北山古墳に行ってきたよ
北山古墳に行ってきた
やぶ塚温泉郷ハイキングコースのルート上にある北山古墳に行ってきました。藪塚駅からなら1,855m歩いてきた事になり、96,8kcal消費した事になります。
が、車で行きました。
専用駐車場はないようでこの道路の脇に停めました。
西山古墳と違いちょっとした公園みたいな感じでベンチもありました。
石がいい感じで積まれてるし、枝を切ってる業者さんもいたので管理されてる公園かも?古墳なのでその脇を登っていきました。
とぼとぼ登ると石室前に来ました。
西山古墳同様、北山古墳も群馬県指定史跡となってます。
説明パネルに目を通してと。この尾根は八王子丘陵の支脈のひとつで昭和11年の調査では57基の古墳がこの屋根にあり、もっとも高い場所にあり、また原型を保ってるのがこの北山古墳だそうです。八王子という名称が出てくると東京の八王子を連想してしまいますが、桐生、みどり市、この太田藪塚あたりの小高い山々を八王子丘陵と呼ぶそうなので東京の八王子とは一切関係ないし、そこから山が連なってるという事ではありません。そして傾斜角度約10度の所に作られた山寄型の円墳だそうです。直径は約22mでふき石(石が並べて積まれてる事)があったかは不明だそうです。この古墳の作り方は奥壁のところで山を約0,1m掘り下げて石室を作ってるそうです。石室は横穴式袖型・玄門・羨門を持っている。石は凝灰岩、この辺りで採れる藪塚石だそうです。割石の遠目積みおよび乱石積みになっている。さ~ワケがわからない専門用語が出てきましたね。玄門って何?と辞典で見ると「玄妙な真理に入る門。仏門」古墳時代だから仏教ないよね?よくわからないまま次の羨門を調べると遺体安置してる主室と外部を結ぶトンネルのような役割を羨道といってその入口を羨門というそうです。
遠目積みは調べてもわからなかったのですが、乱石積みは壁面に乱雑に積み上げられた事を言うそうです。さらに説明パネルを見ると「玄室の天井は巾狭く高い。左右壁の面は膨らみがある。」内部は狭いし怖いし入る事はしませんでしたが膨らみはこの位置からだとよくわかりませんでした。
この石室の穴小さいんです・・・
古墳の上に登りたくなるかも知れませんが、崩れる恐れがあるので回りから見るだけです。
さ~来た道を下って帰りましたが、滑ってけがをしてしまいました。地盤は土+岩で雨降りの後は滑りやすいので注意したほうがいいです。石山古墳に行ったり来たりする道は観光用に完全に整地されてるわけではありませんでしたので・・・・あ、痛い・・・
ちなみにこの北山古墳はホテルふせじまから登り坂の道を歩いて徒歩で15分くらいです。車なら2分かからないかも?
北山古墳DATA
場所:群馬県太田市藪塚町3442-2
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