西の河原公園に行ったよ
西の河原公園に行ったよ
草津温泉の観光名所のひとつですよね。初めて草津に来たら是非とも見ておきたいスポットです。西の河原公園まで行くと、これまた有名な西の河原露天風呂があります。初めて西の河原公園に行った時はこの世のものとは思えない光景にド肝を抜きました。見たこともない色彩と独特の雰囲気に圧倒されました。最近は整備され舗装もされてるので、私が見た時よりも若干綺麗になってしまい不気味な雰囲気はあまり感じなくなりましたが、それでも草津温泉でしか見られない光景が目の前に広がります。
西の河原公園へのアクセス、行き方、駐車場など
駐車場は地図上左が天狗山第一駐車場(無料)、右上が西の河原公園駐車場(有料)、下が湯畑観光駐車場(有料)です。
一番西の河原公園に近いのは西の河原公園駐車場です。
ただここは岡?山の上にあってここから西の河原公園までは下り道を歩いて楽ですが、帰りは結構坂がきつい上り道を歩いて来ないといけません。
草津白根山に向かう道路の左側にあるのが天狗山第一駐車場です。
西の河原露天風呂に行くだけならここが一番近いかもです。
西の河原公園または西の河原露天風呂へ駐車場の反対側より行きます。看板矢印も出てるのでわかりやすいです。
ただし、なだらかな下り坂の山道がずっと続きます。ハイキングしてる感じです。
だから、帰りはなだらかな上り道がずっと続きます。
雨が降った後は舗装されてませんから滑りやすいとこもあるので注意が必要です。
何度か滑って転びそうになったので・・・
湯畑観光駐車場からならほぼ平坦な道で行く事ができます。
西の河原公園へのお勧めルートは湯畑観光駐車場に停めて湯畑~西の河原通りを食べ歩きやお土産屋さんなどを散策しながら歩いて行くルートです。
寄り道しないで歩いても公園まで10分以上かかるかと思いますが散策しながら時間を気にせずにのんびり歩いて行くのは楽しいですよ。
途中、温泉まんじゅうを無料で配るお店も出てきます。私は毎回無料でもらい食べます(笑)。
ここまで来れば西の河原公園へあともう少しです。
西の河原公園駐車場からだと、この美味しい出来立て熱々の美味しい温泉まんじゅうのお店の前通らないです。(笑)
→草津温泉で食べ歩きしたよ。で詳しく。
さらに歩くと片岡鶴太郎美術館があります。もう西の河原公園は目と鼻の先です。
西の河原公園見所マップ
西の河原公園の見所がわかる観光地図です。
川に沿った形で細長い公園で、3ヵ所トイレもあります。冬以外は4ヵ所になります。
飲食できるお店は西の河原露天風呂近くにある草津ビジターになります。
西の河原公園の様子、風景など
西の河原公園到着です。ここからはなだらかな上り坂になります。
昔と違って遊歩道は舗装されてますので歩きやすくなりました。
ただここまで大雪だと雪が遊歩道まで積もる時もあります。
でも大雪の時の西の河原公園は温かい湯の部分から湯気がもうもうと立ち上がりそれ以外真っ白で幻想的な姿を見せてくれます。
川の部分は温かいので積もった雪も解けやすく雪や止めばこの通り。
最近冬に草津温泉に行った時は朝方は雪がチラちらついていましたが、西の河原公園に到着したあたりでラッキー。
冬の西の河原公園は湯けむりの量が凄いんです。
新緑の春、夏、そして紅葉の秋、どの季節に行ってもこの地独特の景色と雰囲気は素晴らしいかと。
近くに西の河原公園マップが掲示されてました。
ここは草津温泉街の西方にあるので西の河原と呼んでるそうです。
初めてここに来た時は今のように舗装されて整備されてる前だったので、景色がおどろおどろしいというか、ちょっと不気味な感じの風景で、その時は賽の河原から西の河原かと思ってたんですが、西の方向にあるからという単純な名付けでした・・・・・・
昔は鬼の泉水といい、今も鬼の茶釜、鬼の相撲場などの名勝があります。
鬼の相撲場は西の河原露天風呂よりもう少し上あたりになりそこはつつじの群生地なのでベストシーズンは初夏になるかと。
河原の至るところから50℃以上の温泉が湧きだし、その量は毎分15000リットルもあるので、湯の川となって流れています。
湯畑から西の河原公園に来るとまず左側に鬼の茶釜碑があります。
西の河原公園を昔は鬼の泉水といい、ここに来る人も殆どいなかったそうです。
河原一帯から温泉が湧きだしてて、この鬼の茶釜という場所は代表的な温泉湧口であったそうです。
湧口は茶釜が沸騰するように異様な音をたてて湯を噴き出し、その湧口へ人が近づくと、足もとから音がぴたりと止まる。
離れるとまた音が鳴りだす不思議な湧口として怖がられて鬼の茶釜という名がついたそうです。
この辺りには他にも「鬼のたらい」という地もあったそうです。
次に見かけるのが右側にある縁結び地蔵尊です。恋にお悩みの人は穴守稲荷神社とともにしっかりお祈りしましょう。
雪のある冬のお地蔵様は多分地元の人に毛糸の帽子などで温かいカッコになってました。
ここでしか見られないような景色の色彩が楽しめます。
場所によって熱かったり、ぬるかったりと好きなとこに腰掛けて足湯を楽しむ事ができます。
西の河原公園に行く時はタオル一枚持って行くとお湯に触れ合う事ができますね。
トイレもあるのでご安心を。
薄暗くなってから行くとまた違う景色の色が楽しめます。
薄暗いと怖い感じというか、三途の川とはこんな感じじゃないかという色彩が見られます。
この世のものとは思えない色彩な光景が広がるんです。
整備される前に子供が小さい時に行きましたが、夜見る景色の色彩が不気味すぎて怖いよ~と言ってたのを思い出します。
途中赤色の鳥居が連なる穴守稲荷神社があります。
ここは恋が成就すると言われてるパワースポットのようです。
冬の雪がある穴守稲荷神社は石段が凍ってるのでお参りは難しい時も。
湧き水が竹筒から出ていてマグカップも置いてあるので美味しい水も飲む事ができます。
ベルツ・スクリバ両博士胸像です。この辺にベルツ先生記念碑、水原秋桜子句碑があります。
ベルツ博士とは明治時代に「世界第1級の温泉リゾート」として世界に紹介した、まさに草津温泉の人たちにとっては超有り難かった先生なんです。
写真ではわかりにくいですが、お湯が湧いてる所も沢山見ると思います。
この公園は毎分15000リットルものお湯が湧いて流れてる湯畑同様の場所なんです。
公園内には斉藤茂吉歌碑や不動滝などもあります。
水子地蔵尊もあります。
展望台もあります。
展望台からは西の河原公園を一望できます。
正直なところ何度も行くと地味と感じますが、
初めて行った時はお湯部分が濃い緑や薄い緑の色彩に包まれて、湯気も立ち上り、周りの山の景色とともに今まで見た事もない異空間のような感じで感動した覚えはあります。
草津温泉でしか見られないこういう光景は見る価値ありかと。
冬に行くと観光客が作ったと思われる雪だるまもいたるところにあって春夏秋とはまた違い面白かったです。
公園内は徒歩案内版が整備されてるから迷わずに散歩できます。
そこそこ広い公園でこの独特な色彩の湯の川、湯だまりの畔を歩いて散策もいいもんです。
あずまやが見えて、これが見える場所まで歩いたらここで西の河原公園の終わりです。
西の河原公園入口という看板から寄り道しないで歩くと大体西の河原公園露天風呂までは約5分くらいです。
西の河原公園露天風呂から先は、山道の遊歩道となり景色は木々に変わり、行く着くのはつつじの群生地である鬼の相撲場と天狗山第一駐車場、天狗山スキー場です。
西の河原公園まで来たら、西の河原露天風呂に入ってみるのもいい思い出になるかもです。
とにかく大きい露天風呂ですから。タオルも売ってますから手ぶらでも大丈夫ですよ。
この開放感は入った人しか味わえないです。
ただ、西の河原にあるのに西の河原の湯源泉のお風呂でなく、万代鉱源泉なんです・・・・アレ?
散策中見た西の河原の湯源泉のお風呂に入りたい場合は、途中温泉饅頭を配ってたお店の近くにある無料の共同浴場「凪の湯」があります。
お風呂に入ったら涼みながらまた西の河原公園をぬらぶらっと散歩し帰りました。
西の河原公園DATA
住所: 群馬県吾妻郡草津町草津521-3
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