那須ロープウェイに乗った
那須ロープウェイに乗った
昭和37年に開業した那須ロープウェイは那須岳の茶臼山(標高1915m)の9合目付近にある標高1,684mの山頂駅と標高1390mの山麓駅を結ぶロープウェイ。今のゴンドラは3代目で車掌を含め定員111人乗りを20分間隔で運行、乗車時間は4分弱と短い。
那須ロープウェイは観光用のロープウェイで季節を問わず絶景が楽しめるとあって前から行きたかった所、今回やっと乗る事ができました。
目次
・山麓駅内の様子と売店の様子
・割引と犬
・ロープウェイに乗った様子
・山頂駅の様子
・登山道や観光の様子
・食事やグルメ
・感想や口コミ
・天気とライブカメラ
・パンフレット
・アクセスや駐車場
山麓駅内の様子と売店の様子
白くてカワイイ感じの山麓駅の外観、ここで標高1390m
中は奥行もあって結構広く、乗車口にはロープが張り巡らされてました。この日は平日で空いてましたが、ロープウェイって天気の良い土日祝日や紅葉シーズンは超絶の大混雑の大行列ですからね。
チケット売り場は窓口と自動販売機
主にお土産が中心だった売店、リニューアルされたばかりで綺麗でした。
奥にベンチ、お菓子やトートバック、マグカップ、Tシャツなど那須ロープウェイオリジナルのお土産の種類が多かった
ゴンドラの形をした箱に入ってるクッキーなど買いました。
コインロッカー
団子や飲み物のあつ売店、山麓駅にはお腹に貯まるような食事ができるお店はなかったです。売店のメニューなど→食事やグルメ
割引と犬
那須ロープウェイの乗車料金は往復で中学生以上大人1,800円3歳~小学生小人900円、片道大人1,800円小人480円、15人以上なら団体割引で15%引き学生団体なら20%引き
JAF会員証提示で往復大人10%割引←私はコレを使い大人往復1,620円でした。
犬などのペットはペット専用のキャリーバック(体全体が隠れるタイプ)があれば一緒に乗車可能。
山麓駅でペット専用キャリーバックのレンタルもありました。小型300円、大型500円
ロープウェイに乗った様子
那須ロープウェイの運行時間は季節によって違うのですが、今回乗った時は3月20日~11月30日までの通常運行スケジュールで8時30分~16時30分まででした。
20分間隔の運行で毎時00分と20分と40分に発車で、山麓駅から山頂駅が見えてるくらい近いので乗車時間は4分弱と短かったです。
発車時刻近くになると山麓駅でアナウンスされたのでチケットを見せてゴンドラへ乗車
このゴンドラは那須ロープウェイが開業してから3代目で定員111人乗りのゴンドラは全面ガラス張りの大型タイプで四角にベンチがありました。2代目は昭和50年から平成14年まで46人乗りゴンドラだから今のは倍以上の人が運べる。
発車した時はあまり揺れませんでしたが、この日は物凄い強風で・・・・茶臼山は風が強く有名でしたが、本当に強かったからその揺れというか風の音が若干怖かった感じ。ただ那須ロープウェイは風が強い山というのに合わせてゴンドラ内の揺れを少なくする為の装置(タイヤがついてる重り)が底にあるから大きく横揺れする事はなかった。
大体どのロープウェイでも特等席は山麓駅側、この日は空いてやのでガラスにへばりついて下界の景色を楽しむ事ができました。
山頂駅側の景色はこんな感じ。乗るなら山麓駅側にいた方が景色は良いですね。
乗車時間2分くらいでもう1台のゴンドラとスレ違い
支柱は1本でこれを通りすぎるともう山頂駅間近
あっという間に山頂駅到着。全長812m高低差294mだから乗車時間も約4分。
山頂駅の様子
標高1,684mの山頂駅
中はこじんまりとしてて、あったのは食事も可能な売店とテーブル席などぐらいだったかな。売店のメニューなど→食事やグルメ
あと登山ルートマップの掲示
駅舎の隣は展望台
ロープウェイのゴンドラの中からでも絶景でしたが、展望台からも絶景のパノラマが楽しめました。
登山道や観光の様子
山頂駅の中にも山頂駅出てすぐの所にも登山ルートマップがありました。
茶臼山山頂までは山頂駅まで50分ぐらい。ちなみに那須岳とは茶臼岳の別名で呼ばれる事もありますが、茶臼岳(1915m)+朝日岳(1896m)+三本槍岳(1917m)の総称で呼ぶのが一般的らしい。
風が物凄く強かったのですが、ちょっと登山道を少し歩いてみる事に。この時山頂駅では「風が強い場合ロープウェイは運行停止となる場合があります」と流れてました。
那須ロープウェイは登山目的でなく、観光目的ですが、景色が雄大で歩いてて楽しかった。
最初のうちはなだらかな斜面で歩きやすいように整備されてました。
山頂駅から10分程度で山頂と牛ヶ首までの分岐点まで歩いてきました。
牛ヶ首へは初心者でも歩きやすいと聞いてましたが・・・この時はあまりにも山が気持ちよいので登山装備もないのに茶臼山の方へ。
分岐点の少し上で斜面に寝て景色を楽しんでみました。アチコチでロープウェイに乗ってましたが、降りてちょっと歩いただけで地球は大きい!というのがわかったのは那須ロープウェイでしたね。
急斜面でしたが頂上が近くに見え、このまま気合で行けちゃうんじゃないかと思うくらいだったので、少し上りましたが、砂利のような感じの道滑りやすくで最低でもトレッキングポールなど杖がないと危ない感じ。登る予定もなかったので装備は持たず行けそうと思い込み歩きましたが、2回転び・・・トレッキングポールを使って下山してる人も転んでたりと、観光目的なら山頂と牛ヶ首までの分岐点までが良さそう。
そうこうしてるうちに「山頂駅からあまり離れないでください」や「これ以上風が強くなったらロープウェイの運行が止まります」などのさっきと違うアナウンスになったので急いで山頂駅に引き返しました。引き返してる途中「上りは運行停止となりました」と、こんなに晴れてたけど風はロープウェイの敵ですね。
食事やグルメ
山麓駅の売店
コーヒーや那須牛乳、那須牛乳ソフトやベーコン串や焼き団子など
那須ロープウェイ名物は焼きだんご(三福団子)のようで、1個食べて幸福!2個食べて大福!3個食べて祝福!だそうです。
ベンチに座っていただきました~ベーコン串は普通、団子は味噌の焼けた匂いも香ばしく美味しかった
山頂駅にあった売店
山麓駅は飲み物と串ものグルメしかなかったですが、山頂駅はパスタや焼きそばなど食事メニューもありました。
山頂駅にはテーブル席があってゆっくり食事が楽しめるようになってました。ホットドックやベーコンサンドはパンから肉がはみ出してたほど巨大。これ1個で満腹になっちゃいます。
感想や口コミ
今回風が物凄かったですが那須ロープウェイ観光は楽しかった。噂や他の人の口コミで景色がいいと聞いてましたが、これほど素晴らしい景色を見る事ができるとは思いませんでした。
ゴンドラ降りたらすぐ雲より高く左右大パノラマはホント感動しました。次回はトレッキングポールなど持参して牛ヶ首など比較的初心者でも楽といわれる道を歩いてみたい。次回の為の下見としたら売店にはおにぎりやパンなど売ってなかったから、自宅から持って行くか途中コンビニに立ち寄って用意した方がいい事もわかりました。
天気とライブカメラ
私は運よくロープウェイに乗れて帰って来れましたが、山頂駅周辺登山道にいた時に「これ以上風が強くなるとロープウェイが止まります」などのアナウンスが聞こえ急いで引き返しました。まぁ上りに乗る前の駐車場で車降りた途端強風でしたけど。山頂駅に着いてしばらくしたら上り運行停止アナウンス、そして下りも「これ以上風が」というアナウンスで急いで帰ってきました。駅員に「下りも止まったらどうなったんですか?」と聞いたら、「風が弱まるの待つか、それでもダメなら歩いて下山になります」だそうです。
運行停止になってましたが、知らないから観光客が乗りに来て、このお知らせ見て残念そうに帰っていく姿を見ました。
以上から那須ロープウェイの天気を調べるお天気サイトは色々ありますが、晴れてるか?晴れそうか?雨かというだけではダメな事が行ってわかりました。風の強さがどうなってるのかもわかるお天気サイトじゃないと。
ちなみに、ロープウェイ乗車後に帰り道にあるつつじ吊橋や八幡つつじ群落などに立ち寄りましたが、ちょっと離れてただけで強風はなかったので、お天気サイトの風速も参考程度に見ておいた方がいいかも。
風向き、風速がわかるお天気予報サイト→Mapion天気予報、goo天気
那須ロープウェイライブカメラ(噴煙が上にまっすぐ見える時は風がない又は弱いかも)、峠の茶屋駐車場ライブカメラ(山麓駅から少し上にある駐車場、葉っぱの揺れ方で風がわかるかも?)
パンフレット
国立公園那須ロープウェイパンフレット1、画像クリックで拡大
那須ロープウェイパンフレット2
那須ロープウェイパンフレット3
アクセスや駐車場
那須ロープウェイへのアクセスは東北自動車道那須インターチェンジから約18.7キロ車で約35分の道のり。
山麓駅の周りは一般車両通行止めで駐車不可でしたが、カーブの道を挟んだ無料駐車場が一番近かったが駐車台数は少な目でした。
山麓駅の下はまぁまぁ広めな無料駐車場がありました。
那須ロープウェイにバスで行く場合、駅舎前に停留所が「ありましたが大体1時間に1本(黒磯駅経由那須塩原駅)→バス時刻表/那須路線バス案内図
コメント/口コミ