高山陣屋に行ってきた

高山陣屋に行ってきた

私の中では飛騨高山旅行で外せない観光スポットになります。高山陣屋とは江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置したお代官様がいた所になりますが現存する代官所で唯一この高山陣屋だけが当時の姿を見る事だできる場所でもあるんです。そして、最新の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、二つ星を獲得したところでもあります。
　★★二つ星とは観光で寄り道する価値があるとされてるところであります。だから外国人の観光客も大勢いました。まぁ高山じたいどこ行っても外国人の観光客が多かったですけどね。

高山陣屋はこの有名な赤い橋、中橋のそばにありました。

陣屋前朝市として毎日朝市が開催されてるらしいですが、私は宮川朝市だけ行ってこちらは寄りませんでした。

この日も夕方４時くらいに行ったので、朝市のお店は全て撤収されていました。

江戸時代にタイムスリップしたようないい雰囲気でワクワクしました。

現存してるんですよ～凄くないっすか。

勿論国の史跡です。

入口で入場券を買って中に入りました。

門のところは門番所がありました。よく時代劇でも見る門番の姿が頭に浮かびました。

記念撮影スポットがすぐあるので、まずは１枚撮ってもらいました。

さーこれから建物の中に入ります。まぁまぁ敷地は広いっすね。

中はいくつも部屋があり、どんな役目の部屋だったか書いてありました。

沢山の部屋がありました。昔の大きな家って迷路みたいでよくお役人は迷わなかったなぁ？と。

広間はとても広く、天井も時代を感じます。この部屋でちょんまげをしてる武士たちが大勢座ってたんですね。

ここは代官所ですから、お裁きの場があります。

罪人に拷問をした抱き石などがありました。

ひゃ～痛そうです。

高山陣屋は役所と代官の住処の役宅が続いてます。時代劇鬼平でも役宅という台詞が出てきますよね。この時代代官、要するに一番偉い首長は役所の隣に住めてたんですから通勤時間ゼロ。羨ましいですね。上の写真はその奥方さんの部屋です。

こちらは郡代の台所、要するに首長の食事の為に女中が使う台所。

で、こっちは女中が食べるものを作る台所。なんて非効率で生産性の悪い事をしてたんだ～と思いましたが、それだけ身分制度が厳しい時代だったんですね。

身分で作る料理は違うと思ってましたが、まさか台所まで別だったとはこの時初めて知りました。

とにかくここは昔のままに色々な部屋がありました。勿論便所も。

こっちのほうは撮影禁止ゾーンでした。

私の場合順路に沿ってあるいて見て説明的なパネルなど殆ど読まなかったので30分強の所要時間で見て回った感じです。

端から端までゆっくり、じっくり見ても1時間～1時間半の所要時間で回れるんじゃないかと思います。

高山陣屋　DATA

住所：岐阜県高山市八軒町 1-5

電話番号：0577-32-0643

営業時間：8時45分～17時まで（3～7月・9～10月）8時45分～18時まで（8月）8時45分～16時30分まで（11～2月）

定休日：12月29日・31日、1月1日

入場料：大人430円、高校生以下無料

高山陣屋には専用駐車場はありません

さんまち周辺の道路沿いには所どころ時間貸しの駐車場がありますので、そこに停めてから歩いたほうがいいです。

高山駅周辺に駐車したとしても駅から約10分ほど歩く距離です。