舘山寺観光したよ
舘山寺観光したよ
せっかく舘山寺温泉まで来たんだから、舘山寺観光でまずは舘山寺の姿を見に行くべきだろうと行ってきました。
舘山寺は小高い山の中にあってその麓の浜名湖畔に参拝30分まで無料の駐車場がありました。
舘山寺まで200~300mくらい歩くと思いますが、門前通り公共駐車場という無料駐車場もありました。
舘山寺で参拝して戻るだけなら30分で済むかと思いますが、舘山寺観光として展望台や富士見岩、穴大師、縁結び地蔵や聖観世音菩薩、西行岩などなど見て回ると所要時間30分では全く足りないです。なお舘山寺はどこも拝観料は無料というか見る為に料金が発生する所はありませんでした。
駐車場の近くは舘山寺に向かう道は2つあったので愛宕神社の鳥居をくぐって階段を上って行ってきました。
まずは愛宕神社でお参りしました。社は古そうな感じでした。
社自体はいつできたのか知りませんが、本殿にいる火之加具土神は西暦727年に鎮座したみたいで古くからある神社には間違いないようです。
愛宕神社の隣に舘山寺がありました。
その隣どおしの中間に舘山寺縁結び地蔵尊が祀られてました。この絵馬の数半端なかったです。世の中これだけ縁結びを願う男女が多いんですなぁ~。こんなけ絵馬があるという事はパワースポットで縁結びが成就する所なのかも?ですね。
そして舘山寺の本堂で参拝しました。御本尊は福一万願虚空蔵菩薩だそうです。
舘山寺の本堂正面も古そうな感じで歴史を感じました。調べてみると舘山寺という名前は舘山(たてやま)に開かれた寺だからみたいですが、なぜ「かんざんじ」と読むようになっただろう?西暦810年弘法大師が高野山からこの地に仏道行脚に来た時に開いた寺のようで何と源頼朝も来たお寺なんだそうです。歴史好きの私にとってロマンを感じてしまうお寺だったんですよね。
本堂を横から見ると古そうな感じはしなかったんですが、何度も焼失し一時は廃寺となり明治23年に再興したそうです。
一般の人でも撞ける大梵鐘(つり鐘)に行きました。
朝7時半~夕方5時までで鐘をつく事が誰でもできますが志納金100円が必要でした。
この梵鐘は奈良、平安時代から受け継がれてる寺宝で静岡県で一番大きいそうです。静かに打ちましたがいい響きでした。
大梵鐘の所からの浜名湖の眺めもよかったです。
本堂前にも展望できる場所がありベンチも置かれてました。ここから見る浜名湖の景色も素晴らしかったです。浜名湖をゆっくり走る遊覧船の姿も見られました。
そして湖上を渡るかんざんじロープウェイのゴンドラもばっちり見えました。この舘山寺前の展望場所はなかなかの絶景が見られるからお勧めですよ~。
これで案内図にあった舘山寺観光で曹洞宗舘山寺と大梵鐘と縁結び地蔵尊は見ました。
残りは「とさか岩」と「聖観世音菩薩」と「富士見岩と展望台」と「西行岩」と「穴大師」です。案内図を見ると徒歩での時間も記されてて大体の所要時間がわかって便利なのですが、舘山寺本堂の裏から急な山道にも見える登山とハイキングを兼ねた感じのコースの予感もしたので、目的を富士見岩と展望台と聖観世音菩薩像と穴大師に絞って出発しました。
予想通りこういう道でした。
遊歩道の分岐点はこういう感じの矢印案内版もあるので道に迷う事はないかと。
うっそうとした小道のやや上り坂、やや下り坂、平坦な道が続きました。道の外れは崖側なので雨降り後のぬかってたら滑らないように注意したほうがいいかと。
崖側に生えてる木々の向こう側に浜名湖が見えました。
西行岩と展望台の分岐点に到着。案内図ではここまで7分表示でしたが、10分以上かかった気が・・・
今の分岐点から展望台までは200mですが、急な上り坂となってました。案内図では5分と書かれてますが・・途中疲れたので休憩・・舘山寺観光をしてた今日は10月半ば過ぎだというのに30度もある夏日・・写真を見てお分かりかと思いますが、蚊が沢山いました。なので夏~秋は虫よけスプレーいるかもです。
やっと富士見岩到着しました。
富士見岩を登って向こう側に行くと浜名湖を横断する東名高速の橋から龍潭寺や井伊谷城方面を一望できる絶景でしたが、その奧の奧のほうに見えるであろう富士山がない・・・
富士山は見えなかったけど、この富士見岩から見える浜名湖の景色は絶景でした。苦労してここまで来た甲斐はあったようです。
苦労するけど行く価値ありです。ただこの後乗ったかんざんじロープウェイ山頂の大草山展望台のほうが歩く、登る苦労せずにもっと凄い絶景が見られました・・・・
富士見岩のすぐ隣にある展望台へ行きました。
展望台からの眺めも最高でした。
眺めを堪能した後は聖観世音菩薩像のほうに歩いて行きました。途中天辺池というのがあるようですが暑さもあるし疲れてしまったのでそこは寄りませんでした。
そしてあともう少しで聖観世音菩薩像だよ~という道で連れが「小さいヘビがいるから気をつけて」ヘビは私の1m先を茂みのほうにゆっくり逃げてたのですが、むむ・・見た事ない色・・・薄い茶色というか黄土色で黒い薄い色の縞。そして顔はエラが張ってる感じ。よく見るアオダイショウではない・・・
後で帰ってきて調べたら、色と薄い黒に縞と顔つき・・間違いなくマムシでした。野生のマムシを見たの初めてでした。池もあるし、隠れる所いっぱいあるし、温かい地だし・・・暖かい時期に行く人は蚊とマムシに気をつけたほうがいいかと。
大のヘビ嫌いなのでその後もビビリながら歩いて聖観世音菩薩像の前に到着。何と!16mもある菩薩像なんです。とにかくデカイです。
ホテルウェルシーズン浜名湖に泊まった客室からも見えて大きそうと思ってましたが、実際目の前に立って見るとデカかったです。
聖観世音菩薩像と記念撮影しました。
聖観世音菩薩像の隣に小屋がありました。
中に人がいり気配はしなかったのですが、チラのぞきすると、舘山寺名物大観音巻煎餅という手焼きせんべいや紅イモや栗煎餅が売ってました。お土産屋さん???ここに掲示してあったのですが、舘山寺聖観音菩薩とは舘山周辺は若い男女の心中があったその霊の供養と生きることの尊さ、死を思い止めるため舘山寺保勝会の人たちが広く浄財を募って地元の人々の協力で1年余りかけて昭和10年に高さ16米の大立像が完成しましたとありました。
またデートコースも書いてあって「お静と俊海の物語の場所」結びの松、恋の岬というのがここから120m先にあるようです。
次に目指した場所が穴大師です。
穴大師は聖観音菩薩像に割りと近かったです。
入る前に穴大師の説明を読む事に。眼病癒穴大師「810年弘法大師が高野山より仏道行脚の際、舘山を訪れて山紫水明の当地において修行し舘山寺を開創。その際にこの霊窟(1500年前の古墳)で37昼夜修行したといわれています~眼病平癒、心願成就の光徳ありと書かれていました。
中(手前側)に入るとかなり狭いです。ここにも説明書きがありました。奧のもっと狭い所に入る時は頭上は元より左右に十分注意とも書いてありました。奧は真っ暗なんですが手前の岩の下の通り穴がかなり狭いのがわかります。中には弘法大師像=穴大師が祀られてる所でした。
中は真っ暗なのでスマホの灯りを使って入りましたが狭すぎて頭を打つ事に・・お参りするのは気を付けましょう。中は絵馬が飾ってあって・・う~ん。正直言うとちょっと狭く暗く怖かったかな。
穴大師を見て舘山寺の本堂まで帰ってきました。
帰る時に見つけた舘山寺子授観音。ここも絵馬だらけ・・・舘山寺は本堂前も絵馬の数が凄かったですが、穴大師の所や至る所に絵馬が。それだかみんな舘山寺に来てるのがわかりました。
舘山寺を起点に歩いて観光しましたが、他にも舘山寺温泉街をそぞろ歩きしたよ。かんざんじロープウェイに乗ったよ。などで舘山寺観光の続きをよかったらどうぞ。
舘山寺観光の感想としては、舘山寺の本堂回りぐらいでも十分かも?奧に行く場合はプチハイキング兼プチ登山のようなものなのでサンダルとかじゃなく靴や蚊などの虫対策、また奧は自販機等やトイレも見当たらなかったのでペットボトルのお茶などや行く前に用を足すなど少し準備したほうがいいかもと。海岸まで下るとまた上らないといけないから行きませんでしたが、海岸からもきっといい景色が見られたのでしょうね。舘山寺の立地は温泉地だし、隣に神社あるし、初詣は人出が凄そうですね。
舘山寺アクセスと駐車場
東名高速浜松西インターから舘山寺までのアクセスは約8キロ約16分の道のりです。舘山寺スマートIC(完成予定)からなら近いです。
駐車場あり:30分無料
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町2231
お寺の電話番号:053-487-0107(曹洞宗秋葉山舘山寺)
拝観時間:山寺だから明るい内に
拝観料金:無料
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