野沢温泉共同浴場真湯に入った
野沢温泉共同浴場真湯で日帰り入浴した。
真湯は野沢温泉にある13の共同浴場の一つで温泉街の北方向に位置しつつじが丘公園の入口にあって共同浴場の中では特に湯の花が多く白濁してる温泉でした。
真湯の湯屋は改築してそんなに年が経ってないようなあまり古さを感じさせないどちらかというと綺麗な建物でした。
男女別浴場前には真湯霊泉と看板が掲げられてて、真ん中に十二神将の「招杜羅大将」が祭られていて、そこには「薬師如来は様々な病苦を救い、来世までの福徳を授ける尊い仏様です。その仏徳の一つが温泉です。そして病気など悪魔を武神の姿となって防ぐのが眷属の十二神将です。薬師三尊を囲んで四方を守り、のちに十二支に配当されました。招杜羅(しょうとら)大将は大日如来(だいにちにょらい)を本地仏として戌(いぬ)の歳と方位をお守りしております。」と書かれていました。
湯屋の右側にあった「天下の名湯真湯」の石碑の所に集印めぐりのスタンプがありました。
集印帳にスリスリしてできた真湯のスタンプです。真湯とは、温泉街の北、つつじ山公園入口にある。大きな松の木と丸型郵便ポストが近くにあり、ここから温泉街とスキー場を見ることができる。こぢんまりとした浴槽だが、気温や温度によって湯の色が変わるので目でも楽しめる湯。
目次
・利用時間、泉質、効能
・温泉浴場の様子、感想、口コミ
・アクセス、駐車場、住所
利用時間、泉質、効能
野沢温泉全共同浴場の入浴時間は4月から11月は5時~23時まで、12月から3月は6時から23時まで
地元の人たちが管理清掃してるから私のような観光者は入浴料金として気持ちを十二神将の「招杜羅大将」の賽銭箱へ入れましょうね。
真湯の温泉成分分析書(平成9年12月26日)を見ると
源泉名は真湯で泉温は61.2℃、淡黄色澄明、弱硫化水素臭を有する、PH7.6
泉質は単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)
効能である浴用の適応症はリュウマチ性疾患、慢性中毒症(水銀、鉛、ヒ素など)、皮膚掻痒症、角化症、慢性湿疹および苔癖、脂漏性疾患(にきび等)、凍瘡(しもやけ)、慢性膿皮症、運動障害(特に神経麻痺)、創傷、女性慢性炎症、月経異常(特に無月経、過少月経)、ある種の不妊症(卵管通過障害のないものなど)
真湯に掲示されてた温泉分析書は古かったので、今後適応症など変わる可能性があります。
温泉浴場の様子、感想、口コミ
湯屋の扉を開けると脱衣所があってその先にお風呂が見えました。服を脱ぎながら白濁してる温泉の湯舟に入るのが楽しみでした。湯屋の外観も綺麗でしたが、中はもっと綺麗でした。よ~く見ると壁面に鏡があって洗い場のようなスペースも見えたから、共同浴場では珍しい造りでした。
脱衣の棚も綺麗で一番下が靴置き場、そしてカギ付きの貴重品ロッカーもありました。
真湯の浴場は縦に長いという表現かな。脱衣の棚が両脇にある造りとなってました。
お風呂に入る前に真湯を愛されるお客様へという張り紙があってそこには「現在源泉湯温が不安定な状況です。熱湯注意の日やぬるくて入れない日もあります。入浴前によく湯温を確認してから湯舟に入られるようにお願いします」と書かれていました~。今日は入れるかな?ドキドキ。
かけ湯してセーフ。私にとっては丁度よい湯温でした。壁面から源泉もじゃばじゃば出てるし、源泉かけ流しだから湯舟からもジャバジャバとお湯がこぼれて、しかも貸し切り状態だから最高でした。ほのかな硫黄臭(流会水素臭)と白濁したお湯の色でこれぞ温泉という気分で超リラックスできました。
壁面には桜の枝まで飾ってあって、この季節に来たからほんと気持ちよく入浴できました。共同浴場を湯めぐりしてますが、真湯は壁面や床でタイルの色が違ってて浴場全体が華やかな感じで洗い場があったり花が飾ってあったりと他の共同浴場とは一味違っててかなり気に入った温泉風呂でした。
アクセス、駐車場、住所
真湯:住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8852
真湯すぐ近くには駐車場はありませんでした。私が停めた時は無料開放中だった横落駐車場から歩いて坂道もあったから約15分前後ぐらいでした。中央ターミナルの所に有料駐車場があったからそっちの方が若干近いかと思います。
コメント/口コミ