高山祭屋台会館に行ってきたよ
高山祭屋台会館に行ってきた。
高山祭は高山祭は、毎年春の4月14~15日の「山王祭」と秋10月9~10日の「八幡祭」がありますが、祭当日はテレビでも全国ニュースに出てくる有名なお祭りですよね。
16世紀か17世紀に始まったとされる伝統の高山祭の屋台行事は重要無形民俗文化財に登録されてます。
いつか見たいとずっと前から思ってましたが、なかなか行けなく、結局初の高山旅行はお祭りに関係のない日に来ました。
でも、高山の人は親切です。高山祭屋台会館ではテレビにも出る有名な屋台が目の前で見られるようにしてくれてるんですから。
祭の雰囲気は味わえませんが、伝統ある屋台が見られるのはほんと、ありがたや~ありがたや~。です。
私は宮川朝市を歩きながら高山祭屋台会館まで歩いて行きました。
50台停まれる専用駐車場もありましたが、さんまち周辺の駐車場に停めてブラブラ散策しながら歩くのも楽しいかと思います。
高山祭屋台会館の方向に歩いてると至る所にこの道案内の看板があるので迷う事はないかと思います。
歩くと色々発見できて楽しいです。こんな風情あるところも見つけました。
高山祭屋台会館のそばにはこんな街並もあるんです。高山ってさんまちだけが古い街並みではなくいたるところにあって私は気に入りました。
櫻山八幡宮の鳥居が見えてまいりました。高山祭屋台会館は鳥居をくぐったあとにありました。
左側に高山祭屋台会館がありましたが、先に櫻山八幡宮をお参りして帰りに寄ったのですが・・・チト失敗。
高山祭屋台会館の入口は左ですが、内部は階段で上がる構造になっていて、出口は櫻山八幡宮の境内の中でした。
だから、私は2回上がって2回この写真の階段を下ってきたという事に・・・・・
お参りするならお参りの前に高山祭屋台会館に立ち寄ったほうがいいです。
高山祭屋台会館は割と大きな建物でした。そりゃそうですよね。中に大きな屋台が入ってるんですから。
入口で入場料820円を支払い中に入りました。
割引クーポンを使うと750円になりました。
入場料を払い中に入りました。中に入る時に巫女さんに「ガイドがありますのでよかったらお待ちください」と言われ奥のベンチに腰掛けました。
巫女さんに説明案内の所要時間はどれくらいですか?と尋ねた所12分くらいとの事でした。
この説明案内がなかったら5分もあれば見られちゃいますが、ガイドしてもらって説明聞いたほうがより屋台の素晴らしさや歴史観や壮大さがわかり為になるかと思います。
待ってる間今度は別の人に「写真撮影しますよ。無料です。出口で記念カード差し上げます」との事でしたので撮影もしてもらいました。
何人か説明ガイドの巫女さんがいて前のグループと感覚を空けてる感じでしたが、待ち時間は少なかったです。
中に入り、巫女さんによる説明が始まりました。
まずは入ってすぐの神輿の説明でした。
明治8年一度焼けたそうですが、明治21年から5年の歳月をかけて作り直したそうです。重量2.5トンもあるそうです。ミニバンより重いの皆で担いでたんですね~
見慣れた紋章があります。てっきり菊の御紋かと思いましたが、同じモノではマズイのでこちらは花びらが1枚ワザと多くしてあるそうです。ただこの神神輿という大神輿はお祭りにはもう出ないそうでこの高山祭屋台会館でしか見られないそうです。
神楽台です。
ガラス越しですが目の前で見られるので大きさがマジ大きいので大迫力です。
しかも綺麗です。
各屋台の装飾も素晴らしいです。
桐生にも桐生祭に出る似たような大きさの屋台があるのですが、金箔装飾でなく木そのものの色で年代ものなのでちょっと地味というか時代を感じる一品ですが、高山祭の屋台は煌びやかで細かな装飾が素晴らしいです。巫女さんの案内ガイドでは各装飾の細かい部分まで説明してくれました。
ココに来て説明を聞かないとかなり損です。
見るだけじゃなくどんなに凄い技法か色々教えてくれます。ただし・・質疑応答の時間はありませんでしたが。
屋台を見る場所はこのガラスの囲まれた一画しかないので、細かい説明を聞かずに見るとあっという間に見学終了になってしまいます。
各屋台にはこのような説明案内版があるのですが、ここに書かれていない事や高山祭りでの屋台の重要ポジションまで説明してくれます。
屋台のある巨大なガラス張りの囲いの中にどうやって入れたんだろう?という謎はここからです。高山祭になるとココから展示してある屋台が出てお祭りに出るそうです。この扉も大きいかったです。
ちなみに高山の街を散策してると、こういうお祭り用の屋台が入ってる場所を結構見かけました。
スロープを登って二階部分から説明です。
からくり人形のある屋台です。このカラクリも説明してくれました。
美しく細かい~まさに芸術。
彫刻も凄かった~。
ここで巫女さんによる観光ガイドは終了です。
説明聞いてたら高山祭見たくなってきましたよ。ホントに。
あとは祭りの衣装や宝物を見て高山祭屋台会館の観光は終わりです。
出口を出る手前で入口で記念撮影してもらった記念品をもらいました。
記念品無料でもらいました。これで~~す。なお写真だけは別途1,000円で販売してました。
出口を出ると櫻山八幡宮の本堂の目の前とに出ます。私は先にお参りしてから高山祭屋台会館に行ったのでまたここに来てしまいました・・・・
なお、この境内に桜山日光館というのがあり屋台会館の入場券で見学できるようです。そこは日光東照宮の模型があるようです。
私は桐生人なので日光は近く実物を何度も見てるのでパスしました。
高山祭屋台会館パンフレットより
屋台紹介。なお、展示してる屋台は時期で毎回違うようなので、私が行って見て説明されたのと違う屋台の可能性大です。
鳳凰台という大きい屋台があれば改修に約8億円もかかってるんだそうです。ビックリ!!
高山祭屋台会館 DATA
住所:岐阜県高山市桜町178
電話:0577-32-5100
休館日なし、年中無休
営業時間:3月~11月、午前8時30分~午後5時・12月~2月、午前9時~午後4時30分
入館料金:大人820円・高校生510円・小人(小中学生)410円
割引はこちら(大人750円・高校生450円・小人(小中学生)350円)
駐車場あり50台 1時間300円。この辺は一方通行だらけですので行く場合は注意しましょう。なお櫻山八幡宮の参拝者駐車場利用できるようです。
公式サイト
本場の祭礼行列が町を巡り神社に帰っての境内でのイベント模様から屋台の曳き廻しまでを楽しめました。
屋台が曳き別れ歌「高い山」を唄いながらそれぞれの屋台蔵へと帰って行くのは、情緒豊かなお祭りでした。
10月9日・10日開催です。