野沢温泉共同浴場上寺湯に入った
野沢温泉共同浴場上寺湯で日帰り入浴した。
上寺湯は野沢温泉にある13の共同浴場の一つで歴史もあるそうです。
場所的には熊の手洗湯温泉街という坂道の途中にありました。
坂を基礎で平地にしてその上に湯屋がありました。
女湯入り口の左側には十二神将の「波夷羅大将」が祭られていて、そこには「薬師如来は様々な病苦を救い、来世までの福徳を授ける尊い仏様です。その仏徳の一つが温泉です。そして病気など悪魔を武神の姿となって防ぐのが眷属の十二神将です。薬師三尊を囲んで四方を守り、のちに十二支に配当されました。波夷羅(はいら)大将は文殊(もんじゅ)を本地仏として未(ひつじ)の歳と方位をお守りしております。」と書かれていました。
坂に上の方から湯屋を見ると17分~20分で温泉卵をいれる釜と温泉を汲む事もできるようになってましたが、湯仲間と組員以外は汲む事ができないと書かれてました。
湯屋は見た目古さを感じさせなかったから近年改築されたっぽい感じでした。また温泉卵器もありました。
地元の人はお風呂に入ってる間お燗してる事もあるそうです。
湯屋の左側に集印めぐりのスタンプがありました。
集印帳にスリスリしてできた上寺湯のスタンプです。上寺湯とは「真湯から坂を下り湯沢側ぞいのところにあり、ここは歴史の古い湯。温泉卵を作れる釜あり。」
目次
・利用時間、泉質、効能
・浴場の様子、感想、口コミ
・アクセス、駐車場、住所
利用時間、泉質、効能
野沢温泉全共同浴場の入浴時間は4月から11月は5時~23時まで、12月から3月は6時から23時まで
地元の人たちが管理清掃してるから私のような観光者は入浴料金として気持ちを十二神将の「波夷羅大将」の賽銭箱へ入れましょうね。
上寺湯の温泉成分分析書(平成19年6月15日)
源泉名は丸釜で泉温は82.4℃、無色澄明、硫化水素臭を有する、PH8.8
泉質は含硫黄ーナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
効能である浴用の適応症はリュウマチ性疾患、慢性中毒症(水銀、鉛、ヒ素など)、皮膚掻痒症、角化症、慢性湿疹および苔癖、脂漏性疾患(にきび等)、凍瘡(しもやけ)、慢性膿皮症、運動障害(特に神経麻痺)、創傷、女性慢性炎症、月経異常(特に無月経、過少月経)、ある種の不妊症(卵管通過障害のないものなど)
この温泉は飲用可のようで飲用の適応症は、糖尿病、慢性中毒症、リュウマチ性疾患、痛風及び尿酸素質、慢性便秘、運動障害(特に神経麻痺)、慢性気管支炎
上寺湯の温泉成分分析書は古かったので今後少し内容が変わる可能性ありでした。
浴場の様子、感想、口コミ
湯屋の扉を開けるとすぐ脱衣所がありその前に湯舟もありました。脱衣棚の一番下は靴置き場で棚の一番向こう側にカギ付きの貴重品ロッカーがありました。上寺湯も浴場と脱衣所の壁や扉などの境がないからお風呂に入りながら自分で脱衣所方向を見れば防犯もできるよく考えれた造りになってました。
上寺湯は高級感感じた浴場の一つで床も御影石、浴槽も御影石を使ってるみたい。
この日は色々湯めぐりしてまししたが、上寺湯のお湯は熱く感じました。どうやら麻釜の湯から引いてるみたいで、頑張って入れない事はない熱さでしたが熱い湯苦手も私は殆どカラスの行水状態でお風呂から出ては涼みの繰り返し。それでも1人でのんびりと入浴できました。やっぱり温泉は源泉かけ流しに限りますね~。
また上寺湯は麻釜の源泉だから麻釜湯と同じという口コミも見かけましたが、両方を入浴して体感上は全く違いはわかりませんでしたが、温泉成分分析書を見ると源泉が違いましたよ。
アクセス、駐車場、住所
上寺湯:住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷上寺湯
上寺湯すぐ近くには駐車場はありませんでした。私が停めた時は無料開放中だった横落駐車場から歩いて約10分前後ぐらいでした。
コメント/口コミ