一ノ倉沢

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谷川岳一ノ倉沢へ行ったよ


谷川岳一ノ倉沢へバスに乗って紅葉を見にいった


物心がついて多分今回で3度目の一ノ倉沢でした。初めて行った時はゴールデンウィークも過ぎたあたりだったと思いますが、緑の息吹と雪化粧が相混ざった、それはため息が出るほど素晴らしい景色でウットリした思い出があります。二回目は初夏だったと記憶してましたが、その時もあまりの美しさに感動しました。この当時はマイカーで一ノ倉沢まで行けたのですが、5年くらい前からマイカー規制が行われ登山者専用の道路となった事から車で行く場合は谷川ロープウェイ乗り場でもあるベースプラザ駐車場に停めてから歩いて行く形となりました。紅葉の一ノ倉沢は初めてだし、マイカー規制後の一ノ倉沢も初めて、それより一ノ倉沢観光に行く自体が三十年振りくらいで、ワクワク、新鮮な気持ちで行く事ができました。

流れない車の渋滞

季節は秋の紅葉、しかも10月の連休という事もあり午前10時には、ベースプラザ駐車場の空き待ちの大渋滞でした。

この駐車場は一ノ倉沢観光に行く人だけじゃなく、谷川岳登山やロープウェイに乗る人たちが皆利用するのですから、時期的にも大混雑してるのは当然の事かもですね。

混雑ぶりは>谷川岳ロープウェイに行ったら大渋滞の混雑だったのページで。

と、この記事の行った日の9日後の平日にまた行ってきて実は4回目の一ノ倉沢になりました。

というのも3回目は午後に行ったんです。午後は一ノ倉沢の岩の後ろに太陽が行ってしまい、日が当たってない絶景となり明らかに午前中の一ノ倉沢の絶景より劣るから、晴れた日の午前中に行きたかったからなんです。




谷川岳ロープウェイから谷川岳一ノ倉沢への登山道は国道291号は毎年11月下旬~翌年5月下旬まで冬季閉鎖となります。

【2020年通行期間】国道291号を歩いて一ノ倉沢に行けるのはサマーシーズンだけ、今年登山道の閉鎖日は【2023年】11月16日10時以降の予定




目次

電気バス乗車の様子、料金、乗車時間

一ノ倉沢から歩いて下山の様子

一ノ倉沢へ行った感想と口コミ、所要時間

一ノ倉沢マイカー規制のお知らせ

山岳ガイドと行ける一ノ倉沢

アクセス、駐車場、バス




電気バス乗車の様子、料金、乗車時間

六階バス乗り場の様子

電気バスに限らず、路線バスでも停留所はベースプラザ6階にありました。

一ノ倉沢へ向かうバス時刻表

私が乗った時のバス時刻表です。年度によって上写真と違うので確認してくださいね。

電気バスの乗車定員のお知らせ

私が乗った時は、1時間に1本、観光客の乗車定員はたったの8名でした。運転手さんを含めて10名だからガイドさんいたら残り8人しか乗れないという事でした。

電気バスの運行期間は冬季期間以外の一ノ倉沢道路の雪がなくなる5月下旬から冬季閉鎖される11月中旬頃までのようです。

バス停で電気バスを待つベンチと観光客

1時間に1本のバスで乗車できるのはたったの8人という狭き門、予約はできず乗りたい人は停留所前のスタッフに空きを確認して乗れそうならベンチに腰掛けてバスが来るのを待つという事でした。

この写真の9日後に朝一番9時30分発の電気バスに乗る為に待ちましたが、寒い日6度くらい、風がビュービュー吹く中待ちました。バスのスタッフさんが言うにはこの待合のベンチが一番風が吹いて寒い場所、夏なら風が一番気持ちいい場所なんだそうです。8時45分くらいに一番で並んで9時には8人並んでしまいました。

バス停に電気バスが到着したところ

午後の混んでた日に行った時は私はかなり運が良かったらしく、ロープウェイに乗って観光し戻ってきてバスが空いてたら一ノ倉沢に行こう~とバス停に行ったら7人目という事で乗れる事に。その後数人が来ましたが、あと1人だけだったので次の1時間後のバスを待つしかないという事で歩いて一ノ倉沢を目指してました。

この電気バスは実は私の地元桐生でも観光の足、低速電動コミュニティバス「MAYU(まゆ)」として走ってますが乗るのは初めてでした。

バスが発車する直前に、人が多数押し寄せてスタッフの人がもう乗れないんだよ~と1人1人断ってるの・・・大変だと思いました。

ガイドさんが言ってましたが「立ってでもいいから乗せて~」とか色々あるそうです。

しかし、この電気バスはバスと名がついてますが、車検上は普通車なんだそうです。だからバスというよりミニバンですね。

バス(大型車)が使えないかというと、一ノ倉沢に向かう道路は今は通行止めですが、登記上は国道291号線で大型車は通行ダメとされてる道だから普通車じゃなきゃ人を乗せて上がれないそうです。

最初は私も8人じゃなくてもっと大型車にすればいいのに~と思ってたら、大型車だと法律上走れなくなってしまうんですね。

4人掛けベンチシートのバス車内

バスは4人がけのベンチシートが両端にあるタイプでした。

何故?シートベルトがないかというと時速19キロがMAXスピードだから、法律上時速20キロ以上はシートベルト装備必要から除外されちゃうそうです。

1回の充電で約40キロ、上り下り3回するともう走れなくなっちゃうそうです・・・・充電時間は約10時間もかかるそうです。

緑色の電気バスいっちゃん

充電の関係上私が乗った時は午前中は緑色のバス「一ちゃん」号、午後は初めて乗ったオレンジ色の「倉ちゃん」号が運行するそうです。

何故タイヤが片側4つもついてるかというと、四輪駆動って言ってたけど、4輪のそれぞれモーターがついてる話だったし・・8輪駆動じゃないのかな?

一ノ倉沢へ向けてバスが発車したとこ

ガイドさんに500円を支払い出発しました。ガイドさんがいない場合は乗車料は無料だそうです。またガイドさんがいても中学生以下は無料だそうです。

土合口駅から一ノ倉沢までの距離約3,3キロ、乗車時間約20分弱の旅の始まりでした。

初めて乗った時は紅葉シーズンの好天の連休日という事でバスは乗れないだろうとあきらめてたのですが、大多数の人は最初から歩くつもりで一ノ倉沢に行くようです。バス停を無視する人が多かったですから~。

とは言え、私は最初からバスありきで来たから、乗れてよかったです。ただ、谷川岳ロープウェイでの観光が思った以上に時間がかかり、このバスに乗ったのは最終便1本前の14時出発。

だから、待合ベンチに座った時にスタッフの方に「帰りは歩きになるかも知れませんよ~」と。帰りは最終バスしかないですからね。

スタッフの人が言ってましたが、土合口駅ベースプラザから一ノ倉沢までは多少上り坂がありますが殆ど平坦な道だから約50分歩けば着けます。帰りは40分くらいですよ。とも言ってました。

実際急と思える上り坂は土合口駅ベースプラザからしばらくの間約300m間だけで、後は平たんと行ってもちょっとだけ勾配はある上り坂でした。

ちょっとでも上り坂に弱い私なら行きは1時間ちょっとかかりそうでしたが、帰りは平坦に近い緩やかな下り坂だったから40分ぐらいで歩いて帰って来れました。

ちなみに登山道と行ってもアスファルトの道路ですから一ノ倉沢まで普通の靴で行けます。

バス車内でユネスコエコパーク登録記念の野草の本をもらったところ

さて、私が乗った時はみなかみ町がユネスコエコパークに登録された記念で乗車客1人1人に「野草の本」か「高山植物の本」か好きな方が頂けました。2回乗ったから2冊もらっちゃいました・・

一ノ倉沢へ向かう登山道での車両通行止めゲート

車両通行止めのゲートを通過。

バス車内で見た一ノ倉沢へ向かう登山道

若かりし頃二度車で一ノ倉沢まで行った事がありますが、こんな車もスレ違えないような幅の狭い道路だったんですね~。この狭さじゃ、今の時代車両規制になるわ~と納得。

ガイドさんが走りながら色々説明してくれましたが、この狭い道路は国道として作ったそうです。まじか~という狭さ・・・

ガイドさんは車内を走りながら色々説明してくれましたが、この登山道はブナ林の中にあり、ブナの実がツキノワグマの大好物だそうで・・・登山道は熊の生息域にあるから帰り歩く人は気をつけてね~。と言われても・・・・鈴もないんですけど。

2回乗ってわかった事。ガイドさんによって説明が違うというか内容の濃さが桁外れに違いましたよ。

一ノ倉沢のバス停で待ってた観光客の列

約20分の乗車時間なのであっという間に一ノ倉沢のバス停に到着しました。午後に行った時はロープウェイ側に向かうバスに乗る人たちが定員以上並んでました・・・・帰りは歩こうっと。

また、バス停には大きな公衆トイレもありました。

一ノ倉沢到着

久しぶりの一ノ倉沢でした。ただ残念な事に14時も過ぎると太陽が山の向こう側にいってしまい、崖側が暗くなってしまう点・・・やっぱり山を見ようとする時は午前中に限りますね。

午後の紅葉の一ノ倉沢の景色

日が陰ってしまったとは言え、やはり雄大で美しい眺めは昔から変わっていませんでした。天神平の紅葉は見頃でしたが、そこより標高の少ない一ノ倉沢の紅葉は少し色づいてましたがピークはまだまだ先という感じでした。

午前の紅葉の一ノ倉沢の景色

やっぱり午前中の日が当たってる岩山の姿のほうが壮大でしたね。ただ思ってたより紅葉は進んでいなく、見頃はあと3日~5日って感じでした。ちなみにこの日は天神平の紅葉は終わってました。

一ノ倉の説明

一ノ倉の説明書きがありましたが、クラとはこの辺の方言で岩や岩壁の事を言うんだそうです。一番の岩、一番の岩壁だから一ノ倉で水が流れてる沢があるから一ノ倉沢なんですね。

一ノ倉沢に見える万年雪の様子

雪も残ってるし・・・紅葉として色づいてはいますが、来たのは数日早かったようです。谷川岳ロープウェイに乗って1,500mあたりは丁度見頃だったので、一ノ倉沢までの標高まで紅葉前線が降りてくるのはまだ先という感じでした。

一ノ倉沢に見える万年雪の様子

この日も紅葉ピークにはまだ少し早かったんですが・・雪の形が前回と変わってました。

空洞のできた雪に形

この日まで一週間近く雨が降り続いたので水が通ったのかな?

沢を流れる水の様子

沢の水もひんやりして気持ちよかったです。秋ですが雪解け水も含まれてるのかな?

一ノ倉沢概念図

一ノ倉沢概念図
(拡大)では岩の名前や地名?などが記されてました。

一ノ倉沢の雄大な景色

バスのガイドさんが言ってましたが、この日は著名なロッククライマーのパーティがいくつかあり岩登りをしてたそうです。

バスに乗ってる時に下山した下ってるところとスレ違ったので、岩壁にズームアップしても登ってる人はいませんでした・・・朝早くせめて午前中じゃなきゃ見られませんよね・・・・

一ノ倉沢より先に向かう登山道の様子

今度一ノ倉沢へ来る時はもっと早い時間に来て、奥に進む道をハイキングとして歩いてみようっと。

一ノ倉沢の先の案内

幽の沢とブナのしずくという所があるそうです。

一ノ倉沢を過ぎると砂利道になった登山道の様子

前回そう思ったので少しだけ先に行ってみました。すぐ舗装路がなくなりじゃり道に・・・砂利道の国道291号線の始まり。ちなみにガイドさんが言ってましたがこの先国道は新潟県柏崎まで通じてるそうですがこの区間は車両通行止めだから歩いて峠越えして新潟県に入るそうです。しかし道の手入れをしてない為道幅が途中靴一足分あるかないかの場所もあるそうです・・・だから国道じゃなくて酷道とも表現するそうです。

記念碑

ちょっと上ったら道の傍らにあった大きな岩に記念碑というプレートなどが埋め込まれ明らかに慰霊をしてる感じの場所がありました。

最も人間らしく輝いた若きいのち

私がまだ高校生でバイトしてた時に色々教えてくれた20代独身の社員の方もバイトの日に店長が慌ててて・・あの一ノ倉沢で滑落して亡くなったと聞いて茫然とした事がありました。まだ靴をペタペタと音を鳴らして歩いていた彼の面影は残ってるので合掌しました。

慰霊の岩の横から見える一ノ倉沢の景色

この慰霊の岩からも一ノ倉沢がよく見えたんです。だからここに?

今回は幽の沢まで行くつもりでしたが、前回は1人で今回は友達と来て、友達がロープウェイ乗りたそうだったから時間的に無理判断し下る事にしました。またまた次回かな?

一ノ倉沢前のベンチ

ベンチで座ってみたり、沢の前の登山道で座ってみたり思う存分一ノ倉沢のすばらしい景色を堪能しました。テントキャンプは岩登りをする人たちかな?

自転車で一の倉沢に来てた人たち

ガイドさんが言ってましたが一ノ倉沢は自転車OKだそうです。折り畳み自転車持ってる人もいたし・・・・・

青い空と雲と岩山

雲の見る度に形を変え、空の青く、岩肌の日光が当たってて綺麗に見えました。やっぱり一ノ倉沢は午前中ですね。

午前中の一ノ倉沢の景観

連休の日曜日に来たほどではありませんが、それでも平日でも多くの観光客がカメラやスマホを持って一ノ倉沢の景色を楽しんでました。バス乗り場では風が強く寒かったですが、ここは風が殆どなく穏やかな天候でした。

一ノ倉沢と記念撮影

前回1人だったから一ノ倉沢と記念撮影できなかったけど、二人だと一ノ倉沢の雪を口を開いて食べてる感じのユニーク写真も撮れました・・・


一ノ倉沢から歩いて下山の様子

普通はロープウェイ乗り場であるベースプラザから一ノ倉沢までの登山道を上がってる所を書くべきなのかもですが、私の場合は行きはバスで上ってしまったので帰りの下山の様子になります。

下から読むと上りになりますが・・・・・

登山道の様子

午後に行った時14時24分に一ノ倉沢にバスが到着し、山の姿を見続けて堪能しましたがもう10月ですから日がどんどん落ちてくるのがわかったので14時50分頃から下山を開始しました。

下山と言っても一ノ倉沢からベースプラザまでは登山道と言っても元車道だからアスファルトで歩きやすい道なんです。

また写真のように平坦に近い緩やかな下り坂になってます。

一ノ倉沢から歩いてベースプラザまで約3,3キロ、バスに乗る前にスタッフの人が40分くらいと行ってたので今出発しても15時30分着が予定になります。

不思議な冷気の説明書き

ず~とブナ林の中を続く道で、景色はあまり変わらないのですが、「不思議な冷気」など説明書きがある時は立ち止まって読みながらマイペースで下っていきました。

P3のベンチの様子

この3キロの登山道の中には休憩できるベンチが3つ置かれてました。

P3のベンチに貼られていた距離案内

ベンチの隅っこには一ノ倉沢までの距離、ベースプラザに近い山岳資料館までの距離が記されてました。あと2,6キロ歩くのか~。

クマ注意のお剃らせ

クマの出没に注意してください。というのが貼りだされてて思い出しました。

バスの中でガイドさんが、ブナの実はツキノワグマの大好物で登山道のブナ林は生息域という事を・・・・しかし・・クマの出没に注意!ってどうやって注意したらいいんだろう?

P2のベンチに貼られていた距離案内

2個目のベンチ発見!ここから一の倉沢出合まで1200m、山岳資料館まで約2100mと記されてました。あと2,1キロだぁ~。

登山道の様子

時間が時間なのでたま~に1人ぼっちで下るんですが、山でガサっと音がしてもサッサと歩きました。

もう15時だというのにこの時間から観光と思われる家族連れとか上ってくるのを時々見かけたのですが、今から一ノ倉沢に行っても戻って来るのは16時過ぎちゃうから暗くなっちゃうと思うんだけど・・・・

日が差す登山道

2度目の下りは午前中だから日が差してる所もあり木漏れ日が美しい場所もあってよかったです。

ブナ林の説明書き

ブナ林の説明書きもありました。

登山道脇の石垣の様子

道路上に石垣がある所は国道としてこの道を作った時にできたものだそうです。

新道への標識

新道0,3キロという標識がありました。

新道という登山道の様子

この登山道は山側でなく谷側にありました。

マチガ沢にある大きな岩

バスの中でガイドさんが説明してた岩の前に来ました。金属が埋め込まれていてこの岩がロッククライミングの練習用としてるそうです。

マムシ岩と聞いたような気がするけど・・・・夏はソレが出たから?

マチガ沢の景色

この岩がある所がマチガ沢という所で谷川岳の山頂まで見えるビューポイントで景色の良い所でしたが、午前中日が当たってる時だったらもっと綺麗なんでしょうね。

午前中のマチガ沢

二回目は午前中~やっぱり日が当たってるほうがよかったです

登山道で電気バスとスレ違うところ

電気バスとスレ違いました。上りの最終便のバスです。

巌剛新道登山道

私には自然のままの獣道にしか見えなかったですが、山側に巌剛新道登山道というのが見えてここから山頂まで3,2キロと書かれてました。

マチガ沢出合の標識

またマチガ沢出合は標高835m、ここから一ノ倉沢まで約1,6キロ、曲ノ沢まで2,7キロ、芝倉沢まで4,6キロ、土合駅まで3,5キロだそうです。

マチガ沢の景色の様子

マチガ沢のベンチで一休み・・して景色を見ましたが、この辺も紅葉にはまだ早かったです。

またこの時間は太陽が山の後ろに隠れだしてきてるので、正面の山に光は当たってない状態・・・

午前中のマチガ沢

午前中はやっぱり景色の見え方が違いました。

下りの電気バスの様子

下りの電気バスではマチガ沢にてガイドさん、お客さんが全て外に出て説明が行われてました。

P1のベンチの様子

やった~最後のベンチ発見!

P!のベンチに貼ってあった距離案内

このベンチからマチガ沢まで350m、山岳資料館まで1350m・・・・・げ!まだあと1キロ以上ある・・・

山肌の沢

午後を歩くより午前中歩いたほうが景色も良かったです。雨が降ると沢になるところもよく見えました。冬は4~5mの積雪がこの辺あたりあるから雪崩の起きやすい〇〇〇・・という名称・・忘れましたがガイドさんが説明してくれました。

ワンちゃんと登山道

ワンちゃん連れの人も少しいましたよ~。

登山道崖下の様子

登山道の脇は湯桧曽川が流れる谷間で、落ちたら死ぬな~というぐあいの崖でした。

ガイドさんが熊の話もしてましたが、ニホンカモシカのよく現れるそうです。目が悪いから人を見てもビックリせずにじ~と見つめるそうです。だから会ったらカメラ目線のニホンカモシカの写真が撮れるそうです。

登山道ビューマップ

このベンチの上にはビューポイントと休憩ポイントが地図で記されてました。

Jの形になったブナの木

登山道脇にあるブナ林のブナの幹がJの形に曲がってるのは雪の重みなんです~とガイドさんが話してくれました。

西黒根登山口

山側に西黒根登山口というのが見え、上のほうから下山してくるグループの話声が聞こえてきました。

ここから土合駅まで2,6キロ、一ノ倉沢まで2,6キロと書かれていました。お!!!ゴールが近い感じ~

ガイドさんがバスの中でここから谷川岳山頂まで約3キロ強(正確には忘れた)ですが4時間前後~5時間かかるそうです。ロープウェイ乗り場から一ノ倉沢へ行くのと距離は大体同じなんですが、岩がごろごろしてて大変なんだそうです。現場見ても写真見ても岩ごろごろ勾配もあったし・・・大変そう。

急こう配の坂の様子

西黒根登山口入口のちょっと先から急こう配の坂になってきます。

写真はわかりにくいかと思いますが、上から下の道を撮影してますが、道の向こうの茂みの下にベースプラザがあります。

私の場合は下ってるから全く急こう配問題ないですが、ベースプラザから一ノ倉沢に行く時は逆にこの急こう配の坂道は嫌かも~。

ススキ

この勾配がある所はススキが多く生えてて、午前中だと綺麗に見えました。午後より午前ですね。

谷川岳登山指導センターの建物

車両規制のゲートが見えました~。あともう少し。

谷川岳登山指導センター入口

ゲートの近くにあった建物は「谷川岳登山指導センター」「谷川岳警備隊」そして休憩舎とも書かれてました。

ここで湧いてる水は消毒してないからお腹が弱い方は止めておいて、でも美味しいんですよ~と言ってました。

「谷川岳登山指導センターの中の様子

中で休憩できるスペースもあり登山カード受付とトイレがありました。

谷川岳登山指導センター前の道路の様子

ロープウェイのゴンドラも見えてきてあともう少し・・・

谷川岳山岳資料館入口

谷川岳登山指導センターから少し歩けば谷川岳山岳資料館でした。

ベースプラザはもう目の前だからほぼゴール!!谷川岳山岳資料館の前を通った時にスタッフの方に「お帰りなさい」と声かけられて嬉しかったです。

この時点で15時33分だったから、下りの所要時間は約40分の予定通りでした。

マチガ沢1,7キロ一ノ倉沢まで3,3キロ、幽ノ沢4,4キロ、芝倉沢6,3キロの標識

谷川岳山岳資料館からマチガ沢1,7キロ一ノ倉沢まで3,3キロ、幽ノ沢4,4キロ、芝倉沢6,3キロになってました。

谷川岳山岳資料館の中の様子

谷川岳山岳資料館の中はその名の通り登山用品が色々展示されてました。営業時間は9時30分~16時30分、定休日は木曜日。

谷川岳山岳資料館前でロープウェイの発着風景1

谷川岳山岳資料館からはロープウェイのj発着がよ~く見えるので見ながら休憩!

谷川岳山岳資料館前でロープウェイの発着風景2

何度も言いますが、やっぱり午前中。より綺麗に見えました。

谷川岳山岳資料館の建物

そして最後の坂を下って~ベースプラザへ

六階バス乗り場の様子

ベースプラザに戻ってしばらくしたら下山の電気バス最終バスも停留所に到着しました。

やっぱりバスは早いなぁ。


一ノ倉沢へ行った感想と口コミ、所要時間

私の場合は一ノ倉沢へは毎回観光で素晴らしい岩壁の山の姿を見るだけというシンプルな形ですが、何度見ても本当に綺麗で美しいです。

個人的には観光で見るだけという目線では群馬県で一番綺麗で美しい山と思っています。

見える岩場は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングの聖地となっているそうですが、あの崖を見てよく命がけで登るな~と思ってしまいます。

私が子供の頃は遭難のニュースがしょっちゅうあった山で姿形を見る前から怖い山と思ってました。一般的にも「魔の山」「人喰い山」「死の山」とも呼ばれるそうですが、あの崖を登る勇気はいったいどこから出てくるんだろう?私の身近の人も一ノ倉沢で見える崖のどこかで命を落としてしまったから山の姿はいつ見ても美しくも綺麗でため息も出るほどですが、かなり前の過去の悲しい出来事も頭の片隅にはずっと残っていて、ちょっとだけ微妙な気持ちも・・・・

一ノ倉沢で撮った写真を友達にLINEで送ったらソフトバンク圏外・・・下山中に再送してその写真を見た友達も「これ?どこの山?」と返答が。凄く綺麗で美しいと小さいスマホ画面でもわかるんですから実物はもっともっと雄大で綺麗なんですよね。車やバイクで直接行けないですが、歩いて行ってあの景色を初めて見たら感動する事でしょう。

と送った友達と即2回目の一ノ倉沢へ。実物が見たくなったようです・・・

しかし、私が今年2回目ですが朝一番のバス乗り場には今年というか秋4回目の人もいました。紅葉のピークを求めて何回も行く価値ある山の景色なんでしょうね。

ブログ記事中知ったかぶりの様子で書いてる部分、電気バスが普通車区分や途中の石垣などなど、全部バスに乗った時にガイドさんが教えてくれた話なんです。正直ガイドさんによって話の幅の広さ、深さが違ってるから何とも言えませんが、いずれにせよ、歩いて一ノ倉沢に行ったら、石垣も、ここが国道のままという事も、Jの形になってる幹の話、積雪などなど全く知らなかったワケだし、500円払って電気バスに乗った価値は個人的にかなりありました。乗ってなかったら一の倉沢見て~あ~綺麗という感想だけだったかも。

ガイドさんが乗らない場合は無料という運賃ですが、ガイドさんがいないと話は聞けませんので・・・・ガイドさん乗車しなかったらハズレかも???

電気バスは1時間に1本、定員8名と狭き門ですが、1時間前に並べば多分乗れると思うので、寒い日は風が冷たいから防寒忘れずに。2人いた場合は交代でベースプラザ内で温まってくださいという事でした。

さて午後に行った時夕方近いという事で早めに切り上げたので14時のバス乗車で帰りは約15時30分、バスの待ち時間を含めれば所要時間は約2時間でした。午前の場合も大体2時間でした。

バスに乗らず上りも下りも歩いてたなら、それだけで所要時間は約2時間という事をお忘れなく。1時間景色見れば合計3時間になります。

ちなみに何度も午前中と言ってますが、2回目ロープウェイのゴンドラの中で偶然にもロープウェイの会社の方がガイドしてくれて「皆さん一ノ倉沢行きましたか~紅葉はこんなに素晴らしいんですよ」とスマホ写真を見せながら「行くなら午前中に限りますよ~午後は太陽が山の後ろで暗くなるからと」現地の人もそう言ってました。私も午後と午前に行ってよ~くわかりました。


山岳ガイドと行ける一ノ倉沢

一ノ倉沢には1人でも自由気ままに誰でも行けますが、前もって予約しておくと色々教えてくれる山岳ガイドさんと一緒に行く事もできます

谷川岳山岳資料館の建物

主催:みなかみ山岳ガイド協会、集合場所:谷川岳山岳資料館(ガイドツアー参加者だけこの資料館への駐車可)

1.早朝ツアー集合5時、7時30分解散、谷川岳山岳資料館→マチガ沢出合→一ノ倉沢出合→マチガ沢出合→谷川岳山岳資料館、変更など最新の情報は下記ツアーの詳細ページにて

谷川岳一ノ倉沢早朝ヒーリングツアー3500円~の詳細/空カレンダ*朝食はつきません

2.スニーカーで行ける気軽さが魅力で初心者にもオススメ!集合10時25分 解散15時30予定、谷川岳山岳資料館⇔マチガ沢⇔一ノ倉出合⇔幽ノ沢(往復)、変更など最新の情報は下記ツアーの詳細ページにて

谷川岳一ノ倉沢エコハイキングツアー4000円~の詳細/空カレンダー*昼食は各自持参

3.もぐら駅と大岩壁の一ノ倉沢を堪能、集合10時25分 解散15時30予定、土合駅⇔マチガ沢⇔一ノ倉出合(往復)、変更など最新の情報は下記ツアーの詳細ページにて

もぐら駅で有名な土合駅と一ノ倉沢ハイキングツアー4000円/空カレンダー*昼食代こみ


一ノ倉沢マイカー規制のお知らせ

下記は2019年度のチラシですが、毎年マイカーやバイクで一ノ倉沢へ行けないので参考にしてください*バス時刻もは2019年度のもので参考になりません

通行規制のお知らせ

一ノ倉沢への案内


アクセス、駐車場、バス


谷川岳ロープウェイ乗り場である土合口駅のあるベースプラザ駐車場までのアクセスは関越自動車道水上インターから約13,6キロ、渋滞なければ約16分の道のりです。

JR水上駅(水上温泉)からは約10キロ、渋滞ばければ車で約15分、水上駅から「谷川岳ロープウェイ」行きバスなら約25分。

上越新幹線「上毛高原駅」からは約21キロ、「谷川岳ロープウェイ」行きバスで約50分

関越交通バス時刻表サイトへ

JR土合駅からは約1,5キロ、行きは登り坂で歩いて約20分~30分ぐらいかと。

私の地元桐生市街地からは大間々⇒沼田⇒みなかみ町という下道で約90キロ、約120分の道のりでした。

タクシー料金表

これは谷川岳ロープウェイを起点としたタクシー運賃表ですが、谷川岳ロープウェイ⇒水上駅はタクシー料金4,500円。上毛高原駅までのタクシー料金は9,000円でした。

逆の運賃は上りだから多少上がる気もしますがある程度参考になるかと。

谷川岳屋内駐車場入口

谷川岳ロープウェイは立体駐車場内は約1,000台、屋外の駐車場は約500台も駐車可能ですが、行楽日は満車になっちゃうから凄い所。

駐車代金は、

5月1日~11月30日まで:大型車1,000円、小型車500円

12月1日~4月30日まで:大型車1,000円、小型車1,000円(1月2日と3日を除く12月1日~4月30日までの平日に限り駐車代無料)

屋内駐車場は写真の通り高さ制限が2m20cmでしたが、谷川岳ロープウェイ公式サイトだと2m10cmになってる?

六階駐車場入口

なお6階の駐車場入口は2m60cmまで対応してるそうです。

バイク専用駐車場

バイク専用駐車場は屋内駐車場入口を入ってすぐでした。ここが駐車場の1階でバイク駐車代金は300円でした。

駐車場の様子

駐車場の営業時間はロープウェイの営業時間と同じだそうです。ロープウェイ営業時間は4月~11月の平日は8時~17時、土日祝日は7時~17時で12月~3月までは8時30分~16時30分だそうです。

・お盆期間中や9月下旬から11月上旬までの繁忙期は夕方6時から朝7時まで閉鎖することがあるようですが、その期間以外は駐車場の一階部分は夜間でも入場することが可能になり、車中泊や仮眠をとることは可能、トイレも24時間利用できるそうです。


 

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