文武学校に行ったよ
文武学校は松代藩が1853年に建てた学問と武道の学び処、今でいう学校です。建物は当時に作られたものというから歴史ファンならちょっと見たくなる場所ではないでしょうか?
こちらが文武学校の入口になります。
私が行った時は信州松代真田大博覧会というイベント期間で文武学校では由緒ある藩校で武道などを体験できる真田文化体験プログラムを開催していました。着物着付けや古武道、弓道などが体験できるようです。また手作り甲冑着付けは小中学生は無料だから戦国武士にコスプレできて子供さんは喜びそうな企画ですね。
文武学校アクセスと駐車場
上信越道長野インターから文武までは約2キロ。信号待ちを入れても10分程度で到着できるアクセスのよい場所にあります。
駐車場は近隣にあります。文武学校に近い駐車場は真田邸の裏手あたりにある無料駐車場、または真田宝物館前にある無料駐車場です。この二つの駐車場なら文武学校から歩いて2~3分です。ただ駐車台数は少な目なので混雑してる場合は下記の広大すぎる市営殿町駐車場を利用したほうがいいかと。
松代城前にあるこの広大な無料駐車場から歩いても3~4分程度です。
文武学校の料金など
文武学校だけ見るなら大人200円、子供80円です。文武学校の隣にある真田邸や真田宝物館も見られる3館共通券なら大人800円、子供300円です。私が行った土曜日は子供無料でした。
係の人に聞いたら毎週土曜日は小中学生の子供は無料だそうです。子供連れなら文武学校観光は土曜日がBESTです。
文武学校の見所、様子、感想など
文武学校の入口でチケットを買うか共通券を持ってる場合は見せて中に入ります。
これが共通チケットです。
チケット売り場は昔は番所だったようです。
史跡旧文武学校の説明パネルを読みます。この学校は松代藩の藩校として第八代藩主真田幸貫公が水戸の弘道館に範をとって建設を計画し第九代真田幸教公がこれを引き継いで嘉永六年1853年に完成、安政二年1855年に開校したもので明治に入り兵制士官学校を併設しましたが、明治四年に閉校となりました。この学校での教育は藩士に対し文学(学問)と文武の両道をめざし漢字、国史、剣術、槍術、柔術、弓術をはじめ特に西洋医学、西洋砲術を教育したところに時代を先取りする気風がうかがえ、多くの人材を輩出しています。以下省略。
これが文武学校マップです。学び舎の配置はこうなってます。
まずは剣術所です。靴を脱いで中に上がれます。
お~時代劇で見たような感じの場所でした。ここで若き藩士たちは木刀をもって腕を磨いてたんですね。
柔術所です。どこも靴を脱いで上がれるようです。
ここで柔道をしてたんですね。師範やお偉いさんが着座する場所もありました。
江戸時代の作りだから天井の梁は凄いです。
西序という建物です。ここでは西洋医学などを教えてたそうです。
西序の中はこんな感じでした。
弓術所です。奧に的を置いて弓を放つみたいです。どの建物も説明パネルが張ってありました。
槍術所です。説明を受けてる観光客もいました。ここにあるパネルは発掘調査などの模様が書かれてました。
土蔵の中は文武学校の資料室になってました。ここは昔書庫だったようです。
文武学校の歴史や図面など色々ありました。
この建物が文武学校で一番大きい文学所です。
文学所の中の配置図です。6~10畳ぐらいの多数の小部屋と大部屋がありました。
今でいえばこの障子の中の各部屋は各クラスという事なんでしょうね。
文学所の一室は真田のお殿様のお部屋がありました。今でいう校長室でしょうか?
こちらは東序という建物です。ここでは主に軍学を教えていたそうです。エリートクラス?
こちらは西序という建物の全景です。文武学校観光はこのように各建物を回って中を見るという形です。見て面白かったですか?と聞かれればかなり微妙・・会津藩校日新館は当時の子供たちの様子を人形を使って各部屋で再現してたりしてたりしたので頭の中は歴史ロマンを感じましたが、文武学校は建物とその建物の中で何が学ばれていたかの説明が殆どで、似たような何もない畳敷きの各部屋を見るという感じが殆どでした。隣の真田邸では各部屋に当時の生活ぶりがわかる小物があって歴史ロマンを感じましたが・・何でここはないんだろう?という事で敷地もさほど広くなく建物も固まってるので、ぱ~と見て回るだけなら所要時間は15分程度ではないかと。説明パネルな内部の様子をじっくり見たとしても所要時間は1時間以上にはならないのではと。
文武学校関連パンフレット資料など
真田大博覧会パンフレットの表表紙と裏表紙
真田の本物を体感できる
真田宝物館の案内
真田丸の世界を体感できる真田邸の紹介
真田の文化がわかる
松代の真田プログラム
松代のおもてなし
松代広域マップ
文武学校 DATA
住所:野県長野市松代町松代205ー1
電話番号:026-278-2801
入場料金:大人300円 小・中学生100円(土曜日無料)
開館時間:9時~17時まで(入館16時半)
休館日:なし年中無休
駐車場:近隣無料
タグ :史跡
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