ライトアップ常行堂に行った
ライトアップ常行堂に行った
春と秋にお隣の大猷院がライトアップされるイベントがある日、隣の常行堂もライトアップされてたので見てきました。常行堂は二荒山神社の正面鳥居前にあるお堂になります。
常行堂
このお堂は、寺伝によれば嘉祥元年(八四六)に慈覚大師が比叡山に擬して今の東照宮三神庫の辺に建立し、常行三味の法を授けたとされています。
その後、元和三年(一六一七)に東照宮造営のために現在の三仏堂東側の放生池の辺に移し、御本坊創建によって慶安元年(一六四八)に現在地に移遷しております。宝形造りで、面積三八八・四平方メートルのこの伽藍は、日光全山において三仏堂の次に位し、純和様の建築様式になり、隣の純唐様の法華堂との間に歩廊を設けて接続しております。そしてこの形態も全国稀有のもので、現在では比叡山とここの二ヵ所しかありません。
また、本尊の宝冠の阿弥陀如来は孔雀座に坐し、法利因語の四菩薩を周囲に配しておりまして、このようなお姿のものとしては日本最古のものであり、しかも完全に具わっているところは全く貴重なお像といわれております。このようなお堂であるために、昔から、源頼朝をはじめとして朝廷幕府の帰依が厚く、また六十六部の起点としても知られております。(常行堂パンフレットより)
以下は以前見にいった秋のライトアップ常行堂について書いてます
目次
・ライトアップの景色や感想
・パンフレット
・アクセスや夜間の駐車場について
>ライトアップ情報:詳しくは別ページ⇒ライトアップ大猷院に行った
ライトアップの景色や感想
以下はライトアップ常行堂2019秋の様子です
常行堂は一つのお堂だからこれだけなのですが、昼間の姿と違い幻想的な姿となっていた
ここは昼間でもあまり人がいない、世界遺産日光の社寺の中でもマイナー的なお堂ですが、昼間もライトアップ中も拝観料は無料で中に入れます。
内部は撮影禁止、お堂の中心にクジャクに乗った仏様が安置されてて、まるで空中を飛んでる感じがする個人的には 日光社寺の中で一番のお気に入りの仏像(宝冠阿弥陀如来)です。
その仏様の周りは回廊となっていて、お経を唱えながらグルグル回る「行」をするお堂になってます。
ライトアップ中だからと言って昼間の拝観との違いもなく、ライトアップ御朱印も用意されてなかったですが、内部は昼でも夜でも見る価値あり。拝観料無料だし。
常行堂も素敵なお堂だけど、ライトアップ中は人が殆どいなく、大半の人は写真奥に光が点いてるライトアップ大猷院に向かってる~。ここもいいのにな~
2019春ライトアップ常行堂のチラシ
徳川三代将軍 大猷院&常行堂 竹あかりライトアップ2019のチラシ
パンフレット
アクセスや夜間の駐車場について
常行堂へのアクセスは日光宇都宮道路日光インターから約2.8キロ、渋滞なければ車で約5分前後の道のり
鬼怒川温泉から約20.9キロ車で約30分、中禅寺立木観音から約18.5キロ車で約23分、日光湯元温泉温泉寺から約30.5キロ車で約40分
東武日光駅からなら約2キロ、若干坂道の上りだから徒歩約20分~30分、世界遺産めぐりバス(乗車代500円)もあります。
世界遺産日光の社寺の駐車場マップです。常行堂に一番近い駐車場は二荒山神社駐車場です。がライトアップを開催してるのは「輪王寺」、だから輪王寺脇の輪王寺第二駐車場がベスト。
私の場合は、16時前に「二荒山神社駐車場」に行き係員に「ライトアップですが停めっぱなしでいいですか?」と聞いたら「夜はそのままだから停めてもOK」と云われ、普通車駐車代金500円を支払い駐車しました。
秋は「ライトアップ大猷院」と「ライトアップ常行堂」と輪王寺第二駐車場の目の前「ライトアップ輪王寺三仏堂」「ライトアップ逍遥園」と同時開催の日もあったので、この場合はライトアップ時はどちらに駐車したとしても輪王寺三仏堂側⇔大猷院側を行き来する事になるかと。
同時開催があるのか?行く当日どこがライトアップしてるか輪王寺公式サイトで確認してから駐車場を選んだ方がいいです。
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