井伊谷宮に行ってきた
井伊谷宮に行ってきた
井伊谷宮の所在はまったく事前に調べずに龍潭寺を観光した時に知りました。名前から想像したのは躑躅ヶ崎館の跡地の武田神社や上田城にある真田神社のように井伊家の祖を祀ってる神社かと思っていたら、 後醍醐天皇の第四王子である宗良親王を祀ってる井伊谷という地にある神社というのがわかりました。明治5年に明治天皇の思し召しにより御鎮座した官弊中社であって昭和天皇や平成天皇皇后も参拝に来たという由緒ある神社でした。
龍潭寺の境内とこの井伊谷宮の境内は繋がっていて龍潭寺から行くと最初に目にするのが宮内庁と記された注意事項書きでそこに宗良親王墓という事が記されてました。
石垣で囲まれてる中に木々もうっそうとしてお墓を見る事はできませんでしたが、この宗良親王が井伊谷宮のご本尊と知らず、井伊家のお殿様の祖なのかな?それとも井伊家に身を寄せてた人なのかなどと勝手に想像してましたが、あとで・・・・お参りした後で・・・井伊家を祀ってる神社ではなかったです。
お墓の石垣前に掲示してあった説明パネルを読むと井伊家とは全く関係がない訳ではなく、井伊家の祖である井伊道政公と宗良親王繋がりがあり最終的に井伊中将直憲公が創建した神社のようです。この説明パネルも新品で井伊家との繋がりはわかりましたが、直虎ブームを読んで無理矢理井伊直虎を絡ませて書いてる気もしますが・・・・
龍潭寺から行くと宗良親王の墓の次に、ちょっと小さめな社があります。小さめというのは隣に井伊谷宮の拝殿があるのでそれと比較した場合です。
この小さめな社こそ井伊社で、御祭神は井伊大老の祖だそうです。
井伊谷宮も井伊家に関する所は直虎観光を当て込んで真新しい説明パネルが至る所にありました。
こちらは水原秋桜子の句碑もありました。
慈母観音石
井伊谷宮の拝殿です。拝殿横にも説明パネルがありよく読んでいれば御祭神の勘違いはしなくてもよかったのですが・・・井伊社を先にお参りしたのでてっきりこちらも井伊家かと・・・こちらの御祭神は宗良親王となり皇族になります。
この拝殿結構奥行がありました。まずはお参り~井伊谷宮の御利益は合格祈願や学業成就など様々あると言われてるパワースポットでもあるそうです。
井伊谷宮は拝殿から本殿までかなり長かった立派な建物でした。
お参りが済んだ後は境内をブラブラと。
井伊谷宮の駐車場マップです。
井伊谷宮駐車場は広々としてました。
井伊谷宮の参道の両脇にある駐車場から行くと立派な鳥居の奧に拝殿が見えるわけです。
境内の中には資料館というのもありました。
資料館の中はこんな感じでした。井伊家に関するモノでなく、宗良親王や井伊谷宮の歴史に関するものが殆どでした。
資料館にある立派な木がご神木でした。
神社なので社務所でお守りやおみくじもありました。御朱印帳を忘れてしまったので御朱印が・・・・他にも井伊直虎に因んで、虎目石をあしらった「虎」と文字の入った手鏡型のお守りや直虎絵馬や直虎・直政絵馬などお土産にもいいんじゃないというような直虎グッズ系のお守りや絵馬がありました。神社ですから祈祷申し込み所や祈祷控室の建物もありました。
私の勘違いもありますが、龍潭寺が見所満載だった分、井伊谷宮は明治期にできた神社だし戦国歴史ファンの私としてはあまり興味を示す部分もなく、また井伊家関連も少なかったので所要時間は15分程度で早々と切り上げてしまいました。それでも一応井伊家ゆかりの地の観光スポットの一つは行った事になるのでこの部分だけ自己満足しました。なお時間がなくて寄れなかったんですが、境内には絵馬資料館があり、数千点の絵馬が展示されてるので時間的余裕のある人は珍しいから見たほうがいいかも。
お隣が龍潭寺だし、格式あるお宮である井伊宮宮は初詣とか混雑してるんでしょうね。
井伊谷宮アクセスなど
井伊谷宮へのアクセスは東名高速三ケ日インターから約12キロ約20分の道のりです。新東名浜松いなさインターからなら約7キロ約9分と近いです。
住所:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1991-1
電話番号:053-542-0355
無料駐車場あり
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