長生きできる日光宮前だんごを食べてきた
享保八年創業で江戸時代に日光東照宮参拝の為に武士や町人も途中休んで食べたと思われる、昔ながらの「日光宮前だんご」を食べてきました。
店前は何度も車で走った事がありましたが駐車場が見当たらず・・・・今回は日光で食べ歩きしようと思いたって近くの駐車場に車を停めてまっ先にお店に行ってダンゴを注文しました。またこのお団子は不老不死が叶うとされるご利益にある団子なんだそうです。
日光宮前だんご
住所:栃木県日光市下鉢石町956 電話番号:0288-53-3344
営業時間:10時~17時まで
定休日:木曜日
目次
・お店の様子とメニュー
・食べた感想と口コミ
・アクセスと駐車場
お店の様子とメニュー
日光街道沿いにある宮前だんご店、正直あまり目立ってないので、ウッカリすると車で通り過ぎちゃう・・・・
でも店先でダンゴを焼いてるので、通りを歩いていると匂いに誘われます。江戸時代からずっと店先で焼いていたんでしょうかね?この時焼いてた女将は10代目、もう1人いて若女将で11代目なんだそうです。伝統の味が引き継がれていて凄いですね~。
店内は休憩所というような趣で20席ほどあるそうです。
お茶はセルフ
日光宮前だんごのお店はビートタケシのわがままオヤジ旅2やブラタモリでも出ててタケシさんやタモリさんも美味しそうにお団子を食べてました。実はその番組を見て機会があったらどこかに車停めて歩いて行きたいなぁ~と思っていたお店なんです。
メニューは「宮前だんご」「京風ぜんざい」「ところ天」「みつ豆」「こんにゃく田楽」「ゆば田楽」「おま酒」「だんごと抹茶セット」「冷やし抹茶」などがありました。
食べた感想と口コミ
冷やし抹茶とのセット600円で宮前団子を頂きました。注文したから焼いてるので出来立ての熱々でした。
黒っぽい方はうるち米に米粉を混ぜて熱い内にこねて団子の生地を作って小さく丸めて串に刺し味噌と黒砂糖を混ぜて出来た甘辛いミソ味として香ばしく焼いた団子でこれが江戸時代から300年続いてる伝統の味なんだそうです。
薄い色の方は米粉だけで作った生地を小さく丸めて団子にしたしょうゆ味なんだそうです。
そして串に4粒の団子というのが大事なポイント。
ひとつひとつの団子は小さくて可愛い感じ。ミソと甘い匂いが香ばしく美味しい~。
この抹茶セットのお団子は交互に食べてくださいとの事で交互に。しょうゆ味はかなりサッパリとした味で、甘辛い口の中が少ししょっぱくなってこれまた美味。次に甘辛ミソ味を食べると甘さが引き立ってこれまた旨し。お団子の食感もよくあるもち米を使ってるお団子と食感も全く違うし、このミソ味としょうゆ味の団子も生地が違うから食感も違いました。うま~い。抹茶も飲みながら~でも団子自体は小さかったからあっという間に完食。
店内にも掲示されてたのですが、このお団子食べると不老不死のご利益、いわば長生きの団子なんだそうです。
お団子って3個(3粒)や4個(4粒)や5個(粒)が串に刺さってるのがありますよね。日光宮前団子のは串に4個(4粒)、よく輪王寺のお坊さんが食べに来てくれて、4の意味を教えてくれたそうです。四は生老病死を表してると。
この生老病死とは生まれもった人の苦しみであるとお釈迦様の教えで「1粒生まれる」「2粒老いる」「3粒病む」「4粒死ぬ」食べる事で老いる→不老若返る、病む→健康である、死ぬ→長寿へ。そういうご利益があるお団子らしいので美味しいし、ありがたいし、日光の社寺の地にあったお団子でもありました。
アクセスと駐車場
日光宮前だんごへのアクセスは、日光宇都宮道路日光インターから約1.6キロ車で渋滞なければ約4分。清滝インターから約5キロ、車で渋滞なければ約8分。
東武日光駅から日光東照宮方面に歩いて約700m、時間で約11分。日光東照宮から約1.5キロ、歩いて約21分、どちらかというと駅寄りの場所にお店がありました。
店舗近くに駐車場は見当たりませんでしたが、すぐ近くに時間貸しの駐車場がありました。
私は少し食べ歩きもしたかったので宮前だんご店から100mほど離れている近くの市営日光御幸町駐車場に停めました。普通車1日510円でした。
コメント/口コミ