国宝!旧開智学校に行った
国宝となった明治時代初期の擬洋風学校である現在は重要文化財の旧開智学校に行ってきました。
旧開智学校の校舎は1876年(明治9年)、工事費の約7割は地元の人たちの寄付により棟梁の立石清重という人によって建てられたそうです。地元の寄付でというのが立派ですね~。
松本城からすぐという近い場所あったので歩いて行きましたが、途中「松本市立開智小学校」があり、その奥に「旧開智学校」があって、新旧ともデザインが似てましたね。この時は「旧開智学校」の隣の敷地に小学校を建てたんだろう。と思ってましたが、旧開智学校は昔、女鳥羽川畔にあったそうで、昭和38年に今の場所に移築復元されたんだそうです。
目次
・入館料・営業時間
・校舎内の様子
・旧開智学校に行った感想と口コミ
・パンフレット
・アクセス、駐車場
入館料、営業時間
校舎の横方向に敷地内の入口があって、中に入ってすぐ左側に入場券売り場がありました。
営業時間は9時~17時まで。見学料金(入館料)は大人300円、小中学生150円でした。
入館チケットの裏と表
校舎内の様子
校舎の中に入る前に建物全体像を眺めて見ました。建築の事はよくわからないのですが、擬洋風建築と云われてるので、洋風を真似て和の建築をしたという事なんでしょうね。
中央の八角塔と中央の前に出てる部分がなかったら土蔵のような感じだから、中央部分が洋風を印象づけてる感じで、シンンプルでオシャレな建物でした。
校舎内の館内図
靴を脱いでスリッパに履き替え学校内へ
入口では旧開智学校オリジナルお土産?手ぬぐいなどなどが売ってました。
廊下部分は全く古さを感じなかったから、移築復元した時に全部直しちゃたのかな?
観覧の心得も掲示されてました。
展示室の一つに昔の教室風景があり、年季の入ったイスや机、ピアノなどが置かれていていい感じなんですが、壁や天井や照明が綺麗すぎるのが個人的には残念でレトロな雰囲気を楽しみたかった。
明治9年に校舎が建てられる前の学校は全久院や浄林寺を使ってたみたいで、そこが廃寺となりそのお寺の部材を使ってこの校舎を建てたそうで、そのお寺の遺物も展示室に保管されてました。
案内ガイドさんなしの自由見学でしたが、校舎内の要所要所に見どころなどが掲示されてました。
また触って持って記念撮影などできる場所もありました。
昔の教室などが、長野県の教育の歴史、当時の教科書類などなどの資料がある展示室が12部屋ありました。
展示室の他に明治天皇御座所や校長室も見学できました。
講堂は横に広かったです。
八角塔屋には行けませんでしたが、内部写真もあったし、説明書きもあったので役割もわかりました。
階段にあった不自然なドア、見どころには全部説明書きがあるので何で不自然なのかもわかりました。さて私は校舎内を順路通りに回って旧開智学校の見学が終わりました。
旧開智学校に行った感想と口コミ
私の場合1階から2階全部ぱ~と見回って所要時間は約30分でしたが、12もの展示資料室には説明書きの資料パネルなどもあり、じっくり全てを見て読んで学んで回ったら所要時間は最低3時間かかるんじゃないかと思われるほど、ガイドなしでも詳しくなってました。自分的には明治初期の年季、レトロ感を求めて行きましたが、移築復元時に修復が多かったのかな?明治の窓ガラスは手作りでゆがみもあるのですが、2階窓から外を眺めても、ゆがみのない近代のガラスだったし、レトロ感は殆ど感じない綺麗な校舎内となってて歴史ロマンはあまり感じなかったです。でも国の重要文化財だから、行って良かったとは思ってます。
パンフレット
旧開智学校パンフレット1(拡大)
旧開智学校パンフレット2(拡大)
旧開智学校パンフレット3(拡大)
旧開智学校パンフレット4(拡大)
アクセス、駐車場
旧開智学校:住所:長野県松本市開智2-4-12 電話:0263-32-5725
旧開智学校へのアクセスは長野自動車道松本インターが近く高速降りてから約3.7キロ車で約11分の道のり。
私の場合桐生市街地から高速使って約208.4キロ、車でノンストップなら約165分でした。
松本駅から約1.6キロ、歩いて行くとおおよそ21分ぐらいの距離です。お城口という停留所を起点とした松本周遊バス「タウンスニーカー」というバスでも行く事ができるようです。
右下のPが「市営開智駐車場」、ここに停めると左隣が松本神社と右隣が旨かった「蕎麦処やまとう」、目の前が松本城、またこの駐車場から約414m約4分歩いて旧開智学校とセットで観光できました。
市営開智駐車場の営業時間は8時~17時まで、1時間以内200円、以降30分毎100円でした。
旧開智学校前にも無料駐車場がありました。
コメント/口コミ