宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」に泊まった
群馬県桐生市にある宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」に泊まった(口コミ/部屋/風呂)
桐生で一般客を泊める宿坊が誕生!場所は地元では毎月縁日で賑わう「お地蔵さま」とも呼ばれてるお寺で御朱印でも人気がある、宿坊のあるお寺の正式名称は「日限地蔵尊観音院(真言宗豊田派諏訪山観音院)」、江戸時代(将軍徳川家光の時代)の1644年に建立された本堂の横の庫裡をリノベーションしてできた宿坊となっているが、宿泊の運営はお寺でなく別の会社が行っている
宿坊観音院「temple Hotel 観音院」 | |
住所 | 群馬県桐生市東2丁目13-18(地図) |
電話 | - |
場所は上記の住所のお寺の中だが、宿坊観音院自体は「お寺ステイ(シェアウィング)」が運営しているので、お寺に問い合わせてもわからない→お寺ステイ問い合わせフォーム | |
宿泊形態 | 素泊まりの宿(ゲストハウスに近い) |
宿スタッフ | 不在 |
客室数 | 2室「織の間」定員4名(共有部を含めて最大12名可能)/「染の間」定員3名 |
客室違い | 「織の間」~枯山水の庭と露天風呂と布団(5人分)の近代和室と個室シャワー「染の間」~クイーンサイズコアラ・マットレス+ソファベッドの和洋室と個室シャワー |
宿泊料金目安(2人1部屋) | 「織の間」平日20000円~金土24000円~「染の間」平日18000円~ |
アメニティ | 歯ブラシ、ドライヤー、バスタオル、フェイスタオル |
チェックインチェックアウ ト | 15時~翌10時 |
施設 | 共有ダイニングキッチン(冷凍冷蔵庫(有料冷凍パン有)/電子レンジ/オーブントースター/IHヒーター/各種調理器具/食器/カトラリー)、ランドリー、冷暖房完備、館内部屋無料WiFi完備、お茶コーヒー、他ドリンク自販機境内に有、レンタル自転車(宿泊前連絡要) |
その他 | 館内禁煙(境内に一画に喫煙所あり)、お寺が運営していないのでチェックインやチェックアウト、宿泊滞在中も管理人不在(*予約後に送られてくるメールに玄関のカギNO、部屋の鍵NOのお知らせが届くので鍵を開け閉めして自由に出入り、滞在中何かあれば管理会社担当者への電話) |
駐車場 | 無料(日限地蔵尊観音院駐車場) |
トイレ | あり |
アクセス | 太田桐生インターから約12.5キロ車で約25分、太田藪塚インターから約10.7キロ車で約25分、JR桐生駅または上毛電鉄西桐生駅から約1.6キロ徒歩で約20分 |
コンビニは? | 宿坊より約500m歩いて約6分の距離にあり |
飲食店は? | 市街地にある為歩いて行ける範囲に複数店(食堂、レストラン、居酒屋、スナックなど)あり |
目次
・チェクインとチェックアウト
・部屋の様子
・露天風呂の様子
・共有キッチンと宿坊内の様子
・写経体験
・泊まった感想
宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」→宿泊プラン/口コミ掲載なし掲載なし
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チェックインとチェックアウト
参道を真っすぐ歩いた先が本道
本堂右横にある建物が宿坊入口
扉に番号で開ける鍵があり、それを使って中に入る、閉じると閉まる、宿坊内から外に出る時に番号は必要ない
玄関の様子、ここはフロント無、宿坊スタッフいない(住職がいる場合あり)、宿帳記入無し、鍵を開けて中に入って左側が下駄箱とスリッパも入っている、消毒液もある、館内に入る事でチェックイン終了、チェックアウトも玄関から出て終了となる
【注意事項】私は楽天で予約したのだが、鍵ナンバーを記載されてるメールなどが運営会社から送られて来なかった為にセルフチェックインにてこずった(ご住職はいたが運営に携わってないから鍵の番号わからない)、これから予約する人へ~予約後にメールの確認、なお予約の時に「写経体験」「写仏体験」や「レンタル自転車を借りる」などの申請が運営会社の方にないとチェックインの時に言っても無理な場合があるそうです(楽天予約時なら備考欄記入)、レンタル自転車は申請がない場合鍵が部屋に用意されません
なお、玄関入口横に管理会社担当者の携帯番号があるからチェックイン時連絡はつく、部屋の中にも同じ電話番号の案内もある、滞在中は管理スタッフ在中しないので何かあれば電話で聞けるが夜間は留守電になって連絡はつかない
部屋の様子
織の間の部屋は何畳か数えるの忘れましたが、16畳くらいはあった、染の間はクイーンサイズ+ソファベッドの和洋室ですが、織の間は写真のような和室と布団、2人ではかなり広く4人までがこの部屋で布団敷けるそうです
部屋自体は質素でシンプル、しかも綺麗、主に洋服掛けと小さなテーブルと金庫があり、が~~~ん!!TVがなかった~
障子、ガラス窓の先は露天風呂と繋がっている枯山水の庭園
壁にコンセントが複数あったが延長コードが用意されていて、そこにUSB端子があったのでスマホ充電は便利だった
隣に洗面所と個室シャワーとシャワートイレがあった
洗面台に歯ブラシ、ドライヤー、バスタオル、フェイスタオル、綿棒などのアメニティ、シャワールームにはシャンプー、リンス、ボディソープなどありましたが、整髪剤や化粧水、館内着などは見当たらなかった、作務衣なんかあると便利なんですけどね
部屋も洗面所もトイレもシャワールームも清潔感あって綺麗で満足でしたが、シャワールームの排水が悪くて困った~、すぐ底にお湯が貯まってしまい溢れてドア隙間からフロアに流れ出しそうになる・・・この点は運営スタッフに電話しかたからすでに改善されてるかもですが、下を気にしながら洗うのは面倒だった
布団は写真の通り掛け布団も敷き布団もマットレスもあってフカフカ、寝た時に背中や腰部分が柔らかすぐぎるかな?と思ったが、全身を包み込まれるように温かくとても寝心地よかったし、場所的に静かな環境なのでぐっすり眠れた、TVがなかった事はビックリしたが、部屋も布団も洗面所もトイレもシャワー室も綺麗で清潔感あり居心地よかった
>染の間の部屋写真ギャラリー
宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」→宿泊プラン/口コミ掲載なし掲載なし
露天風呂の様子
織の間には枯山水の庭園と露天風呂がある、もちろん温泉ではなく部屋風呂が露天風呂となっている、洗い場はなく陶器でできた浴槽なので体を洗うのは部屋にあるシャワーを利用、ただお風呂とシャワーがすぐ隣というわけでなくガラス扉を挟んで20歩ほど離れていえるからシシャワー出て水分を拭きとってから移動しないと部屋内が水滴で汚れてしまう
またお湯は洗面所側にある給湯器のスイッチを入れないと出ない、この宿は案内書や説明書、常駐スタッフもいなく、夜は電話もルス電となって繋がらず嵌まったが、給湯器のスイッチを入れてから、露天風呂にある湯の蛇口を降ろす、露天風呂に水の蛇口もあるがお湯の温度調整は洗面所、また洗面所には入浴剤と風呂桶と風呂イスもあった
浴槽サイズは1人サイズと小ぶりだが、お風呂に浸かれば極楽極楽、家のユニットバス入るより気持ちいいね
空部分は樹齢400年以上の御霊木の欅の木の枝が張り出していて空や星は見せにくいですが、その御霊木に包まれてる感じがして癒された
お湯は貯まると自動的に止まるタイプなので源泉かけ流しのようにず~と流しっぱなしはできないが貯めてる途中で入ると気分は源泉かけ流しの露天風呂、気分はね。だから気持ちよかった
雨が降ったり止んだりしてた日でしたが、この露天風呂には屋根はない、また私が泊まった時は10月中旬の秋、照明の周りに虫もまだ飛んでいたから晩秋~春ぐらいまでの雨の降っていない日なら満足度が高くなる露天風呂だと思う
宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」→宿泊プラン/口コミ掲載なし掲載なし
共有キッチンと宿坊内の様子
宿坊観音院は泊まった人どおしの交流ができるように「織の間」入り口近くに共有のダイニングキッチンがある、ここにはコロナ対策消毒液、電子レンジ、オーブントースター、1口のIHクッキングヒーター、ケトルなどの調理器具があった
コーヒーやお茶のティーパック、とお菓子(私が泊まった時は七福神あられの一口せんべい)もあった
引き出しにはまな板や包丁、鍋掴み、スプーンやフォーク、グラスやワイングラス、オチョコや升など揃えてあった、鍋やフライパンは見かけなかったが、写真を見ると奥に鍋かボールのようなものが映ってるから単に見落としたのかもしれない。まな板や包丁などもあるし、IHクッキングヒーターもあったからない方がおかしい、おそらく、食材などを買ってくれば簡単な料理は作れるようになっていると思うし、お酒やワインなどは持ち込み可である
冷凍庫には冷凍パン(カレーパン、クリームパン)が入っており1個250円で販売してた、料金はそのうちQRコードになるようだが私が泊まった時は料金箱に入れる形であった
夜中に小腹が空いた時には冷凍パンは有難かった、宿坊内にジュースなどの自販機はなかったが、境内に自販機はある
一画にはパズルやけん玉、近隣のカタログも置かれていた
織の間入口ドアの横の扉を開けるとランドリー
共有キッチンの前は中庭があり、中庭を挟んで向こう側が「染の間」、この宿坊のメイン廊下はコの字のようになっている、玄関から入って中庭沿いに歩くとまず共有キッチンがある、共有キッチンの横通路に「織の間」入り口があり、その通路脇にランドリーがある、織の間自体はキッチンの壁の裏側をなる、共有キッチンから中庭沿いに歩くとすぐ引き戸がある、引き戸を開けて進とすぐ左手に共有の洗面所、個室シャワーがある
この共有の洗面所にあるトイレは和の空間を感じた居心地の良いトイレだった、人が入ると自動的に便座が上がる、用を足す時は音楽を奏でる全自動最新型の便座であった
このトイレの扉は昔のまま、織の間のトイレより落ち着く感じで個人的にはこのトイレしか利用しなかった
玄関から中庭を挟んで反対側には見事な絵が描かれていた板戸で仕切られてる二間続きの和室がある、織の間は共有部を含めて最大12名宿泊可能だからこの部屋に布団を敷いて泊まるのだと思う
この和室は寝釈迦像や不動明王像?もあったが、小さな男の子と女の子の人形も飾ってあって、座敷わらしが出そうな雰囲気
もう片方の和室の板戸、一瞬ギョっとしたけど、よく見たら色が風化してしまってたんですね・・・・
左の障子の向こう側が上で書いた和室、廊下の突き当り右手に「染の間」の入り口
中庭のガラス戸と鍵に懐かしさを感じた、中庭のガラス戸は開けられるから虫が入ってきた場合を考えて共有キッチンに殺虫スプレーが置いてあった
薄暗くなってきた中庭の景色も素晴らしかった
また夜も風情を感じた(写真は暗く撮れていまいましたが実際はもっと綺麗)、10月中旬に泊まったから紅葉はまだ先でしたが色づいてきた樹もあったので紅葉も楽しめると思う
観音院の駐車場の一角にレンタル自転車があります。無料ですが予約時に借りる旨を伝えないと部屋に鍵が用意されません
宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」→宿泊プラン/口コミ掲載なし掲載なし
写経体験
宿坊側の建物と本堂は扉ひとつで繋がっていて写経体験などは外に出なくてもそのまま本堂へ入れた
写経は何かを副住職が説明してくれて開始、紙に薄く文字があるので筆ペンで書くだけ、願い事なども書いて終了、長いお経でないから20分程度で書ける、書いた後はご本尊にご焼香、写経した紙は後ほどご本尊様前に置かれる、宿坊の運営は別会社、写経はお寺なので終了後に1人1000円納める、写経体験の他に写仏体験がある、仏様の絵を描くのですが写経と同じようになぞって書くだけで自分で絵を書くワケではない
他に予約不要毎朝6時に行われる勤行参加が」ある、なお事前予約が必要なのは「写経体験」「写仏体験」「寺ヨガ」がある、楽天トラベルなら予約画面の備考欄に書いた方がよい
お寺や境内、縁日、御朱印や御朱印帳、お守りなどは別ページに書いてます→日限地蔵尊観音院に行った(御朱印)
泊まった感想
宿坊観音院はお寺さんが運営してる宿と思って楽天で予約して当日向かいました、
入り口横の部屋にご住職がいたのですが「メールが届いたと思うのですが鍵ナンバーは?」など、どうして今ここにいるのにチェクインイン手続きしないんだろう?メールを今口で言えばいいのに~などと思っていたら、泊まる場所は本堂の横でも宿の運営は別の会社がしてる事がわかった、だからご住職は部屋の鍵ナンバーも、玄関の鍵ナンバーも、私がどこの部屋に泊まるのかもわからないから、お互い困った状態・・・
本来は、予約後運営会社からメールが届くそうですが、メールが来なかったので、玄関脇にあった運営会社担当者への携帯NOへ電話して鍵の番号はわかった
部屋の感じは2019年10月リノベーションしたばかりで清潔感もありとてもキレイで大満足、ダイニングキッチンもキレイで清潔、広々しててユッタリと座れるし道具類も揃ってて不満は一切なかった、中庭を眺めると古きよき日本情緒を感じて落ち着く
ただ、お寺やお坊さんに寄り添う感じの自分のイメージしていた宿坊とは違っていた、鍵を借りて宿泊する「民泊」「コテージ」「ゲストハウス」こういう形態の宿泊に近い感じの宿でした
昔からある宿坊と思って行くと部屋や雰囲気はかけ離れているから、綺麗な素泊まりのホテルと思うといいかも知れない、居心地の良い音楽が自動的にかかる最新式便座や部屋が良すぎてお寺にいるという感じがしなかった
しかし、近代的な部屋、民泊に近い泊まり方だからは逆にいい事もある
襖や障子、土壁など昔のままの宿坊とは違い2つの客室は、中庭を挟んで相向かい、宿常駐のスタッフもお坊さんもいないから、気もあまり使う事もない、自分の好きなように過ごせる、当日は私だけの宿泊で館内は貸切状態だったから自由奔放に夜中まで過ごせた、ただ静かに過ごす宿坊感を出す為TVがあえて置いてなかったのかな?と推測するが、この近代的な空間にはTVが無い方が逆に寂しい感じがした、でも無料wifiがあるからスマホで楽しめた、またお寺の場所は住宅街だから夜は静かにグッスリ眠れたし、布団もフワフワで気持ちよく爆睡できました
唯一の不満点は館内の案内図や館内の説明を記したものが一切なかった事、何があるのか?どこにあるのか?扉を開けてランドリーがあるのもわかったし、共有個室シャワーがあるのもわかったし、シャワーを使う場合はボイラースイッチを入れないとお湯が出ない事もわからずじまい、その点は苦労したがこのブログを見てから泊まる人にわかるように色々書いてみた
さて、織の間の露天風呂は最高、温泉ではないが雰囲気はかなりいい、私自身はこの露天風呂目当てで泊まったが正解だった、宿坊観音院は露天風呂&個室シャワーの「織の間」と個室シャワーのみの「染の間」しかないが、露天風呂があるかないかは宿泊の楽しみの大きな違いだと思う、泊まりたい方にはちょっと無理してでも露天風呂付の「織の間」をオススメしたい
なぜなら「織の間」の宿泊料金、2人なら平日20000円~の宿泊料金、染の間は平日18000円~くらいだから露天風呂有無は2000円の違いしかない
またコロナ禍で密は避けたい人にもピッタリなのが織の間、この部屋に泊まれば、染の間は定員3名だから最大でも自分の他に3名しかいない、スタッフもいないから密は避けられる、染の間に宿泊客がいなかったら私のように宿坊は貸切状態、逆に染の間に自分が泊まったとすると露天風呂付き織の間は共有和室を合わせて定員12名、もしかしたら?自分以外に団体客が泊まるのかどうかは宿泊当日までわからない、そういう意味でもコロナ禍時代なら露天風呂付き織の間に泊まった方が安心感もあるからこの部屋の選択をオススメしたいところ
あとは素泊まり2名1部屋「織の間」が平日20000円~、コスパ的には安い宿とは言い難い、しかし綺麗で清潔感があるし、ちょっと贅沢してゆっくり寛ぎたい人にはいいかも~私の場合はGotoトラベル利用で地域共通クーポン含んで50%引きだったからコスパは良く大満足でしたけどね
なお、楽天トラベルなどで予約する際は部屋予約の備考欄に「レンタル自転車必要」(無料)、「写経体験したい」(当日お寺へ有料」、「写仏体験したい」(当日お寺へ有料」などと私のように万が一運営会社よりメールが届かないと写経体験が予約できたかや玄関や部屋鍵の番号がわからないので、合わせて備考欄にサブメルアドも書き添えておいた方が安心できるかもです
宿坊観音院「Temple Hotel 観音院」→宿泊プラン/口コミ掲載なし掲載なし
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