真田家旧本陣つばたや旅館に泊まったよ
真田家旧本陣つばたや旅館に泊まったよ
江戸時代に真田家のお殿様の宿または休憩所として使われて本陣であった渋温泉にある「つばたや旅館」に泊まってみました。何と!江戸時代から創業280年の歴史がある宿なんです。あの真田丸で一躍有名になった真田信行の子孫や養子を迎えて代々栄えた真田松代藩のご本陣ですから真田ファンなら泊まってみたくなる旅館かと思います。
つばたや旅館は渋温泉のほぼ中心地にあり、そぞろ歩きも外湯巡りも行きやすい場所にあります。ここからではわかりにくいですが大きな敷地を有していました。
昔はこんな感じで今は昭和初期に建て替えた?リフォーム?した本館だそうです。だから今は本陣のままの江戸時代の建物ではありません。
しかしながら、明治のままの天井やお部屋も残ってる古き良き宿なんです。
実はこの「つばたや旅館」さんは、真田のお殿様だけでなく歴史の有名人も宿泊していた人気の宿なんです。つばたや館内に掲示されてる宿泊した事がある有名人「小林一茶」!!ぎょぎょ教科書にも出て来る歴史上の超有名人も宿泊してました。大正元年には「夏目漱石」です。
夏目漱石の日記には「つばたやの二階に泊まった」と書かれています。
そして今でも夏目漱石が宿泊していた部屋が明治のまま残っていてその部屋に泊まれます。
そして大正九年には「若山牧水」も・・若山牧水もつばたやに泊まったって書いてあるんです。他にも江戸時代後期の松代藩士、兵学者・朱子学者・思想家佐久間象山(佐久間修理)も泊まった事があるそうです。
他にもなんだか凄い人が・・・とにかく格式ある人達が泊まっていた宿なんです。
実は私がこの旅館の存在を知ったのは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」という番組なんです。渋温泉は「そぞろ歩きが楽しい街ランキング」全国第2位の温泉地です。私の大好きな草津温泉が3位なのでこの地にいつか行ってみたかったんです。渋温泉では金具屋さんが有名なのは知ってましたが、他に渋温泉宿でいい所はないのか?楽天トラベルなどのサイトやじゃらんや温泉情報雑誌で何度も見てましたが、「真田家旧本陣つばたや旅館」さんは一切掲載されておらず存在を全く知りませんでした。
泊まってみたら女将さんは気さくで人柄がとてもよくお客様思いの方でした。
どうして?ネットや雑誌に掲載しないのか?聞いてみたところ、一度お泊りになったお客さまが気に入ったらその人の紹介で来てくれるだけでいいそうです。また1日2組のお客様で十分です。と笑顔で言ってました。沢山の宿泊者がいる宿より落ち着いて過ごせる空間、古さを気にいって常連客になってるお客様へのおもてなし姿勢でしょうか?そいう事を感じました。
今真田丸の影響で真田関係の観光地は赤い旗や六文銭がこれでもか~というぐらい主張して目立って観光客を引っ張ってます。群馬山中の岩櫃城跡までものが真田一色となり派手になってます(笑)でもつばたや旅館の女将さんは真田丸の波に乗らずガツガツしてないんです。
ぱっと見、ここが真田家関係の宿ってわからないくらい控えめです。広い敷地回りに一切赤色の旗や六文銭もありません。
唯一ここが真田家関係の場所なんです~とわかるのはこの駐車場の看板くらい(笑)
つばたや旅館さんの駐車場は本館の目の前、この別館(今宿泊場所ではない?)です。渋温泉行った人ならわかると思いますが、宿のすぐ近くに駐車場があるホテルや旅館なんて殆どないです。遠いところに停めるパターンです。しかし、さすが本陣です。渋温泉のほぼ中心地、宿の目の前に駐車場。この辺りで目の前に駐車場がある宿は、つばたや旅館さんしかなかったと思います。
敷地も広い、真田のお殿様の本陣であったのに、今の真田ブームに便乗して目立つ事もしない。
女将さん曰く、私って商売っ気ないんですと笑いながら言ってました。今は家族でもてなしてるようなので、沢山の宿泊客が来て目配りできなくなるからでしょうか?ホント、ガツガツしてないんです。
また、口コミで「古くてきしむ」とか言われるのも嫌だそうです。だからネットは掲載しないそうです。
古い建物なら自然とキシむ音するの当たり前なのにそういうの書く人がいるんですね~
多分古いけど、佇まいの良さがわかってくれるお客さんだけ来てきれたらいいような感じです。
ネットにも情報誌もほとんど掲載されていない宿だったので、私自身宿泊料はいくらなの?どんな感じの部屋なの?どんな料理なの?って殆どわからず予約前は少々不便でした。私と同じ真田ファンの人が泊まりたいと思った時にこのブログが参考になれば嬉しいです
真田家旧本陣つばたや旅館 場所
渋温泉街の地図です。外湯巡りも楽に行けるほぼ中心にありました。
渋温泉街の道路は道幅がないです。この時、軽自動車で行ってよかったと思ったほどです。人も歩いてますし・・・ビックリするほど狭い道でした。でも駐車場の目の前が宿は便利です。
真田家旧本陣つばたや旅館 外観
本館横2階部分に障子が見えると思います。外との仕切りが障子だけなんです!サッシやガラス戸ないから冬はこの部屋超寒いんですと聞きました。しかも雨や風で破れないそうです。不思議~。ここは客室でなくおそらく家族の方の部屋かと思います。でも凄いですね。今でも外の仕切りが障子だけって・・・古さをそのまま残す姿に感動してしまいます。
正面玄関から奧の建物が別館です。ここが昭和初期の建物だそうで一般客室になってます。
正面玄関から反対方向になります。つばたや旅館さんは縦に長いんです。昔はもっと長くて川のほうまであったそうです。ちなみに私が泊まった部屋は外との隔たりは障子ではなくガラス戸でした。ちなみにサッシでもありません。
角を曲がって奧に行くとお宝が出た開かずの蔵があります。
正面玄関脇には温泉がかけ流しされてます。駐車場側別館に引いてた地獄谷温泉の源泉をこちらに移動したとの事。う~~ん浸かりたくなりますが手を入れるだけのスペースになってる~。ちなみに館内の源泉はまた違います。いつか男女別大浴場を時間入れ替え制にして片方をこの地獄谷温泉にしてくれると入浴できて有り難いですが・・と勝手な希望(笑)
開かずの蔵のお宝
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」このTV番組を見てココ凄いな~と行くきっかけになりました。真田ファンでもあるので。
真田家の本陣宿だったんです。
江戸時代の裃(かみしも)発見!!
文化財級の観音像、善光寺の仁王像や上野西郷隆盛像、重要文化財に指定されてる「老猿」の作者である高村光雲造立だそうです。
小林一茶の掛け軸発見!!
真田の殿さまからもらった刀?
女将さんのお母さんです。この家に代々受け継がれていた話がこれ。やっと所在がわかったようです。
お殿様~真田幸貫公が描いた掛け軸発見!!
本陣だからさすが~凄いですね。
女将さんもビックリしたそうです。
泊まった時に「女将さんは何で今まで蔵に入らなかったんですか?」と聞きました。
「目の前のものは気になるんですけど、閉まってあるものは気にならなかったんです」と。
また
「子供の頃閉じ込められていい思い出なかったし」と笑顔で話してくれました。
ちょっと天然入ってそうな感じで可愛い女将さんなんです。
ちなみに文化財級の品ばかりなので泊まっても見れなかったです。ビックリするほど凄すぎる物ばかりだから気軽にショーケースには入れられないですよね。でもいつか積善館のように見学できるようになると有り難いですね。
真田家旧本陣つばたや旅館内の様子
「夏目漱石の部屋」を部屋を予約しましたが、「え~~古いし部屋は狭いし・・昭和の部屋のほうがいいですよ~お風呂も近いしなどなど」というお答え。迷ったので当日見てから決めていいですか?の答えは「はい、いいですよ」。なんて優しいんでしょう。
玄関です。奧の一角は改装中でした。
改装中で新聞で包装されていたものをワザワザ開いて見せてくれて説明もしてくれました。真田のお殿様から名字を名乗っていい書かれてる文書です。
三階が明治のフロアです。天井は明治のままと説明してくれました。夏目漱石の日記では、つばた屋の2階にてと記述がありますが、改築の時に2階を3階に持っていったそうです。
夏目漱石の部屋以外もこの階は明治のままのお部屋があって見学させてくれました。勿論女将さんのガイドつきです。
夏目漱石が宿泊していたそのままの部屋「大沼」です。8畳です。でも女将さんは古いし狭いしとお勧めしません。「私だったら絶対やだ~」と笑顔で。女将さん楽しいです。
古いそのままですから染み汚れもあります。そこが味になってますよね。
この部屋からの眺めは昔は志賀高原の山々まで見えてたけど今は回りのホテルや旅館が多階層となり眺めが悪くなってしまったそうです。
明治の部屋でもセキュリティボックスはあります。
お部屋の外側に冷蔵庫と洗面台もありました。最近エアコンをつけたようです。
トイレもあります。つばた屋さんの客室でトイレつきの部屋はこの大沼だけ?かも??ただ3階の一番奧という事でお風呂(1階)まで遠くなります。この大沼は3階一番奧の角部屋のようなので静かにくつろげるかと思います。夏目漱石もゆったり過ごしたかもです。
3階の明治フロアーはいつでも案内しますから声かけてくださいね~と。この部屋でもよかったんですが・・昭和初期の部屋に泊まる事にして2階へ。
昭和初期の客室(私が泊まった角部屋)
通路と部屋の境はこのガラス戸でした。古さを感じる昔ながらの宿です。部屋鍵はあります。
入ってすぐ3畳の部屋だったかな?二間続きでした。
10畳だったかな?広い部屋でした。
セキュリティボックスもありました。TVはちょっと小さ目でした。
昭和の雰囲気バッチシ!子供の頃のお婆ちゃんの家を思い出しました。
こちらも広めです。
エアコンや洗面所あります。姿見や化粧台はありません。
冷蔵庫もあります。
この中身を飲むと別料金がかかりますが、外から持ち込んで冷蔵庫利用もOKで持ち込み料金等いらないので~す。と笑顔で言ってました。ちなみに館内には自販機はありませんでした。
渋温泉街から歩いて行ける距離にコンビニはありませんが、つばたやの玄関出て右側に歩いて30秒のところにお酒やジュース、お菓子やカップラーメン、フルーツなどが売ってる超ミニミニスーパーのような夜8時まで営業してる個人店がありました。
窓はサッシでなくガラス戸です。昔懐かしいネジ式の鍵でした。
懐かしい感じの作りの部屋でした。
部屋の鍵とセキュリティボックスの鍵と外湯の鍵と渋温泉街マップがありました。外湯はこの鍵を開けて入るそうです。
アメニティ関連です。浴衣、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシです。ドライヤーは大浴場にありました。髭剃りは部屋にも浴室にもありませんでした。
夜は館内の通路は淡い電球が点灯して薄暗い昭和の雰囲気が漂ってきます。一番奧が私が泊まった部屋のガラス戸です。右側に客室が二つあります。
ちなみにガラス戸の一番上はガラスがありません。そういうデザインの扉です。ガラス戸の次は襖です。
何が言いたいかというと客室にトイレはなく共同です。この写真を撮影する為に立ってる場所に共同トイレがあります。だから自分の泊まった部屋から通路を歩いてトイレに行く足音もおそらく他の客室に聞えるかと思います。客室で騒いだら他の客室の人に迷惑をかけてしまう事の考えられるのでお隣の客室にお客さんがいれば多少は静かにせねばと気をつかう事になるかもしれません。鉄筋コンクートで頑丈なドアのあるホテルではないのでこの点はどうしようもないと思います。私が泊まった時は私しかいなかったようなのでラッキーでいたけど。
ちなみに共同トイレの男子トイレは小2つ大は洋式シャワートイレ1つでした。女子トイレは和式1つ、洋式シャワートイレが1つです。
真田家旧本陣つばたや旅館 温泉風呂
2階一般客室前の通路から見えるこの建物~大正時代にできたままの建物だそうです。ここが家族風呂なんです。
開かずの蔵の横にあります。
2階から外階段を使っていきます。階段前のガラス戸の張り紙も時代を感じてしまいました。書き直して欲しくない古い張り紙のままこのまま残して欲しい部分ですね。
スリッパを脱いでサンダルに履き替えます。
左がお風呂、右が開かずの蔵です。
時代を感じる外観です。敷地いっぱいに建ってるので全景写真が撮りにくいです・・・
家族風呂と書かれています。
脱衣所は2畳ほどの広さでカゴと腰掛けが2個づつありました。
温泉分析表も時代を感じてしまいますね。
洗い場のない浴室です。湯船の大きさは~~~~
じゃ~~ん。多分世界一小さい家族風呂かと思います(笑)
手前の木の部分も若干腐りかけてる感じで乗らないほうがいいかもです。
でもこの浴室、小さいし古いと見えるマイナス面は居心地の良さですぐ消え去ってしまいました。渋温泉の湯は熱いので入る前に横の蛇口で水を出してぬるくさせてから、自分ひとりで源泉かけ流しを独占できます。
かけ流しの湯の音だけに包まれて高い天井を見ながらボーっと過ごせました。女将さんが言うにはこのお風呂が気にいってる常連客の方は多いそうで単行本を持ち込んでくつろいでるそうです。湯船の横に腰掛けるスペースもあります。草津の古い共同浴場の雰囲気を1人占めできる快感!
この空間妙に落ち着きます。
夜が特にいい雰囲気を出してくれるお風呂なんですよ。天井からかけられてる電気が淡い光を出して何とも言えない雅感。この浴室ガラス戸を開ければ半露天となりますが、敷地ギリギリに建ってるので景観は今イチです。閉めて入ってるほうがいい雰囲気かもしれません。
私は夜2回、朝1回この家族風呂に1人で長湯してました。24時間いつでも入れます。
男湯大浴場です。大人4人が足を伸ばして入れる広さです。最初は熱いので水で薄めてから~と。
洗い場はシャワーが2個あります。
脱衣所です。ロッカーはありませんでした。
ドライヤーは男湯、女湯の脱衣所にそれぞれ1個づつありました。ブラシもありますがここは残念なトコでよくある使用前と使用後に別れてませんでした。私しかいなかったからかな?
連れに女性用大浴場の写真を撮ってもらいました。広さは女性4人が足を伸ばして入れるくらいだったそうです。
洗い場です。
温泉分析表です。大浴場も24時間好きな時に入れるそうです。個人的にはつばたやさんでしか味わえない大正時代の家族風呂が気に入り大浴場は1回しか入りませんでした。
真田家旧本陣つばたや旅館の夕食
夕食は私の泊まってる角の客室の隣の隣で用意されてました。こちらの客室は1間でした。
私の宿泊料金はこの一般客室で11,000円(税別)で夕朝食ありです。
前菜にホタテがありますが、それ以外海の幸はなかったです。山ですから山、川の料理が多くて有り難いです。お刺身は紅マスだそうです。よく食べるサーモンより脂が少なく歯ごたえある美味しいお魚でした。渋温泉街に紅マスのお店があったのでこの辺で養殖されてるのでしょうか?
マスは香草焼きです。宿泊客の人がどこ泊まっても塩焼きなんだよね~と聞いたので変えたそうです。
天ぷらもサクサクで美味しかったです。
この年代もののおひつのご飯ふっくらしてて美味しいんです。連れは基本白飯を食べない人なんですが、ココの美味しい~。お米もおひつもいいから?と御代わりしてました。
吸い物も具だくさんでした。私は大食のほうで1万円くらいの宿だと物足りなさを感じる事が多々ありましたが、満腹になりました。
また1万円くらいの家族経営の宿は仕出し屋の料理を出す宿も非常に多くなってるのですが、全部手作りでだそうです。
客室から大浴場に向かう途中に調理場があるようで、油で何かを揚げてる音、包丁の音、美味しそうな匂いなどが漂ってて食べる前から手作りの料理と確信して安心してました。
帰り際に女将さんが、盛り付けはこっちに置いたらいいのかな~あっちかな~と悩むそうです。
お客さんの声を聞いてマスの塩焼きを止めて香焼きにしたり、盛り付けの仕方を悩んだりと愛情たっぷりの料理ではありませんか!!
特別料理として+2,000円でステーキがあるそうです。
夕食や朝食の時間は宿通合で押し付けてくる事はなく、「何時にしましょうか?」とお客さんの希望時間優先でした。
真田家旧本陣つばたや旅館の朝食
夕食を食べた客室に朝食が用意されていました。
普段は白飯を食べない連れが朝食でもご飯が美味しいと御代わりしてバクバク食べてました。
真田家本陣旧つばたや旅館に泊まった感想~口コミ
私の感想~口コミは11,000円(税別)でここまで温かくおもてなしをされる温泉宿は珍しいかと思います。女将さんや女将さんのお母さんの優しさに溢れてる素晴らしい宿でした。
まず感動したのが車でも行き方を迷い電話して説明してもらい、向かったら道に出て待っていてくれたところです。しかも女将さん道の左側の玄関前。女将さんのお母さんは道の右の駐車場前とお二人で。行った途端に素晴らしいおもてなしでした。館内のおもてなしや心のこもった料理などは上に書いてある通りです。また翌日チェックアウト後も、散策したいのでお昼まで停めておいてもいいですか?も笑顔で「お昼じゃなくて夕方までいいですよ」「外湯行かれるのでしたら鍵お持ちしましょうか?」などなど最後まえ心温まる対応を笑顔でしてくれて本当に人の温かさを感じる宿でした。
アメニティや防音面などの不便さは多少あるかも知れませんが、女将さんの親切な対応や立地の良さで吹き飛んでしまうかと思います。
声漏れで他のお客さんがいた場合は迷惑がかかるのでワイワイと騒げない宿かも知れませんが、その分落ち着いてゆったりしたい人にはピッタリかと。1人旅の宿としては最高かも?今度1人で行こうかな。落ち着いてまったり過ごすのが似合う宿ではないかと。
真田家旧本陣つばたや旅館の宿泊料金
基本はこれなのかな?私の部屋は二間続きの部屋だったので11,000円なのかも?夏目漱石の部屋も11,000円だと思いましたが詳しくは電話で聞いてください
税金と入湯税が入って2人で24,060円でした。チェックインの時、宿帳縦書きだったのもビックリしたけど領収書もレトロ感ありましたね。
ちなみにフロント周りは無線LANあります。
真田家本陣つばたや予約方法
お部屋の希望を言って電話で予約です。私の場合かなり親切に色々話してくれました。
昔懐かしい感じの造りの建物のです。私の泊まった部屋と外はサッシではありません。横は渋温泉街の車のメイン道路(一通でここから渋温泉街に出る唯一の通り)です。夜はそんなに走ってませんが朝8時から車の走る音も聞こえますし、朝は6時頃から通りを歩く地元の人や観光客の話声がまるきごえで目覚まし代わりでした(笑)鉄筋じゃないから音は防ぎようがないですが、これも宿の味かと思います。
女将さん曰く、この宿を気に入った人の紹介で1日二組までお客さんがいてくれたら十分と笑って言ってました。
ネット予約や旅行情報誌予約も対応してませんので、昔ながらの電話で予約です。
夏目漱石の部屋指定の常連客も多いようで、予約する時は部屋の希望を伝えたほうがいいと思います。
きっと私のように「古いし狭いから昭和の広いほうがいいですよ~」と言われる気が・・・・・(笑)女将さん古さは今トレンドなんですよ~
真田家旧本陣つばたや旅館 DATA
住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2052
電話番号:0269-33-2165
チェックイン:14時~
チェックアウト:11時
駐車代金:無料で宿の前MAX5台ぐらいまで
コメント/口コミ