野沢温泉共同浴場麻釜湯に入った
野沢温泉共同浴場麻釜湯で日帰り入浴した。
麻釜は湯沢温泉での人気観光スポットでもあり、地元の人たちの台所でもあるようですが、入浴を楽しむ事ができません。でも少し離れた所の麻釜湯として共同浴場がありました。
麻釜は坂の一番上で地元の人もバイクや軽自動車で行く人が多かったように見えましたが麻釜湯は坂下にあって私のような観光者でも歩いて行きやすい場所にありました。
書きながら写真見て気がついた細かい話ですが湯屋に掲げられてる「麻釜湯」の文字は左読みなんですね~熊の手洗湯や上寺湯、真湯は右から読みだったから。
もう一つ不思議なのが、観光スポットである麻釜が「おがま」と呼んでたから、てっきりココも「おがまのゆ」と読むのかと思ったら「あさがまのゆ」と呼ぶそうです。源泉はおがま、浴場はあさがまの湯、観光者の私からすると不思議だ~?何故違うんだろう?麻釜と麻釜湯は場所も内容も違うから読み方変えて間違えないようにしてるのかなぁ?
湯屋の後ろ側に行ったら洗濯場というのがあってドアが開いてました。
ここで地元の人は洗濯物を手洗いするんですね~。ガンコな汚れには熱い温泉が効きそう~。
女湯入口右側には十二神将の「摩虎羅大将」が祭られていて、そこには「薬師如来は様々な病苦を救い、来世までの福徳を授ける尊い仏様です。その仏徳の一つが温泉です。そして病気など悪魔を武神の姿となって防ぐのが眷属の十二神将です。薬師三尊を囲んで四方を守り、のちに十二支に配当されました。招杜羅(まこら)大将は大威徳明王(だいいとくみょうおう)を本地仏として申(さる)の歳と方位をお守りしております。」と書かれていました。
集印帳にスリスリしてできた麻釜湯のスタンプです。麻釜の湯とは「村の台所麻釜(おがま)は村人達が山菜や野菜をゆで、野沢菜を洗うなどしてる。30余りの源泉の一つ。その麻釜通りにあり、麻釜から源泉を引湯している、古めかしい外観だが浴室はきれい。」
目次
・利用時間、泉質、効能
・浴場の様子、感想、口コミ
・アクセス、駐車場、住所
利用時間、泉質、効能
野沢温泉全共同浴場の入浴時間は4月から11月は5時~23時まで、12月から3月は6時から23時まで
地元の人たちが管理清掃してるから私のような観光者は入浴料金として気持ちを十二神将の「大威徳明王」の賽銭箱へ入れましょうね。
麻釜湯の温泉成分分析書(平成26年11月5日作成)*平成26年7月1日「鉱泉分析法指針」改定後のものと思われるから今の時代にあった正確な表記
源泉名は丸釜、茹釜、竹伸し釜、御嶽の湯の混合栓で泉温は77℃で温度が高いから加水してるそうです。
泉質は含硫黄ーナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉)
この温泉特有の泉質別適応症(効能)は、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化農症、きりきず、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症。他に一般適応症あり。
浴場の様子、感想、口コミ
麻釜湯の脱衣棚にはカゴが用意されてました。棚の一番下は靴置き場なのかな?と思ったけど一番右側に風呂桶などもあって、ちょっとわからないし、1人しかいなかったから入口に靴を置いて上がり服を脱ぎました。棚の左側には貴重品入れの鍵付きロッカーもありました。
目の前に湯舟があって壁側は岩風呂風で、源泉も注がれていましたが少量の水がホースから流れて加水されてたからちょっと熱い程度で熱い湯苦手の私も気持ちよく入浴できました。
温泉に入る前に湯屋の写真を撮ってた時から季節柄ツバメが沢山飛んでました。お風呂に入っててもツバメの鳴き声がよ~く聞こえる・・・立って見ると隙間に燕がとまったり、飛んでったり、入ってたりと賑やかな浴場でした。
よ~く見たら湯屋の中に燕の巣がありました~。そりゃ~賑やかになるワケですね。ここなら雨もしのげるし、温泉の熱で暖かいしツバメさんには良い場所かも~。
四隅壁で湯屋の中の内湯でしたが、目を閉じて入ればツバメの鳴き声でまるで野天風呂にいるような感じの愉快なお風呂が満喫できました。ここは楽しかったなぁ~。
アクセス、駐車場、住所
麻釜湯:住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷麻釜湯
麻釜湯すぐ近くには駐車場はありませんでした。無料開放中の横落駐車場から歩いて坂道もあるから約10分強ぐらい。中央ターミナルの所の有料駐車場からなら歩いて約5分前後。
コメント/口コミ