秩父神社に行った(御朱印あり/見どころは?)
秩父神社に行って御朱印を授かってきた
秩父神社は三峯神社、寳登山神社(宝登山神社)とともに秩父三社の中の一社で秩父駅や西武秩父駅に近い市街地にある大きな神社(武蔵国四宮)。また関東人には「秩父夜祭」で知られる有名な神社でもある。
創建は崇神天皇の時代に知知夫彦命が初代知々夫国造に任命された時と伝わるので紀元前97年~紀元前30年の間という歴史の深い神社。
今ある社殿は戦国時代の1592年築とされ県指定有形文化財となっていて、「子育ての虎」「お元気三猿」「北辰の梟」「つなぎの龍」などなど見事な彫刻がある。中でも「お元気三猿」は日光東照宮の三猿「見ざる、聞かざる、言わざる」の逆「よく見て・よく聞いて・よく話す」というから面白い。
御祭神は「八意思兼命 (やごころおもいかねのみこと)」「 知知夫彦命 (ちちぶひこのみこと)」「天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ)」「秩父宮雍仁親王」
目次
・境内の見どころと感想
・御朱印やお守り
・【2023年】年間行事
・パンフレット
・アクセス、駐車場
境内の見どころと感想
大きな神社ですが大鳥居から社殿も見えてるように歩き疲れるというほどの広さではなかったです。これより境内は犬の散歩禁止になってました。
手水舎の彫刻も細かかった
神馬舎
大きな建物は平成殿・社務所
神楽殿
神門
御本殿(拝殿幣殿本殿)
御本殿の額は「知知夫神社」創建の時代はここが知知夫国、いつからどうして「秩父」となったのか?気になる~
御本殿正面には4枚の虎の彫刻画がありましたが、その一つが有名な左甚五郎作の「子宝子育ての虎」
「赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな 子供には眼を離すな 若者には心を離すな」という親の心得が描かれるようです。
御本殿の左側、私が一番見たかった「お元気三猿」、この彫刻のタイトルも現代風で面白い
日光東照宮の逆というのが、これまた最高に面白い。
俺は見ちゃうよ~という感じでワザと大きく目を開いてる姿にも見えて笑える。
初めて「お元気三猿」を見た時は日光東照宮に皮肉って作ったのかな?と思ってましたが、秩父神社の今の社殿は江戸幕府前の1592年徳川家康公の命で建てられたもの、日光三猿の東照宮は徳川家光の命で1636年から造り替えが始まった社、家光公は「お元気三猿」を知ってて、江戸時代は、よく話しちゃダメ、よく見ちゃダメ、聞き耳たてちゃダメなんだよ~と思って作らせたのかな?この猿の彫刻だけで色々想像できて楽しかった。
御本殿の上に「北辰の梟」体は正面、顔は北を向いて御祭神をお祀りしてるそうです。
ありゃ?つなぎの龍がない・・・・・・(涙)
保存修理工事中・・・・面ごとに工事するようで全完成予定は令和5年10月頃らしい。
工事柵にはこういう彫刻がありましたという写真がズラリと貼られてました。これが「つなぎの龍」
でも「子宝子育ての虎」「お元気三猿」「北辰の梟」以外にも彫刻はあったので見られて満足
本殿の後ろ側は額殿と天神地祇社
御本殿の周囲には摂社や末社などがありました。ここは水占みくじをする柞の禊川、木々の後ろに「禍津日社」「天満天神宮」「東照宮」
「東照宮」の御祭神は徳川家康公~子孫繁栄の神様
「天満天神宮」の御祭神は菅原道真公~ご存じ学問の神様!受験者必須神社
「禍津日社(まがつひしゃ)」御祭神は禍津日神~災禍を直す神様
摂社や末社のある木々の部分、遠くから見ると木はデカイ。一番右の銀杏が御神木。紅葉時期なら黄色になって美しい姿になるんでしょうね。
御神木の反対側に「神降石」奥は「柞稲荷神社(ははそいなりじんじゃ)」御祭神は倉稲魂神~商売繁盛の神様
「諏訪神社」御祭神は建御名方神、八坂刀売神~風水守護、旅行安全の神様
「日御碕宮」御祭神は須佐乃男神~悪疫退散の神様
秩父宮御手植銀杏と奥は神饌所
御柱もあった。私の頭の中は御柱=長野県諏訪地方の神社でしたが、秩父御柱祭というもあったんですね~
秩父神社は見どころが他にもありましたが、ここでは割愛。
しかし、本社や摂社、末社で神様の沢山おられる境内だったから、御利益は何でもありますね~厄除け、学業、安全、金運、安産祈願、縁結びなどなど、私の場合じっくり色々見て回ったので所要時間は1時間ぐらいでしたが、本社お参りと御朱印なら20分前後の所要時間かも。
御朱印やお守り
社殿の右隣に御守りや御朱印受付授与所(納札所)がありました
ここは17時まで17時以降の御守り御朱印は平成殿(18時まで)で授与と書いてありました
秩父神社御朱印帳
秩父神社御朱印記帳で授かりました~500円
秩父神社は三峯神社、寳登山神社(宝登山神社)とともに秩父三社の中の一社だから御朱印の待ち時間30分ぐらいの時もあるそうです。
秩父神社の御朱印は文字数少ないのに・・・こういう時はかなり並びそう。
三峯神社が白いお守り、寳登山神社(宝登山神社)は黒いお守り、秩父神社は黄金の御守り(黄金まゆ守)
雷神守、出世守、御酒守、光る見守、十二支根付守、鯉の滝登り根付守り、御神馬根付守り、お元気三猿根付守り、フクロウ根付守り、虎根付守り、つなぎの龍根付守り、などなど変わったお守りもありました。
水占みくじ
絵馬も絵柄など選べるようになってましたが、お元気三猿の絵馬はお土産にも良いなと思ってしまいました。ハート型もありましたよ。
【2023年】年間行事
1月1日:歳旦祭(10時~)
1月2日:初神楽奉納
1月3日:元始祭(10時~)、神明社の神楽(秩父市指定無形民俗文化財)
初詣推定参拝者数:約10万人
2月3日:節分追儺祭(19時30分~)
2月11日:紀元節祭(10時~)
3月第2日曜日:柞稲荷神社例祭(10時~)
3月下旬:四條流包丁式、春季御霊祭
4月4日:御田植祭(13時~)
5月2日:撥供養焼納祭(16時~)
5月3日:秩父宮祭(10時~)
6月30日:大祓式
7月19日:川瀬祭宵宮
8月8日:柞祖霊社例祭並びに合祀祭
9月彼岸中日:秋季御霊祭
9月26日:諏訪社宵宮
9月27日:諏訪社例祭
10月17日:神嘗奉祝祭(10時~)
11月23日:機業祖神祭(9時~)
12月1日:御本殿清浄の儀(10時~)例祭奉行祈願祭(14時~)
12月2日:御神馬奉納の儀(10時~)新穀奉献祭(11時~)
12月3日:例祭(御本殿の儀)(10時30分~)
12月4日~6日:蚕糸祭 他
12月23日:天長節祭(10時~)
12月31日:大祓式(14時~)
パンフレット
アクセス、駐車場
秩父神社: 埼玉県秩父市番場町1-3 電話:0494-22-0262
秩父神社へのアクセスは関越自動車道花園インターから途中皆野寄居有料道路を利用して約24.8キロ車で約35分
秩父駅から約442m歩いて約6分、西武秩父駅から約1km歩いて約12分
無料駐車場は二ヶ所、ちちぶ祭り会館の道路を挟んで真ん前がメインの無料駐車場、日曜日に行った時は誘導スタッフがいました。
もう一ヵ所ここと境内を挟んで反対側神楽殿の横に見かけました。混雑時バイクで行った時はそっちに誘導してました。
秩父神社の駐車場に有料駐車場案内図が掲示されてました。
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