熊の手洗湯

おでかけポコ〈そこ実際どうだったか?体験口コミレポ〉

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野沢温泉熊の手洗湯に入った


野沢温泉熊の手洗湯で日帰り入浴した。

熊の手洗湯は野沢温泉にある13の共同浴場の一つで怪我をした熊が傷を治したという事が名前の由来だそうです。湯屋の入口上に熊の手洗湯縁起というのがあってそこには「野沢温泉発祥の湯といわれる本鉱泉は、今を去ること約1250年前の養老年間、元正天皇の御宇一猟師適がこの地に来、射止めた大熊の跡をたどって行くと、小さい溜め池で手を洗っているのを見て怪しんでひそかに様子をうかがっていると、先ほど負傷したところを鉱泉の湧出口に浸していた。それで人々はこの地を切り開いて、ここに居を移したのである。ちなみに効用は、外傷・やけど・切り傷、もちろん高血圧症、その他もろもろの疾病に顕著な効用を示すものである」というような事が書かれていました。これを見ると熊の手洗湯が野沢温泉の元となった源泉のようですね。

熊の手洗湯の湯屋

熊の手洗湯は2015年に建て替えれてるので、綺麗な湯屋となっていました。

熊の手洗湯入口

入口には十二神将の「因達羅大将」が祭られていて、そこには「薬師如来は様々な病苦を救い、来世までの福徳を授ける尊い仏様です。その仏徳の一つが温泉です。そして病気など悪魔を武神の姿となって防ぐのが眷属の十二神将です。薬師三尊を囲んで四方を守り、のちに十二支に配当されました。因達羅(いんだら)大将は地蔵(じぞう)菩薩を本地仏として午(うま)の歳と方位をお守りしております。」と書かれていました。

熊の手洗湯源泉と薬師堂

因達羅大将の下にあった掲示物に書かれていた文章に薬師如来がでてきましたが、湯屋の反対側の少し奥に薬師堂があり、この裏側に熊の手洗湯の源泉がありました。もしかしたら昔はこの薬師堂のすぐ近くに湯屋らしきものがあったから昔は寺湯、手洗場、照湯、とも呼ばれてる時があったのかな?実際は観光者の私にはわからないから想像です。

熊の手洗湯の集印スタンプ

熊の手洗湯入口にある集印めぐりのスタンプを集印帳に押すとこんな感じになりました。

熊の手洗湯温泉卵釜

湯屋の目の前の道路を挟んで目の前には温泉卵を入れる釜がありそこには源泉は75℃、温泉卵が12~14分でできますと書かれてました。熊の手洗湯の源泉温度は43℃だから源泉が違うのかな?

熊の手洗湯マップ

熊の手洗湯の場所がわかる周辺マップです。






目次

利用時間、泉質、効能

温泉浴場の様子、感想、口コミ

アクセス、駐車場、住所




利用時間、泉質、効能

野沢温泉全共同浴場の入浴時間は4月から11月は5時~23時まで、12月から3月は6時から23時まで

入浴時間のお知らせ

熊の手洗湯の外壁には近隣市町村からの日帰り入浴は午前8時から午後5時までの入浴でお願いしますとの張り紙がありました。

地元の人たちが管理清掃してるから私のような観光者は入浴料金として気持ちを十二神将の「因達羅大将」の賽銭箱へ入れましょうね。

温泉成分分析書(平成9年12月12日)から源泉は熊の手洗湯で泉温は43.3℃、無色澄明、弱硫化水素臭を有する。PHは8.8

泉質は単純硫黄温泉

浴用の適応症(効能)は、リュウマチ性疾患、慢性中毒症(水銀、鉛、ヒ素など)、皮膚掻痒症、糖尿病、角化症、慢性湿疹および苔癖、脂漏性疾患(にきび等)、凍瘡(しもやけ)、慢性膿皮症、運動障害(特に神経麻痺)、創傷、月経異常(特に無月経、過少月経)、ある種の不妊症(卵管通過障害のないものなど)

鉱泉分析法指針

上の分析書は古いので今後適応症などが変わる可能性があります。


温泉浴場の様子、感想、口コミ

熊の手洗湯脱衣棚の様子

外も新しかったけど中も新しさ感がいまだにあってとても綺麗でした。地元の人が一生懸命掃除して維持してるのでしょうね。有難い事です。写真のように靴を脱いで脱衣棚の下に靴を入れます。奥に貴重品入れのコイン式ロッカーもありました。

お湯に浸かりながら脱衣棚が見える

野沢温泉の共同浴場は浴場と脱衣所に一体感があって構造が素晴らしい~お風呂に入りながらも自分の棚も出入りする人もわかるからカギ付きロッカーなくても自分の目で防犯できて安心しますね。

熱い湯とヌルい湯の仕切りがあった熊の手洗湯

お風呂は左がヌルイ湯で右が熱い湯と分かれてました。洗い場はありませんでしたが、地元の人らしき人は右側で体を洗って風呂桶で流して入ってました。そんなに大きくない湯舟に源泉がじゃんじゃん出ててこれぞ源泉かけ流しの温泉ですね~。

熊の手洗湯の湯舟にあった湯の花

ほぼお湯が無色透明でしたが、写真だと見えにくですが白い湯花も浮いてるし硫黄臭(硫化水素臭)もして温泉情緒たっぷりありました。

熊の手洗湯の温泉の様子

野沢温泉の共同浴場の中では熊の手洗湯は源泉温度が高く熱いという口コミを見てて熱い湯苦手の私も入れるのかな~と心配でしたが、この日は熱湯とヌル湯両方楽勝に入れました。体感上は驚くほど熱くなかったし、二つの湯舟に大きく違う温度差もなかったです。

ここに来る前に色々な共同浴場の湯めぐりをしてましたが、多くても1人で、熊の手洗湯は入る前に1人出て、入った時2人いて、その後1人となり、その後地元の人と思われる人が入ってきてて、地元らしき人が出て最後に私が出たと同時に外人さんが入ってきたから一番人がいた人気の共同浴場という感じがしました。来たのが大体お昼時だったから夕方とか混みそうな予感もする共同浴場でした。湯屋自体が綺麗だったし、湯舟も綺麗だったし、他の共同浴場に入った中で熊の手洗湯は長湯をした方です。


アクセス、駐車場、住所



熊の手洗湯:住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8955

熊の手洗湯周辺駐車場マップ

熊の手洗湯すぐ近くには駐車場はありませんでした。私が停めた時は無料開放中だった横落駐車場から歩いて約7分ぐらいでした。


 

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長野県 野沢温泉   コメント:0

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