熊の湯ホテルで熊の湯温泉に入った(日帰り入浴可)

志賀高原にある緑色をしてる熊の湯温泉に入れる熊の湯ホテルのお風呂が日帰り入浴もできるので行ってきました。
志賀高原は宿泊は元より日帰り温泉としても利用できる所は熊の湯温泉の他にも色々あるのですが、あまり見かけない緑色をしてる温泉というのはこの辺りではこの熊の湯だけで温泉チャンピオン郡司勇さんも数回入浴してたみたいなので行ってみる事にしました。
熊の湯のお風呂に入れる熊の湯温泉ホテルは国道292号線沿いではありませんが、道路沿いに看板が出てるのでアクセスは分かりやすかったです。
私の場合志賀草津道路を草津方向から走り、志賀高原にある温泉に日帰り入浴してからまた戻るという旅でした。
そして数ある温泉で選んだのは緑色をした温泉である熊の湯です。
熊が傷を癒した温泉という事で熊の湯と名がついたそうですが、近くには猿が入る地獄谷温泉もあるし、ぐんま~も秘境ですが長野県の野生天国ですね。
志賀高原プリンスホテル(閉店閉鎖中)とその駐車場の間にある道に見えないところを曲がります。
国道292号線を上記のように走ってすぐ熊の湯ホテルがありました。
熊の湯ホテルの後ろには熊の湯スキー場というのがありました。
スキー場があるからか?ホテル前の駐車場は広かったです。車を降りてエントランスから中に入りました。
エントランスには日帰り入浴のお知らせが掲示してありました。
日帰り入浴の受付時間は12時30分から15時までで、平日は15時30分まで受付でした。
15時までって日帰り入浴する場合は短いですが、熊の湯ホテルに泊まる場合、チェックイン後に日帰り入浴客で混んでるという事がないから宿泊向きのホテルでもありますね。
日帰り温泉代金はフェイスタオル1枚つきで大人1,000円、3才~小学生まで600円でした。
志賀高原の日帰り湯の中で熊の湯温泉の1,000円は一番高いですが、とても価値あるいいお湯でした。
ロビーは広々としてるいい雰囲気なホテルでした。
フロントで日帰り入浴代金を払いました。大浴場の場所、トイレの場所、脱衣所にはロッカーがない事など親切丁寧に教えてくれました。
熊の湯ホテルでは脱衣所にロッカーや貴重品ロッカーもないし、また貴重品を預かるサービスもないとの事です。
ロビーにはお茶できるティーラウンジや昔の時代の調度品の数々がガラスケースに入っているブースもありました。
かなり昔から創業してて今は近代的なホテルになった宿なんだな~と推測できました。
ロビーからレストランの前を通り大浴場に向かいました。
熊の湯大浴場入口です。
温泉分析表です。
熊の湯の泉質は含硫黄ーカルシウム・ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩温泉で低張性弱アルカリ性高温泉です。
まだ緑色の温泉を見てはいませんが、温泉分析表だけでも凄そうな温泉ですね。
硫黄泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉にPH7,5の弱アルカリ性と日本三大美人の泉質と言われてる泉質がほぼ揃ってました。
源泉温度は57,6℃なので温度調節の為加水はあるものの、加温なし循環なし塩素なしの源泉かけ流しです。
また、疲労回復や肌の新陳代謝を促進してくれて美肌効果が期待できる保湿成分と言われているメタケイ酸も含まれてるとの事。
ここまでいい成分が含まれてて温泉は緑色と入る前から期待でいっぱいでした。
この緑色の温泉は飲泉もできるようで、胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、痛風、高コレステロール血症、便秘などに効くみたい。
入浴はどの温泉でも同じ一般適応症で、神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩、うちみ、くじき、冷え性、きりきず、火傷などなどでした。
男湯の場合
近代的でシックなホテルの面影はなく、昔風情の大型の共同浴場っぽいいい雰囲気の脱衣所でした。
ロッカーもなく棚に脱衣カゴが並べられてて、洗面所も隅にあり風情もあり着替えるのに広くいい脱衣所でした。
洗面台には勿論ドライヤーなどもありましたが、歯ブラシやカミソリも置いてありました。
熊の湯ホテルのタオルを使って早速入浴を。お~~緑色のお湯だぁぁぁ~。
浴場の中も落ち着く素晴らしい雰囲気でした。大きさも大人が合い向かい20人ぐらい入れる大きさではないでしょうか?
浴場内は薄暗く写真上緑色に見えませんが、緑色でした。
位置を変えて写真を撮ると緑色の温泉というのがわかるかと。
美しいグリーンというより、木の茶色とプラスされて見えてるからか、藻がある野池の緑色って感じでしたが、お湯を手ですくうと澄んでる緑色でした。
注ぎ口近くでお湯の中に手を入れてみました。透けてる緑色のお湯なんです。
まさに翡翠色の温泉でした。
洗い場も湯治場って雰囲気でいい感じでした。
お湯の注ぎ口に柄杓があって、熊の湯は飲泉ができると温泉分析表にも書かれてましたが・・・
緑色の温泉に白い湯の花が浮かび、入浴は最高なのですが・・・コレを飲むとなると・・硫黄・・お腹があまり丈夫でない私は後先を考えてパスしました。
ちなみに温泉分析表には新鮮なお湯=注ぎ口、15才以下は飲用を避ける事、一回の量は100mlから150mlとする事と書かれてました。
大浴場入口にも書かれてましたが、湯温は43℃との事でしたが、その温度だと入れない私がゆったり浸かれたのでおそらく41~42℃であったと思われます。
内湯のある浴場から扉を開けたらすぐ露天風呂でした。いい感じの岩風呂で私が行った時期的に雪見風呂でした。
ただ内風呂は湯船の底は一切ヌルヌルしてなかったのですが、露天風呂は底がヌルヌルしてて危うく転びそうになるほど。例えるなら藻が生い茂った川底を歩いてる感じでした。
このヌルヌルが先に入浴してたお客さんと~何でコッチはヌルヌルなんでしょう?微妙ですね~。という会話に。
ただ、15分以上2人で緑色の露天風呂に浸かって話してたので、お湯は最高。気持ちいい入浴のできる温泉でした。
露天風呂は41℃あったかないかでしたが、それでも額から汗が出てくるほど、ほどよい硫黄臭(硫化水素臭)もあって居心地のよいお風呂でした。
女湯の場合
一緒に行った連れが撮影した脱衣所です。
場所も同じだから男湯と同じ感じですね。
でもこのホテル立派だなぁ~。女湯は化粧台完備ですね。
内湯は男湯と同じ感じですね。
男湯で撮影しなかったんですが、この湯屋は天井も高く、男湯と女湯が天井近くで吹き抜けになってるホント昔風情を感じるいい佇まいなんです。
女湯の露天風呂は覗かれないように竹で囲まれてるのはいいのですが、写真を見る限り少し閉塞感はありそうですね。
開放感は少しなくなっちゃいますが、しょうがないですね。
ただ天井には屋根がないみたいで上の開放感はありそうです。
注ぎ口から薄い緑色をしてる温泉なんです。
白い湯の花が混ざる緑色の温泉。湯船の淵には硫黄成分の白い湯花が付着してるのがわかります。
白濁の湯なら湯船の淵に白い湯花はよく見かけますが、緑色のお湯で白い湯花って初めてみました。
どうして白濁しないんでしょうね?不思議~。
ちなみに女湯の露天風呂はヌルヌル感なかったそうです。
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熊の湯温泉に入った感想
男湯レポートしながら書いてますが、ノスタルジックで居心地の良い湯殿で落ち着いて気持ちよく入浴できました。温泉成分のせいか言葉で表せないくらいいい感じです。昼間にあれだけ落ち着くいい雰囲気なので夜はもっと昔風情を感じるいい温泉浴場ではないでしょうか?私も日帰り入浴としてはかなり長湯をしたのですが、連れは私の倍以上長湯をしててなかなか出て来ず、ロビーでずっと出てくるの待ってました。それぐらい連れもいいお湯で気持ちよかったそうです。
これは後から知ったのですが、翌日万座温泉の万座高原ホテルで入浴した際に緑色の温泉がありました。そこの湯守の人と会話したのですが、どうして緑色なの?と聞いたら硫黄成分は白いのと緑色があるみたいですよ~草津温泉の西の河原公園も緑色あるでしょう~と言われ。確かに緑色がかった石とかあります。なるほど。万座高原ホテルの緑色温泉は白い湯花があまりなかったのですが、熊の湯温泉は緑のお湯の中に沢山白い湯の華があって同じような色はしてましたが、熊の湯のほうがお湯がよかったかな。
連れが出てくるの待ってる間熊の湯ホテルのお土産コーナーを物色してました。
熊の湯落雁というお菓子もあったのですが、熊の湯石鹸というのが気になりました。930円もするので買うか散々悩んだけど・・・930円もする成分って何だろう?
熊の湯ホテルパンフレット
今度は泊まって温泉を満喫したいのでパンフレットもらってきました。
全てクリックすると拡大します。
緑色の熊の湯温泉は幕末に佐久間象山が発見したとされる湯なんですね。湯殿が昔風情だったのでもっと昔かと思ってました。
色々なタイプの客室写真、色々な料理個別写真はこちら
熊の湯スキー場がホテルの前ですぐというのがスキーヤーにとって魅力的ではないでしょうか?
![]() 熊の湯ホテルの宿泊料金~by楽天トラベル |
熊の湯ホテル DATA
熊の湯ホテル住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
電話番号:0269-34-2311
コメント/口コミ