信州松代真田丸ドラマ展が見られる真田邸(新御殿)に行ったよ
真田邸(新御殿)は江戸時代の末期に9代藩主真田幸教公が母である貞松院の隠居所として建てられた家です。明治以降は真田家の私邸と使用されてたそうです。真田昌幸や真田信之、真田幸村時代の物ではありませんが、大名家の御殿として江戸時代当時の面影を見る事ができる場所という事と、内部は松代真田丸大河ドラマ展も開催されてるので行ってきました。ちなみに真田邸は旧真田邸とも呼ばれるようです。
真田邸は庭には入る事ができませんので外観を見られる場所は唯一庭の外の遊歩道のみでした。夏~秋は多分緑に囲まれて見ずらいので雪のない初冬や雪解けした春先あたりがベストかもしれません。
真田邸(新御殿)アクセスと駐車場
上信越道長野インターから真田邸までは約2キロ。信号待ちを入れても10分程度で到着できるアクセスのよい場所にあります。
駐車場は真田邸入口チケット売り場から歩いて2分程度の所に駐車台数は少ないですが無料駐車場がありますし、同じく2分程度の所に真田宝物館前にも20台まで停められる駐車場があります。
混雑してそうな時なら松代城前に広大すぎる市営殿町駐車場という無料駐車場もありここから歩いても3~4分程度です。
真田邸料金など
真田邸だけ見るなら大人300円、子供100円です。真田邸の隣にある文武学校や真田宝物館まで見るなら共通券がお得で3館セットで大人800円、子供300円です。私が行った土曜日は子供無料でした。毎週土曜日は子供無料なので家族連れは土曜日が一番お得!!
ちなみに真田邸の中で松代真田丸ドラマ展が開催されてますが、信州上田真田丸大河ドラマ館や上州沼田真田丸展と違って、真田邸の入場料金だけで無料で大河ドラマ館も見られました。ただ規模は小さかったです・・・・・
真田邸の見所、様子、感想など
私は3館入場可能のチケットなので受付でチケットを見せて入りました。ここからの眺めは高山陣屋に似てました。
これが入館チケットです。
門の中に入ると説明パネルがありました。私は事前情報を調べずに来たのでこの説明をじっくり読みました。史跡名は新御殿なんですね。
靴を脱いで中に上がりました。
中に入るとすぐ頼めば松代文化財ボランティアが真田邸ガイドをしてくれる受付がありました。
背kが原合戦屏風の前でボランティアガイドで説明を受けてる観光客もいました。
新御殿の修復の様子や調査の様子が説明されてるパネルも飾ってました。
昔ながらの日本家屋、今でいう大邸宅で広いです。さすが御殿。
お殿様が食事する所でしょうか?表座敷です。小道具も置かれているので生活感がわかるよい展示をしてます。
御寝所です。布団も敷かれてるので雰囲気あります。
御化粧の間です。藩主の家族の中の女性のプライベートルームだったようです。
御湯殿、今でいう浴室です。ここは狭かったですね。昔は大きなお屋敷でも浴室は小さかったんですね。
手洗の間です。
手洗の間の隣にはお殿様専用の厠、トイレがありました。畳敷きの中に便器です。
真田邸の中の障壁画の配置図もありました。この真田邸は各部屋の説明パネルと生活感溢れる小道具、また小道具の説明まであって見ごたえありました。
でも最大の見所はこの庭園です。
縁側に座布団があって腰掛けて見てくださいと案内がありました。
腰掛けながら広々とした日本庭園をまったり見られました。
腰掛けてのんびりまったりと休憩しながらじっくり庭園を楽しむ事ができました。ちなみに庭には降りる事ができません。
ちなみにこの庭園や真田邸の建物は「殿、利息でござる」のロケで使われてたようです。
帰り間際は茶室で休憩する事にしました。私が行った日は12時~14時まで500円で抹茶とお菓子のおもてなしがありました。ちなみに真田邸内で唯一冷房が効いてる部屋はここだけでした。他は全部庭園が見えるように障子とか開けっ放しなので、ほぼ外気温のまま。この日は真夏日なので暑かったからここで涼めて幸せでした。
抹茶とお饅頭を頂き涼みました。そして真田邸の家の外に出ました。
只今真田邸は真田生活体験館というイベントをしていて抹茶は毎週土曜日の14時~16時まで飲めるようです。お琴など他のイベントも多数あるようです。
真田邸内の松代真田丸大河ドラマ展の様子など
真田邸の中の一角で真田丸大河ドラマ展がありました。
大河ドラマ真田丸の年表です。信州上田真田丸大河ドラマ館や上州沼田真田丸展は館内撮影禁止だったので入口にいたスタッフの方に「撮影禁止ですよね」と確認した所「俳優さんの顔が映ってる物以外の衣装や小道具は撮影OKとの事でした。大河ドラマでの配役やその武将などの紹介パネルが顔入りで沢山飾ってありました。また俳優さん面々のサイン色紙がずらりとここも飾ってました。
真田邸内松代真田丸ドラマ展の館内マップです
左は真田信幸、大泉洋さんが着用した衣装、右は松、木村佳乃さんが着用した衣装です。
役者さんが大河ドラマで使用した撮影小物も陳列されてました。
劇中一体どのシーンで使われたかは書いてませんが・・・・・
真田信幸の刀剣です。大河ドラマでは信幸ですが松代の地では信之です。また松代だから真田信之の撮影小物が中心かもですね。この他にも台本が飾ってありましたが台本自体は撮影禁止だそうです。奧のほうはオリジナルムービーを上映してました。ただここは上のほうでも書きましたが冷房がありません。この真田丸大河ドラマ展ブースは観光客も多く真夏日の本日はさらに熱気で・・・ムービー見たてら汗吹き出してしまったので退場しました・・・・他の大河ドラマ館と違って無料だから小振りでしたが、真田丸の世界に浸る事ができました。
ちなみにお土産が帰る松代真田丸ショップは真田邸を出てまっすぐ真田宝物館に向かうと右側にありました。
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真田邸の回りを散策
邸宅を出てすぐ右側にお手洗いと土蔵があるんです。
壁を回り込む形で矢印の通り進みます。そうするとさっき抹茶を飲んで涼んだ茶室の前に出ました。
トイレは左手にありました。さらに奧に歩きます。
庭園へは囲みがあり入場する事ができませんでした。
さらに奧に進むと土蔵がありました。この右手は庭園になってて見る事ができました。ただ邸宅内から見える景色のほうが美しかったです。
歩き続けると泉水枡という発掘調査で検出されたものがありました。
一番奧は鎮守という社がありました。
この遊歩道は真田邸を囲むようになってて、柵もありこれ以上中は踏み込めません。邸宅と庭を一緒に撮りたいのですが緑が邪魔してよく見えないんです・・・
笹が勢いあって自分の目では邸宅が見えないのでカメラを両手で高く持ち撮影してやっと撮れました。この写真が撮れたので一応満足して真田邸を出る事にしました。所要時間はパネルなどじっくり読まずに見て回るなら30分程度かと。説明パネルを読んだり、腰掛けてまったり庭を眺めたり、真田丸大河ドラマ展などもじっくり見れば1時間はかかるかと思います。とにかく縁側で腰かけてみる庭の美しさには感動しました。ただ冷房がないから真夏日とかの真田邸観光は暑いから覚悟しておきましょう。
真田邸関連パンフレット資料など
真田大博覧会パンフレットの表表紙と裏表紙
真田の本物を体感できる
真田宝物館の案内
真田丸の世界を体感できる真田邸の紹介
真田の文化がわかる
松代の真田プログラム
松代のおもてなし
松代広域マップ
真田邸新御殿 DATA
住所:長野県長野市松代町松代1
電話番号:026-215-6702
入場料金:大人300円 小・中学生100円
開館時間:9時~17時まで(入館16時半)
休館日:なし年中無休
駐車場:無料
タグ :史跡
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