美しの塔へ行った
美しの塔へ行った
TVなどで長野県美ヶ原高原が放映されると必ずと言っても出てくるのが「美しの塔」。塔の中に鐘がある事から個人的には現地に行くまで「恋人の聖地」的な塔と鐘だと思ってましたが、美ヶ原という場所は濃霧になる事が多く遭難する人も多かった事から、霧発生時に鐘を鳴らして位置を知らせるという人命にかかわる重要な役目を持った避難塔でした・・・
行った感想や口コミ
山本小屋ふる里館から遠くの方に鉄塔が見える王ヶ頭ホテルへ向かう道を歩きました。
朝9時ぐらいでしたが、さすが2,000mの秋、肌寒かったです。ちょっとガスってましたが歩きながらも遠くの山々もチラッと見えたりと、空気も美味しい場所でした。
牧場側の山本小屋には売店がありました。この日は営業してなかったですがきのこ汁やとろろご飯など食事もできるようです。
残念ながらこの日は牧場側にもポニーや牛さんの姿は見えなかった・・・
美ヶ原高原は凄いですね。果てはありますが、歩いても歩いても果てしない平原のような地平線がずっと見えてるような道は初めて。
そして駐車場からほぼ平坦な道を歩き続けて約20分。やっと美しの塔が見えてきました。
TVで見てた美しの塔到着。スッキリした天候だったら、360度の大パノラマ絶景も塔と一緒に楽しめるような場所にありました。
鐘を鳴らしてみました。この時恋人と行ったワケではありませんが、この時もこの塔はよくある恋人の聖地の鐘お勘違いをしておりました・・・・某県だと見晴らしの良い場所は必ずと言ってもく恋人の聖地となってるもんだから・・・・・帰りに山本小屋ふるさと館にあったパンフレットを見るまではこの塔が美ヶ原高原の単なるシンボルでなく、昭和29年霧の為に遭難者が出ないように作られた避難塔だったなんて・・・・
鐘をつく入口の上には松本の彫塑家上條俊介氏の彫った山本俊一翁の顔のレリーフがあります。行った時も誰だかわからなかったにですが、美ヶ原の遊歩道などを整備し山本小屋を作って美ヶ原高原を有名にした方なんだそうです。
顔のレリーフの反対側には美ヶ原を愛した尾崎喜八氏の「美ガ原」という詩がある事から、避難塔の役目もある美しの塔は、高さ約6mもの日本一の文学碑でもあるそうです。
塔の周りにはベンチもあって、風景を座って楽しむ事もできました。
ねころび広場というのもありました。
美しの塔からカメラのズームをあげて撮った王ヶ頭ホテル。美しの塔は標高1,961m、ホテルは2,034m、こんな場所にあるから確かに眺めは最高なでしょうね。王ヶ頭ホテルの客室からの眺望写真、お風呂からの絶景写真ギャラリー
王ヶ頭ホテルと山本小屋を結びバスと思われるのも走ってましたが、ホテルの方まで行くと御嶽神社もあるみたいだけど、美しの塔からさらに約40分ぐらい歩くみたい・・・次回にしよ。
美しの塔は塔自体も良かったですが、場所が素晴らしかった。今日はガスってて山々がシルエット的にしか見えませんでしたが、今まで見た事がない広々として平原が続いていて感動の地でした。標高もあるし街の光もないから夜は満天の星空、流れ星も沢山見られるような場所ではないかと。夜も行ってみたいなぁ。と思いつつ来た道を引き返しました。
さて、私の場合は山本小屋ふる里館から遊歩道を歩いて美しの塔へ行き、景色や風景を楽しんだ後来た道を引き返しただけですが、所要時間は約50分でした。
アクセスや駐車場
美しの塔(住所:〒386-0701 長野県小県郡長和町和田野々入)へのアクセスは車で直接行く事はできず、駐車場から歩く形。
長野自動車道岡谷インターから約34.8キロ車で約60分で駐車場へ、インターから和田峠に向かいビーナスラインに乗って山本小屋ふるさと館周辺の駐車場へ。この駐車場から歩いて約20分。
↑美ヶ原自然保護センターパンフレットアクセス参照、松本インターから約33.6キロ車で約60分で駐車場。美ヶ原林道などを通り美ヶ原自然保護センター駐車場へ。この駐車場から歩いて約70分。
私の場合はビーナスラインを走り続け山本小屋ふる里館へ。
ここだと、小屋の中に食事処やお土産売店もありました。
コメント/口コミ