豆富懐石猿ヶ京ホテルに泊まった
敷地内に豆腐工場があり、その豆腐を使った豆腐懐石が看板メニューの猿ヶ京ホテルは赤谷湖を眼下に望む高台にある大型ホテル。毎日20時から大女将が語る民謡や餅つき大会が有名である
豆腐懐石猿ヶ京ホテル
住所:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1171 電話:0278-66-1101
建物:6階建ての本館と別館と湯殿は連絡通路で繋がっている
客室数:49(和室/和洋室/露天風呂付客室)
施設:男女別温泉大浴場(露天風呂/内風呂/サウナ/水風呂)、貸切風呂2ヶ所、ダイニング、カラオケラウンジ、売店、喫茶処、会議場、大宴会場(162畳)、小宴会場(120畳)など中小宴会場6ヶ所、15mプール(夏季のみ)
駐車場:無料(宿前や周辺70台分、電気自動車充電器あり)
宿泊者上毛高原駅までの送迎あり
基本チェックイン15時チェックアウト10時
館内無料WIfi客室無料WIfi
一番近いコンビニ:ローソン群馬赤谷湖畔店(歩きなら約15分車なら約3分)
目次
・チェックイン
・館内図など
・部屋とアメニティ
・食事
・大浴場
・貸切風呂
・民話と餅つき
・館内施設など
・泊まった感想
・アクセスと駐車場
チェックンイン
エントンスには駐車誘導兼お出迎えスタッフがいてフロントまで案内してくれました
手入れされた中庭もあり和を感じた通路
左側の建物が豆腐工場、右がホテル入口
広く綺麗で清潔感あるロビー
ソファに誘導されおしぼりとお茶の提供を受けながらチェックイン手続きと夕食時間の選択(この日は18時、18時30分、19時)、朝食時間の選択(この日は7時~8時の間だったかな?)終了後仲居さんに食事処やお風呂や民謡餅つき大会の場所や時間、その他の施設の説明を受けながら部屋へ案内されました。
館内図など
猿ヶ京ホテルの敷地図、本館、別館、湯屋(民話の湯)と与謝野晶子紀行文学館(有料)がある
それぞれ連絡通路で結ばれてるが、本館1階より階段を下り別館、別館より階段を上がって大浴場のある湯屋へ繋がってた
部屋とアメニティ
予約時に赤谷湖が見える部屋を指定、泊まった部屋は和洋室、角部屋でラッキー
綺麗で清潔感あり落ち着く雰囲気の客室だった、奥にTV、空の冷蔵庫、ポットやお茶セット、テーブルにお茶菓子、テーブルにアルコールドリンクメニューが置いてあってビールなどは部屋に届けてくれるとの事
セミダブルベッド、寝心地よく朝までグッスリ、ベッドの間のテーブルの下にセイフティボックス
洗面台にはドライヤー、MJスキンローション、MJミルキーローション、MJヘアトニック、Mjアフターシェーブローション
歯磨きセット、髭剃りなどのアメニティ
入らなかったけど客室風呂
シャワートイレ
クローゼットの中にあった男女で色が違う浴衣やタオルや靴下、お風呂に持っていくビニール袋や篭
個人的には明るく好みの浴衣
部屋の窓から見えた赤谷湖、台風の影響で水は濁ってたが朝焼けの赤い山々の姿は美しかった。国道も下に走ってるがトラックの音なども殆ど聞こえず、防音はできてた部屋だったと思う。
この部屋は6階建ての5階、最上階6階には貴賓室や特別室、露天風呂付客室があるとの事
■広め和室客室、檜の露天風呂客室貴賓室風花、茶室付き貴賓室、和室ベッドルーム客室、和室写真ギャラリー
食事
夕食会場は2階
食事処は畳敷き、明るく清潔感もあり、お隣のテーブルに間隔もあった
飲み物メニューの一部、他にもワイン、サワー、日本酒、焼酎、ノンアルコールカクテルなど様々なドリンクがあった
この日は「秋の味覚拾い」という懐石料理、最初に用意されてたのがこれだけで後は造りたての料理が都度運ばれてきました。食前酒は「ざくろ酒」、真ん中のお皿は「豆腐屋で作る蒟蒻四種(黒胡麻、白胡麻、海苔、高原野菜)」特製味噌ドレッシングのサラダ仕立て、揚げたこんにゃくにそれぞれ味があって、パリっとした食感
猿ヶ京ホテル名物豆腐三珍「白胡麻、スモーク、柚子」スモークされた豆腐はチーズのような食感、味もチーズに近かった
かんぱち、甘えび、焼きホタテのお造り、刺身がある網下には氷もあり冷たくてサッパリ、刺身も新鮮で旨かったし、見た目も美しかった。
熱々の秋のスープは「枝豆とカブラの豆乳スープ、中に海老真丈、焼き栗麩、しめじ、南瓜などが入ってた
席について火をつけてゆっくり温められてきたのは卓上汲み上げ湯葉
目の前で湯葉ができて、作りたてが食べられました。柚子餡のタレと山椒も用意されてましたが、そのまま食べても美味しかった。湯葉の取り方などはスタッフの方が親切に教えてくれたし、3回ぐらい湯葉ができて食べられた
豆乳しゃぶしゃぶは群馬麦豚と群馬もち豚バラと下仁田ポークがあり味比べができるようになってて自家製胡麻ダレにつけて食べました。豆乳しゃぶしゃぶを出す温泉宿は多いけど、食べ比べられるように別々の肉を用意してたのはココが初めて。
左は秋味柚庵焼き、鶏つくね柚子胡椒、厚揚げ田楽味噌、笑い栗、エリンギ、いちょう丸十、松葉がお皿に載っててまさに秋の味覚拾い、右は中華風の蒸し物で、お月見団子、豚角煮、タケノコ、どんこ、銀杏がゴマ油の香りのするオイスター餡に絡んで美味。
甘栗の炊き込みご飯と赤出汁の味噌汁、おしんことほうじ茶
桑の葉手作り豆腐アイスクリーム、豆腐カステラ、柿と葡萄のデザート
どの料理も見た目も美しく、一品一品手間暇かけて作られてるのがわかるし、個人的にはどれも美味しく食べれて素晴らしい夕食でした。食事処にいたスタッフも説明はしっかりしてくれたし、タイミングよく出してくれて気分よく過ごせた。
客室に用意されてたメニューで特別注文の料理なども注文できるようになってました
■他季節の料理、特注料理写真ギャラリー
朝食は夕食時と同じ2階がバイキング会場で朝食時だけ朝食券が必要でした
夕食時と入口は同じでも部屋が違う
窓側の席なら赤谷湖などが見える
サラダ
スクランブルエッグ、ウインナー、焼きそば、がんもどき、焼き魚、豆腐の磯部揚げなどなど
きんぴらごぼう、ひじき、ナス味噌炒め、玉こんにゃく、小松菜のおひたしなどなど
しらすおろし、黒前納豆、まいたけほたて
豆乳パン、クロワッサン
コーンスープ
ライブキッチンもあって、出来立ての豆腐
おやき、焼きおにぎり
味噌こんにゃく、白米、おかゆ、玄米、みそ汁などはスタッフが盛ってくれました
パイナップル、オレンジ、ヨーグルト、とうふアイスクリーム
豆乳、牛乳、オレンジジュース、アップルジュース、コーヒー、紅茶、たんぽぽ茶など
いただきま~す
お餅が入ってた自家製味噌のもっちゃ汁というそうです。この味噌の味私の好み。
豆乳パンと出来立て豆腐美味しかったかたお替り、ヨーグルトと豆腐アイスとコーヒーで締めて御馳走様でした。
朝食バイキングは料理の種類が多いとは思わなかったけど、朝の定番料理の他に出来立て豆腐やもっちゃ汁、豆腐アイスや豆乳パンなどなどあったし、味も良く美味しかったです
大浴場
上の館内図の項目を見てもらうとわかるように、お風呂がある大浴場の建物は本館の中ではなく別の建物
一旦靴を脱いで外に出て行くか?連絡通路で行くか?
外に出る扉を開けるとすぐ先に見えるのが湯屋だから近い
連絡通路で行こうとすると下り階段
別館通路
上り階段
やっと大浴場前に・・・連絡通路を使うと結構歩く。本館から外に出ればわずかな距離で湯屋でしたが、連絡通路を歩くと下り上り階段もあって遠かった。天気の良い日なら外も楽に出られるが、大雨だったら・・・と天候に左右されるお風呂までの往復経路
大浴場入口前に飲泉所、猿ヶ京温泉の宿で飲泉できる源泉があるのはわずか、こことお隣の長生館との共有の自家源泉だからできるみたい
脱衣所も浴場内も広く綺麗、手前が泡ぶろ(ジャグジー)、奥の湯舟が熱湯とヌル湯に分かれた内風呂、窓の外が露天風呂ですが、大露天風呂と云うだけあってめちゃくちゃ広かった
洗い場もピカピカ
サウナと岩に囲まれた水風呂もある、サウナは14時~19時と翌朝7時~10時が入れる
大露天風呂は熱湯とヌル湯に分かれてた岩風呂、藤棚もあったので季節になればいい香りと花が楽しめるかと。露天風呂の敷地内は広く壁なし、屋根なしだから開放感抜群、野天風呂に近いロケーションで素晴らしかった。
片方の露天風呂は景色も抜群
ぼんやりとした灯の中で入る夜の露天風呂も最高、一部分東屋のような屋根がありましたが、大半は屋根なしだから月明かりも星も見えるほどの開放感。
大浴場の営業時間は14時~翌朝10時まで(露天風呂は23時~翌朝6時まで不可)
男湯と女湯は19時に男女入れ替わりとなる。男湯と女湯は同じ構造で同じ数の湯舟、大露天風呂どちらも大きいですが片方はより大きく、湯舟の淵に立てば赤谷湖が見える方と見えない方、脱衣所内に座敷のある休憩所があるなしくらいの違いかな。
どちらのお風呂でも源泉がじゃばじゃばかけ流され、綺麗で清潔感もあったし、日帰り温泉施設以上の広さなんじゃない?というほどの規模でとても気持ちのいいお風呂でした
脱衣場/泉質と効能/各湯舟などを詳しく別ページで⇒猿ヶ京ホテルの温泉に入った
貸切風呂
外から行くと湯屋に入った写真、湯屋は築年数浅そうで綺麗で清潔感あり、すぐ右側に趣の違う貸切風呂が2つ、有料の予約制で時間近くになったらフロントに鍵をとりに行ってお風呂から出たらまたフロントに鍵を預けに行くシステム
鍵を開けて中に入ってから扉の鍵を閉めてと。脱衣所はカゴ棚、貸切風呂の営業時間は14時~22時、貸切料金は50分3000円
洗面台にはドライヤー、ブラシや髭剃り、ヘアキャップなどなどの各種アメニティ
半露天造りの岩風呂には深い部分と腰掛けられるぐらいの浅い部分があり、深い部分は2人座って入れるぐらいかな。
洗い場は1人分、脱衣所や浴場自体広くはなかった
カッパの下から源泉がジャバジャバ流れ熱めの気持ちよい風呂でした。この貸切風呂は2つある中の「桜の湯」
■貸切風呂「楓の湯」写真ギャラリー
民話と餅つき
本館1階の味噌蔵にて大女将さんの民話と餅つき大会
中は味噌蔵というより、囲炉裏のある間で希望者が餅つき
つきたての餅はすぐきな粉を絡めて宿のスタッフが持ってきてくれました
大女将さんを囲んで猿ヶ京温泉に伝わる民話を話したり、笛や三味線を弾いてくれたり餅つきを含め約45分間、この日の民話自体は大人向きでしたが、約500話があるから、宿泊客の客層に合わせて内容を変えてるかもしれません。
館内施設など
朝刊はフロント脇でセルフサービス
フロントの近く赤谷湖が見える喫茶処「あいすくりん」
コーヒー、紅茶などのドリンクの他に生ビールなどもありました
バニラ、ストロベリー、ココア、桑の葉の豆腐あいすくりんが看板メニュー
1階に広めな売店「地球のキッチン」営業時間は7時30分~11時と16時~21時
おつまみやお土産などの他に服なども置いてあった
売店前に卓球(30分)と射的(5発)各500円
売店の隣、夜はお酒も飲めるカラオケラウンジ「吟の笛」にビリヤード(30分)500円
カラオケBOXも大小2つ
連絡通路を通って本館から大浴場へ向かう時別館の通路に「若山牧水」の名作「みなかみ紀行」の展示資料室
連絡通路から大浴場へ向かう時大浴場のすぐ手前に昔の宿の調度品や資料などの展示。外から大浴場へ行くとなかなか気が付かない場所。
今この地にある豆腐懐石猿ヶ京ホテルは昔は赤谷湖の底にあった「湯島温泉桑原館」、ダムが作られて赤谷湖の畔の高台に移ったそうです。
他にも夏季期間は別館にプール、本館1階にビールやジュースの自販機コーナー、絵馬堂がある
泊まった感想
猿ヶ京ホテル赤谷湖側から外観を見た時・・・かなり年季を感じた建物で・・・・・そしたら中はどこも綺麗でビックリ!人は外見で判断しちゃダメの温泉宿版のようなホテルでした。
ここ接客レベルも全従業員レベルが高い方で料理の説明やお風呂へ行く時もスタッフ常駐で説明、掃除担当と思われるスタッフや夜~朝の警備の人まで挨拶もするし、質問すればちゃんと答えてくれた。どこの宿でも1人や2人挨拶しないとかいるのですが、私が泊まった日は出会ったスタッフ全てが挨拶した。素晴らしい~。
今回Yahooトラベルで猿ヶ京ホテルを予約、2人で37025円ーポイント付与すぐ利用で-1525円とYahooトラベルで用意されてた誰でも利用可能割引クーポン2500円分を使って、税込み33000円
1人あたま16500円で、部屋は赤谷湖が見える客室5階で見晴らしもよく部屋も綺麗で居心地よかったから◎ただ鍵が二個だったらさらによかった、お風呂は文句なし、ここまで広く綺麗で清潔感ある大浴場の温泉宿はなかなか見かけないから◎、食事も夕食朝食ともに美味しく、豆腐懐石だから豆腐ばかりじゃないじゃないという見方もできますが、私的には豆腐ばかりだとお造りは湯葉になったり豆腐ステーキがメインになったりとある程度決まってしまうので、豆腐もあり季節の食材もありと、見た目も美しい懐石料理で良かったから◎
予約はカード支払いでしたが現地で貸切風呂頼んだりお土産買った支払いなどの清算時は「みなかみハピネスチケット」を利用。これはふるさと納税の返礼品だから有効に使えた⇒詳しくは別ページ⇒みなかみ町にふるさと納税した
数ある猿ヶ京温泉人気宿から豆腐懐石猿ヶ京ホテルを選んで良かったです。
私の宿泊費なら全て値段相応、またはそれ以上で不満なしの満足度の方が高かった、また泊まってみたい宿の1つになりました。
豆腐懐石 猿ヶ京ホテルの口コミ口コミ口コミ
アクセスと駐車場
豆腐懐石猿ヶ京温泉:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1171
豆腐懐石猿ヶ京温泉へのアクセスは関越自動車道月夜野インターから約16.4キロ車で約20分
ホテル前と歩いてすぐの周辺に無料駐車場あり
コメント/口コミ