日光田母沢御用邸記念公園に行った
日光田母沢御用邸記念公園に行った
世界遺産日光の社寺から中禅寺湖方面に車を走らせるとすぐ左手に塀で囲まれた大きな屋敷って感じの場所が見えてくる場所が目的地。
その日光田母沢御用邸記念公園とは、有料で内部見学できる大正天皇の夏に静養する為に作られた旧御用邸(重要文化財)と無料で散策できる庭園として整備された敷地11,900坪の公園。
春夏秋冬季節感を感じる事ができる庭園で特に紅葉の秋は赤いモミジと黒っぽい御用邸とのコントランスが映えて日光の紅葉スポットの一つとなっている
日光田母沢御用邸記念公園
住所:栃木県日光市本町8-27 電話:0288-53-6767
入園料:大人550円、小中学生:270円
開園時間:(4月~10月)9:00~17:00(最終受付16時)、(11月~3月)9時~16時30分(最終受付16時)
休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日) 4月15日~5月31日・8月13日~8月16日・10月1日~11月30日・1月2日~5日は無休
駐車場(営業時間8時30分~18時):普通車2時間250円、大型バス1100円
目次
・旧御用邸の様子(見どころ)
・【2023年】紅葉の見頃と日本庭園
・お土産や休憩所
・感想と口コミと所要時間
・パンフレット
・アクセス、駐車場
旧御用邸の様子(見どころ)
中へは靴を脱いで上がり、靴は下駄箱へ。すぐ受付があり奥にコインロッカーもありました。
受付を過ぎると館内見学開始。基本敵に部屋の中には入れず、赤い絨毯が敷かれた通路側より部屋を見て回るという感じでした。
上の写真でもある通路(廊下)を見ただけで、このお屋敷が相当デカイぞ!って感じました。
予備知識なく来たのですが、何と3階建てで建物面積1,360坪、106部屋あるお屋敷でした・・・
廊下は縁側部分もあって中庭がこれまた質素でしたが美しかったです。
映像ルームや資料となる説明パネルが掲げられてた部屋もあって、この御用邸の歴史なども学べるようになってました。
この御用邸、元々の部分は紀州徳川家江戸中屋敷の中心部分→赤坂離宮→仮皇居・東宮御所→解体→ここに移築・三階建て周辺部(紀州徳川家江戸中屋敷の中心部分)→移築後大正天皇の御座所・御学問所(梅の間)・御寝室・御日拝所・御展望室として使用→旧小林家別邸部分新築足して増築→その後も増改築→106部屋へなったそうです。
そしてここは1899年に大正天皇の静養の為に造営された御用邸でその後は昭和天皇、今生天皇と3代に渡り利用されたそうです。
ビリヤード台があった御玉突所
謁見所。各部屋にはここがどんな部屋だったのかわかる説明書きや音声ガイドもありました。
厠もありましたが、昔の洋式トイレでしょうか?レトロな感じ。座るとこどうなってるんだろう?
「御学問所」からのこの眺めも絵になりそう。
2階は私が行った時は庭園の紅葉の景色が良い期間限定で公開されてた2階の部屋「御日拝所」が公開されてました。この部屋は滞在中皇居に向かってお祈りをした部屋だそうです。
紅葉のピークの日だったらこのような色鮮やかな景色が堪能できる部屋です。
江戸時代より前の時代ものまでが好きな私は紀州徳川家江戸中屋敷だった部分が自分の趣味と合ってて見応えありました。
いかにも武家屋敷って感じ。
館内歩いて庭が見えると庭園の紅葉が綺麗でした。
このブログでは大きく省略してますが、「広すぎる」「部屋ありすぎる」でした。全ての部屋が公開されるワケではなかったですが、邸宅内をグルリ一周してくる順路でした。
やっと最終の休憩所兼お土産コーナーに到着して見学終了。
【2023年】紅葉の見頃と日本庭園
庭園だけなら無料で散策可能!緑の多い庭園は秋にはモミジの色が赤やオレンジ色に染まって、日光の中でも人気上位の紅葉スポットでもあります。
この時は紅葉を見に行ったのですが、若干ピークが過ぎてしまったのと、館内が広すぎて見学に時間がかかり、庭園に出た時は日が沈みそうな夕方になってしまいました。
それでも所々綺麗な色のモミジなども残ってました。
日本庭園の池の向こう側から御用邸の屋敷に向かってが撮影ポイントという看板もありました。
紅葉がピークに近い日なら日光田母沢御用邸記念公園で一番のベストショットが狙える場所なんだそうです。
防空壕入口跡もありました。今生天皇が皇太子時代に日光にいたけど空襲で日光も危険かも?という事で奥日光湯元温泉に疎開されたというお話を聞いた事がありその当時の宿一部とテニスコート跡も見た事があります。
日も暮れそうだったので池の周りふらいしか散策しませんでしたが、広そうなお庭でした。
日光田母沢御用邸記念公園の標高は634mなので大体紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬、大体ピークは例年11月上旬のようです。また来年来てみようっと>奥日光&日光紅葉スポット見頃一覧
お土産や休憩所
御用邸見学の最後にベンチも用意されてる休憩室がありそこがお土産売り場にもなってました。
ポーチやハンカチ、お箸など色々な品の良さそうなお土産が置かれてました。
ショーケースに入ってたハンカチなどは高級感バリバリ、さすが御用邸。
今回私1人で来ましたが、嫁は落雁とチョコ大好きなので、またココで販売してたのは美味しそうだったから買いました。
娘が大好きな金平糖発見!これも買い!
さて、御用邸内では飲食する場所はなかったですが、駐車場からの入口門(通用門)側にはお休み処『みやび』がありました。
お休み処『みやび』にトイレと自販機コーナーがあり、また数多くのベンチがこの辺りで並べられてそこで休憩もできるようになってました。このお店(営業期間は4月~11月、営業時間は10時~15時)では日光銘菓の日の輪や水羊羹、抹茶、珈琲、ソフトクリームなどがあるそうです。すでに私が行った時は・・・遅かった・・・・
日光田母沢御用邸記念公園は甘味処はありましたが、ランチなどが食べられる食事処は見かけなかったです。
感想と口コミと所要時間
世界遺産区域を散策しすぎて11月の紅葉シーズン、日が早く暮れてしまうこの時期に日光田母沢御用邸記念公園に到着するのが遅すぎました~。実は旧御用邸がよくあるちょっと大きめな明治の屋敷という認識で来たので、ぱ~と見て回ればそんなに所要時間かからないだろう~と思っていたのが間違いでした。物凄く広い、大きい、ぱ~と早歩き調で見て回るだけでも少なくとも見学の所要時間20分以上かかるのではないでしょうか?
私の場合、映像や説明パネルは流すように眺めるだけで館内を順路通りに見ながら色々写真を撮ったりしながら、気になった所と屋敷から見える綺麗な景色はじっくり見てあとお土産コーナーを見て所要時間は約45分でした。
非公開の部屋もあったから全106部屋が見られるワケではありませんが、でも大半の部屋を巡る廊下・・・どれくらい歩いたかな?かなり歩いた気がします。でも天皇陛下が一時と言えどもお住まいになってた館ですから、庭も館内も歩いた分だけ見応えはありました。
ただ、入口で靴を脱いでスリッパなしで直に歩くから11月の中旬の夕方では最後の方は足先が冷えて体全体まで寒くなってきました。最後の休憩室兼お土産コーナーは暖房が入っていてそこで温まって復活しました。
この邸宅は冷暖房がないから、晩秋~冬~初春ぐらいまでの見学は廊下をずっと歩いて行くと足先から冷えるのではないかと思います。また夏は冷房なく日当たりの良いお屋敷だから風のない日なら暑そうな予感もしました。
パンフレット
日光田母沢御用邸記念公園パンフレット表
日光田母沢御用邸記念公園パンフレット裏
アクセス、駐車場
日光田母沢御用邸記念公園へのアクセスは日光宇都宮道路清滝インターからは約2.9キロ渋滞なければ車で5分の道のり。日光インターから約3.7キロ渋滞なければ車で7分。
東武日光駅から約2.7キロ歩いて約41分。駅からバスに乗ってもすぐ近くまで行ける。
日光二荒山神社から約975m歩いて約13分。日光東照宮から約1.2キロ歩いて約15分。輪王寺から約859m歩いて約12分。神橋から約1.1キロ歩いて約17分。金谷ホテル歴史館(侍屋敷)から約168m歩いて約2分。
華厳の滝から約13.4キロ渋滞なければ車で約19分。日光二荒山神社中宮祠から約15.3キロ渋滞なければ車で約22分。中禅寺立木観音から約14.9キロ渋滞なければ車で約22分。日光湯元温泉街から約26.7キロ渋滞なければ車で約35分。
日光田母沢御用邸記念公園前の国道120号線を挟んで目の前に専用駐車場がありました。
日光田母沢御用邸記念公園駐車場の営業時間は8時30分から18時まで、令和消費税UPで普通車2時間まで250円、大型バス2時間1100円に。
コメント/口コミ