常泉寺(秩父札所第3番御朱印巡り)に行った
常泉寺(秩父札所第3番)に行った(バイクで秩父札所巡り御朱印巡り日帰りツーリング旅)
秩父市指定史跡である岩本山常泉寺は別名秩父のアジサイ寺と呼ばれているお寺、この札所は、三間四面、表に一間の大唐破風の向拝をふし、建築彫刻として繊細を極めています。特に竜の彫刻をほどこした向拝の海老虹梁のかごぼりの細工は実に見事です。彫士は熊谷近くの玉井の住人飯田和泉と云われるもので明治三年、秩父神社の薬師堂を移築したもので江戸後期の建築物であります。本尊は聖観世音立像一木造り、像高九七・三糎、室町時代の作です。札所の周囲には長命水の井戸、眼病祈る不睡の石、子持ち石など伝統を持っております。その昔、この堂より北の矢行地に本尊が安置され、今の札堂の地に行基菩薩彫刻の十王像が安置されていたと云う。巡礼客十人あまりこの十王堂に宿り誦経し、その声は里人の心を打ち非常に喜ばれたと云う、折しも近くにある矢道の地より数千の征矢を射る如く光明が輝きこの地を照らし里人は驚いて十王堂に集まり例の巡礼者をみると、いづこかへ消えて矢行地にあるべき霊像が巌然と座している姿に驚き里人は矢行地の堂を矢追に移し永く当所に安置したと云う縁起があります。この縁起は当地の名主堀内家が常泉寺を建て、札所を移したことを物語っております
常泉寺 | |
住所 | 埼玉県秩父市山田1392(地図) |
電話 | 0494-23-2050 |
宗派 | 曹洞宗 |
山号 | 岩本山 |
安置仏 | 聖観世音菩薩 |
御朱印時間 | 夏季8時~17時、冬季8時~16時*通年12時~12時30分まで昼休み |
納経料(御朱印料金) | 300円 |
駐車場 | 無料 |
トイレ | あり |
アクセス | 関越自動車道花園インターから秩父方面に向かい約28.8キロ車で約45分、西武秩父駅から約4キロ徒歩で約49分路線バスなら定峰、皆野駅行、、秩父札所第2番真福寺から約3km徒歩なら36分 |
目次
・境内の様子と感想
・御朱印
・常泉寺周辺札所巡り案内図
Loading ...
■口コミを見る/投稿する |
境内の様子と感想
日帰りバイクツーリングでの秩父札所巡り、第1番四萬部寺、第2番真福寺、札所光明寺を巡り第3番常泉寺に到着
のどかな景色が広がる場所に常泉寺はあった
常泉寺の開創は文暦元年(一一三四年)三月十八日覚了和尚の開山と寺伝に残る。当初の所在は高篠山の中腹の岩窟の中に観音像が安置され、天台宗修験者により開創されたものと推定される。二番真福寺の納経所である光明寺の援助を得て現在の地に観音様を遷座した。その当時は真言宗であった。「光明寺二世峰山壽鷲大和尚の開山。堀内三右衛門(源翁宗心居士)開基。」と記された堀内家の日記が確かな記録である。往時は礼堂、観音堂、弥陀堂、庫裏、本堂と寺勢を誇っていたが、弘化四年(一八四七年)の大火で類焼に遭い鳥有に帰したが、十二世曽源碩水の浄財喜捨により安政五年(一八五八年)本堂を再建された。その後、時代に翻弄され無住の期間もあったが、幾多の苦難を辿り、千大の兼務住職、大法神爾大和尚(光明寺)が過去帳や不備書類等を整備したうえ、弟子の和皎(現住職)を三十一世として嗣子した。
蓮池の前を通り観音堂へ
観音堂は風格もあり細かい彫刻が見応えあった
鉱泉も湧き出てるみたい、近くに温泉宿があり、後日温泉も好きだから車で来た時に新木鉱泉鉱泉旅館に泊まった
休憩所やベンチなども置かれてたりして整備され画になる風景が楽しめる素晴らしい境内でした、このお寺は散策しがいがありますね、さて常泉寺を楽しんだ後、第4番金昌寺にバイクを走らせましたが、ちょうどお昼時間だったしお腹も減ったので近くの秩父茶屋にてランチをしました
御朱印
納経所御朱印所
常泉寺周辺札所巡り案内図
コメント/口コミ