松平信康(岡崎三郎信康)霊廟(お墓)がある清龍寺に行った
松平信康(岡崎三郎信康)霊廟(お墓)がある清龍寺に行った
清龍寺は徳川家康が自刃した自分の息子である松平信康(岡崎三郎信康)の廟所として建立された本尊は阿弥陀如来で山号は信康山、院号は長安院というお寺との事です。すでにご存じの通り松平信康(岡崎三郎信康)は徳川家康と正室である瀬名(築山御前)とにできた息子。嫡男である信康は織田信長の娘である徳姫と結婚。その徳姫が築山御前が武田と内通してるんじゃないと父の小田信長にちくり、武田と内通してるという嫌疑をかけられた築山御前だけではなく、母と仲とかった信康まで嫌疑がかかり、家康がこのお寺の近くにある二俣城に幽閉し、そして長男で嫡男なのに切腹して果ててしまったという悲劇。徳川家康に信長に対抗できる力があったらこんな嫌疑は吹っ飛ばせたのでしょうが・・自分の跡取りである嫡男を死なせてしまった家康のくやしさ、悲しさと信康の無念さが同時にわかる感慨深いところが清龍寺かな?と歴史好きの私は行ってみる事にしました。
清龍寺には二俣城から移築された井戸櫓もあります。二俣城にあった時は天竜川?二俣川から水を汲んだのでしょうか?
この清龍寺も「おんな城主直虎」の井伊家ゆかりの地になります。
清龍寺の場所・アクセス・行き方・駐車場など
新東名高速道路浜松浜北インターから車で約6キロ、約10分の道のりです。
二俣城からは約1キロ、車で2分、歩いて10分強の道のりです。
電車で行く場合は天竜浜名湖線二俣本町駅から約700m、歩いて10分弱の道のりです。
問題は清龍寺前に駐車スペースが殆どないという事なんです。本田宗一郎ものづくり伝承館前にあるMAX5台ほどのスペースがもしかしたら専用駐車場なのかな?私はここに停めましたが「長時間停めないでね」のような張り紙があったのでここが参拝客専用の駐車場かも?
すぐ近くに二俣小学校がありその前に浜松市営の二俣小学校前駐車場があるのでそこに停まられるかと思います。
清龍寺の拝観料
無料でした。受付もありませんでした。
清龍寺の見所や様子、感想など
本田宗一郎ものづくり伝承館前にある駐車場に横には「諏訪神社」がありました。
清龍寺の井戸櫓があったので諏訪神社の隣が清龍寺でした。左に見えるのが「信康堂」というお堂です。
お堂の前には松平信康(岡崎三郎信康)についての悲劇が詳しく書かれていました。というかこの辺りはやはり松平信康と呼ばすに岡崎三郎信康と言うようですね。
最近もものぽかったですが信康堂の中は徳川家康像と岡崎三郎信康像がありました。
こんな大木の中に諏訪神社があると思えば~
その横にはお堂があってその前に池がある。そして立ってる左後ろに信康堂があるんです。
池の横にある井戸櫓と信康堂の間に坂道がありそこを上ると清龍寺の本堂に行けました。
信康堂の横の坂道の前に「信康山 清龍寺」と書かれてました。
坂を上る途中井戸櫓の近くを通りますが下から見ると迫力あります。
坂道を登りきると清流寺の山門がありました。
山門の前に浜松市が書いた清流寺の説明案内がありました。清龍寺を建立したのは家康と書かれた何かを見た覚えがありますが、前からお寺があって天正9年に家康が寺に来た時に清龍寺と名付けたのが正解のようですね。徳川家康もこの寺び来たんだと思うと歴史ロマンを感じてしまいました。
山門をくぐると小さな石仏が所々にありました。
そして奧のほうに清龍寺の本堂が見えました。
途中、鐘つき場に説明案内があったので読んでみました。
清龍寺は岡崎三郎信康の菩提寺だけでなく、あの本田宗一郎のゆかりの寺でもあり、二俣尋常高等小学校時代、正午をしらせる鐘を30分前に突いて早弁したと書いてありました。
本堂のほうへ行きましたが閉まってる感じ?あまり人のいる気配はなかったです。
お寺の境内にも誰もいなそうだったので信康廟はどこ?とキョロキョロ。奧のお墓のほうに行ったらありました。
信康廟の前の門にまた説明案内が書いてありました。ここには岡崎次郎三郎信康とありました。しかし清龍寺は説明案内のパネルが多かったです。
この門が閉まってるというのを耳にした事があるのですが、開いていたので中に入りました。
信康廟への道の左側にはお坊さんのお墓がずら~と並んでました。
この門の奧に信康廟があると思うのですが、門も塀も高くて中を見る事ができませんでした。
門の上には少し彫刻もあり、そして大きく金で葵の御紋もありました。
この位置で信康廟に手を合わせました。
昔は木々の背が低く信康廟からもしかして二俣城が見えて、また二俣城から清龍寺が見えたのかも?と勝手に想像。他に人がいる気配もなく広いお寺で1人もの思いに浸りながら清龍寺を出ました。
清龍寺 DATA
住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1405
電話番号:053-457-2293(浜松市役所産業部観光・シティプロモーション課)
拝観時間:お寺だからおそらく昼間
拝観料金:無料
休み:不明
駐車場:なし~近隣利用
コメント/口コミ