伊香保温泉石段街で食べ歩き観光したよ
伊香保温泉石段街で食べ歩き歩き観光したよ
伊香保温泉でそぞろ歩きできる所と言えば石段街です。石段街はまさに伊香保温泉の中心街です。365段ある石段の周りにはホテルや旅館、温泉饅頭屋や食べ歩きできるお店、射的場や伊香保温泉の観光スポットや共同浴場などが立ち並んでるんですよ~。
ここに来て食べ歩きしながらブラブラと石段を上り下りしてれば伊香保温泉の観光名所、遊び所、そして眼下に広がる景色も同時に楽しめるんです。
伊香保石段の良い所は石段に段数が書かれてるんです。私のような階段上りが苦手の人もこの段数表示があるからあとどれくらい登ればいいのかわかるから書かれてないより楽かと。ゴールまであと何段って逆算もできるから頑張れるんですよね~。
頑張って石段を上りきれば伊香保神社があるので、苦労して登った人には御利益があるかも?
石段ひなまつりに行ったときはこんな感じの子供が喜びそうな撮影スポットも石段にありました。
伊香保温泉石段街食べ歩きや観光名所がわかりやすいように、段数事に書き換える事にしました。また夜の石段街はどうなってるのかも追加で書いてます。
石段街食べ歩き観光に持って行くと便利なもの~タオルと濡れたタオルをしまうビニール袋、理由は石段街には無料で入れる足湯と石段の湯という立ち寄り湯があるからです。
目次、クリックすると該当覧までジャンプして読む事ができます。
・石段街イベント
・1段目~190段目のグルメと見所
・路地(横道)のグルメと見所
・191段目~365段目のグルメと見所
・石段街より上に行くと何があるか?
・食べ歩きマップ
・石段街に近い駐車場やアクセス
石段街周辺イベント
毎年行われる伊香保温泉のイベントは石段街が中心になります。この時期に合わせて行くと楽しみ方も倍増するかも~!
【2023年】1月1日~:伊香保神社初詣(近隣の水澤観音も有名)
【2023年】3月上旬:石段ひなまつり
【2023年】8月上旬:伊香保ハワイアンフェスティバル
【2023年】9月18日~20日(伊香保まつりは毎年18日~20日開催)
【2021年10月下旬~11月中旬:河鹿橋紅葉ライトアップ~365段上った先にある紅葉の名所,
詳細な日程、イベント内容は伊香保温泉観光協会を参照してください。
1段目~190段目のグルメと見所
石段街365段の一番下は広場になっていて階段自体の横幅も一番広い部分です。写真左に映ってる建物が公衆トイレになります。公衆トイレはこの先180段~200段の間の横道にもあります。
さて、この365段の数、キリがいい数字ですよね。1年365日街が商売繁栄するようにと願いが込められてる数なんだそうです。
この一番下の広場では休憩所やコインロッカー、観光案内所もあるから、最新の観光マップやパンフレットを仕入れましょう。
この広場は、行楽日和の日曜日、祝日は大道芸などをしている時もあるようです。この日は猿回しをしていました。
バス停も石段下の目の前にあります。この辺りは石段の真ん中を黄金の湯が流れています。写真上で赤さびた色の部分です。触ると温泉だから温かく子供が遊んでる所をよく目にします。
さて、石段街で食べ歩き歩き観光スタート!紅葉時期はモミジが綺麗なんですよ。この伊香保石段街は山形県山寺、香川県金毘羅と並び日本三大名段の一つなんだそうです。
また最近はペヤングソースやきそばのオブジェができてインスタ映えやSNS用の記念撮影スポットもできました。
少し上ると石段の石碑がありました。石段や伊香保温泉の歴史も書かれてました。石段の一段目の標高は715mで365段目は標高783mでした。
1段目から365段目までの高低差は約68mで距離にすると約330mだそうです。ちなみに1段目から50段目までは階段は緩やかかな。50段目あたりを超えると階段は急なのが続く感じでここから気合いが必要になります。
この辺りで来た道を振り返ってみると眼下の景色もいいんですよ~
1段目から上り始めて最初に見える観光スポットが「伊香保関所跡」です。
ここは入場無料、拝観料も無料だから気軽に中に入る事ができました。定休日は第2・4火曜日、拝観時間は9:00~17:00(11~3月は~16:30)になります。
>伊香保関所跡に行ったよ。で詳しく。
伊香保関所跡の前は「ハワイ王国行使別邸」がありました。駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物の一部を移築改修した建物で渋川市指定史跡となっています。
内部公開無料、拝観時間9時~16時、火曜定休、土日祝日などは2階部分も公開だそうです。
実は伊香保はハワイ郡の姉妹都市なんです。毎年夏に行われる伊香保ハワイアンフェスティバルではフラダンスが凄いと好評なんです。だからスパリゾートハワイアンズに行かなくても群馬県人は伊香保でフラダンスが見られます。
ここには日本庭園もあり、まだ石段上り始めてすぐですが景色を見ながら休憩する事もできるんです。
別邸前の建物がガイダンス施設(資料展示施設)になっていて伊香保とハワイの繋がりも勉強できます。
さて、伊香保関所前あたりから石段の幅が若干細くなり急になってくる辺りからお店が出てきます。手前は石段街のワッフル屋さん、その上がほんのりという射的屋さんです。
この時人気No,1はカスタードクリーム、NO,2はチョコレートクリーム、No,3はチーズクリーム、オリジナルが黒糖わらびきなこがけ、小倉ホイップ、大人のティラミスなどがあって私が買ったのは抹茶クリームです。サクサクで中は超甘、ワッフル食べながら上に向かって石段食べ歩き~
石段街を上に上って81段目には和豚もち豚料理の四季彩というお店がありました。
この和豚もちぶたは関口宏・三宅裕司司会のTV番組「どっちの料理ショー」で松坂和牛に7対0で勝利したブランド豚使用の極上トンカツが食べられるようです。
四季彩:群馬県渋川市伊香保町伊香保78、電話番号0279-72-3917、営業時間は10時~20時、定休水曜日
和豚もち豚料理屋さんの斜め前にはアヒルのおもちゃが並べられた撮影スポットが!
ここは何?何だろう?とずっと思ってましたが中を覗くとわかる時があるかも~。地元の〇〇置き場でした~。
四季彩から少し上ると石段街のお店の中で一番TVに出てくる「石段たまこんにゃく」のお店があります。夏ならカキ氷も美味しく、また店内ではラーメンやチャーハンやお好み焼きなども食べられますが、有名なのは1本100円で売ってる石段玉こんにゃくです。お手軽価格だし食べ歩きにも最適なグルメです。
1本100円だし、味もしみ込んでいて美味しい玉こんにゃくでした。私の場合行きと帰りに買う時が多いかも?この玉こんにゃく目当てで人だかりもできて混雑してる時も多々見受けます。
甘酒も250円で売ってたので買いました。ちょっと味が薄かったかな?
平日の朝行った時にロケに遭遇。カンニング竹山さん、ジャングルポケットの斉藤さん、おたけさん、太田さんとFUJIWARAの藤本さん、尼神インターの誠子らも玉こんにゃくを「あち~あち~」カラシをもらって「辛い~」と大騒ぎして食べてましたよ。ロケってオーバーリアクションになるんですね~。
石段玉こんにゃく店:群馬県渋川市伊香保町伊香保76-5、電話番号0279-26-7234、
玉こんにゃく買ってお店の反対側にある石段の湯という共同浴場の前にベンチもあるから座って食べる事もできます。この石段の湯が94段目にあります。
石段の湯は9時~21時(4月~10月)20時30分(11月~3月)定休日:第2第4火曜日(祝祭日・夏休み期間は無休)日帰り入浴料:大人410円小人200円です。
石段を365段上りきってさらに奥に歩き上り続けると伊香保露天風呂という外湯もあります。両方ともタオルは販売してますが、石段街日帰り観光なら帰りにこれぞ伊香保温泉の黄金の湯に入れる外湯に立ち寄って休憩してみるのもいいかも~
さてお気づきでしょうか?石段街の観光スポットであるハワイ王国行使別邸・伊香保関所跡、そして石段の湯ともに火曜定休なんです。だから火曜日は石段街観光にはチト向かない日でもあります。
>石段の湯に行った。のページで中の様子などを詳しく。
石段の湯からちょっと上ると和服を着た人形?が左側にあります。そこに細い路地があります。
路地の奥に行くといい旅夢気分というTV番組で紹介された着物で作った和雑貨を中心した手作りのお店「和の店小路」とケーキや白玉ぜんざい、抹茶セットなどの他にタヒチ、マサラ、ジャワ、インド、マレーシアなど世界各国のカレも食べられる「喫茶茶房てまり」があります。
和の店小路は着物を再生した人形や小物などが買えるお土産屋さんでもあります。
和の店小路:群馬県渋川市伊香保町伊香保76-2、電話0279-25-4541、9時30分~18時まで、年中無休
「喫茶茶房てまり」は食事mできるし、お茶もできるしとこの店自家製チーズケーキ目当てに行くお客さんも多いとの事です。
喫茶茶房てまり:群馬県渋川市伊香保町伊香保72-6諸国民芸てんてまり1F、10時~17時(12月~2月18時まで(3月~11月)、水曜定休
石段124段を上りきると「甘味処利休庵」というお店がありました。
利休庵のメニューを見るとコーヒーや抹茶、こんぶ茶、おしるこ、白玉ぜんざいなどが食べられます。
利休庵:群馬県渋川市伊香保町伊香保76、電話:0279-72-2143、営業時間は9時~21時で不定休だそうです。
利休庵の前でもTVロケをやってました~というより伊香保石段街食べ歩き観光するという内容の番組みたい。
149段目になると、大弓と射的で遊べるお店「大弓場遊技場」というお店がありました。その名の通り本格的な大弓をつかって的を目がけて矢を放して遊べるお店でした。
166段目を上ると、約500年の歴史ある老舗宿「千明仁泉亭」があります。この石段の下を黄金の湯の源泉が流れてるのですが、この宿はホテル木暮に次いで伊香保温泉内で二番目の湯量を誇ります。
秋は敷地内に生えてる紅葉は石段からもよく見え美しい色をしてるんです。
実はこの千明仁泉亭の中の小道を25mほど歩いた左手に目立たないドアの入口があり「楽水楽山」という昼間はケーキや紅茶、コーヒーなどのカフェ、夜はバーのお店があります。
楽水楽山:群馬県渋川市伊香保町伊香保45、電話0279-72-3355、(通常)9時~18時はカフェ、18時~25時はバー、不定休
実は楽水楽山は、バーの世界では有名なお店で日本女性初のバーテンダーと言われてる人でかつ、今はバーテンダー歴40年を超え日本最年長でもある上田尉江さんがオリジナルカクテルを作ってくれるそうです。
店内の様子は千明仁泉亭に泊まった。のページにて。
この辺りになると石段が石畳に変わります。ちょっとの距離ですけど・・・・
石畳の次の石段を上り180段目の左側に「いさごや」というお土産屋さんが見えてきました。
このお土産屋さんはお土産の他に「伊香保名物もんじゃまん」というのが260円で売ってました。
もんじゃまんを食べながら歩きました。味はその名の通りもんじゃ焼きの味でした。
同じく180段目の右側には「なつかし屋」というお店があります。この辺から少し上までが石段街の中の繁華街という中心地的な感じかな。
180段目~190段目の間に横へ通じる道が左に2つ、右に1つあって、その道周辺に旅館やホテル、お店もあるから観光客や温泉客がこの辺りから少し上の間に集中してるのかも。
なつかし屋は、わなげや射的、スマートボールなどの遊戯がメインのお店でラムネなどの懐かしいドリンクも売ってるお店でした。
なつかし屋の隣もダーツや射的や輪投げ、手裏剣遊びができる遊技場兼お土産屋の「つたやお土産店」でした。
つたやお土産店の右手路地に伊香保名物石段うどんのお店がありました。ちなみにこの路地は伊香保石段街湯の香通りでこれ以上進んでもお店はありませんでした。最終的には大江戸温泉物語伊香保の前の通りに出ました。
さてこの石段うどんとは、もち豚のつけ汁やもち豚の鍋焼きうどん、伊香保温泉までくるとこの石段うどんを食べるべきか?水沢うどん街に行って大澤屋や田丸屋などで水沢うどんを食べるか毎回悩みます。
石段うどん:群馬県渋川市伊香保町伊香保47 青山旅館、電話0279-72-2797、営業時間不定、定休火水木
射的屋さんなどの遊技場の石段を挟んで反対側は吉岡酒店というお店で地酒の試飲ができる時もあります。
190段目から上を見るとこんな感じ。まだまだ石段がずっと上まで繋がってますね。
雪が積もった冬の石段はこんな感じです。凍結もある季節だから手すりも冷たいですが我慢してつかんで足を滑らせないように注意したほうがいい時もあります。
190段目周辺は少し広くなっていて角にはポケットパークという小さい公園があります。この日はここで占いもしてました。ここはベンチもあり休憩できました。
路地(横道)のグルメと見所
180段目にある伊香保名物もんじゃまんを売ってる「いさごやおみやげ店」と190段目のポケットパークには横道があります。この2つの横道は奥で繋がってます。
この190段目にあるポケットパークの路地または180段目にある路地を進むと「石段街休憩所いっぷく館」という屋内にある座って休める休憩所と公衆トイレがあります。
180段目の路地を進むと、「いさごやおみやげ店」の隣に田舎料理のお店「再会」があります。このお店は20時~0時営業で手打ち蕎麦がメインで他メニューはないらしく、食べたい物を作ってくれるアットホームな感じのの飲み屋的なお店だそうです。再会住所:群馬県渋川市 伊香保町伊香保66
石段街休憩所いっぷく館の隣ぐらいに「伊香保演芸場」があり演目は石段落語です。
この日は臨時休業のお知らせが出てましたが、通常なら毎週金曜日と土曜日は16時と20時開演、日曜日は11時と16時開演、大人1,000円、子供500円
伊香保演芸場の隣は吹き矢で遊べたり、花魁コスプレできるなりきり屋敷がありました。
なりきり屋敷の隣は「射的場こがね」がありました。これより奥に少し進むと190段目からの横道と交わります。
190段目路地ポケットパークの隣は、つるや食堂というお蕎麦屋さんがあります。でもお店お勧めはみそ味のけんちんうどん800円だそうです。
つるや食堂:群馬県渋川市伊香保町伊香保50-6、電話番号0279-72-2306、営業時間11時30分~16時、月曜日定休
路地を奥に進むと左手に「ほととぎす」というお店があります。ラーメンや餃子などもありますが、お店のお勧めは一口食べた時に甘いカレーと思ったらその後辛さが広がるカレーライス800円だそうです。
ほととぎす:群馬県渋川市伊香保町伊香保64-4、電話番号0279-72-2166、営業時間11時~16時、19時~24時、年中無休
さらに少し奥に進むと伊香保雷ラーメンが食べられる「ふきのとう」というお店がありますが、お店のお勧めは山菜を使った「山菜シューマイ定食」864円だそうです。
ふきのとう:群馬県渋川市伊香保町伊香保64-5、電話番号0279-72-4070、営業時間11時~14時、19時30分~25時、火曜日定休
「ふきのとう」の道の反対側の角には「居酒屋香」があります。ラーメンも食べられるし台湾料理を主体としたお店ですが、残念ながらランチ時は営業してないようです。
居酒屋香:群馬県渋川市伊香保町伊香保51、電話0279-72-2138、18時~24時(月・火・水・木)16時30分~26時(金・土・日)、年中無休
さらに少し奥に行くと「大黒屋本店」という湯の花まんじゅう屋さんがあります。
まんじゅうがメインですが、和スイーツ(250円)という饅頭と同じ小豆と黒蜜を使った抹茶プリンなんです。数量限定だから行っても売り切れてる時も多々ある人気の伊香保温泉グルメです。買えたらラッキー美味しいですよ~。
買えない日は・・・温泉まんじゅうだけ買って我慢します(涙)
大黒屋本店:群馬県渋川市伊香保町伊香保59、電話0279-72-2112、営業時間7:00~14:30(売切れ次第終了)、不定休
大黒屋本店から奥に進むと大きな射撃場やお店も他にもあります。割愛。
ずっと奥まで進むとや足湯じゃなくて手湯、ロープウェイ乗り場や市営物聞駐車場、バス停があります。
>伊香保ロープウェイに乗ったのページで詳しく。
191段目~365段目のグルメと見所
横道食べ歩き観光からポケットパークのある190段目の石段街に戻ってきました。このように石段下の駐車場から上ってくる人と伊香保ロープウェイ横の市営物聞駐車場や周辺宿から歩いてくる人がここで交わうから石段街でもこの周辺が一番人が多いです。20~30年前ぐらいはストリップ劇場や喫茶店も数多くあって今以上にこの辺りは混雑してた記憶があります。今は昔ほどじゃないですが、それでも土日祝日や夏休み、秋晴れの日などは混雑してますね。
さて、この190段目に立って上の石段を見ると200段目前後にかけて与謝野晶子の詩が刻まれています。
伊香保温泉には竹久夢二や夏目漱石、徳冨蘆花などなど多くの文豪や画家が来たようですが、与謝野晶子のその中の1人で伊香保温泉をうたったんだそうです。昭和55年から始まった石段街の大改築の際にこの歌を石段に刻んだそうです。
宇与謝晶子の歌が刻まれてる石段を上りきると204段目になります。ここには左手に中央帝というラーメン屋さんがあるのですが、いつ行っても夜行っても開いてるところを見た事がないんですよね。中央亭の左隣にはスナックるんるんというお店があるのですが、う~ん。ここも夜行っても開いてるとこの見てないなぁ?この二軒はいまだ詳細不明です。冬に行ったら可愛いおばあちゃんがラーメン屋の前でマイタケなど売ってたので聞けばよかったなぁ。
中央亭やスナックるんるんの前辺りは岸権旅館の足湯(辰の湯)があり観光客は自由に足を入れる事ができました。足湯タオルがない場合は少し石段を上がると左手に見える喫茶店の看板のあるお店の1階で売ってました。石段街のほぼ中心部分にある伊香保温泉で3番目の黄金の湯量を誇る創業1576年の老舗宿、岸権旅館に泊まった時は夜のそぞろ歩きも楽チンでした。
>岸権旅館の客室、料理、お風呂の写真など
212段目あたりから石段の幅がかなり狭くなってきます。ここには左手に「すみよし」という喫茶店兼お土産屋さんと隣が田中屋饅頭という温泉まんじゅう屋さん。反対側は大坂屋という射的屋さんがあります。石段街とその周辺には8軒ぐらい射的屋さんがあるみたいでホント多いですね。こんなに射的場がある温泉街は珍しいんじゃないですかね?草津温泉湯畑でも2軒しかないのに・・・伊香保温泉がいかに子供連れやカップルが多いのかわかるなぁ~。
213段目~219段目にかけて小間口(小満口)がありガラス窓の中から黄金の湯の源泉が流れてるのを見る事ができます。夜のほうがライトアップされてて昼間より見やすいですが、この源泉は石段の上のほうから流れて利用権利のある宿に分配されるワケです。黄金の湯は湧出量が少ないから権利のない宿は無色透明の白銀の湯を使ってるという感じ。この石段の下に流れてる黄金の湯パイプは月に一度湯の花を落とす掃除が行われてるんだって。
>失敗しない伊香保温泉旅館やホテル選びの肝は黄金の湯の量のページで詳しく。
232段目あたりにある田中屋という湯の花まんじゅう屋さん。写真のように行列ができてるお店でした。
今まではお土産用の箱売りしかありませんでしたが、最近行ったら1個90円でバラ売りしてたので目の前のベンチに腰掛けて実食。温かかったから旨い!湯の花まんじゅう(温泉まんじゅう)は作り立てが美味しいっすね~。
買う時に温泉饅頭屋さん沢山あるけどお店によって味が違うんですよ~。そして餡子まで作って温泉まんじゅうにしてるのはウチだけで他は製餡所で作った餡子を使用すてるんですよ~また1個1個包装してるのはウチだけなんです。と田中屋さんの女将さんが話してくれました。伊香保温泉は昔のままで包装してないお店が多いんですよね。
田中屋:群馬県渋川市伊香保町伊香保18-5、電話0279-72-2164、営業時間9時~18時、水木定休
240段目にはおかし屋さんというお店があります。このお店は駄菓子やカップラーメンなども売ってました。前日夜の20時過ぎに小腹が減ったので買いに行ったら開いてたので夜まで営業してるようです。火曜日は定休日のようです。この店前にはベンチもあるし、瓶コーラや駄菓子もあるのでちょっと休憩には良いところ。チョコケーキは伊香保温泉でなくてが買えますが、宿でちょっと小腹が減った時に有難いから毎回買ってしまいます。これ適度な甘さでしつこくなく日もちもするから私にとって重宝する食べ物なんです。
ここで振り返るとずいぶん高い所まで来たなぁ~と。おかし屋さんの前は十一屋酒店というお店でここも20時過ぎまで空いてたから周辺宿に宿泊してお酒を買いたい時は重宝するお店かも。
おかし屋さんの上はティーレストSARAという外観がオシャレなお店がありました。
ここはラーメンやカレーなどの軽食から~紅茶やコーヒーなどの飲み物~
コーヒーやおしるこなどのデザートもあるお店でした。お店のおすすめは上州牛ロース丼1,728円でした。
ティーレストSARA:群馬県渋川市伊香保町伊香保20、電話0279-72-2183、営業時間9時30分~18時30分、水曜定休
そしてこの辺りで大体下から260段目ぐらいです。振り返ると自分が上ってきた石段と遠くに山も見えて景色がいいですよ。
この写真はSARAを過ぎた先から撮ってますが、石段上ってSARAを過ぎた左手にまたロープウェイ乗り場まで通じる横道の路地があります。
路地に入って10mほど歩いた左側に伊香保段々とうふステーキ、豆腐を使ったコロッケなどが食べられるヘルシーな豆腐専門店「とうふ茶房だんだん」がありました。ランチなど食事の他にぜんざいやあんみつなどの甘味ものもあるそうです。お店のおすすめは、おばさんおまかせランチ1,250円だそうです。
とうふ茶房だんだん:群馬県渋川市伊香保町伊香保20、電話0279-72-2338、営業時間11時~16時30分(なくなり次第終了)、8月は水曜定休、他月は水曜、第2・4火曜(祝日、イベント日除く)
とうふ茶房だんだんの奥には、上州豚のトロトロ角煮と旬な野菜がたっぷり入ったまろやかなカレーが人気の大正浪漫黒船屋がありました。
食事の他にもカラメルパンケーキや焼きショコラなどがあるからカフェとしても利用できますね。お店のおすすめは伊香保名物石焼贅沢カレー1,480円だそうです。
大正浪漫黒船屋:群馬県渋川市伊香保町伊香保20、電話0279-20-3962、営業時間10時~17時、木曜定休、18時30分~26時はラーメン屋としても営業してました。
黒船屋さんまで行くと斜め横に見える黄金の湯量5番目に多い老舗宿「横手館」があります。個人的に石段街の隠れた写真撮影観光スポットの一つではないかと思ってます。なぜならこの写真を見て「千と千尋の神隠し」に出てくる旅館を彷彿させませんか?夜はライトアップされてさらに似てるんですよ~。
>横手館の夜外観、お風呂、客室などの写真ギャラリー
路地を引き返して石段街に戻ってくると路地の反対方向は少し広くなっていてベンチのある休憩スペースがあります。ここは伊香保温泉タウンバスの停留所にもなってるから約260段目あたりまでバスに乗ってくる事も可能なんです。
さぁ365段まであと約100段です。
民芸山白屋さんは271段目を超えたあたりです。
このお店で伊香保温泉のゆるキャラであるいしだんくんグッズを見かけました。う~む。こんなユルキャラがいたの初めて知りました。
284段目にある「処々や」も下にあった玉こんにゃくのお店同様に気軽に食べ歩きできるグルメ店でした。店先にベンチもあったから座って食べる事もできました。
あんみつやソフトクリームも売ってますがメインは伊香保焼きという外側カリカリ、中トロのタコ焼きでした。
処々や:群馬県渋川市伊香保町伊香保10、電話0279-72-2156、営業時間10時~17時、水木定休
処々やを通り過ぎてからしばらくは石畳の遊歩道になり、左手に坂上より湯本源泉地入口という案内が出てきます。ちなみに湯本源泉地・伊香保露天風呂まではここからまだまだ先の奥の奥ですから~ただ365段目のゴールだけはもう見えてきてます。
石段を少し上がるとよしのやというお土産屋さんが見えてきます。その路地を挟んで湯の花饅頭屋さんがあります。
奥に見える白い建物は薬師堂ですが、左手にある勝月堂饅頭という温泉饅頭屋さんがこの日見かけた中で一番の行列のできてたお店でした。ビックリするくらいの長打の列でした。
全国にある温泉まんじゅうといわれる饅頭の原点、発祥の地というか発祥のお店こそが明治43年創業の勝月堂饅頭と言われてるそうです。食べたかったけど買えるのいつ?というぐらい凄く並んでいたので次回チャレンジに回しました。
が!やっと別の日に買う事ができました。バラ売り1個90円(包装なし)で店前のベンチで食べる事もできるようになってました。お土産用はの箱6個入り650円、9個900円、12個1,200円、15個1,500円でした。
家族や親類用に6個入りを4箱購入。中を開けると1個1個包装なし、形もそれぞれ違ってて手作り感満載の温泉まんじゅうでした。
買う時に「賞味期限は明日までです」と念を押されるので買いすぎると食べきれなく恐れあったので少量の箱を買いましたが、よくある温泉饅頭と違って勝月堂饅頭はモチモチの皮には黒糖が含まれてその香りがほのかに、また餡は甘さ控えめで上品でかつ素朴な味わいがしてめちゃくちゃ旨かったです。こういう味だからよくある温泉饅頭だと私は1度に2個限界ですが、勝月堂饅頭は一度に何個でもいける。湯乃花饅頭の色は伊香保温泉の黄金の湯を模して作ったそうです。
自分で買って初めて食べましたが、私が幼児、小学生の時、よくお婆ちゃんの家に遊びに行った時に食べた饅頭の色と味でした。そうか~お婆ちゃんはよく婦人会や老人会で温泉に行ってたけど伊香保温泉に行く事が多く、買ってきたお土産がこの勝月堂饅頭だったんだな~とすでに他界してかなり経ったあの当時とお婆ちゃんを思い出しながら食べました。この饅頭旨い!!もっと買ってくればよかったぁぁぁ。
この勝月堂の温泉饅頭は並んでも買う価値ありますね~。さすが伊香保名物の饅頭、昔はお婆ちゃんが、今は私も美味しいからこんなに行列ができるお店なんだ~も理解できました。
自分で買いに行って初めて食べてから、勝月堂饅頭の虜になってしまい伊香保温泉に行った時は必ず買うようになりました。箱の中には挨拶文も入ってるから人にあげる時も伝統ある饅頭というのもわかるし~。私は味が大好きですが、しいて言うならば、もう石段終わるよ~というようなお店の場所だから毎回下から買いに上るのが疲れる事・・・苦労しても疲れても食べたいグルメです。
勝月堂のお店の前にはビールなどが飲めるカフェバーのお店がありました。
さて勝月堂饅頭店の横にあるこの石段を登りきって伊香保神社へ。あと約65段。
鳥居をくぐって365段達成のゴールです。お疲れさまでした。
伊香保神社まで来て振り返ると景色もよくなります。ただし夏は木々の葉っぱで見えにくいかもです。とりあえず振り返って上ってきた自分を褒めてあがてもいいかと。
そして上野国三ノ宮である伊香保神社でお参りしました。ここは観光スポットにもなってるから水澤観音とともに初詣も混雑しそうな神社ですね。
石段街のお店とかの場所がわかる石段街マップと湯本通元地図(拡大)です。365段頑張って上ると伊香保神社なんです。頑張った人だけがお参りできる神社だからご利益あるかも~というパワースポットでもありますが・・・石段を気合いと頑張りで上らなくても実は2~3台停められる参拝者駐車場があり車でも来れちゃうんです(涙)
伊香保神社の境内には松尾芭蕉の句碑や高山彦九郎の腰掛けの石があります。公衆トイレもありました。
拝殿、本殿の裏側に行ってみてください。
紅葉時期なら色づいた山々の広大で美しい景色がみられると思います。
帰りは楽ちん下り坂。でも足を踏み外さないように降りていきましょう。雪、雨の日や雨上がりの時は石段が濡れてるので滑らないように注意しないと。
石段街より上に行くと何があるか?
伊香保神社で石段街は終わりですが、石段街から上はどうなってるの?と私はここまで来て思いました。
伊香保神社からは伊香保ロープウェイの山頂見晴らし駅や伊香保スケートリンクまで行けそうな登山道のような道と、伊香保露天風呂げ通じる道がありました。
神社の裏手からは冬でも雪がチラホラある山々を見る事ができました。写真左側に下りの道があると思います。
この景色のいい場所から下り坂(途中緩やかな上り坂)を350mほど歩いていく群馬県で一番紅葉が美しいとされる河鹿橋や石段途中にあった石段の湯が内風呂に対して黄金の湯源泉の近くにある共同浴場伊香保露天風呂まで行く事ができます。(車でも行ける場所です)
山合いの道だから紅葉シーズンはこの道綺麗な景色が見られました。
勝月堂の元々の店舗もありました。湯の花饅頭の販売は今石段街の方のお店になります。
夜でも街灯はついてるし、石段の時と同様に河鹿橋まであと何mか記されてるから苦になりません。通りには昼間なら若干ですが湯の花饅頭店や他のお店が開いてたり、公衆トイレもありました。
石段からほぼ平坦に近い緩やかな道を約350歩いて河鹿橋到着。
>河鹿橋の紅葉に行った。のページで詳しく。
少し上に飲泉所がありました。正直美味しいとは思えない味でしたが・・・・
さらに少し上に行くと源泉噴出口、ここが石段街からさらに上のゴールかな。
源泉噴出口の前は伊香保露天風呂があります。
>伊香保露天風呂という外湯(共同浴場)で日帰り入浴した。のページで詳しく。
夜の石段街
こちらの石段街の写真は11月の紅葉シーズンの平日夜20時頃撮ったものですが、昼間の観光客はどこに~というほど人通りがなかったです。夏休み中などは宿泊客がそぞろ歩きしてたりもするので射的場も夜まで営業してる店もありましたが、夏以外の夜の石段街は殆どお店が閉まってました。
伊香保温泉は射的場が多いので路地も含めたらどこかのお店は夜まで営業してました。写真は200段目の路地奥にあった射的場です。
180段目の路地にある石段落語が楽しめる伊香保演芸場も臨時休業してましたが夜は灯りがついてました。
200段目路地にある昼間はお店のお勧めがカレーライスだった「ほととぎす」は夜はラーメンの提灯に灯りがついて飲み屋兼のお店の雰囲気になってました。夜は24時まで営業だそうです。
「ほととぎす」の奥にある「ふきのとう」も昼間はお店のお勧めが山菜シューマイ定食でしたが夜はラーメンの提灯に灯りがついてました。夜は25時まで営業火曜定休だそうです。
「ふきのとう」の道を挟んで目の前は昼間は営業してなかったラーメン屋兼飲み屋である「居酒屋香」が営業してました。夜は月・火・水・木24時まで、金・土・日26時までだそうです。
石段街240段目付近にある「おかし屋」と「十一酒店」は20時過ぎでしたが営業をしてました。石段の一番下の道路沿いにはコンビニがありますが、石段街にはコンビニはないから夜まで営業してるのは周辺宿に泊まった場合有難い存在の場合も。おかし屋はお菓子以外にもカップラーメンがあるし、その前のお店ではお酒も買う事ができます。
260段目付近の路地を入ってすぐ昼間はお店のお勧めが石焼贅沢カレーだった「大正浪漫黒船屋」もラーメンの提灯に灯りがついてラーメン屋さんに変身してました。夜は26時まで木曜定休。
大正浪漫黒船屋さんの斜め前は個人的に夜の石段街の写真撮影観光スポットと思ってる老舗宿「横手館」。夜見たほうが「千と千尋の神隠し」に出てくる旅館のような雰囲気が楽しめました。
石段271段目あたりにある民芸山城屋さんというお土産屋さんも20時過ぎまでお店が開いてました。
石段300段目辺りの石畳の通り左手にあるビールが飲めるカフェバーのお店も昼も夜も営業してました。
夜の石段365段上りきって夜の伊香保神社でお参りしました。
たまたまかも知れませんが、この日の夜8時~9時の間昼間は人が沢山いる200段目あたりのポケットパーク周辺もビックリするくらい誰もいなかった・・・・
食べ歩きマップ
石段街食べ歩きマップです。
伊香保おすすめランチマップ
伊香保おすすめランチ店一覧
石段街に近い駐車場やアクセス
ホテル木暮などの伊香保温泉宿に泊まった場合は宿から歩いて行くのですが、日帰りで車で遊びに行く時もあります。その場合は榛名山方向に向かって行くと駐車場は「伊香保温泉石段」と書かれた道案内標識を超えたすぐ右にあります。石段側と反対側斜面になります。
石段に近い石段アルウィン公園北駐車場は2時間500円でした。
市営駐車場は昔は24時間営業でいつ停めても駐車無料でしたが今は有料になってました。渋川市営駐車場が2時間300円だったので私はここに停めました。1時間超過するごとに100円でした。河鹿橋の紅葉な見頃の時に行きましたが午前10時過ぎにはほぼどこも満車状態でした。
石段街は伊香保温泉の一番の観光スポットでもあるから過去の経験上、お正月、GWや夏休みや行楽日和の土日とかめちゃくちゃ混んでる時が多いんですよね。
この観光マップは上部が石段下、下部が石段上と逆になってるので注意してください。このように有料駐車場を含めると石段街の回りにはこんなに沢山の駐車場がありますが石段坂に近い駐車場となると上で紹介した駐車場になるかと思います。
伊香保石段下の駐車場までのアクセスは渋川伊香保インターから約12キロ、時間にして約20分ほどの道のりですが、行楽日などは渋滞が発生、特に駐車場待ちの車で道路が混雑するのでそういう時は伊香保温泉手前で渋滞に嵌ったら石段前の駐車場に停めるまでかなりの時間がかかる覚悟が必要かと。
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