佐野厄除け大師(惣宗寺)

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佐野厄除け大師(御朱印授かり)に行った


御朱印授かりに佐野厄除け大師(惣宗寺)に行ってきました。

この惣宗寺は年末になると「佐野厄除け大師」のTVCMで見かける北関東の初詣名所である有名どころ。何と!毎年1月1日~3日までの初詣客数はだいたい35万~55万人くらいなんだって!こんな大勢の人が行くんだからお正月は渋滞や混雑は避けようがないですね。通常時は境内の駐車場まで車が乗り入れられますが、初詣期間中は交通規制が入って境内の前の道路は歩行者専用道路となり周辺の専用駐車場から少し歩いて参拝に行く形となります。また1年を通して日祝日などは観光スポットとして、または御朱印めぐりの一寺として混雑する日もあるという人気のお寺です。




目次

境内の様子と見どころ

御朱印とお守り

行った感想と口コミ

【2023年】年末年始・初詣

アクセス、駐車場

ランチなど食事

周辺




境内の様子と見どころ

山門の様子

最初に目にするのは入口にある欅造りの山門。昔あった場所から今の場所げ移築したとの事。

見に行った後に調べてみたら、佐野厄除け大師(惣宗寺)は平安時代の944年に建てられた春日岡山転法輪院惣宗官寺が元だったそうです。944年ってピンと来ないですが、歴史上に菅原の道真が登場するのが894年ぐらい、古今和歌集ができたのが904年、940年平将門の乱と、大昔だった事がわかりました。そして鎌倉時代に伝教大師を宗祖と仰ぐ天台宗のお寺となり、1602年(徳川家康が征夷大将軍になる1年前)に今の地に移ったそうです。

この山門は屋根の所に葵の御紋もあったんですが、移築後改築されたのかな???

金鋼大梵鐘

境内に入るとまず目にするのが昭和59年製の「金鋼大梵鐘」、これは日本一大きい金の釣鐘なんだそうです。

記念撮影スポット

この日は金鋼大梵鐘が修理中で少しシートがかかってた状態でしたが、金の釣鐘と「さのまる」と一緒に記念撮影できるようにパネルが置かれてました。

菊花大会中の境内の様子

金の釣鐘の釣鐘から奥に「水子地蔵尊」のお堂、両脇の菊の花は11月頃お寺が菊花大会の会場になってるようです。

水子地蔵尊のお堂

水子地蔵尊のお堂の扉が少し開いていて中を見る事ができましたが、撮影禁止。金色に光った大きな仏様が眩しいほど美しかったです。

唐門

おっと!水子地蔵尊の横を見ると赤い立派な門が。

唐門の彫刻や装飾

見事な彫刻と装飾、まるで東照宮のようだ~と思ってこの赤い門(唐門)を周りを見回したら東照宮がありました。この唐門を含め拝殿、本殿、透塀は重要便家財なんだそうです。

佐野東照宮拝殿

この佐野東照宮は佐野厄除け大師の公式サイトによると「徳川家康公のみ霊(たま)が静岡県久能山より日光遷座の途中、元和三年三月二十七日一泊、
この仏縁により諸大名の寄進にて本殿等の造営が成り、江戸中期を代表する華麗、精緻な技巧
によって完成された。」とある。元和三年とは1617年、しかしすぐ近くにあった説明パネルには「1829年幕命により造営された」・・・・う~ん。でも山門には葵の御紋、東照宮といい惣宗寺が徳川家に縁深い寺というのがわかりました。後で調べてみたら、どうやら徳川家光公も参拝に来たお寺なんだそうです。

大師おみくじ

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拝殿と本殿

本殿へは近くに行けないようになってたので、遠目から見ても立派な社殿でした。個人的に東照宮ファンだから楽しめたけど、東照宮の御朱印はなかったなぁ。ちなみに5月16日と17日は佐野東照宮の例大祭があるそうです。

本堂

東照宮の左は水子地蔵尊、その隣が本堂と横に歩いて行けるようになってましたが、遠くから本堂のお姿を見たかったので、境内の駐車場側から見た様子。

パコダ供養塔と鐘楼

その本堂が見える位置には1658年に寄進された大鐘のある鐘楼とバコタ供養塔。

パコダ供養塔の説明書き

パコダ供養塔って何?と思いましたすぐ近くに説明パネルがあるからわかります。

田中正造扇の墓

田中正造扇の墓。誰なの~と思ったけど説明書きパネルもあって便利。佐野市で昔活躍された政治家さんでした。

馬頭観音

これがわからなかった・・・右端の石塔には「絹本著色釈迦三尊像」真ん中には「馬頭観音」と書かれてましたが・・・・像はどこ?どれ?

本堂

近くに行くと大きな本堂でした。

寺務所

本堂左隣の寺務所も立派な建物となってました。

本堂前の記念撮影スポット

寺務所の前には金色の麗水観音像と本堂も収まる位置に記念撮影スポットも用意されてました。

護摩が炊かれていた本堂

さて本堂では厄除け祈願中でしょうか?お経が読めれ護摩が炊かれてました。

そもそも厄除け大師って何?よく耳する弘法大師の事?わからないから調べてみたら慈恵大師という高僧で、その方が如意輪観世音の化身と云われ、その像を安置して厄よけなどの祈願をずっと長い間続けてたからだそうです。また佐野厄除け大師は関東三大師の一つとも云われてますが、これも調べてみたら・・・この惣宗寺と最近CMでも見かける前橋にある「青柳大師」と川越市にある「川越大師」の天台宗の3寺だそうです。ややこしいのは「関東厄除け三大師」というのもありこっちが弘法大師を祀る真言宗のお寺で東京足立区にある「西新井大師(總持寺)」と神奈川県川崎市「川崎大師(平間寺)」と千葉県香取市「観福寺大師堂」だそうです。

初詣に○○厄除け大師というCM見かけたりしますが、全部同じじゃなくて、慈恵大師を祀ってるのか、弘法大師を祀ってるのかの違いがわかりました。

祈願料金表

本堂前ではでは厄除け、方位よけ、家内安全、交通安全、商売繁盛、進学祈願などなどの御祈願を受け付けしてました。祈願料の違いは5000円が月祈願、毎日祈願で10000円、あと特別祈願がありました。特別とは5000円や10000円の人より特別待遇、俗に云うVIP待遇になるそうです。大体「お札が上等にランクアップ、本堂の中での案内が違う、護摩を炊く真ん前の席と座布団もランクアップ、お祈りの順番もファストパスのように早くなる、祈願は名前以外も読んでくれる、お土産もある」というような内容っぽいです。

本堂前のお釈迦様の像

さて私は本堂前の小さなお釈迦様に甘茶をかけて鐘を鳴らしてお参りしてきました。

本堂隣の小堂

本堂と水子地蔵尊の間にあった小堂。

御礼の気持ち奉納所自販機

御礼の気持ち奉納所自販機というものがあって料金は10円~10000円、出てきた券に名前、住所を書くと本堂に掲示してくれるとの事。

お掃除小僧さん

小堂の脇にはかわいらしい「お掃除小僧さん」が。後ろの自販機でタワシを奉納する形となってました。

春日稲荷大明神

最後に境内の駐車場の外れに「春日稲荷大明神」がありました。


御朱印とお守り

お守り所の様子

本堂前にお守り所があり多数のお守りが売られてました。

魔除けのお札

一瞬欲しくなったのはお堂にも貼られてた魔除けのお札?

お守りの自販機

お守り所が混んでたとしてもお守りの自販機もありましたよ。

お守りの自販機

中身はこんな感じ。

佐野厄除け大師(惣宗寺)の御朱印

御朱印所は本堂前の寺務所よりの場所。記帳はできずに書置きだけとの事で200円で授かりました。200円って私の場合今までの中で最安値。



行った感想と口コミ

佐野にはラーメンを食べに時々行ってたのですが、佐野厄除け大師に行ったのは初めてでした。行って初めて佐野厄除け大師の正式な寺名も惣宗寺とわかりました。

北関東では初詣に有名な所でCMでは沢山の初詣客も映ってやから大伽藍の広いお寺なんだろうと想像をしてましたが、行ってみたら正直思ってたより墓地を除く境内の広さが小さくてビックリ。しかも一通り境内の大型建造物を見渡すと寺務所の右が本堂、その右が小堂、その右は水子地蔵尊のお堂、その隣が東照宮と横一列にギュット並んでたというあまり見ない形でした。

この横一列の狭い所にお正月は初詣に近隣から何十万人もの大勢の人が来るんだから、人で溢れかえってる様子も想像する事ができました。帰りにお寺の目の前の大師庵でラーメン食べた時、女将さんが最近はあしかがフラワパークイスミネーションとセットで行く人が増えてきたからまた凄く混むようになったそうです。

今回は何も予習せずに現地に向かったたので、立派な社殿の東照宮(単に私が戦国と江戸時代が好きな為)があった事は感動。そしてお守りなどの自販機などがアチコチにあった事は驚き。お守りや御朱印って授かるものだから、ジュースと同じ感覚って・・・有難みがぁ~とも思いましたが、大勢の参拝客が祈願とお守りを一気に求めて来たら、大変な事になっちゃうからなんでしょうね。日光二荒山神社など日光の社寺のお賽銭はキャッシュレス対応・・・・・・こういう自動化の流れが宗教関連にも押し寄せてきた時代になってきたんでしょうね。

上の写真を見てもらってわかるように私が行った日は普段の日、多少の観光客はいましたが、騒がしくない穏やかな境内でしたが、佐野厄除け大師は普段の日でも日帰りバスツアーなどの立ち寄り先の一つにもなってるようで、何台かのバスツアーの方たちが来たら一気に本堂前は行列となった時も見かけましたよ。やはり人気あるお寺ですね。

さて、今回はどんな所なんだろう?という事とお正月に家族揃っていく時の為の駐車場の場所や渋滞除けなどを考える為に行きましたが、帰って家族に報告したら「あれ~この前用事があって近くまで行ったから子供と一緒に行って見てきたよ~」だって・・・・・・


【2023年】年末年始・初詣

厄除け(3000円、5000円、10000円)・方位除け(5000円、10000円)のご祈願受付時間予定。

12月31日8時30分~夜通し~1月1日7時まで。

1月2日と1月3日6時~18時まで。

1月4日~1月31日まで8時~5時。


アクセス、駐車場



佐野厄除け大師(惣宗寺):住所:栃木県佐野市金井上町2233 伝話番号:0283-22-5229

佐野厄除け大師(惣宗寺)へのアクセスは東北自動車道佐野SAスマートICから約4.4キロ車で約10分、佐野藤岡インターから約6.1キロ車で約11分。北関東自動車道佐野田沼インターから約6.3キロ車で約12分と佐野市にあるどこのインターから降りてもさほど時間は変わりません。*年始、祝祭日は渋滞してる時もあり。

JR佐野駅から約1.2キロ、歩いて約15分~18分。東武佐野市駅から約900m歩いて約10分~12分。

年始の初詣中は交通規制が入って境内前の道路は歩行者専門になります→佐野厄除け大師(惣宗寺)無料駐車場マップ

山門横の駐車場入口の様子

普段の日ならお寺の前の道は交通規制が行われていないので、山門の横から境内の中に車やバイク入れます。

境内の前の駐車場の様子

目の前に本堂などあるからこの駐車場が一番近いです。

佐野厄除け大師駐車場

境内の駐車場が埋まってても周りに沢山の駐車場がありました→佐野厄除け大師(惣宗寺)無料駐車場マップ

個人の有料駐車場

またお寺の前の通りには個人運営と思われる有料駐車場もいくつかありました。

ランチ、食事、お土産

佐野ラーメン大師庵

お寺の中に食事処などはなかったですが、山門前の通りにはランチや食事、佐野名物が食べられるお店が数店ありました。まず山門の目の前に佐野ラーメンのお店→大師庵で厄除けラーメンを食べた

麺屋らっかせい

「麺屋らっかせい」など境内から歩いてすぐ行ける距離にありました。

佐野市観光物産会館

山門の前の「佐野市観光物産会館」で佐野厄除け大師の名がついてたお土産屋が売ってました。

「佐野厄除け大師まんじゅう」「関東三大師佐野厄除け大師厄除け羊羹」

「佐野厄除け大師まんじゅう」「関東三大師佐野厄除け大師厄除け羊羹」

「佐野厄除最中」「佐野厄徐佐のもなか」「佐野厄除け大師茶」

「佐野厄除最中」「佐野厄徐佐のもなか」「佐野厄除け大師茶」

佐野ラーメンのお土産

佐野ですから佐野ラーメンのお土産もズラリ!

さのまるコーナー

さのまる関連グッズやお菓子なども結構広い売り場で沢山の種類のお土産がありましたよ。


周辺

銅造阿弥陀如来坐像の大仏

佐野厄除け大師(惣宗寺)の隣に「観音寺」というのがあります。歩いてすぐ。高さ3.13mの銅造阿弥陀如来坐像の大仏がありました。

弘法大師像

弘法大師像

佐野金毘羅大権現

また大黒天を祀る佐野七福神巡りの一つになってる佐野金毘羅大権現の社もありました。大黒天は金運アップ、運気アップと人生ポジティブになれる神様だから厄除け大師観光が終わったらこちらもお参りすれば運気上々の効果あるかも?

佐野プレミアム・アウトレットまで約4.3キロ車で約11分

あしかがフラワーパークまで約5.1キロ車で約9分


 

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