雪国の宿高半で日帰り温泉と霞の間見学した
雪国の宿高半(たかはん)で日帰り温泉と霞の間見学した
雪国の宿高半は越後湯沢温泉発祥の裏の洞窟から湧き出る源泉をかけ流してる温泉が自慢の宿で、昔「高半旅館」という名称の宿の時、川端康成が雪国を執筆した宿としても有名でその客室「霞の間」は当時のまま館内に残されていて見学もできる、高半の創業は平安時代の1075年、「高橋半六」が発見した源泉が元で新潟県で一番歴史がある企業として認定されていてる。高半の名前の由来もわかりますね。
雪国の宿高半
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢923 電話:025-784-3333
日帰り温泉料金(見学可):大人1000円子供500円(フェイスタオル販売200円レンタルバスタオル200円)
見学だけの料金:大人500円
日帰り温泉営業時間:13時~17時(受付16時まで)
男湯:内風呂2、サウナ、水風呂
女湯:内風呂1、露天風呂1、サウナ
休憩処:あり
泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
駐車場:無料
目次
・泉質と効能(適応症)
・大浴場(男湯/女湯)
・湯上り休憩所
・川端康成雪国「霞の間」見学
・雪国の宿高半に行った感想
・アクセスと駐車場
泉質と効能(適応症)
大浴場に掲示されてた温泉成分分析書(平成25年11月21日付け)
源泉名:湯沢温泉「湯元」、裏の洞窟から湧き出てる湯沢温泉発祥の源泉
ちなみに、お隣の宿「一望千里御湯宿中屋」もすぐ近くの共同浴場「山の湯」も同じ源泉を利用したかけ流し。
泉温:44.3℃
pH値:9.4
泉質:単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
ガス性のものを除く溶存物質:329.9mg/kg(参考:一般家庭入浴剤は大体250mg/kg)
泉質別適応症:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性皮膚炎、皮膚化膿症(硫化水素型については、末梢循環障害を加える)他に一般的適応症あり
加水なし/露天風呂は冬季のみ加温/循環ろ過なし/塩素剤混入なし
大浴場(男湯/女湯)
日帰り入浴代金をフロントで支払うとスタッフが館内見学できる川端康成文学資料館などの場所を一緒に行って案内、そして湯上り処の休憩所と大浴場入口まで説明と案内をしてくれました。
大浴場入口前に貴重品入れロッカー
手前が男湯、奥が女湯
男湯「お六の湯」
脱衣所は畳敷きだから裸足で歩いても冷たくなくフカフカしてて気持ち良かった。100円玉を必要としないロッカーと脱衣カゴがあって、棚やロッカーの棚が低いので窓から外光が入ってきて明るく綺麗で清潔感ありました。
洗面台にドライヤーや使い捨てカミソリなどもありましたが、別に化粧台もあってそこに整髪剤などのアメニティ、ドライヤーもありました
広々とした綺麗な浴場で熱湯とヌル湯二つの内風呂
大型の窓から光が注ぎ込み明るく開放感あった
壁面に洗い場
サウナも大型(15時~21時)
打たせ湯のように冷水が流れ込む山の清水を使ってる水風呂
女湯「桂姫の湯」
女湯脱衣所、棚の下にヒーターがズラリ!真冬でも温かそうな室内、脱衣カゴの他に100円玉を必要としない無料ロッカもある
奥に洗面台と手前棚にアメニテイ「歯ブラシセット、使い捨てカミソリ、櫛」
洗面台に化粧水などのアメニティ
広々とした浴場で内風呂1つ
浴槽の淵の一画は畳敷きで寝そべる事もできるようになっている
壁面に洗い場と露天風呂への出入り口
サウナ(15時~21時)
露天風呂、浴槽の淵は浅くなっていて座って下半身だけ浸かってユッタリできるようになっている
入浴しながら山や木の景色を楽しむ事ができる
全体的な造りは昔風情があって温泉情緒が楽しめ落ち着ける空間でユッタリ入れたと一緒に行った友達が話してました。
湯上り休憩所
男女別大浴場の手前に卓球もあった湯上り休憩所
夏に行ったのでカキ氷もセルフで作って食べられるようになっていたし、冷たい麦茶や冷水などあった
奥に座敷席がありユッタリと休憩できた
川端康成雪国「霞の間」見学
川端康成文学資料館入口手前はかなり広い読書スペース、漫画から小説幅広い蔵書だった。
文学資料館は川端康成に関する資料がズラリ
文学関係以外にも江戸時代の宿帳や上杉謙信公甲冑写や上杉家出城坂戸城の欄間彫刻など歴史的価値のあるものも展示されていた
川端康成が湯沢温泉や高半旅館にいた時の写真や駒子のモデルになった人の写真や資料がズラリ
川端康成が昭和9年~12年の約3年間に数回過ごしたとされる「かすみの間」へ
見学者もこの部屋に上がる事ができるようになっていたのはビックリ!雪国を執筆したテーブルは脚部分も変わった形をしてた、一度高半に来ると1日~1ヵ月ほど泊まってこの「かすみの間」で雪国を執筆したそうです
窓から見えた雪景色を見ながら書いたのかな~!
川端康成雪国資料館は豊富な展示があるから好きな人はじっくり見て回ると見学所要時間は1時間くらいかかるかも?というほど濃い内容の展示でした。私の見学所要時間は15分くらいでしたけど・・・
雪国の宿高半に行った感想
雪国の宿高半で日帰り温泉客として行ったワケですが、宿のカガミという感じの接客サービス、お風呂の場所まで一緒に説明してくれるだけでなく、川端康成文学資料館と霞の間の場所と簡単な説明までしてくれた。日帰り入浴客として行った宿で大浴場まで一緒に行って案内してくれた宿はココが初めて。
お風呂は源泉かけ流しにこだわり、男湯は以前打たせ湯があったようだが、循環ろ過式となってしまうため、水風呂に変更したそうです。
湯量も豊富で湯舟の蛇口からはジャバジャバと源泉が出てくる。裏の洞窟から湧き出てる源泉(この宿の御先祖高橋半六翁が発見)はお隣の宿「一望千里御湯宿中屋」もすぐ近くの共同浴場「山の湯」などと共有してるそうですが、湯量は雪国の宿高半が一番多いと関係者から聞いた事がある。
アツカリ性の温泉成分だから肌ざわりがヌルヌルと卵の湯、微かな硫黄の匂いもして、それでいて単純温泉だから湯あたりしにくいのでノンビリ、まったりと温泉に浸かる事ができた
湯上り後は休憩所でカキ氷いかがですか?と宿の若いスタッフに声をかけられセルフの作り方も教えてくれたりと、ここは人に優しい素晴らしい宿という印象を受けた、次回泊まってみたい宿の一つとなった
雪国の宿高半の
アクセスと駐車場
雪国の宿高半:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢923
雪国の宿高半へのアクセスは関越自動車道湯沢インターから約3.8キロ車で約5分
越後湯沢駅から約1.6km歩くと約22分、ガーラ湯沢駅からは約817m歩いて約11分、湯沢高原ロープウェイ山麓駅から約1km歩いて約13分
高半旅館建物前に無料駐車場がありますが、玄関前の駐車スペースはお隣、一望千里御湯宿中屋の駐車場だから注意。
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