伊香保関所跡に行ったよ
伊香保関所跡に行ったよ
伊香保温泉石段街の入口に江戸時代の1631年に三国街道の要地として関所ができた跡地に行ってきました。
跡地には立派な関所らしい建物も立っています。
こちらは石段からの入口で門柱には伊香保口留番所と書かれてました。入場は無料だから伊香保石段街に来た時は一度立ち寄ってみるのもいいかもです。
この関所跡にある建物の中へも拝観料無料で入る事ができます。
中に入ると伊香保関所の昔はこんな感じだったかな?というイラスト絵図や伊香保関所の年番、
群馬県内の関所配置図や一般の人の関所通過の様子や
婦人の関所通過の様子などの説明書きが展示されてました。
伊香保関所の由来も掲示されてました。これを読むと「伊香保道は三国街道の抜け道であったので、その取り締まりに安中藩井伊直勝は伊香保入口に関所(口留番所)を設け、地元の功労者十四人のうち二人廻番、下番に村民二人づつ選んで警護に当たらせ、麦六石、ヒエ六石の十二石をあたえその費用は十四人で分担いたしましたので、荏胡麻と大豆の免税と御普請人足や課税も赦される特権を与えられました」とあります。
これを読んでまずビックリしたのは伊香保の地が安中藩の管轄であった事。安中遠いですよ~。それと伊香保の関所を作ったのが藩主である井伊直勝なる人物。大河ドラマ「おんな城主直虎」で出てくる歴史的にも有名な井伊直政の長男が井伊直継(改名後直勝)じゃないですか!!長男でしたが井伊家の本家の家督は直孝という人物だそうですが、少し前に井伊家の菩提寺である龍潭寺や井伊家発祥の城、井伊谷城に行ったばかりだったので、ちょっと歴史ロマンを感じてしまいました。伊香保は井伊家の領地だったのか~ビックリ!!ただ1646年には伊香保は天領となり幕府の直轄地となったみたいだからわずかな間ですが。
関所の話からずれてしまいましたが、説明書きの下には古文書が飾られてました。
あと火縄銃などの鉄砲なども。
中へは靴を脱いで上がることもできました。
上がって見られるところは外からでも見られた甲冑、武具や槍なのですが。
建物の周りに取り調べ石とお辞儀石なるものもありました。
関所ができた当時の建物は瓦葺屋根の建物で周囲に木棚があって東西に門扉がありその当時の門柱の礎石だそうです。
石段街と反対のほうにも関所の入口がありここが記念撮影スポットになってました。
伊香保関所跡に行った感想や私の口コミ
見てみた感想的には建物自体も門も江戸時代にあった当時のものではないから、伊香保石段街に行ったらとりあえず見てみたら~程度の場所かもしれません。見てるだけ~という感じでブラブラするだけなら所要時間も5分もかからないでしょうね。私個人は歴史が好きで説明書きのパネルを読んでビックリ!!関所が云々というより伊香保の地が井伊家の管轄であった時代があったという事にチト感動しちゃいました。見応えはかなり薄かったですが、その分中も外も無料だからちょっと見はいいかも。
伊香保関所跡アクセスや駐車場他DATA
住所:渋川市伊香保町伊香保甲34電話番号:0279-72-3151(渋川伊香保温泉協会)
開館時間:9時~17時(11~3月は~16時30分まで)定休日:第2・4火曜日拝観料:無料
伊香保関所跡へのアクセスは渋川伊香保インターから約12キロ、約20分の道のりです。
駐車場は石段周りにある市営駐車場を利用~2時間まで300円です。
伊香保関所跡に一番近い駐車場はP3と書かれてる市営駐車場になります。伊香保関所跡のすぐ上にある石段の湯を利用するならその駐車場に停めてそこから歩くと関所前を通って行く時に中チラもできます。
石段街下および伊香保関所に近い駐車場マップです。
コメント/口コミ