル席やお座敷もありました。
この時期のメニューはこんな感じでした。
生ビールなどのアルコール類もありましたが、メニュー「を見ると食事処というより軽食屋で軽いランチぐらいかな?
ちょっと甘いものが食べたかったからおしるこ400円を注文、平家の里の雰囲気にあっていておいしかったです。
平家の里一押しメニューと書いてあったとりもち400円も注文。
ちょっぴり苦みがあるかも~ともメニューに書かれてましたがきな粉と合って甘く美味しかったですよ。
この店のスタッフにどうしても食べたいアル物は湯西川温泉のどこで食べられますか?と聞いたら山家で食べられますよ~と教えてもらいました。ありがとうございました。
>季節料理山家で山椒魚を食べた。のページで詳しく。
門の真ん前にある平家の里駐車場にも「ゆばや」というお店があって湯葉うどんなどのランチが食べられるようです。
御神木平清盛公ノ木
御神木平清盛公ノ木がある場所は平家の里の有料エリアの場所ではなく、門を出て右側にある広大な駐車場の前の栗山森林公園という森の中でした。
樹齢800年の栗の立派な木で紅葉してる木にも囲まれ見応えありましたよ~
2017年のポスターですが、年に一度平清盛公御神木祭というのをするようでした。
近くには同じく樹齢800年の栗の木である御神木平の重盛公ノ木もありました。
平家の里は紅葉シーズンは素晴らしい場所でしたね。
この辺りの紅葉シーズンは10月中旬から11月下旬のようです。
天楽堂つり橋
平清盛公御神木の少し先に湯西川にかっかてる全長85.9m天楽堂つり橋というのがありました。
コンクリート製のつり橋だから多少揺れますが怖い事はなかったです。中間地点まで歩いて行くと山と川の雄大な景色に圧倒されました。
湯西川かまくら祭りの時の平家の里の様子
冬の平家の里は特に湯西川温泉かまくら祭りのメイン会場になってます。藁葺き屋根の家の前に大きなかまくらができます。
日本夜景遺産にも認定されてる事からかまくら祭りの期間中は10万人以上来るそうです。
ミニかまくらには光が灯り素晴らしい景色へと。
かまくら祭りの夜の平家の里は幻想的な姿に生まれ変わるんです。
↑2018年のポスターです。毎年この季節に開催されてすでに25回を超えてる一大イベントなんです。
アクセス、駐車場
平家の里:栃木県日光市湯西川1042、電話:0288-98-0126
営業時間:4月~11月は8時30分~17時・12月~3月は9時~16時30分(いずれも閉園30分前まで入場可能)
定休日:年中無休
入場代金:大人510円、小・中学生250円
日光宇都宮道路今市インターから約45キロ車で約60分
鬼怒川温泉から約31キロ、車で約40分
東北自動車道矢板インターから約62キロ、車で約100分
道の駅湯西川から約14キロ車で約16分
湯西川水の郷から約3キロ車で約4分
私が宿泊した桓武平氏ゆかりの宿平家の庄から約600mだから歩いても行ける
平家の里へバスの場合、湯西川温泉駅下車、そこから日光交通バス湯西川温泉行きに乗車、本家伴久旅館前下車(乗車料金880円*私の時)で歩いて6分ぐらい
平家の里の前に無料駐車場がこの写真のスペースと隣にも広大なスペースでありました。
平家の里パンフレット(拡大)
平家の里園内図(拡大)
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