名胡桃城

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名胡桃城址に行ってきた


名胡桃城址に行ってきた


名胡桃城は元々は名胡桃氏の館があった場所とされ武田勝頼の上野侵攻の際、その家臣である真田昌幸がこの地を攻略し沼田城攻略の為に築城された城です。

名胡桃城が有名になったのは豊臣秀吉が北条氏と真田氏とで上州の領地の堺を作り沼田を北条の領地、川を挟んで名胡桃城より信州側を真田のものと決めたのに・・・・・その約束を破り北条氏が名胡桃城に攻めた事です。

北条家と真田家の領地図

領地図を見ても、私が北条氏ならば名胡桃城を攻めたくなるほど目障りな城ですよね。

真田丸の大河ドラマでは、真田昌幸の名代として真田信繁と北条氏政の名代として板部丘江雪斎の合議で領地分けされてましたが、この領地図を見ると本当はワザと豊臣秀吉がしたんじゃないか?と疑ってしまうほど~どうぞ城を落としてください。と言わんばかりの名胡桃城の位置ですね。

北条氏(沼田城代の猪俣邦憲)による名胡桃城攻めがきっかけで秀吉の北条討伐が始まり、結果小田原城を囲いこまれて北条氏が滅亡する事となったワケです。

秀吉にたてつく北条氏をこの名胡桃城攻めをした事により惣無事令を破ったとして大義名分ができて小田原攻め、後に全国統一を果たしたワケです。

北条氏にとってはそんな因縁の城がみなかみ町ですが実は沼田城に割りと近い場所にあるし、上州沼田真田丸展のサテライト会場にもなってるので行ってきました。

ちなみに名胡桃城は「なくるみじょう」と言わず「なぐるみじょう」が正解です。




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目次

名胡桃城址案内所の様子

城址の様子と感想や口コミ

アクセスや駐車場




名胡桃城址案内所の様子

名胡桃城址案内所

車から降りたら国道17号の交差点のほうに向かって歩きましょう。そうすると名胡桃城址案内所という建物があります。私は先に名胡桃城跡を見て帰りに立ち寄ったのですが、まずは先にこの建物の中に入ったほうがいいです。

名胡桃城址案内所に掲示されてる案内

この名胡桃城址案内所は9時から17時まで年中無休で営業してます。またボランティアガイドも常駐してます。館内は無料スペースです。

名胡桃城址案内所の様子

中の様子はこんな感じです。

名胡桃城址案内所で歴史がわかる番組が見られます

目の前のモニターで名胡桃城の歴史を解説してくれます。

真田丸のポスターなど
ここは上州沼田真田丸展のサテライト会場にもなってるので真田丸のポスターなども掲示されてました。
名胡桃城の歴史資料

壁面には名胡桃城関係の歴史資料などが展示されてました。

名胡桃城址のお土産

奧のスペースは名胡桃城お土産コーナーとテーブル3席ほどの小さいスペースですが有料のカフェエリアがありました。

迫田 孝也(矢沢三十郎頼幸)のサイン色紙

矢沢三十郎頼幸を演じてる迫田 孝也のサイン色紙もありました。この名胡桃城址案内所に来たんですね。

無料で麦茶のおもてなし

無料で麦茶も飲めます。

名胡桃城址パンフレット

この案内所に名胡桃城址パンフレットがあるのでもらいましょう。ちなみに名胡桃城址観光案内所にはガイドさん(10時~)がいて料金無料で案内をしてくれるそうです

名胡桃城址の中身

名胡桃城の歴史も詳しく書かれてます。

名胡桃城址パンフレットにある絵図面

地形がわかる絵図面や遺構の場所がわかります。ちなみにこのパンフレットは広げるとか片手で見るのは難しいほど大きいです。



城址の様子と感想や口コミ

名胡桃城址入口

案内所の横に群馬県指定史跡「名胡桃城址」の入口がありました。

名胡桃城址の様子

名胡桃城址は群馬県指定史跡です。

のぼりに描かれてるイラスト

名胡桃城の周りにはのぼりが沢山立ってるのですが、そこに描かれてる六文銭の「幸村くん」と「昌幸くん」「信之くん」と「幸隆くん」が可愛い~。

さて岩櫃城の場合は駐車場から30程プチ登山しないと行けないのですが、この名胡桃城は山城なのに駐車場を降りて平坦な道をほんの少し歩くだけで行けるアクセス良好の地でした。

名胡桃城址資料案内版

ここにも詳しく書かれた資料がありました。当時の城の雰囲気が絵で表現されてたり、今いるこの場所の空撮写真などもありました。

名胡桃城址全景

奧に進みます。綺麗に舗装されすぎてて城であったロマンを感じずなんか公園を歩いてるような雰囲気でした。

馬出の資料案内版

馬出というのがあったと思われる所です。発掘調査時の写真や当時の想像図の資料が掲示されてました。

三郭資料案内版

名胡桃城址は整備された舗装路を歩いて奧に進むとここはこんな所だったんだよ~という資料がアチラコチラに掲示されてます

名胡桃城址の様子

かなり整備されてて歩きやすいしちゃんと資料で案内してるのですが、山城であったという雰囲気がなかなか伝わってこなかったです。

空堀の遺構

しかし、空堀があったり。

崖

駐車場からは平たんな道でここまで来ましたが、崖を見下ろすと名胡桃城が山城である事を再確認させてくれました。

展望台の様子

展望台もありました。

二郭南虎口の様子

その近くには二郭南虎口もありました。

名胡桃城

今はこんな感じですが。

戦国時代の名胡桃城想像図

昔はこうだったのかも。

パンフレットにあった名胡桃城全景

パンフレットに掲載されていた発掘調査時の名胡桃城の様子です。

こちらのほうが歩きながら歴史ロマン感じたかも?これと比べるとかなり今はかなり整備されてるのがわかります。

本郭址にある石碑

ここまでかなり整備されてましたが、本郭あたりまで歩き続けると山城的な雰囲気が出てきました。

大正12年名胡桃城の碑を建てる地元の人たち

この名胡桃城址の碑は地元の人が保存会を立ち上げて大正12年に大勢の人力で建立したそうです。

文字を書いた人が明治から昭和にかけて多方面で活躍した歴史研究家の徳富蘇峰です。

本郭から見える景色

この辺りまで来ると景色もよくなりベンチもあるので休憩できます。ただここまで入口からそんなに歩きませんよ。

階段

本郭から先は階段がありました。通路的に階段があったのはここだけです。

物見曲輪址

冬は葉っぱななくなるので物見曲輪もどうなってるのか上から見れます。



土塁

またこっちまで行くと土塁の遺構もありました。

ささ郭の資料案内版

階段を渡った先は「ささ郭」と言われる場所でした。

ささ郭の資料案内版

資料案内版を読むと礎石門址、通路、石積み、土橋は保存の為埋め戻されてないそうです。

当時の遺構が見られるようなのですが、違うところを見て探してしまいました・・・

ささ郭から見た景色

ここが名胡桃城の一番奧になります。ここが一番眺めが見晴らしがいいですね。

名胡桃城周辺の城の配置図

名胡桃城の回りにも昔は沢山お城があったんですね。

祠に置かれてた六文銭風小銭

小さな祠には六文銭お参りした跡が残ってました(笑)

ささ郭から沼田城あたりを眺める

沼田城攻略の際はこの場所に真田昌幸の家臣である物見が立って沼田城の様子を見てたのでしょね。

だって沼田城から名胡桃城までの距離はたったの5キロ程度しかないんです。

また北条氏が名胡桃城を攻めにきた時はここから軍勢の規模とか見たんだろうなぁ~と名胡桃城で私が歴史ロマンに浸れた場所でした。

こんな高い場所にある城跡なのに駐車場からほぼ平坦な道をちょっとだけ歩けば着いてしまうのは有り難いです。

帰りは来た道を戻って名胡桃城観光は終了しました。

実際の遺構や出土品の展示等もなく殆ど資料を読んで歩くパターンなので資料をパット見しながら歩くなら所要時間は案内所含めて30分もかからないかと。

広くもないのでわずかな時間で見て回れると思います。


アクセス、駐車場



名胡桃城址:群馬県利根郡みなかみ町下津3437番地 電話:0278-62-0793(名胡桃城址案内所)

関越自動車道なら月夜野インター降りて新潟方面に向かいます。距離は約3キロ、約5分くらいで着くと思います。

電車なら最寄り駅は上越線の後閑駅か上越新幹線の上毛高原駅です。そこからタクシーで約7分くらいで到着すると思います。

沼田城から約8キロ、15分程度のドライブで到着でした。

車で行く場合はとにかくわかりやすい国道17号線沿いに名胡桃城はありました。脇道に入る事もないのでカーナビなくても行けるほどアクセス良好でした。

国道17号名胡桃城址前交差点

新潟方面に向かって走ってる場合は名胡桃城址前という信号のある交差点を右折するだけです。

名胡桃城址駐車場

曲がったら目の前に駐車場がありました。駐車代金は無料でした。


 

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