少林山達磨寺(七草大祭だるま市)に行った
少林山達磨寺に行ったよ
福ダルマ発祥の地と親しまれ約220年前から続く毎年年明け後に行われる少林山七草大祭だるま市はテレビ各局で報道されるなどお正月の有名な風物詩となってます。
だるま市とともに紅葉の名所としても有名でおそらく群馬で一番名が知れ渡ってる寺かも知れませんね。
でも2017年からかつての人出、かつての賑わいがなくなってしまいました・・・・・激混み、渋滞がしにくくなったから私みたいな遠くから行く人には助かりますが、昔と比べると寂しい感じはしてしまいます。
以前は高崎のだるま市=少林山七草大祭だるま市だったんですが、ある事情から少林山とだるま組合が分裂して、市街地でだるま市、そして少林山でだるま市と2つに割れてしまったので人出が少なくなったみたいです。
さて、毎年少林山七草大祭だるま市は1月6日と7日に開かれます。7日は霊符尊れいふそん光臨こうりんの吉日であり、また世界平和を祈願する大般若経だいはんにきょう六百巻の転読てんどく法要が厳修されるので7日がメイン、6日は前夜祭という感じだそうです。
目次
・2019年少林山七草大祭だるま市
・2018年の様子と感想と口コミ
・2017年の様子と感想と口コミ
・御朱印もらうには
・【2023年】年中行事
・【2023年】桜と紅葉の見頃は?
・黄檗宗少林山達磨寺パンフレット
・アクセス、駐車場
2019年だるま市の様子と感想
平成31年の少林山七草大祭だるま市は2019年1月6日(日)・7日(月)です・・・・日曜日のほうが混むかな?
1月6日20時から少林山星祭能開演
交通規制
2018年の様子と感想と口コミ
2018年の少林山七草大祭だるま市に行ったのは1月6日(土)で現地到着が11時30分くらいでした。初日が始まったばかりの時間帯ですから一回も渋滞なし、スムーズに橋の下の臨時駐車場に到着しました。
歩いててもまばらに人がいる感じでした。
早速、去年買った小さな達磨さんを渡しましました。一昨年より1年マシだったのは達磨さんのおかげだったのかも?
そしてお参り~
去年より一回り大きいですがそれでも小さい達磨さんを求めました。
そして達磨堂で去年と同様に開眼してもらいました。達磨組合のテントも去年と同じ場所に一つ、あとは少林山の売店や寺務所でしか達磨さんを求めるしかなく、ずら~と並んでた達磨テントが懐かしい・・・
お寺で達磨さんを求めると裏にお札が。達磨組合のテントで求めると裏は何もないから、開眼供養の時は札分少し納める額が多くなります。
少林山七草大祭だるま市のお楽しみはグルメ。
沢山露店が並んでてどれ食べようか迷っちゃう。しかもそんなに並ばなくても買えるというかこの日は並ばなくても替えました。
去年と違うのは、イスとテーブルが用意された食べる所に屋根のあるテントがあった事。この日は良い天気でしたが少し雨が降ってても屋根があると助かりますよね。
白はまぐりのお吸い物~ダシが効いてて美味しかった~
イカ焼き
ハラミ串やラーメンなど丁度お昼時だったから食べまくって帰る事に。
中の細かな部分は2017年の覧と同じなので割愛、下に2017の様子があるのでそちらを見てください。
基本的には去年と同じ感じの少林山七草大祭だるま市でした。
帰る時に手水舎では参拝客の長い列ができれましたが、初日だからか?境内にそんなに沢山の人はいなかったです。
2017年の様子と感想と口コミ
七草大祭だるま市当日は交通規制が敷かれていて国道18号線から橋を渡って行ける道は封鎖されていて結局安中方面のほうから回り込む形で各交差点に配置されてた警備員の誘導にて河川敷の臨時駐車場に停める事ができました。
達磨寺から少し離れてしまいましたが、ダルマ市だから仕方ないですね。
七草大祭だるま市は6日と7日(午後5時まで)に開催されてますが、7日の午後2時ぐらいなので人も少なかったです。
総門近くには達磨寺の説明書きと境内図がありました。
黄檗宗(禅宗)少林山達磨寺縁起「昔、碓氷川のほとりに観音様のお堂がありました。ある年、大洪水のあと光る物があるので、里人が不審に思って見ますと香気のある古木でした。これを霊木としてお堂に納めて置きますと、延宝年間(1680年ころ)一了居士という行者が信心を凝らして一刀三礼、この霊木で達磨大師の座禅像を彫刻してお堂にお祀りしてました。」
なるほどこれがこの寺の始まりだったんですね。
「まもなく、達磨大師の霊地少林山として知られると、元禄十年(1697年)領主酒井雅楽頭は、この地に水戸光圀公の帰依された中国の帰化僧心越禅師を開山と仰ぎ、弟子の天湫和尚を水戸から請じ、少林山達磨寺(曹洞宗)を開創しました。」
なるほど水戸黄門様ゆかりの寺でもあるのですな。
「享保11年(1726年)水戸家は、三葉葵の紋と丸に水の徴章を賜い永世の祈願所とされました。のち、隠元禅師を中興開山に仰ぎ、黄檗宗に改め以来宝灯連綿として今日に至っております。」
と達磨寺の勉強終了っす。
境内案内図です。
ドローン等無人飛行機の使用は禁止ですの看板もありました。
少林山達磨寺ポケモンストップのようで「境内にはジムといくつかのポケモンストップがありますが、境内は公園でなく神聖な場所です。ポケモンを探す時は以下のマナーを守りましょう」と注意書きもありました。
総門をくぐりました。
総門をくぐると上のほうまで続く石段が見えました。
4段階に分かれてますが合計153段もあり、急だから途中から疲れて結構キツかったです。
鐘楼の下をくぐれば石段上り終了です。
後ろを振り返ると急な石段という事がわかります・・はぁ疲れた・・・
鐘楼にある鐘は鳴らす事もできるとあってこの日は列ができてました。
石段を登りきると右手に寺務所がありました。
お守りもすらりと揃ってました。
ダルマさんもずらりと置かれてました。
中は納経受付や達磨の開眼をする人がまぁまぁいました。ここでオリジナル達磨寺御朱印帳もありましたが、御朱印をもらうには写経をしないといけないというのが大変。苦労した後に頂ける御朱印は有難いのですが・・・
鐘楼を挟んで寺務所の反対側に大講堂がありました。その奥にトイレがあります。
放生池の横に見える石段を上がって本堂に行きました。
石段前に手水舎がありました。
本堂前にある最終石段を登りました。
本堂である霊符堂に着きました。この日は古い達磨を持ってる人は右、参拝は左に言ってくださいとアナウンスがありました。
まずはお参りをしました。
古い達磨も山高く置かれてました。
今年はダルマを売ってる民間業者はたったの1テント・・・
達磨寺と露店側とこのダルマ市開催を巡ってのトラブル勃発で発電機関連の電気の使用を巡り露天商団体との折り合いがつかず、団体側が出店を取りやめたそうです。毎年出店してきた県達磨製造協同組合も露天商側に配慮して出店を取りやめることになったそうで、たったの~となってしまったようです。
ニュースでも毎年取り上げられるダルマ市ですが、それを見た私の親父の第一声「なんだこれは?人が全然いないじゃん」昔親父は若かりし頃達磨寺のダルマ市関係者だったから、この混んでいないダルマ市の様子ニ「ビックリしたそうです。またインテビューでも「寂しい」と毎年来てた人も嘆くほど例年に比べたら閑散としてたダルマ市だったようです。
今年は1日に高崎市もダルマ市を市街地で開催したので・・・・ダブルパンチで人がいなかったのでしょうね。
来年もこのトラブルが解決せずに、また便利な市街地でダルマ市が開催されたら・・・もしかしたら総門入口に書いてあった「連綿として今日に至っております」は段々と・・・今の住職の代からあんなに凄かったダルマ市が廃れていく可能性もあるのではないかと親父は残念そうに語ってました。
1テントしかありませんでしたがカラフルなダルマが沢山ありました。
ダルマの色によって願い事も違うようです。
金色のダルマは光り輝いていて綺麗でした~金運アップに効くとか。銀色も光輝いてて綺麗でした。
このテント以外のお店でダルマを購入するとなると先ほどの寺務所と本堂にあるココです。
ダルマの形をした絵馬もありました。
だるまみくじという達磨さんの形をしたおみくじもありました。カラフルなダルマも達磨寺に置いてましたが小サイズは売店にありますとの事で売店に移動しました。
売店で小さいダルマを買いました。
大きな達磨が置かれている横が達磨堂です。
達磨堂内部は撮影禁止でこの中には日本中の色々な形をした達磨やかけ軸など一種の宝物館のような感じでした。
そして超小さい300円で買ったダルマの開眼をしてもらいました。
達磨堂の中にお坊さんが2人いてお経と願い事?を唱えてくれました。
達磨寺で買ったダルマは開眼300円でしたが、達磨寺以外で買ったダルマの開眼は500円でした。
開眼してもらうとお坊さんの墨で小さく目が書かれました。家に帰って自分でもっと大きく書くように言われました。
背面にはお札が貼ってありました。
小さくても開眼してもらったダルマとそうでないダルマでは心持ちが違いますね~。
大切にしなくては。
連れは紫色のこの同じサイズのダルマと実家用に一回り大きい赤いダルマ両方を開眼してもらってました。
ちなみにニュースでやってましだけど一番大きいダルマはこのサイズで35,000円だそうです。
ダルマさんの開眼も終わったので次の楽しみは露店ですね。
露天商団体と折り合いがつかず出店取りやめとあったのですが約95店舗のお店が連なってました。
でも親父に言わせると例年から比べるとたったの95店しかないの~だそうです。
95店舗もあれば十分色々なグルメがありどれ食べようかと迷ってしまいました。
行くのが遅すぎて寺務所前のテントぬある七草がゆは売り切れだったようで。。。残念。
クリワッサンたい焼きってどんなの?とか秋田にきりたんぽや飛騨牛コロッケなどなど全国各地のB級グルメ勢ぞろいなんじゃない?
旨そうでしょう。
地元桐生うまいもん合戦よりよっぽどグルメの種類あるし、そんなに並ばずに買えるからコッチのほうがいいな~と。
ラーメン売り切れ・・・残念。
七草大祭だるま市自体が終わる時刻が迫っていたので値引きも大きかったです。
サーロインステーキ注文したら牛タンもおまけにもらい~あと鬼盛り焼きそばと連れが牛串を買ってきました。
カニ汁も食べました。
テーブルもイスもゴミ箱もあるから達磨寺のグルメ露店での買い食いはいいですね。
散々食べた後は観音堂でお参りしました。
ここには電飾でできた記念撮影スポットも用意されてました。
御本尊である十一面観音菩薩に手を合わせました。御利益は安産、縁結び、子授け、厄除けです。
瓦ぶき屋根に厚みもあり重厚感ある観音堂で素晴らしかったです。
冬は葉っぱもないので景色もよかったです
観音堂前の石段をくだり帰りました。
夜は夜でこんな感じ
夜でも昼でも今年は人出が少なかった少林山達磨寺のダルマ市でした。
少林山七草大祭だるま市のチラシ~能やコンサートもあったんでうね。
御朱印もらうには
御朱印帳を持参して寺務所に行ったら「御朱印は写経を収めた証明印です」と。ちょうど前に写経を手渡して御朱印をお願いしてる方もいました。
黄檗宗少林山達磨寺では昔ながらのというより、御朱印とはそもそも写経を収めた人だけもらえるものですから、時代が変わってもそれを継承してるみたいなので諦めました。
寺務所では納経帳が置いてありました。
【2023年】年中行事
1月1日~初詣
1月6日 七草大祭だるま市(14時安全祈願祭)
1月7日 七草大祭だるま市(10時大般若転読法要)
1月15日 達磨お焚き上げ供養法要(11時)
2月15日 釈尊涅槃会
4月第1日曜日 西毛茶道会大茶会
4月3日 宗祖(隠元禅師)忌
4月8日 花まつり釈尊降誕会
5月3日 法城院花まつり子供会
8月24日 派祖(潮音禅師)忌
9月30日 開山(心越禅師)忌と心越禅師墨蹟展
10月4日 高崎駅だるまの詩壁画払拭会
10月5日 達磨まつり会
12月8日 釈尊成道会
12月15日 屋敷稲荷まつり,すす払い
12月22日 冬至星祭り日
12月24日 タウト忌
12月31日 大晦日・除夜の鐘
【2023年】桜と紅葉の見頃は?
少林山達磨寺の桜は主に石段周辺にあります。桜の見頃は3月下旬~4月下旬、少林山達磨寺の場所は山間部ですがあまり標高がない為高崎市街地及び周辺が見頃になりそうな時は、達磨寺も見頃の確率高いです。
少林山達磨寺は群馬県でも有名な紅葉スポット!見頃は11月中旬~12月上旬ですが、11月下旬辺りがモミジが映えてる可能性が高いです。
黄檗宗少林山達磨寺パンフレット
ダルマ買ったらパンフレットもらいました。
達磨寺の見所が書かれてました。
アクセス・駐車場
少林山達磨寺:群馬県高崎市鼻高町296 電話番号:027-322-8800
高速で行くなら関越自動車道前橋インターから国道17号高崎方面に行き国道18号に行くと左手にダルマのオブジェが出てくるので案内標識を左に曲がっていき達磨寺を目指すと付近の駐車場に行けます。前橋インターからなら約10キロ、約20分と道もわかりやすいです。
高崎インターからだと約10キロ、高崎の街中を通る感じになるので時間は約30分弱と前橋インターより時間的にはかかるかと。
公衆トイレのある第4駐車場(2018年だるま市は前の道が規制されて利用不可でした。)からだと総門をくぐって石段を153段上ります。
第3駐車場から上の駐車場は本堂前、本堂裏に出るので石段を殆ど上らないかまったく上らないところに出ます。ただここは近いから駐車待ち渋滞しやすかったです。
歩く距離は長くなりますが、橋の両脇にある臨時駐車場が少林山七草大祭だるま市の時は停めやすい、帰る時は車を出しやすいと思います。
コメント/口コミ