中禅寺立木観音

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中禅寺立木観音で御朱印授かった


中禅寺立木観音に行ったよ


子供の時から何回も中禅寺湖に行ってるのですが、国道120号線沿いの観光スポットばかり行ってたので、正直こんなに奥ゆかしい素晴らしい寺院があったのかぁ~と大人になって初めて知りました・・・

日光山中禅寺は日光開山784年に勝道上人によって建立されたお寺で今は世界遺産の日光山輪王寺の別院なんだそうです。

私が産まれるずっと前の784年からあるお寺なのに何で今まで存在を知らなかったのだろう?

もしかして中禅寺湖って中禅寺からきてたのぉぉ~~~。この歳で今まで知らないで何度も来てた自分が恥ずかしい・・・

日光山中禅寺立木観音山門と目の前のお土産屋など

こんな立派な山門まであるし、土産屋さんや飲食店で門前町のようになってました。

波之利大黒天堂

お寺というと普通亡くなった人とご遺族の法事ですが、この日光山中禅寺というところは一切法事をせずに、祈祷をするお寺なんだそうです。

また坂東三十三観音霊場の第十八番札所として多くの巡礼の方たちも参拝してるお寺なんだそうだ。

また中禅寺のご住職は日光湯元温泉温泉寺のご住職も兼務されてるそうで、写経体験の時にお会いしましたが想像してたより若い方でした。

高台に位置する五山堂

高台にある五山堂の景色が素晴らしく、お寺と中禅寺湖と紅葉が映る人気のスポットでもあるという事をテレビ東京いい旅スペシャルで紹介していたので紅葉時期に行ってきました。

その後実は中禅寺立木観音の観音様が素晴らしく秋に限らず春でも夏でも日光に行く時は立ち寄るようになった私のお気に入りのお寺なんです。




拝観料金表と拝観時間



中禅寺:栃木県日光市中宮祠2578、電話番号:0288-55-0013

拝観料金:大人500円小人200円、団体割引あり

拝観時間:(4月~10月)8時~17時、(11月と3月)8時~16時、(12月~2月)8時30分~15時30分




目次

境内の様子や見所、感想など

五山堂からの眺め、景色

立木観音のお守り

御朱印帳と御朱印

【2023年】中禅寺立木観音紅葉の見頃は?

パンフレット

アクセス、駐車場




境内の様子や見所、感想など

山門の前の拝観受付所

山門の横の建物が拝観受付所です。

拝観受付所

歌が浜第一駐車場の目の前にも拝観受付所があります。日光山中禅寺立木観音は敷地内?境内の中に入るにはこの2カ所の入口で拝観料を支払わないと中に入れない~お参りできないようです。

拝観チケットの裏側

これが日光山中禅寺の拝観チケットです



拝観チケットの裏側

拝観チケットの裏には説明書きが。「中禅寺湖歌ケ浜にあり、奈良時代(西暦784年)に日光開山勝道上人の創建になるものである。

ご本尊は男体山頂を極め、その宿願を達した上人が湖上に示現し給う千手観音を立木のままに手刻したので立木観音と称されている(重要文化財)歌ケ浜は中禅寺湖と男体山の景観最もすぐれ、伝説に天女歌舞を奏したところという坂東十八番の札所である」と。

山門

山門はでかくて迫力ありました。

仁王像

大迫力の仁王像?

仁王像

こっちも大迫力

山門の天井に描かれてる天女様

山門の天井を見ると天女様?の彫刻が。この配色、輪王寺日光東照宮の流れっすね~。

裏から見た山門を

くぐった後に振り返っても大迫力の山門でした。こちら側も両方に金剛力士像?

諸願成就の梵鐘

山門の近くに諸願成就の梵鐘がありました。

諸願成就の梵鐘の案内

この鐘は一つ撞いては父母祖先などの供養の為、二つ撞いては延命福寿の為、三つ以上は願いの数々と昔から言い伝えられてた有名な鐘であるそうです。

鐘つき堂中の様子

鐘を撞くのは自由のようで勝手に中に入っていいようでした。ただフラッシュ点けて撮影してますが中は真っ暗に近い状態でした。

急階段の様子

しかも超ウルトラ級の急階段でした。

鐘

天井はかなり低かったのでかがみました。3つ以上は願いの数だけ~撞くようですがそんな事したら私は何十回、何百回も撞かないといけない(笑)なので1回だけゴ~~ンと撞きました。

願いを込めておつきくださいのお知らせ

願いを込めておつき下さいと書いてあるので、どんどん撞いていいようです。境内にいる間しょっちゅう鐘の音が聞こえていたので皆ガンガン撞いてたようです。

急階段の様子

帰りがこの急階段怖いんです。明るく見えるのはフラッシュ撮影したからです。ほぼ真っ暗でした。

一段一段の段差が大きい階段だから上ってくるより降りるほうが苦労するかな。

延命水

延命水という水が飲める場所もありました。

身代わり瘤

身代わり瘤(みがわりのこぶ)といいうのを発見!この瘤の正面に立ち自分の悪いところや痛いところを触ってから瘤に触れると身代わりになってくれるそうです。他のも天邪鬼=あまのじゃくという見所もありました。

愛染かつら

「愛染かつら」がありました。アレ?紅葉見に来たのに葉っぱがすでに散ってる~~~??ちなみにココが昭和初期の松竹映画「愛染かつら」のロケ地なんだそうです。

しかし映画に出てた木は落雷によって枯れてしまい今は樹齢30年ほどの二代目愛染かつらのようです。

秋は黄色に紅葉して葉っぱがハートの形をしてる事から縁結びの木としても有名なんだそうです。

あれ~愛染かつらって長野県の北向観音堂で樹齢1200年のを今年見たばかり。そこも縁結び愛染明王だった。愛染桂って日本中にあるんでしょうかね?謎?

愛染堂

愛染かつらの近くにある愛染堂です。縁結びの名所のようで、女友達と一緒に行った時は、彼女は、まっさきに真剣にお参りしてました(笑)

愛染明王

愛染堂の中には赤色の愛染明王がいらっしゃいました。

波之利大黒天堂

波之利大黒天堂の前でお寺の方が拝観者を誘導してました。

吉祥天初公開のポスター

この日は日光開山1250年記念で「吉祥天」という秘仏を期間限定で公開してましたが、今現在は秘仏の為に今は公開が終わってるようです。私は期間中3回行ったのでこの波之利大黒天堂の中に入りました。

この吉祥天が置かれてる波之利大黒天堂自体も普段は入れないそうですが仏様の公開に際して内部をついたてなどで仕切り中に入れるようになったそうです。

吉祥天

拝観料を払ってる参拝客は撮影禁止でどうしてTVはOKなのか?不思議~??

吉祥天

中に入るとお寺の人が波之利大黒天堂と吉祥天の説明をしてくれました。普通仏像というか色々な仏さま?は性別がないそうですが、吉祥天は湖上に舞い降りた天女様なので女性だそうです。

日光東照宮 「鳴き龍(薬師堂)」という天井に大きな龍の絵があると思いますが、この波之利大黒天堂の天井にも同じ絵師「狩野永真安信」の龍が描かれていて大迫力でした。

二回目に行った時から吉祥天が紐というか?そういうのに結ばれていて、それを触りながらお参りする形に変更されてて上の写真とはちょっと違うように・・・

この紐というか?縄というか?その一本が腕輪になってるお守り的なものがいくらか忘れましたが、受ける事ができるようになってました。

本堂

吉祥天を見た後は本堂(立木観音堂)に誘導されました。本堂の中も撮影禁止でした。

本堂の待機室?で前の方の説明が終わるのを待っていた間お寺の人が、昨日の風と雨で葉っぱが凄く落ちちゃって~と言ってました。

どうやらその影響で紅葉を見にきましたが、葉っぱのない愛染かつらなど、他の木も葉っぱがないのを納得・・

十一面千手観世音菩薩(立木観音)

テレビで放映されてたこれが立木観音、十一面千手観世音菩薩です。

実際に見に行ったら、観音様の両脇にいる四天王の二対、少し離れた奧にもう二対いるのですがこれが人間より大きいサイズ。という事は真ん中の十一面千手観世音菩薩は大きいんです。これしかも1本木で彫られてできてるんだそうです。手や腕の部分を除いて。そして地中にその大木が根と共に埋まってるそうです。

四天王は鎌倉時代のものだそうで、このお堂の中の仏様は重要文化財です。

これ見た時、感動しました。立木観音の大きさの迫力とそれを守る四天王の迫力がどーんと迫ってきました。お寺の方が色々と説明してくれました。この十一面千手観世音菩薩はまじに一見の価値ありです。

私は初めて見たこの本堂の歴史ある空間、四天王と立木観音のお姿に感動し、その後も日光に行く時は立ち寄る事になりました。

家族でママと娘と行った時も、初めてだった2人は迫力とこの神秘的な空間に圧倒され、見てよかった~素晴らしかった~と感想を言ってました。

立木観音の説明が終わり五山堂へ誘導されますが、この本堂から五山堂まで階段が80段だったかな?足が少し不自由な観光客の方がいた時はお寺の方が一度上ると引き返す事ができないですからどうしますか?と尋ねていました。

本堂から五山堂までの道のりはエレベーターなどはなくバリアフリーではないようです。

さて私は五山堂へ。

五山堂

紅葉が残ってる木と五山堂の写真撮れました。五山堂はこのように高台にあり本堂から中を通って階段を上がると五山堂の中に入れました。ちなみに五山堂の中も撮影禁止でした。

五山堂は毘沙門天や帝釈天?弁財天?大黒天?など数体ありました。天井には素晴らしい花の絵が。

お寺の人はそれぞれの場所で色々説明してくれますが、何というか話し上手でお守りや祈祷などを勧める営業活動とは言わないでしょうけど仏様とうまく話しを合わせてそちらのほうを上手に絡ませる話法でした。

でも1年で3回も行くと説明は人によって違う事もわかりました。う~んと細かく説明してくれる人もいれば、簡略的というか手短に説明する人もいましたね。

五山堂の外通路

五山堂の出口から自由に撮影OKになってました。



五山堂からの眺め、景色

五山堂から見る中禅寺湖

五山堂からはいつ来ても素晴らしい眺めが見られました。お寺の屋根と赤い壁と湖と遠くの山々は絵になりますね~。

五山堂からの景色

色々な角度から沢山撮影しちゃいました。この写真は紅葉時期に中禅寺に立ち寄った時に撮影したもの。

光が差す中禅寺湖の景色

春先に行った時、天気はよくなかったのですが雲の切れ間から光が中禅寺湖に指し、これはこれでいい景色でした。

男体山と桜

春なら五山堂から桜と中禅寺湖、男体山も見れて春も素敵な景色でした。

夏の五山堂からの眺め

夏の天気の良かった日は緑が映えて眺めもよく遠くの日光白根山までよ~く見えました。色とりどりの木々の色が見える紅葉時期が絵になる景色となりますが、初詣などで五山堂から雪に埋もれた山々と冬の中禅寺湖の姿も生で見たいもんです。中禅寺湖は一年中凍らないそうですが冬山との寺社仏閣のコラボの景色、美しいそうです。

ちなみに立木観音五山堂から見える景色は実は自宅でも見る事はできるんです。

中禅寺ライブカメラ(立木観音ライブカメラ)で。

紅葉時期のピーク予想や雪がどの程度あるのかなどなど。確認してから向かう事もできますね。

五山堂からの景色

もうちょっと早く来れば紅葉の見頃だったのかな?

五山堂

五山堂の帰りは遊歩道と外階段で下の境内まで降ります。

五山堂から見る中禅寺湖

中禅寺湖に荘厳でこんな見所満載のお寺があるとは・・感動しました。特に本堂の中の立木観音の大きさによる威圧感は相当なものでしたよ~。

世界遺産日光の社寺だけじゃなく奥日光にある中禅寺も見応え満載で立派だったんですね。

中禅寺立木観音の所要時間はお堂の中に入って説明と拝観が15分ぐらい、後は境内散策などで全部見て回っても1時間はかからないかと。



立木観音のお守り

本堂で立木観音の説明を受けてる時に立木観音様にお参りに来なくても、このお守りがあれば立木観音様に家でお参りができるという事で娘が欲しい~と。

立木観音のお守り

この青い部分を触りながら願いを込めてお参りするそうです。

色が変わった立木観音のお守り

ピンクや黄緑などに色が変わります。黄色が一番ご利益がある色だそうで、黄色になった時に宝くじが当たったよ~などと感謝の言葉が中禅寺まで寄せられるそうです。

娘は何度も何度も触りながらお願いしてますが、なかなか黄色は出ないそうで、毎回黄緑のようです。

この御本尊、立木観音のお守りは2,000円でした。なおこのお守りは一年ごとでなく一生持ち続けていいそうです。



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御朱印帳と御朱印

お守りなどを売ってる寺務所

御朱印をしてもらおうと寺務所に寄りました。お守りも沢山ありましたが、御朱印も本尊とあと?と今回公開された吉祥天の3種類ありました。

しまった~車の中に御朱印帳忘れた~と。受付の人に一旦退場OKですか?と聞いたらOKとの事で駐車場に戻り御朱印帳を持って再び寺務所へ。札を渡され少しお待ちくださいとの事でまたブラブラと散策。

中禅寺御朱印帳

オリジナルの中禅寺御朱印帳も色違いでオレンジと黒がありました。

寺務所で御朱印を書いてるところ

お守りを受けてる人より御朱印をお願いしてる人のほうが多かったです。

吉祥天の御朱印

吉祥天の御朱印。300円でした。

本尊の御朱印

御朱印も3種類あったので、春に行った時は御本尊の御朱印300円にしました。

日光二荒山中宮祠は400円~500円だったから、中禅寺は安くて助かる~。

中禅寺の御朱印帖

娘も初めて立木観音を見て感動したようで、お守りと中禅寺で御朱印帳デビューで黒色を1,500円で。御朱印帳にはひとつの御朱印が書かれてました。

中禅寺で御朱印デビュー

娘は御本尊の御朱印でデビューを飾りました。

中禅寺のご住職は温泉寺(日光湯元温泉だから車で15分くらい)のご住職であるから、途中二荒山神社に立ち寄れば御朱印巡りもできますよ。

日光山温泉寺で写経体験して御朱印授かった二荒山神社中宮祠に行った



【2023年】中禅寺立木観音紅葉の見頃は?

中禅寺立木観音紅葉

中禅寺湖周辺の紅葉の見頃は例年なら大体10月中旬から10月下旬みたいですので中禅寺湖畔にある中禅寺立木観音もおおよそ同じ時期ではないでしょうか>奥日光&日光紅葉スポット見頃一覧

ただ、私が行った時は見頃のベストの日に行ったのに、前日に風が強く散ってしまった~なんて事もあったので、ズバリは難しいですね~。

でも安心してください。大丈夫ですよ。

中禅寺ライブカメラ(立木観音ライブカメラ)で家に居ながら紅葉の状況を確認してから出かける事もできます。


パンフレット

中禅寺パンフレット1

坂東三十三観音第十八番札所「日光山中禅寺立木観音」パンフレット

中禅寺パンフレット2

B面

中禅寺パンフレット3

建物内は写真撮影禁止ですが、パンフレットにありました。中禅寺は中はお坊さんがそれぞれ説明してくれるから拝観料分楽しめました。

中禅寺パンフレット4

目に前で立木観音を見たら感動するかと。何度見に行っても感動しちゃいました。


アクセス、駐車場



中禅寺:住所:栃木県日光市中宮祠2578、電話番号:0288-55-0013

中禅寺へのアクセスは日光宇都宮道路清滝インターから約15.1キロいろは坂を上り車で約25分

華厳の滝から約1.5キロ車で約2分歩いて約18分、二荒山神社中宮祠から約2.5キロ車で約4分

中禅寺湖国道120号線の大鳥居

国道120号線を走ってると中禅寺湖手前に大鳥居がありそこの交差点を左に曲がります。案内標識に「半月山展望台・立木観音」と書かれています。

中禅寺立木観音と駐車場の地図

中禅寺立木観音を囲むように3カ所無料駐車場があります。

歌が浜第一駐車場

紅葉シーズン真っただ中の平日の午前10時30分に到着しましたが立木観音に一番アクセスがよい遊覧船乗り場もある歌が浜第一駐車場(無料)はこの時間ですでに満車でした。ビックリです。さすが紅葉シーズンの日光!!みんな朝早くから出発してるんですね~。

立木第二駐車場

来る途中見かけた立木第二駐車場(無料)は空きが目立ってたので引き返しそこに駐車しました。

立木第二駐車場

立木第二駐車場(この建物は駐車場にあるトイレ)からは中禅寺立木観音の山門が見えます。

中禅寺立木観音山門前のお土産屋や飲食店など

山門まで距離にして200mくらいでしょうか?歩かないと駄目ですが、お土産屋さんや飲食店が並んでるのでぶらぶら見ながら行くのも楽しいもんでしたよ。

実は山門に近い右側に有名人も多く来る、TVでもよく紹介される「手打ちそばかつら」という名店があるんです。私は立木観音とセットで行ってランチをします。

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