せせらぎの湯桜や作右衛門の温泉に入った(日帰り入浴可)
磯部温泉には碓氷川沿いに4軒の宿がありましたが、その中の1軒が「せせらぎの湯桜や作右衛門」という宿で、日帰り入浴として温泉に入ってきました。
白い鉄筋造りと思われる宿でしたが、エントランスに提灯もぶら下がっていて温泉宿の情緒がありました。
私が行った13時30分時点では日帰り入浴は14時からという事で少し駐車場で待ってから館内に入り日帰り入浴料金800円を払いました。中に入ると正面がフロントでした。
フロントの左隣がお土産売り場。
ロビーも広くよく掃除されて綺麗な宿でした。お風呂は1階でロビー横を通ってコの字のように丁度ロビーの窓の中庭を挟んで反対方向と説明をしてくれました。
中庭の脇にはプールまでありました。
客室通路も通ったりして~リニューアルしたようで綺麗でした。駐車場からだとそんなに大きな建物に見えませんでしたが、結構広めな大きなホテルになってるのがわかりました。
大浴場前には冷水やベンチの休憩所も用意されてました。
フトントから100mぐらい歩いたんじゃないかな?大浴場前に到着。
目次
・泉質、効能
・脱衣所の様子、アメニテイ
・温泉に入った感想と口コミ
・パンフレット
・アクセス、駐車場、周辺
泉質、効能
温泉分析法指針が改訂された後にできた最新の平成27年2月23日付の温泉成分分析書が掲示されてました。
温泉成分分析書を依頼されて作成する所はいくつかあるのですが、この分析書は見やすかった~
源泉名は磯部温泉(恵の湯)で源泉の泉温は9.6℃、PH値は7.2
源泉の泉質はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)
泉質の説明~塩化鉱泉は、入浴後肌に塩分がついて発刊を抑えるので保湿効果が高く、よくあたたまる温泉です。
炭酸水素塩泉は、無色透明で肌をなめらかにする効果があり美肌の湯とも呼ばれ、お湯そのものの肌触りも良く清涼感に満ちた湯上り感をもたらしてくれます。
適応症(効能)の覧を見るとこの温泉の泉質別適応症はないようで、どの温泉でも同じ効能の一般的適応症が記載されてました。
温泉利用状況表は、加水あり、加温あり、循環あり、塩素剤混入ありと源泉かけ流しではありませんでした。
脱衣所の様子、アメニティ
脱衣所はソコソコ広く、掃除もちゃんとしてるようで清潔感あふれていて綺麗でした。
鍵のかかるロッカーはなく、カゴを使う脱衣所でした。
洗面台のアメニティはドライヤーと整髪剤とブラシ。
温泉に入った感想と口コミ
お風呂への扉にはシャワーが最初冷たいかも~と親切に書いてあるから使う時にビックリ!しなくて済みますね。
内風呂の大きさはまぁまぁ広く10人ぐらいなら足を伸ばして入っても窮屈感がない感じの広さだったかな。
壁面には洗い場がずら~と並んでてボディソープやシャンプーなどのアメニティも揃ってました。
無色透明、塩素剤混入ありだからその匂いが少しある、またお湯の手触りも、体感的には温泉感があまり感じられなかったものの内風呂はロケーション最高!2方向がガラス張りで昼間だったから採光も良く、私一人で貸し切り状態だったので気持ちよく入浴できました。
内風呂のガラス張りの先は露天風呂があるのですが、外に出るドアには温泉含有率約30%のお知らせがあり、内風呂のお湯より期待できそうでワクワク。
樫の湯という岩風呂で、若干お湯に色がついてて内風呂と違いました。
露天風呂のエリアは広々としていて屋根がありましたが、透明パネルだし開放的。屋根があるからまた雨の日でものんびりくつろげそうな場所でした。
ここのお湯は肌ざわりがなんか違う気がすると思ってたら何ヶ所からブクブクと泡が放出されてました。ジャグジーでなくよくある炭酸風呂のような噴射。
元々泉質の成分に炭酸水素が含まれててて、加水されて30%に希薄してるから人工的に効果を出してるけど、炭酸風呂が満喫できて最高。
タライ風呂もあり、ここは磯部温泉の源泉風呂でした。しかし源泉の湧出温度は9.6℃。手を入れただけで冷たくてとても中に入る勇気が・・・・
露天風呂には打たせ湯もあったりして、貸し切り状態だから長湯して楽しみました。
磯部温泉では、日帰り入浴施設恵の湯と磯部ガーデンでも入浴しましたが、個人的には「せせらぎの湯 桜や作右衛門」の露天風呂が一番温泉っぽい情緒があって、しかも体中泡にくくまれてポカポカでした。
磯部温泉はどこも加水されてて、湧出量が少ないというのもあるかもですが、温泉成分が濃いから薄めてるという話も聞きます。確かに温泉成分分析書を見ると成分総計3.24g/kgも数字が、例えば伊香保温泉黄金の湯(だいたい1.36g/kg)の約3倍弱の成分があり濃厚なのが数値を見てわかりました。だから露天風呂は30%に薄めているとお知らせが貼ってありましたが、全国的な温泉で見ても濃い方の部類に入るのではないかと思いました。
女性の友達と一緒に行って、友達も誰もいなくて貸し切り~という事で女性大浴場の内風呂の写真を撮ってきてくれました。ほぼ男湯と同じ感じでしたが、浴室自体が男湯より狭そうな感じ。
私と同じようにブクブクも発生してて、よく温まって気持ちよかった~と言ってました。
パンフレット
せせらぎの湯桜や作右衛門パンフレット1(拡大)
せせらぎの湯桜や作右衛門パンフレット2(拡大)
せせらぎの湯桜や作右衛門パンフレット3(拡大)
せせらぎの湯桜や作右衛門パンフレット4(拡大)
アクセス、駐車場、周辺
せせらぎの湯桜や作右衛門:住所:群馬県安中市磯部1-5-21 電話:027-384-0088
せせらぎの湯桜や作右衛門へのアクセスは上信越自動車道富岡インターから約11キロで車で約20分の道のり。
富岡製糸場から下道で約10キロ車で約18分、妙義神社から約9キロ車で約18分、碓氷峠鉄道文化むらから約12キロ車で約20分、一之宮貫前神社から約7.3キロで車で約13分、こんにゃくパークから約13.7キロ車で約25分と周辺観光地からも近い。
電車の場合、JR信越本線磯部駅から約600mだから徒歩で約7分と駅からも近い。
私の場合、桐生市街地から高速道路を利用してせせらぎの湯桜や作右衛門まで約69キロ、車で約80分でした。
温泉街には桜や作右衛門の案内標識もあり道路にアーチ型の看板もあるのでわかりやすかったです。
宿前の敷地に無料駐車場がありました。
コメント/口コミ