重監房資料館

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重監房資料館に行った

重監房資料館に行った。

「草津よいとこ一度はおいで」誰もが草津節の通りに楽しめる温泉地であり、私自身も年に何度か行くし、そしてまた行きたくなるのが草津温泉。でも初めて「重監房資料館」に行って歴史やそこにいた人たちの事を知り、誰もが楽しい草津温泉ではなかった事、全く知らなかった草津温泉の見えなかった部分がを知る事ができました。

今回ここに行って涙もろい私は心が痛くなり全部を見て回るのが耐えきれず1階だけ見て2階は見ずに出てきました。友達は逆にワナワナと怒りを持って資料館から出てきて帰りの車の中でもブツブツと怒ってました。全く楽しい場所でもなく、観光という目線で行くにも気が引けるような場所になっていて、でも知っておく事は大事だという場所ではありました。多分、見た殆どの方が何かしら心が揺さぶられてくる資料館だと思います。

重監房資料館外観

綺麗な外見、館内も綺麗ですが、衝撃的な事実がわかる資料館です。

初めてのハンセン病史もうひとつの草津温泉

2018年8月4日(土)12日(日)18日(土)26日(日)はボランティアガイドによる「初めてのハンセン病史もうひとつの草津温泉」というウォーキングツアーがあります。

重監房資料館への無料シャトルバス時刻表

2018年の夏休みだけ特別に草津温泉バスターミナルから無料シャトルバスで重監房資料館に行く事ができます。






目次

重監房資料館とは

入館料、入館時間、休館日

館内の様子と感想、口コミと所要時間

資料、パンフレット

アクセス、駐車場、住所、電話番号


重監房資料館とは

現代ではその病気になる日本人がほぼゼロ人のハンセン病(らい病)患者を明治40年(1907年)の法律後、一般社会から隔離する療養所に入所させてました。昭和4年(1929年)になると「無らい県運動」と言って各県が競ってハンセン病患者を見つけだし、強制的に入所させるという事までにエスカレートしてきました。さらに昭和6年(1931年)に「癩予防法」を成立させ、在宅の患者も全国に国立療養所させるようになってきたそうです。その一つが草津町にある国立療養所栗生楽泉園です。この敷地内に作られたのが「特別病室」で、そこには、言う事を聞かない患者というより、全国の療養所の所長権限のみで裁判も行われずに、例えば旦那が特別病室送り、その妻だからという罪にもならない罪で移送された奥さんもいたそうです。重監房資料館とは、1938年から1947年の9年間使われてた(その間93名が閉じ込められ、23名が亡くなった)特別病室(重監房)を一部復元し、とても人が住めるようには見えない独房の様子やハンセン病患者への偏見と差別、人権無視などの歴史を映像や資料とともに知る事ができます。


入館料金、入館時間、休館日

重監房資料館への入館料は0円見学は無料

入館期間は一般+団体期間(4/26~11/14)と団体専用(11/15~4/25)があります。

個人が見られる一般+団体期間は、9時30分~16時(受付15時30分)まで。

休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 国民の祝日の翌日、館内整理日、年末年始

見学と予約の案内


館内の様子と感想、口コミと所要時間

重監房資料館入口

中に入るとすぐ受付で入館カードに必要事項を書き込みました。必要事項と言っても、どの県から来たか、この重監房資料館を何で知ったかなど簡単なものでした。書き込み後資料を頂きました。

そして入ってすぐの映写室にてハンセン病の歴史や重監房の説明、好き好んでハンセン病(らい病)になったワケでもないのに罪人のような扱いで草津温泉まで送られた元患者さんの話など・・・・この映像何分あったか正確にはわかりませんが15分くらいあったのかな?これを見続けてる内に心が痛み・・・・・涙もろい私はもうダメだぁぁ~という心境に。一緒に行った友達は逆で、この映像を見て酷い仕打ちにワナワナと怒りがこみ上げてきたと言ってました。

重監房、特別病室の再現

映像を見た後はガイドさんの説明を聞きました。重監房の高さ4mの復元した塀の前には、収容された93名の一部伏字になってる本名やどこの県から送られたか?収容された時の罪、そして収容後に亡くなってしまったのか?などなど。すでに心が折れてた私には、難癖としかいいようがない罪名などに・・・酷すぎるし、悲しすぎるしと・・・・そしてまた映像で今度は重官房に入れる所から中にいた様子など実際収容されてた人の証言による再現映像・・・亡くなってその亡骸を独房から出すまで・・・・・衝撃的すぎで・・・見るのも辛かった・・・・

収容されてた人への食事内容

ガイドさん先導で一部復元された重監房の中へ。写真のようなこんな粗末な食事が毎日2回だったそうです。ただ長い人は600日弱も閉じ込められていたそうだから、多分栗生楽泉園の世話をする人たちがこっそり何かを差し入れしてたようです。

独房上の隙間

そして独房の見学。独房には上と下にこのような窓とは言えない隙間がありました。写真は上部分ですが、広辞苑とかは入らないほど高さはなかったです。

独房下の隙間

下の隙間は食事の時、みそ汁のお椀が入るくらいの高さ。

独房内部の再現

独房は四畳半で外と繋がってる隙間が狭いから光が届かず、見学用の隙間がプラスで開いてるにも関わらず、この通りの薄暗さ。トイレと煎餅布団があるだけであとは何もなし。ここでは夏の様子と冬の様子がありましたが、あの隙間しかなかったからさぞ夏は暑かっただろうし、網戸がないから蚊にも悩まされただろうし、冬はすきま風とともに吹きさらしの雪が入り込んだろうし、隙間が開いたままだからさぞ寒かっただろうと思うと・・・・この薄暗い空間に難癖をつけた罪状で長い人で600日弱も閉じ込めたままだったなんて、かわいそうと思う反面、人間って恐ろしい事をする動物なんだなぁ~とも。この独房が「特別病室」、病室なんてありえないでしょう。

重監房資料館の様子

復元された特別病室を見た後は資料を見ました。ここの出口には、この酷すぎる独房が世間に知れた実際のTVニュースなどを見て1階の見学が終わりました。いや~見てるのが辛かった・・・・

納骨堂

この日は2階も特別展示もありましたがそれは見ないで館内を出て隣の納骨堂で国の法律、差別をしていった群集心理の犠牲となった方たちへ手を合わせてきました。

犠牲者数のパネル

納骨堂・・・凄い数の犠牲者がわかりました・・・・・・

重監房資料館に行った見学した感想と口コミは、まず、館内に入った時最初に見た映像で重い気分となってました。行った時団体さんがいたので受付の人が一緒に回ってくださいとの事でその後館内もガイドさんのお話を聞いてる最中も心が痛み何とか涙を堪えてましたが、胸の内はウルウルでした。自分にとって草津温泉は大好きで誰でも楽しめる場とずっと思ってましたが、強制的に送られ、そして二度と出られなかった人たちもいたという事を知ってショックでした。

またハンセン病の差別は昔の話ではなく、何と!差別と偏見が助長されたとされる昭和28年(1953年)に制定された「らい予防法」が撤廃されたのは何と!平成8年(1996年)。平成の時代ですよ。自分の意思で病気になったワケでもなく、そして薬ができて完治する病となったのに法律がそのまま残ってたという事にも驚きました。特別病室から出られても、病気が治っても、法律で草津の地から出られない。こんな理不尽な法律がなぜ近代医学が発展した平成の時代まで残ってたんでしょうか・・・

ハンセン病と差別という文字だけは知ってましたが、平成の時代まで患者さんたちの悲痛な叫びを知ろうともせずに好き勝手に自由にできてた自分が・・・・・・・とずど~んと重い気分となり・・・一緒に行った友達は「最初の映像からワナワナ怒りがこみあげて~」と病気が治ったにも関わらず出られない法律やモロモロ帰りの車でブツブツと怒りまくってました。受け取り方は人それぞれでしょうが、色々と考えさせてくれる場所でした。

映像とガイドさんの案内や一人で資料パネルなどを見てので、所要時間は80分ぐらいでした。ガイドさんの説明がなかったらおそらく30分程度だったかもですが、運よく団体さんと一緒に回れて深く知る事ができました。

栗生楽泉園の園内マップ

基礎だけ残ってる重官房跡(特別病室)も行きたかったのですが・・・・自分の気持ち的に行けなくなった・・・・この図のように重監房資料館と納骨堂以外の栗生楽泉園居住区などは一般の人は立ち入り禁止となってました。でも?重官房跡(特別病室)は立ち入り禁止道路を通らないと行けないからどうやって行くんだろう??個人は無理で団体で許可を得る必要があるようですね。

隔離の中の隔離~ハンセン病療養所監禁室の内部~

私が行った日は2階特別展示室で期間限定「隔離の中の隔離~ハンセン病療養所監禁室の内部~」をしてましたが、このタイトルで2階まで見られるほど・・・心が・・・・でした。


資料、パンフレット

重監房資料館パンフレット表紙

重監房資料館のパンフレット表紙

重監房資料館館内図

館内図

重監房資料館パンフレット

知らなかった事実を知る事ができました。

重監房資料館チラシ

重監房資料館のチラシ

知ってほしいハンセン病のこと

見学すると頂ける本屋、資料の一部です。


アクセス、駐車場、住所、電話番号



重監房資料館:住所:群馬県吾妻郡草津町草津464-1533 電話:0279-88-1550 公式サイト(http://sjpm.hansen-dis.jp)

重監房資料館までのアクセスは関越自動車道渋川伊香保インターから国道145号線、国道292号線を走って約56.1キロ、車で約80分。

上信越自動車道碓井軽井沢インターから国道146号線を走って約56.1キロ、車で約80分。

草津温泉バスターミナルから約3.1キロ、タクシーで約7分、徒歩なら30分~40分。草津温泉町内巡回バスは途中のつつじ亭前まで。そこから徒歩20分ぐらい。

私の地元桐生市からなら下道を走って約94キロ、ノンストップなら車で約145分でした

重監房資料館への道路案内看板

草津温泉側から中之条町方面(チャツボミゴケ公園)(上州湯の湖)に向かうと道路上に写真のような案内看板が出てるので迷わず行く事ができました。脇道に入ると舗装されてない道となりました。

重監房資料館前の無料駐車場

道なりに進んでカトリック草津教会を過ぎると重監房資料館とその前にある無料駐車場がありました。駐車場付近は栗生楽泉園だから他に道路も見えますが、重監房資料館へ行く道以外が進入禁止となってました。

 

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