小さな万華鏡美術館

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小さな万華鏡美術館に行った


小さな万華鏡美術館に行った


小さな万華鏡美術館は外見こそ小さいが、館内は大小さまざまな筒状の万華鏡から、普段目にする事もないオブジェのような大型万華鏡まで揃ってる美術館である。どれも手にとって内部を見る事もできるし、大型の万華鏡はスマホのレンズを当てるとスマホ画面を通して刻々と変わっていく美しい光景を見る事もでき、画像としても動画としても撮影可能になっていた。

館内にはオシャレな装いの館長がいる。それもそのはず、お洒落なのは館長「沼尻のん」さんはスタイリスト、多くのモデルやタレントの衣装を手掛けまた服飾専門学校の講師でもあるから。そして万華鏡と出会い万華鏡の魅了されて今ではコンクルールで入賞するほどの腕前の万華鏡作家でもある。

2018年4月に開館した「小さな万華鏡美術館」は、元々デザインセンスがある館長の作品ギャラリーでもあり、市販品の万華鏡も数多く取り揃えてあるから外見はちっちゃめでも中身は大きめである。

また見るだけでなく、大人でも子供でも家族連れでも誰でも1,200円から手作り万華鏡体験ができるようになっている。

小さな万華鏡美術館外観


住所:栃木県那須郡那須町高久丙1224 コミュニティガーデン那須倶楽部内の池のほとり、電話番号:090-3317-0562(沼尻のん)
入館料:無料(ギャラリーは1人100円)、駐車場:無料、開館時間:土日祝10時30分~17時(体験受付10時30分~16時)夏休み金土日月10時~17時30分(体験受付10時~16時30分)、休館日:1月~3月春休み前まで


目次

アクセスと駐車場

館内の様子と感想や口コミ

パンフレット




アクセスと駐車場



小さな万華鏡美術館へのアクセスは東北自動車道那須インターチェンジから約8.5キロ、車で約14分の道のり。

小さな万華鏡美術館周辺地図

小さな万華鏡美術館は那須りんどう湖と那須テディベアミュージアムと続く通り沿いに入口がある。カーナビがなくてもテディベアを目指してりんどう湖側でない方向へ車を走らせるとと入口がある。

小さな万華鏡美術館入口

テディベアの方から走って行くと入口はこんな感じ。

通り沿いにある小さな万華鏡美術館入口看板

通り沿いには入口看板はあるけどウッカリすると通り過ぎてしまうサイズ。

入口前の様子

入口の目印」は道から数多くの小さな可愛いバンガローのような建物群がわかりやすい

小さな万華鏡美術館へと続く道の様子

いくつかのバンガローのような建物群の脇のを奥へ進みます。小さな万華鏡美術館は「コミュニティガーデン那須倶楽部」というキャンプ場内にあります。

CAFE前が小さな万華鏡美術館駐車場

道なりに進むと「CAFE」があります。ここが小さな万華鏡の駐車場

駐車場と小さな万華鏡美術館の位置関係

「CAFE」のちょっと先の建物が小さな万華鏡美術館



館内の感想と口コミ

小さな万華鏡博物館の館内の様子

事前情報はどこかの観光スポットでもらってきたパンフレット!その中から行ってみたい所をピックアップしてこの「小さな万華鏡美術館」に行ったのですが、「小さな」と名前がついてた通り正直最初はちっちゃいと思いました・・・でも中というより入口にてオシャレな館長さんが笑顔で出迎えてくれて好印象でした。

多くの種類の万華鏡

写真は万華鏡の一部ですが、ちっちゃな館内には沢山の種類の万華鏡があり、館長が1つ1つ説明しながら見せてくれました。ぶっちゃけ最初は市販品だから営業かな?とも思いましたが、売り込むという姿勢は一切なく、見え方や内部のお話など色々と教えてもらいました。よく目にする筒の万華鏡ですが、どれも見え方が違っていて奥深い世界というのを初めて知る事ができました。

キーホルダーサイズの万華鏡

お土産屋さんなのでよく見かける大きさのものもあれば、キーホルダーサイズの小さな万華鏡もあってビックリ!こんなに沢山の種類や大きさがあるとは知らなかった。

万華鏡の歴史

そもそも万華鏡って?歴史の説明があったので《万華鏡は、英語でカイレドスコープ(Kaleigoscope)といいます。これは、ギリシャ語の『KALOS(美)』と『EIDOS(形)』と『SKOPEO(見る)』と言う言葉を組み合わせた造語です。カレイドスコープ(万華鏡)が誕生したのは、今から約200年前。スコットランドの物理学者、デヴィッド・ブリュースターによって発明されました。ブリュースターは、光学の分野で多くの功績を残した人物として知られています。

カレイドスコープ(万華鏡)が日本に伝わったのは、ある書物の記述から1819年の幕末であるとされています。オランダから長崎に入り、上人によって大阪に伝えられたのです。》

1819年は11代将軍徳川家斉が治める江戸時代でロシア使節のラクスマンやレザノフなどが来航し、異国船打払令などが出た外国を毛嫌いしてた頃。

《明治時代に入ってから、庶民の間にも万華鏡が広がり「百色眼鏡(百色眼鏡)」「錦眼鏡(にしきめがね)などと名前を変えながら人気を集めていました。

そして、昭和の時代の頃には子ども向けのおもちゃとして、郷土の伝統工芸品として、安価な万華鏡が生産されるようになり、誰もが一度は見たことのある庶民の万華鏡になっていました。

1970年代に入り、万華鏡をもっと見直そうという運動がアメリカで始まり、再びブームが訪れます。日本でも、万華鏡は子どもだけが楽しむものでなく、大人が楽しむものとして定着してきています。そして、日本にも万華鏡作家がたくさん登場し、見るだけなく、創アートとしても親しまれるようになりました。》と書かれてました。

館長「沼尻のん」さんの万華鏡ギャラリー

そして奥の部分は館長「沼尻のん」さんの万華鏡ギャラリー、初めて見た!筒の形をしていない万華鏡!万華鏡と言わなければオブジェとしか見えない作品でした。

このギャラリーだけが入館料100円とリーズナブル、今度は1台1台の廻し方などをレクチャーしてれました。

ALL STARSという作品ALL STARSの万華鏡

「ALL STARS」という作品はギャラリーの中では最大サイズ、写真では伝わりにくいですが2人以上で持ち抱えないと移動できないサイズ。1人で廻して見る事も可能ですが、1人が円盤廻して1人が覗き込むというのがズムーズに楽しむ事ができる。これは両脇の筒部分と正面の3ヶ所見る部分があり、それぞれ見え方も異なってて面白かった。

双子惑星ティアという作品双子惑星ティアの万華鏡

「双子惑星ティア」は覗き込む部分は2ヶ所、1ヶ所からは1つの惑星の神秘的な姿、もう一ヵ所は2つの惑星が刻々と変化する様を楽しむ事ができました。これは感動レベルの美しさ。

Rainbowdreamという作品Rainbowdreamの万華鏡

「Rainbowdream」という作品は私惚れました。この形この姿だけでも美しく部屋に飾りたくなるほど素敵な作品でした。これは現地に行って実物を目の前にしないとわからないのですが、この中に小さな鐘もあり心地よい音が響きます。鐘だけでなく中に金色の棒(名称がわからない)もユラユラと、それで下の灯もユラユラと蝋燭の火の灯を思わせるような温かい光がゆらぎます。てっぺんの中から中を見るとこれまた美しい世界が!自動的に画が変わっていく仕組みなので、美しい鐘の音色を聞きながら目の前は美しく変わりゆく世界が楽しめました。

Mondorianという作品Mondorianの万華鏡

「Mondorian」

Red Wingという作品Red Wingの万華鏡

「Red Wing」~他にもいくつかオブジェ的な万華鏡もあってそれぞれ違う繊細な画をじっくり楽しみました。どれもスマホのレンズを当てれば撮影可能!万華鏡だから見てる世界が映り変わって行くから動画で撮ると後からでも見返して楽しめるかと!写真で撮っても綺麗だし、SNSやインスタ向きかも!

館長「沼尻のん」さんの筒型万華鏡作品

壁面には筒状の館長の作品もあって見る事ができます。市販品の万華鏡でも美しい世界を楽しめましたが、館長の筒は細かい、繊細という表現が正しいですが、おおざっぱに変化するのではなく細かく変化!これは見比べた人にしかわからないかも!文章表現が難しいから現地で見比べお勧め!

万華鏡造りのスペース

今回は時間的余裕がなくできなかったのですが、万華鏡造りも体験可能!

万華鏡体験メニュー

万華鏡体験メニューは1,200円からとこれもリーズナブル。小学生の頃作った覚えがありますが、ここなら万華鏡作家の先生が教えてくれるから美しい万華鏡ができそうですね。

初めて行った「小さな万華鏡美術館」最高でした。とてもアットホームな感じで館長も説明の時は説明、見て回ってる時は離れていてと、小さい空間でしたが圧迫感なし!色々教えてくれたし、100円の入館料だけで1時間も滞在してました・・・・テディベア博物館(入館料1000円)は所要時間約30分だったのに・・・・それだけ「小さな万華鏡美術館」は見てて楽しかった所だったんだと思います。那須でお勧めした観光スポットの一つですよ~ココ。

小さな万華鏡美術館の周りの様子

犬などペットの入館は聞かなかったのでわかりませんが、この美術館の立地がコミュニティガーデン那須倶楽部というキャンプ場内だから散歩向きの場所。美術館入口外に繋いでおいても大きな建物ではないからすぐ近くに飼い主さんがいてワンちゃんも安心できる距離ではないかと。



パンフレット

小さな万華鏡美術館パンフレット1

小さな万華鏡美術館パンフレット

小さな万華鏡美術館パンフレット2

小さな万華鏡美術館公式サイト







 

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栃木県 那須温泉/那須高原   コメント:0

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