桐生賀茂神社に行った(御朱印)
賀茂神社に行って御朱印を授かった
桐生市にある賀茂神社は延喜式内上野国十二社の一つで、おそらく桐生市街地にある神社の中で一番広く大きいのではなかと思われる規模の神社、大木が繁る山の麓の中に約400年前に建てられたとされる大きな社殿、長い石段の先にある豊機社、他にも香取神社、鹿島神社
、八坂神社などどれも時代を感じさせてくれる神秘的な雰囲気の境内。
木に囲まれた境内やちょっと奥に踏み込むと祠が沢山あったり、個人的には神の存在を桐生の神社の中で一番感じさせてくれるところ。
目次
・境内の様子と感想
・御朱印
・年間行事
・【2023年】紅葉の見頃
・アクセス、駐車場
境内の様子と感想
周りの木が大木だから写真では鳥居が小さく見えますが、大きな鳥居、奥に見える社殿も大きいんです。
さて恥ずかしながら・・・・・賀茂神社の存在を知ったのは最近・・・すぐ近くにある桐生自動車博物館には何度か行きましたが・・・初めてこの鳥居から境内を見て、わ~お。凄く広そうだし、神域を感じる雰囲気で感動しました。おそらく街中にいる桐生市民の中でも知名度は高くないと思う。
初めて行ったのが土曜日、見て気に入ったので翌日の日曜日にじっくり見て回ろうと、土日2日間行きましたが、私の他にいた参拝客は1人見かけただけ。
広いから閑散としてて寂しい感じはしましたが、境内は神の存在を感じるほど神々しい雰囲気満載の神社、賀茂神社のお隣にはお寺もあるし、簡単に言えばミニ日光という感じの場所でした。
大木が多く、この辺りのモミの木は「賀茂神社のモミ群」として群馬県の天然記念物に指定されてました。
鳥居をくぐって左側に石祠の八坂社
神楽殿とあと何だろう?ここで行われる神楽は宮比講社神楽と呼ばれるもので桐生市指定無形民俗文化財になってました。
右側社務所前に賀茂御祖神神社
手水舎
右の杉の木が御神木
賀茂神社の拝殿でお参り。御神祭は賀茂別雷神
入口にあって由緒書きには『創立年月日不詳 社伝によると崇神天皇の朝 豊城入彦命 東国鎮護のため山科国の賀茂神を勧請したと伝えられている 桓武天皇延暦十五年(七九六)官社に列せられる「日本書紀 巻五」陽成天皇元慶四年(八八一)正五位下勲十二等を授けられる「三代実録」醍醐天皇延喜年間(九〇一頃)諸国の神社御改めあり 三千一百三十余座の内 上野国十二社 中に山田郡下広沢村賀茂沢に賀茂神社御鎮座 式内の社とある (延喜式巻十 神祇十)又 上野国神名帳に「従一位賀茂大明神」と見えている』とありました。
拝殿右奥に桐生市指定重要文化財「賀茂神社の石塔」
本殿、社務所の人に社殿はいつぐらいのものですか?と聞いたら約400年前の安土桃山時代のものと思われるとの返答でした。
両側面と背面に色は落ちてますが見事な彫刻が。中国の子供の物語が描かれてるそうです。
社殿の右側へ
この辺りは石祠がゴロゴロという言い方悪いですが、沢山ありました。
赤い神社が二つ、どっちがどっちだかわかりませんが香取神社と鹿島神社だそうで両側のも石祠がズラリと並んでました。
この辺りは祠がホント多かった。
社殿の左側山の斜面の方向へ移動。句碑の道と書かれてました。
奥に長い石段、その上に社が見えました。ここは豊機社でした。ただ石鳥居と右側の石塔はくずれ縄が張られ通行止めでした。鳥居前に手水舎も見えました。
横道があって道なりに進むと、先ほど崩れてた石鳥居の後ろ側に出ました。
石段を上がってお参り。裏側に祠もあったりと、この神社かなり昔からあった感じ。
また昔は多くの参拝者で賑わってた感じもする大きな神社のような気もする。
今は人がいないのがわかるのは、この豊機社に来るまで句碑の道入口から蜘蛛の巣だらけ。先ほどの社殿横の祠が沢山あったところへ行くまでも蜘蛛の巣が多く、参拝者が今は少ないのがわかる。
このように沢山の石祠、境内社も多い事から江戸時代など昔の昔は多くの参拝者がいたのであろう。
個人的には、今は人が少なくても大木に囲まれた神々しい世界観が味わえる神社が身近な所にあった事に感激です。こういう雰囲気好きだからこれから何度もお参りに行きそう。
なお、主祭神は賀茂別雷神ですが、他に玉依姫命、経津主神、武甕槌神、建御名方神、素戔嗚尊、白滝姫命、宇迦之御魂神 外二十柱もの神様がおられるそうです。この神社凄いわぁ。
道路側にあった駐車場脇に賀茂神社周辺地図がありました。句碑の道は上の方まであって私はパスしましたが山上の方へ行くと賀茂山祭祀遺跡、手臼山砦跡石宮があるみたい。舞台遺跡や賀茂神社旧参道もありますね。次は他も見てみよう。この辺り寺や神社が固まってるからやっぱりミニ日光的な霊場だったんじゃないかな。と。祭祀跡なんかあるから平安とかの時代までいやもっと古いかもと連想させてくれます。
賀茂神社のお参り後は足利幕府に仕えてた彦部家住宅(郷士宅)も見てみるといいかも。
御朱印
境内の中は社務所らしき建物が二棟ありましたが、社務所は手水舎の近くの黒っぽい家の方でした。
中にいた方に御朱印をお願いして授かりました。初穂料は決まってなくお気持ちを渡しました。
年間行事
1月1日:元旦祭
2月3日:節分祭
4月15日:春祭
12月31日大祓
秋祭、節分祭、八坂祭、豊機祭、春秋二期例祭、宮比講太々、神楽、特殊神事
親父にこの神社の事を話したら「お前しらなかったの~火投げは有名だろうと言われました。
毎年2月3日節分の夜に行われる火投げ神事「賀茂神社御篝神事」は桐生市指定無形文化財となってました
【2023年】紅葉の見頃
賀茂神社の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬、ただし鳥居周辺のモミジの木ぐらいしかなかった・・・
紅葉とお参りで行った時、鳥居をくぐって境内に入って・・・オヤ?
あ!ヤバイ奴がいる・・・この日境内では修理修繕と参拝客で人は多かったんですが・・・・・鳥居を逆くぐりして避難
鳥居を出て道路に出ると、道にもいるし・・・ヤバイヤバイ、コッチ睨んでる・・・・山深い地の手前にある神社だから猪いましたね~ちなみに11時くらいの昼時でした・・山の方に帰ったの見届けてからお参り終了
アクセス、駐車場
賀茂神社:群馬県桐生市広沢町6丁目833 電話:0277-54-5492
賀茂神社へのアクセスは太田桐生インターから約7.2キロ車で約12分、太田藪塚インターから約10.8キロ車で約20分
JR桐生駅または上毛電鉄西桐生駅から約6.3キロ、タクシーで約15分
参拝者駐車場と書かれてた場所はこの一画だから数台。満車の場合境内の中も停められそうでしたが社務所で確認必要。
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