(閉館)草津温泉館で日帰り入浴した
草津温泉館で日帰り入浴した(残念ですが現在閉館となってしまいました)
草津温泉には共同浴場や人気の日帰り温泉施設が多数ありますが、この草津温泉館は数ある日帰り温泉施設の中で穴場的存在のひとつです。どういう意味かというと私が草津温泉に行った日は行楽日和の日曜日。湯畑には観光客が大勢いた日でもありました。こういう温泉街が混雑してた日に有名日帰り施設に日帰り入浴に行くとそこも混雑してるワケです。草津温泉館は少し温泉街と離れているので、温泉街が人だらけの日でも空いてるんです。また草津温泉館は草津温泉協会がバラまいてる草津温泉観光施設共通割引券という割引クーポン券もあるからそれを利用すれば安い割引料金で日帰り温泉もできたんですが、空いてたという事で現在は閉館となってしまいました
現地に着くと予想通り、車も停まってなくどう見ても混んでる様子ではなかったです。草津温泉館のスタッフの方が読んだら失礼な書き方で申し訳ないのですが、私にとって行楽日和の混雑してた草津温泉でのんびり、ゆったりと大きな湯舟で入浴できたから、とても有難い存在の日帰り入浴施設でした。
この草津温泉館という日帰り温泉施設は、隣の敷地にある草津ハイランドホテルでの宿泊者の一つの入浴場所でもあり、ホテルとは別棟になってるので日帰り温泉施設としても利用できるんです。
目次
・料金、割引、営業時間
・泉質、効能
・大浴場、脱衣所の様子
・岩盤浴
・整体、マッサージ料金
・食事処レストラン、メニュー
・休憩所の様子
・草津温泉館を利用した感想や口コミ
・アクセス、駐車場、住所、電話番号
料金、割引、営業時間
草津温泉館の日帰り入浴時間が10時30分~19時まで(最終入館は18時まで)となっていました。
入口を入ってすぐ下駄箱ロッカーがあり100円玉は必要なかったです。外の玄関脇と下駄箱に暖簾で仕切られてる所が喫煙所でした。
靴を脱いで上がるとすぐフロントである受付がありました。日帰り入浴料金は大人800円(中学生以上)で小人は400円でした。岩盤浴料金は入浴料金込みで1,300円でしたが、この日は岩盤浴は開いてませんでした。他にフェイスタオル200円、バスタオル400円、歯ブラシセット100円、カミソリ100円で販売してたから手ぶらで日帰り入浴も可能になってました。
実は草津温泉館はこの割引クーポン券があれば大人700円、小人350円になるんです。草津温泉観光施設共通割引券というのを草津温泉自体がばらまいてて、ホテルや旅館、コンビニや観光案内所やお土産屋、飲食店などに置いてあり比較的手に入りやすいです。私はここに来る前に湯畑にある上州麺処平野家で食事した時にお店に置いてあったのを利用したので写真で1枚クーポンなくなってます
一番割引感あるお得なのは草津町ふるさと納税して返礼として贈られてきた感謝券(金券)を使う事でしょうね。ただし感謝券は1,000円券でつり銭でないから二人以上で利用したらの場合です。
泉質、効能
草津温泉館の源泉は万代鉱でした。万代鉱源泉はいくつかある草津温泉の源泉の中で一番湯量が多くそして源泉温度も96.5度と高く、またPH度が一番低い強酸性温泉で、有名な西の河原露天風呂や、御座の湯、テルメテルメなどなどの日帰り温泉施設や主に湯畑から離れてるホテルや旅館、共同浴場などが広く利用してる源泉になってます。
泉質は酸性-塩化物・硫酸塩温泉(酸性低調性高温泉)です。
この温泉特有の効能は、慢性皮膚病、動脈硬化症、きりきず、やけど、虚弱児童、慢性婦人病、他温泉の一般適応症が神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進があります。
草津温泉館はちゃんと書いてあって感心したのは3番、これ大事です。酸性の温泉だから服が知らない間に・・・という事になります。
草津温泉館は源泉かけ流し浴槽内循環方式という装置を使ってるとの事でした。この循環はかけ流しじゃない温泉施設での循環の事ではなく、湯温度を調整する為の循環でした。
「源泉かけ流し方式では、高温度の源泉が浴槽表面を流れて放流されて古い温泉が中低層に滞留してしまう欠点を浴槽内循環を行う事で解消し、循環過程で湯温を検知し制御装置により自動湯音調整バルブの微妙な開閉で源泉流入量を調整する事により、加水せずに適温を保つ「源泉かけ流し浴槽内循環方式」は新鮮、清潔、泉質を損なわない理想的な温泉利用方式です。外気温の変化その他の原因で入浴に適さない湯音(43,5℃以上)になった時は危険防止の為冷却水が注入されます。当然ながら源泉が高温で湯量豊富ですから加温の必要はありません。42℃の廃湯は冬期間の露天風呂通路融雪に一部利用(通路の石板を下部のパイプで暖めております)し全て湯川に放流し、廃湯が流れる湯川(25℃~28℃)の温泉は冬期間町内の主要道路の下に配管されて融雪・凍結防止に利用されております。高温の万代鉱源泉(95℃)は町営温泉基地で8℃の水道水と熱交換する事により高温の源泉を55℃にし、同時に暖められた55℃の水道水は温水として町内の家庭や旅館・ホテルに供給され、温泉廃湯利用による冬期間の道路凍結防止と共に温泉高度利用による省エネの実証施設として全国各地から多くの市町村の方々が視察にきております。」と書かれたました。何か凄い装置がついてる草津温泉館の温泉なんですね~。
お風呂は加温なし、加水は浴槽温度が異常高温時に安全の為冷却、循環ろ過なし、酸性温泉だから塩素剤混入なしの源泉かけ流しでした。
大浴場、脱衣所の様子
フロント前にある貴重品入れのロッカーは100円玉必要ですが帰る時は100円玉が戻ってくるタイプで、脱衣所にある100円ロッカーはお金が戻ってこないタイプでした。
脱衣所はカゴタイプと100円玉必要(返却なし)なコインロッカーがありました。
洗面台にはドライヤーと消毒済と使用後に分かれた櫛と整髪剤のアメニティが置かれてました。
大浴場は広く洗い場の数も沢山ありました。
サウナもありましたが水風呂はなかったです。
内湯は二十人くらい入っても余裕だろう~というぐらい大きな浴槽が区切られており写真は源の湯という浴槽でそこには「温度が高めで深い浴槽は、温度と水圧の作用で温泉成分を身体に取り入れ易くして、温度の薬効を高めます。3~5分の入浴が適当で皮膚を刺激し、血液の循環が良くなり内臓器官の働きが活発になり胃腸疾患、循環器疾患、皮膚疾患に効果があります。」と書かれてました。実際入りましたが深いといっても普通より気持ち深い程度で温度も43度あるかなぁ?熱い湯苦手の私も入れたから熱い湯ですが凄く熱い湯ではなかったです。
手前と奥の区切りある部分は憩いの湯というエリアでそこには「窓外の景色を楽しみながら適当な温度の温泉にゆったり入浴すると神経が休まり、次に神経の調整能力が高まってきます。この神経調整能力向上は自律神経失調症や不定愁訴に効果があり、ストレス解消に役立ちます。入浴時間は5~8分が適当です。」と書かれていました。
憩いの湯という浴槽エリアの前は大型の窓がある展望風呂となっていて、私が入った時体感上湯温は41度~42度くらいだと思いました。目の前の森の景色を見ながらゆったりと入れました。
憩いの湯の浴槽の隣に外に出られる扉があってそこを開けると屋根付きの階段がありました。ここが露天風呂の通路になってました。
階段から露天風呂まで屋根があったから雨が降ってたとしても内湯から露天風呂への移動が楽になってました。湯舟の大きさは8人ぐらい足を伸ばしてもリラックスできるくらいの大きさがありました。
このように露天風呂は内湯から階下にありました。
露天風呂の一画には洞窟風呂を連想させるような部分もありました。
中に入ると瞑想できそうな感じの場所・・・・・小さな子供なら喜びそうな場所でした。
露天風呂から見える景色は森。白樺などの木もありました。
鳥の声も聞こえたしゆったり入浴できて最高でした。私が行った季節柄、葉っぱがなかったですが、葉っぱが多くなればもっと鳥の鳴き声も聞こえるんじゃないかな?またこういう景色だから秋の紅葉は見応えありそうだし、雪が降ってたらこれまた最高な景色が見られそうな露天風呂でした。
桐生から約100キロ離れた草津温泉強行日帰り旅行に付き合ってくれた女友達が撮影してくれました。女湯は何と!独りで貸し切り状態だったそうです。
脱衣所は男湯と同じカゴと100円が戻ってこないロッカーがあったそうです。
洗面台は仕切りがあって男湯より綺麗な感じがしますね。
サウナがあって、ちょっと深めの熱い湯とヌルメの湯があったそうです。男湯と同じですね。
洗い場はボディソープとリンスインシャンプーだったそうです。
階段で下に降りた所に女湯があったそうです。男湯にはなかった通路の緑色、黄色の部分は何だろう?
洞窟風の場所もあったそうです。
露天風呂からの景色は森で一人だったからゆっくりできた~と私より長湯してました。
ただ内湯の底に沈んでた髪の毛と藻みたいのが気になったとも言ってました。酸性湯だから藻はあり得ないと思うのですが何でしょうかね?
岩盤浴
私が行った時は岩盤浴の営業をしてなかったのですが普段は1,300円で岩盤浴も楽しめるようです。
整体、マッサージ料金
フロント横にセラピールームがありました。
ここでは整体や足裏マッサージなどができるようです。
食事処レストラン、メニュー
フロントから見て大浴場の反対側には食事処のレストランと休憩できる大広間があり、そこには冷水のサービスもありました。
レストランの席はテーブルでした。
レトランメニューはビーフカレー620円、かけうどんやざるそばは520円とリーズナブルに食事できますね。ランチにはいいかも。
ビールや高原牛乳、ソフトクリームやカキ氷もありました。
休憩所の様子
レストランの隣が大広間の休憩スペースがあって、私の行った季節柄コタツやストーブも置いてありました。TVもありましたがマンガの数もかなりあったからゆっくり休憩できました。
コタツの他にテーブル席やマッサージ機も置いてありました。
草津温泉館を利用した感想や口コミ
今日はバスターミナル前でも少し渋滞するほど混雑してた行楽日和の草津温泉でしたが、草津温泉館は空いててのんびりできてとても良かったです。私はしょっちゅう草津温泉に行ってるからわかるのですが、こういう日は大滝の湯や御座の湯、西の河原露天風呂、テルメテルメなどの有名日帰り温泉施設に行くと人が多すぎて心からゆったり入浴できたとは言えない事が多かったのですが、草津温泉館は広い内湯に私を含め4人、露天風呂は独りで完全貸し切り、他人を気にする事もなく心いくまで入浴できました。
内湯も熱い湯とヌルイ湯に分かれてたし、露天風呂も洞窟風の部分もあってなかなか良い造り、子供なんか洞窟的な部分は大喜びしそうだから家族連れにもいいかも~。
露天風呂の景色も完全森、館内の通路にはレストランから見える場所にニホンカモシカが見えたと写真も飾ってありました。そういうロケーションだから春夏秋の森景色以外にも冬の雪見風呂も最高なんじゃないかと思いました。だから露天風呂に入って景色を見てたら雪深い時にも来てみたくなりました。
また、大広間の休憩室には枕や毛布も用意されてて仮眠もできそうだったし、人も少なかったから草津温泉の日帰り温泉施設の穴場を発見した気分でここ気に入りました。
テル某さんの口コミ:日帰り温泉の設備はよかったです。時間を23時くらいまでにしてもらえればもっとよかったです。部屋にドライヤー用のコンセントが無かったのが不便でした。コンセントは2カ所ありましたが、近くに鏡がありません。洗面所にコンセントがあればもっとよかったです。【楽天トラベル口コミ一覧(草津ハイランドホテル+草津温泉館)】
y*t*o*u*0*9*さんの口コミ:家族旅行で利用しました。 さすがに草津温泉!泉質は最高です。娘は、5回も入浴しました。 帰宅後、料金の間違いにも丁寧に対応して頂き、有難うございました。早く気付けばよかったのですが、ご面倒をお掛けしました。
また、行きたいと思います。【Yahooトラベル口コミ一覧(草津ハイランドホテル+草津温泉館)】
ひろさんの口コミ:メインの所から離れているので雰囲気はあまりありませんが平坦で広い駐車場があり混雑しておらず穴場という気がします。 ごちゃごちゃしていないのでゆっくりすることができました。【じゃらん口コミ一覧(草津ハイランドホテル+草津温泉館)】
アクセス、駐車場、住所、電話番号
草津温泉館:群馬県吾妻郡草津町草津464-35 電話番号: 0279-88-2500
営業時間:10時30分~19時まで(最終入館18時まで)
定休日:年中無休(館内整備のため4月と12月に休館日あり)
日帰り入浴料金:中学生以上大人800円、子供400円(岩盤浴は別料金)
アクセス:草津バスターミナルから約900mだから歩いて行けるけど行きはずっと登坂、車の場合は国道292号線を草津国際スキー場方面に向かいその途中右側にあります。
私の地元桐生からは高速道路を使わずノンストップで約100キロ、車で約130分でした。
建物の周りに約50台の無料駐車場がありました。(草津ハイランドホテル公式サイト:http://highlandhotel.jp/eat/)
コメント/口コミ