横手山スカイレーターとスカイペアリフトに乗った

横手山スカイレーターと横手山スカイペアリフト乗って横手山山頂に行ってきました。
志賀草津道路である国道292号線沿いにある横手山ドライブインの駐車場にある信州のサンセットポイント100選と書かれた看板からでも晴れた日は北アルプスなどの山々が見えたり、雨上がりには雲海が見えたりと絶景が見られる場所となってますが、実はここからさらに横手山スカイレーターに乗れば標高2,307mからの絶景が楽しめるとあって今回は景色を求めてさらに上に行ってみました。
横手山スカイレーターは、エスカレーターように階段風にはなってなかったから動く歩道が斜めになってる感じでした。標高差約35m、傾斜角度は約14,3度でベルト長は約200mで乗車時間は約5分。
でもこの横手山スカイレーターだけでは山頂に行く事ができず降りてすぐ横手山スカイペアリフトに乗り換える必要がありました。
横手山スカイペアリフトは標高差170m、長さ410mで乗車時間は約5分、2つ乗り継いで山頂までは片道約10分の空中散歩が楽しめました。
目次
・乗車料金と割引と営業時間
・横手山スカイレーター乗車の様子、感想と口コミ
・横手山ペアリフト乗車の様子、感想と口コミ
・展望台の様子
・横手山山頂と横手山神社の様子
・横手山で食事
・天気予報とライブカメラ
・アクセス、駐車場など
乗車料金と割引と営業時間
国道292号線、通称志賀草津高原ルートは毎年11月下旬から4月下旬までは冬季閉鎖となるので冬季期間は車で乗り場自体に行く事ができません。道路が開通してもしばらく雪が残ってるので、毎年大体5月下旬から10月下旬までが横手山スカイレーターと横手山ペアリフトの運行期間になってるようです。
2018年の運行期間は2018/5/26(土)~10/31(水)だそうです。そして運行時間は8時45分から16時までとなってました。
横手山スカイレーターのパンフレットに掲載されてた地図になりますが、横手山山頂に行くには、渋峠側(なだらかな斜面)から歩いて登って帰りに横手山ペアリフト→横手山スカイレーターと乗り継いで下ったり、横手山スカイレーター→横手山ペアリフト→山頂→渋峠ロマンスリフトとすべて片道を乗り継ぐ事も可能になってました。
私は、横手山スカイレーター→横手山ペアリフト→山頂→横手山ペアリフト→横手山スカイレーターと往復乗車でした。
スカイレーター&リフトの往復乗車は、大人1000円、子供 800円でした。片道料金は大人600円、子供500円でした。
乗車割引は往復乗車券を買った時だけ有効との事で、ここまで来るまでに見かけたお土産屋さんや観光協会などで「横手山、渋峠のパンフレット」を手に入れるとそれに100円割引クーポンがついてます。また志賀高原のパンフレットにも100円割引クーポンがついてました。残念ながらJAF会員証割引には対応してないようです。
私が行った時は万座ハイウェイの通行料金の領収書を見せれば100円引きという期間だったからそれで割引してもらいました。または、「ようこそ横手山」という公式サイト(http://yokoteyama2307.com/coupon.html)に100円割引クーポンがありました。このサイトには渋峠ロマンスリフトの料金表も掲示されてました。
また犬などのペットは抱きかかえて一緒に乗る事もできるそうです。
ちなみに群馬方面から志賀草津高原ルート(国道292号線)を走って行く場合、横手山ドライブインに着いてもそこからでは横手山スカイレーター乗り場はカーブの先で多分見えないので、ちょっと先にある小屋のような建物である「おやき・お餅お休み処おやき」まで行くと道を挟んで目の前に見えます。
横手山スカイレーター乗車の様子、感想と口コミ
今日はあまり良い天気ではなく駐車場からも景色はイマイチでしたが、そういう事で前回も前々回来た時も乗る事はなく、タイミング良く景色の素晴らしい日にまた来れる確率も低い為に、何が何でも横手山スカイレーターに乗ってやるぞ~という意気込みでここまでドライブしてきました。
天気が良ければもっと素晴らしい景色が広がるでしょうが、曇っててもそれなりに景色が広がり絶景でした。
横手山スカイレーターはかなりゆっくりした速度で上へあがって行きました。
エスカレーターと違って段差がない為、足首の角度を傾斜角度と同じ角度で多少踏ん張る必要はありましたが、平和な乗り物で一切の恐怖感はなかったです。
横手山スカイレーターの乗車時間は約5分、降りて目の前に今度は横手山ペアリフトの乗車口がありました。
往復だから帰りも横手山スカイレーターに乗りましたが、動く部分は1本だから上りの観光客が乗って上に行くまで下りの人はその方が降りるまで待機でした。逆に下ってきてる観光客がいた場合は、その人が降りるまでは上方向に動かない仕組みでした。
上りの時も振り返れば景色を見たりできましたが、下りは首を動かさなくてもずっと下界の景色が楽しめました。駐車場が結構小さく見えてこのスカイレーターは高い所まで人を運んでる乗り物だったというのがわかりました。
横手山ペアリフト乗車の様子、感想と口コミ
現地で見ると山に横手山ペアリフトの鉄塔が見えるのですが、小さい写真だとわかりにくいので赤線で書いてみました。青い横手山スカイレーターに乗って山の中腹で降り乗り換えて山頂に目指す形になってました。
横手山ペアリフトはくあるスキー場のリフトという感じでした。
2人乗りのゴンドラでしたが、降りやすいから一人乗りも推奨してました。
スキー場のリフトと構造は同じでも角度が凄かった・・・・写真だとわかりにくいと思いますが、かなりの急角度で上に登って行くリフトした。こりゃ~もしかしたら帰りはチト怖いかも~?と下りのリフトを見ると、写真の通りかなりリイクライニングされてる形でした。上りはリフト両脇にある低い木が視界を遮り景色はあまり見られませんでした。
乗車時間は約5分だったからあっという間に山頂駅に到着しました。
山頂駅にはお客様へ「急な雷でリフト運転を見合わせる場合があります。見合わせた場合、車でお送りする場合があります。」と書かれてました。こんな上まで道路があったのか~知らなかった!でもこの山頂にいてカミナリ来たら凄そう・・・・しまった山の天気は変わりやすいのに、スマホと財布以外ポロシャツ一枚着てるだけで何も持たずに来てしまった・・・・・
リフトを降りてほぼ横手山山頂に到着しました。
山頂駅には温度計があって、この日下界は35℃の猛暑日でしたが、温度計は23℃と曇っていましたがシャツ一枚で十分快適に過ごせる気温でした。
往復だから帰りは予想通りの超絶景の空中散歩でした。
急角度で降りて行くから座席がかなりリクライニングされてるとはいえ、ちょっと怖い感じでスリル感もありました。高所恐怖症と小さな子供さんなら、かなりビビルそうなレベルの下りリフトでした。天気が今イチで霞がかっててもチト怖いレベルでしたから、ハッキリ見えてたら超怖そう!!下りながら思いました。もしかしたら天気の良い秋だったら、一面紅葉の絶景が見られる場所ではないかと。
横手山ペアリフトは曇ってても乗る価値ある絶景でしたね~。
上りは殆ど景色は楽しめなかったけど、下りはずっとすごかった~!乗車時間5分なんてあっという間に到着。なお乗車券は降り立ったら見せる形になってました。
リフトで上り始めた時に実はカメラマンがいて「記念写真撮りますか?」ちょっと考え乗ってる姿は1人で来てたし撮れないから「お願いいます」と下りで降り立った後に1,000円で買いました。
展望台の様子
山頂付近でリフトを降りた建物の二階に展望台がありました。
階段を使って二階に上がると横手山山頂2307m雲の上の世界という看板がありました。1階にあった温度計の所には2305mと書かれていたから2階にあがって2307mになったようです。横手山には遊歩道を少し歩くと自然の山頂という場所もあったので、山頂はこの展望台を含め複数あるみたいでした。
この展望台には100円入れると見える望遠鏡もありました。
天気は今イチでしたが、かすんでても絶景でした。
視界が良かったらどんな風に山が見えるか書いてありました。ここで雪が残ってる北アルプスが見れたら最高でしょうね。
おや!下の方に幸せの鐘なる恋人の聖地みたいな所も見えました。どこもよい眺めの場所はデートスポットになってますね~
紅葉の秋は凄いパノラマ絶景になりそうな予感!
横手山山頂と横手山神社の様子
渋峠ロマンスリフトの乗り場の方に歩いてみました。すると遊歩道に横手山神社と渋峠と書かれた標識発見!
渋峠ロマンスリフト横の遊歩道を歩いてみました。こう見ると渋峠側からはなだらかな斜面で横手山ペアリフトのような急角度でなく平和的なのがわかりました。横手山登山として上がって来たと思われる人たちも見かけたからこのぐらいの斜面だったら山登りもキツクはなさそうですね。ここだけで途中は?ですが・・・
ちょっと歩いたら目の前に横手山神社と書かれた立派な鳥居がありました。
山頂まで234歩の標識見つけました。そのぐらいだったら楽勝という事で先に進みました。
遊歩道脇にコゼンタイバナというカワイイ花が咲いてました。全く植物に詳しくない私ですが書いてあったから有難い。
むむ・・分かれ道・・横手山神社も山頂という形で書いてあったが・・・横手山には山頂いくつあるんだ???
山頂234歩という標識と神社の標識は同じ方句だったし、さっきを除けば一本道だったけど、ここには神社・三角点となってる・・・写真の通り歩きやすい場所で短い木々の中を1人で歩きましたが、すぐ近くで野鳥がアチコチで鳴いてて気分の良い場所でした。
横手山神社到着。鳥居が大きかったから・・・・想像してたのと違ってカワイイ神社でした。お賽銭は奮発してお参りしました。左には横手山山頂と書かれていたので、この横手山神社の場所も横手山山頂でした。
展望台山頂からの景色は志賀高原側でしたが、横手山神社のあった横手山山頂は草津白根山方向を向いててこちらも超絶景。手すりとかあるようなないような状態の場所だからスリル感もありましたが、おにぎり持ってきて食べたくなるような気落ちよい、心地よい場所でした。
雲が流れてる姿がよくわかる日でもありました。
横手山山頂まで歩いた記念に帰りに「横手山登頂証明書」を100円で頂いてきました→詳しくは、のぞきで名物タケノコ汁を食べたよ。のページで。
横手山は群馬県や長野県側でなく、かなり恵まれれば佐渡島の日本海まで見渡せるそうですがどこから見えるんだろう?
横手山で食事
リフトに乗って横手山山頂付近にが二ヶ所食事できるお店がありました。まず一か所目は横手山ペアリフトの乗降口である建て物の二階、展望台へ向かう途中にありました。
屋外にあった展望台の屋内側に「Crumpet Cafe」という日本初のクランペット専門店なんだそうです。
クランペットカフェのクランペットメニューです。
ドリンクメニュー、お店は15時にオーダーストップのようです。
もう一軒は雲の上のパン屋さんとして有名な手作りパンが食べられる横手山頂ヒュッテがありました。
パン以外にも熱々のスープやうどん、カレーライスなどがありました。詳しくは→横手山頂ヒュッテでランチを食べたよ
下界の乗降場の近くには「横手山ドライブイン」やおやつ程度の軽食なら「スカイ喫茶のぞき」、渋峠ロマンスリフト側なら「渋峠ホテル」もあるから食事する所はあまり困らないですね。
天気予報とライブカメラ
↑は志賀高原全体の山ノ内町の天気予報です。山の天気は変わりやすいので参考程度に。
横手山ライブカメラ(横手山頂ヒュッテ)
アクセス、駐車場など
横手山スカイレーター:長野県下高井郡山ノ内町平穏 電話:0269-34-2600 公式(http://yokoteyama2307.com)
アクセス:上信越自動車道須坂長野東から国道292号線を走り草津温泉方面を目指して約44.5キロ、車で約48分の道のり。
万座温泉からなら志賀草津高原ルートを走り約13.2キロ、車で約15分の道のり。
草津温泉からなら万座ハイウェー(普通車通行料金1,050円)を走り、約50キロ、車で約60分の道のり。
私の地元桐生市街地からは下道と万座ハイウェー(通行料金未収区間)を走り約113キロ、車でノンストップなら約150分。
横手山スカイレーター乗り場前に無料駐車場もありました。
湯田中駅からの路線バス停も目の前にありましたが、1日5本のようです。
コメント/口コミ