真田宝物館に行ったよ
長野県松代の真田公園内にある真田宝物館に行ってきました。現存する本物の真田家の世界を知る事ができる重要文化財の品々が飾ってありますから、真田ファン必見の博物館かと思います。真田歴史館、真田資料館ともいえる真田家の歴史ロマンを感じる場所です。元々真田家はご存じの通り戦国時代は上田市が本拠地でしたが、関ケ原の合戦後に真田信之(信幸)に上田城→沼田城と本拠地が変わり、最終的にこの信濃国松代藩に加増移封され代々栄えてきた地でもあります。私は真田宝物館に来る約2か月前に上田市にある上田市立博物館においても真田の歴史に関する重要文化財的な品々を見て回りましたが、こちらはどちらかというと戦国期における真田が中心でしたが、真田宝物館は戦国初期の真田から江戸時代まで栄えた真田家と歴史の幅が広くなってました。
真田宝物館 外観と駐車場
こちらが真田宝物館の正面入り口です。
全体的に横に長い大きな建物でした。
この建物の目の前に大型バスも停められる無料駐車場があります。普通車は25台まで停められます。土曜日の午前中は空きが多かったです。
しかしながら午後1時頃にはこのように駐車場も混んでました。
この松代駐車場マップを見てください。私は一番上左の場所に停めて長國寺まで歩きましたが、結果的に真田宝物館前の駐車場なら松代城跡や真田邸、文武学校、矢沢家表門、松代藩鐘楼など松代観光散策するなら中心的で便利な駐車場だと感じました。
またこの駐車場の前には松代物産館というお土産や食事ができるお店と松代観光案内所もあり観光マップうあパンフレットなどもらえます。
また真田宝物館の建物の回りは食事処やソフトクリームやお土産屋さんが固まってました。
真田丸ショップも目の前でした。
建物の真田公園側に恩田木工民親像がありました。この人は真田家第六代藩主幸弘公の時に家老に抜擢されて藩の財政を立て直した人らしいです。
正面入り口前にある銅像は真田幸治伯爵(1901-1977)です。真田家12代当主の方です。
ちなみに今も松代藩真田家は続いていて第14代当主真田幸俊さん、真田宝物館の名誉館長だそうです。
真田宝物館アクセス
真田宝物館へは上信越自動車道長野インターからなら約2キロ、信号待ちなど含めて約10分もあれば着いてしまうほどインターから近い場所にありアクセス良好でした。私が行った日は土曜日でしたがさほど道路も混雑していなくスムーズに行く事ができました。
真田宝物館の館内の様子や感想など
真田宝物館は1月17日~12月12日までは戦国の絆というのをテーマに展示をしてます。先に書きますが普段とこの期間は展示物が違うそうです。実は館内は撮影禁止の為に出口付近で展示目録が色々販売してたので、係の人に「今日の展示物が一同にまとまってる目録はどれでしょうか?」と尋ねた所まだ完成していなくおそらく7月下旬から販売できるとの事。この事で今はいつもと違う特別な内容の物を展示してるという事がわかりました。
「戦国の絆」はいつもと違う展示みたいですが、この特別期間中でも第1期、第2期、第3期と展示内容を変えるスケジュールみたいです。
入口の自動ドアをくぐると目の前にチケット販売の自動販売機がありました。チケット購入は対人間でなく自動販売機なので割引券や割引クーポンやJAFの会員証など各種割引はないみたいですね。
真田宝物館の料金は大人600円、小中学生200円でした。隣の真田邸と文武学校の3施設の入場セットだと料金は大人800円、小人300円です。毎週土曜日は小中学生無料なので子供がいる家族連れは土曜日がお得です。
チケットを握りしめ受付のスタッフに見せます。そうすると下記にあるパンフレットをくれました。入るとすぐにベンチがあるロビーとボランティアガイドの受付もありました。受付の人にこのロビーの写真も撮影ダメですか?と聞いたら・・・ここも撮影不可という事でした。
なので・・・覚えてる限りを文章で・・・
まずボランティアガイドさんにお願いすると展示物の説明をしながら館内を一緒に回ってくれるみたいです。案内ガイドさんがあるとわかりやすくていいサービスでしたが、自分のペースで見て回りたかったので1人で歩き始めました。
戦国の絆というテーマ展示は4つのステージに分かれてました。
第一ステージは「戦国初期の真田」がテーマでした。
今覚えてる主な展示物は「書状」武田信玄、武田勝頼、真田昌幸、湯本氏(湯本三郎右衛門)などなど多数の武将と書状がありました。書状は現代訳がそれぞれされてました。湯本三郎右衛門というのは私初めて知ったのですが、草津温泉一帯を治めていた領主で真田昌幸の家臣的存在の人だったそうです。草津(温泉、硫黄=火薬の元)の権益は安堵の代わりにいざ合戦となったら味方せよ系の文章だったような???
他にも真田信繁画像や矢沢頼幸が兜に付けた飾りなど。
第二ステージは関ケ原の合戦、大阪の陣の時の真田家です。甲冑や関ケ原屏風絵巻や大阪の陣絵巻、豊臣秀吉、徳川家康、そしてなんと!真田信繁(幸村)書状などもありました。
よくテレビで見る真田昌幸の絵ですが、これ掛け軸に描かれててかなり小さい絵というのもわかりました。もっと大きいかと思ってました。徳川家康の絵もありました。
第3ステージは松代藩初代藩主となった真田信之関連の展示です。第4ステージは松代藩真田家のお椀やその他もろもろお殿様が使ってたグッズなどです。
じっくり一つ一つ展示物と説明パネルをじっくり見ていくと所要時間は3時間はかかりそうな博物館でした。私は気になったものだけをじっくりと見ただけなので所要時間は1時間弱でした。館内は文化財保護の為通路などは暗くなっていてガラス内の照明で展示物が見やすく戦国ロマンに浸れるかと思います。
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真田宝物館唯一の撮影スポットはここ。甲冑の穴あきパネルに顔出して記念撮影できます。
出口付近は学習スペースがあり本や子供用の鎧兜でコスプレができるようです。
館内一周して入場してきた受付が今度は出口になりますが、ここではオリジナルグッズのお土産が少々販売してました。あと目録や資料などの本などが500円~1000円ぐらいで多数色々な種類が販売してましたが、冒頭で書いたように今回の「戦国の絆」用の目録や展示物一覧の関係資料は7月下旬から販売だそうです。やっぱり画像的なものがないとちゃんと見たつもりでもあやふやになってますね(笑)
松代藩 [ 田中博文 ]
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真田宝物館パンフレット
入場した際に受付でもらった真田宝物館パンフレットの表紙です。
真田宝物館パンフレット2ページ目です。
真田宝物館パンフレット3ページ目です。
真田宝物館パンフレット4ページ目で裏表紙になります。
真田宝物館に入場した際に受付でもらった真田大博覧会パンフレットの表表紙と裏表紙
真田の本物を体感できる
真田宝物館の案内
真田丸の世界を体感できる
真田の文化がわかる
松代の真田プログラム
松代のおもてなし
松代広域マップ
戦国大博覧会パンフレットの表紙です。
戦国大博覧会パンフレット2枚目です。真田宝物館の展示内容が書かれています。
戦国大博覧会パンフレット3枚目です。
真田宝物館 DATA
住所:長野県長野市松代町松代4ー1
電話番号: 026-278-2801
入場料:一般600円 小・中学生200円
開館時間:9時~17時まで
休館日あり:1か月1~2度火曜日休み(詳しくは公式サイトで)
駐車場:無料
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