梨木温泉梨木館に泊まった(口コミ/部屋/食事/風呂)
梨木温泉梨木館に泊まったの部屋や食事、風呂や館内の様子と口コミを書いてます
桐生市内でおそらく源泉かけ流しの温泉が楽しめる唯一の温泉宿です。梨木温泉は山の中にあるこの1軒宿の温泉となってました。だから宿の回りは自然そのもの。雪景色、新緑、紅葉といつ泊まっても季節を感じる景色とまた、小さな川も流れてて露天風呂からは滝も見られたりと温泉に入ってのんびり過ごしたい人にはピッタリの立地になってました。
自然の木々ぐらいしかない山道を走ってると視界が開けてきて突然見えた梨木温泉梨木館。
昔の湯治場としての梨木温泉の建て物写真が梨木館に飾ってありました。この梨木温泉は1000年以上の歴史があり伝説によると坂上田村麻呂による発見であるとされてるそうです。この写真を見ると今より昔のほうが建物規模は大きかったようですね。しかしこの山奥までこんなに沢山の人がどうやって来たんだろう???梨木館自体は明治12年に創業したみたいです。
さて、写真の鉄筋コンクリート作りの建物が梨木館の本館です。梨木館というのはリーズナブルな宿泊料金で泊まれる本館と全6室で贅沢な露天風呂付客室とワンランク上の料理が食べれるはせを亭と1日2組限定で広さを150帖に2室だけの贅沢なお部屋で板前や料理人さんが目の前でお肉や魚を調理してくれる超贅沢な奥の細道との3タイプがあります。はせを亭、奥の細道、本館とも温泉大浴場は共通で内湯の薬師の湯と滝が見える露天風呂滝見の湯に浸かります。
中居さんに聞いたらはせを亭の露天風呂客室や本館の展望半露天風呂付客室のお湯は温泉ではなく沢の水を沸かしたお湯(水道水よりなめらか)だそうです。だから梨木館のはせを亭、奥の細道、本館の大きな違いは料理の質と客室のグレードになるようです。
本館の右隣にあったはせを亭です。外観だけでも本館と違い趣ある高級旅館の佇まいがありましたね。
はせを亭は平成4年築の新しい人気の宿でベストシーズン中(おそらく紅葉時期、目の前の木々がライトアップされるようです。それを見ながら独り占めの客室露天風呂は気持ち良さそう~)は、なかなか予約もとれずに著名人の隠れ宿としても大人気だそうです。だから夫婦やカップルの方は雰囲気、居心地の良さそうなはせを亭のほうが満足度が高いかと思いますが、私は温泉好きな父と温泉を楽しむという目的なのでリーズナブルな本館宿にしました。
目次
・部屋の様子、アメニティなど
・館内の様子
・温泉大浴場の様子
・食事の様子
・梨木温泉のお土産
・泊まった感想と口コミ
・アクセス、駐車場、住所、電話番号
・梨木温泉周辺
部屋の様子、アメニティなど
本館玄関を入るとすぐフロントがありました。本館、はせを亭、奥の細道などもここでチェックインして本館内から行くようでした。この玄関を入ると一段高くなってるので靴を脱ぐのかな?と思ったら土足で上がり込むのはビックリしました・・・
フロントのすぐ脇には階段があり2階のロビーで座って客室案内されるのを待ってるように言われて、すぐに中居さんが来て館内の説明を受けて客室へ案内されました。
この2階はロビーの他にお土産などが置いてあった売店や内風呂の大浴場入口もありました。
エレベーターに乗って4階の客室を案内されました。香りのある線香の匂いが漂ってました。ロビー階もそうでしたが客室以外の通路とかはこの香りが漂ってましたね。通路幅はわりと狭かったです。
一番安いプランで予約しましたが、梨木館さんのほうのご配慮でワンランクアップのマッサージ機ありの部屋に通されました。ありがとうございました。このマッサージ機はフジ医療器の高いタイプだから気持ちよかったっす。
客室には冷凍庫付きの冷蔵庫がありました。実はこの梨木館の冷蔵庫もこの温泉宿の特徴の一つで飲み放題なんです。通常はビール4本と冷酒とソフトドリンクが入ってます。予約時にお酒は飲まないと言っておくとこの写真のようにウーロン茶、コーラ、ハイシーオレンジ、カナダドライなどのソフトドリンクだけになります。この飲み放題は食事時は風呂上りにかなり重宝して有り難かったです。はせを亭ならこの冷蔵庫の中飲み放題の他に生ビール飲み放題にエスプレッソマシンまであるようです。
部屋の案内ではおつまみ注文もできるようです。
化粧鏡もありました。
掛け軸もあり掃除が行き届いた綺麗なお部屋でした。TVの下にはDVDプレーヤーがありました。レンタルDVDはないそうでDVDを持参すると見られます。
セイフティボックスもありました。
浴衣のサイズは部屋に入った時に中居さんが変更してくれました。靴下と浴場に行く為の手提げ籠もありました。
お茶菓子、梨木の詩もありました。結構おいしいお菓子でした。
ここ便利だなぁ~と感心したのは部屋の鍵が2個あるんです。これはよくお客の立場になってますね。例えば2人とかでお風呂に行くと鍵が一つだと先に出たほうが後から出る人を待ってないと部屋には戻れませんよね。2個あると長湯したい人も待ってる人がいないから気兼ねなく心ゆくまで温泉に浸かってられますからね。
また無料wifiがありました。携帯が通じるか心配でしたが私のソフトバンクも親父のAUも通話可能でした。ドコモも通じるって公式サイトにあったので全キャリア通じそうです。
ユニットバス、シャワートイレもありました。歯ブラシや櫛やカミソリなど一通りアメニティは揃ってました。
4階客室からの眺めです。泊まったのは冬なので紅葉も完全に終わってますが紅葉シーズンならそれなりの景色が楽しめたかも?駐車場の向こう側は川でホタルが6月下旬~8月上旬ぐらいに見られるそうです。ちなみにこの客室は一般客室ですが本館にも半露天風呂付の部屋があります。
>別館はせを亭客室写真・本館展望風呂付客室写真・奥の細道写真ギャラリー
館内の様子
売店の前がロビーでした。右奥の扉からはせを亭とかに向かう通路になってました。
屋上は星空観察のスペースになってました。フラッシュで撮影してるので明るいですが実際は階段は真っ暗で階段脇のセンサーライトが点灯するだけでした。
扉を開けると屋上で星の鑑賞広場です。
屋上は所どころにベンチがありました。足元はセンサーライトだけで実際は真っ暗です。
回りは人家も街灯もない場所なので星は綺麗に見えましたよ。ただ冬だったので浴衣だけだと超寒かったです。
ちなみに禁煙の客室はないようです。全室喫煙の客室になるようですが、タバコを吸わない同伴者がいた場合は部屋で吸わなくてもエレベーター脇やロビーで煙草を吸う事ができます。
温泉大浴場の様子
2階ロビーの近くに内風呂である「薬師の湯」という男女別大浴場の入口がありました。
客室の案内は朝10時半まで入れるように書かれてましたが、私が泊まった日はチェックインから翌日朝9時までとなってましたが、夜通し入れる一般的な24時間風呂でした。
これぞ温泉という濁り湯でとても気持ちよかったですが、源泉温度が15.5℃の為加温ありの循環方式で源泉かけ流しではなかったです。でも湯花も量も多く気持ち良いお風呂でした。
露天風呂「滝見の湯」は離れでした。
冬だったからかもしれませんが、露天風呂は夜9時までと早めの終了でした。
露天風呂も内風呂同様源泉温度は15.5℃だから加温されてましたが、内湯と違いそれをかけ流してるそうです。加温が入ってるから完全なる源泉かけ流しではありませんでしたが、温めただけだからほぼ源泉かけ流しと言ってもいいかもですね~。内風呂同様に濁ってるし、夜は滝がライトアップされてて幻想的な景色を見ながらゆっくり入れて気持ちよかったです。
泉質、効能や内湯や露天風呂の様子をもっと詳しく→梨木温泉のお風呂に入ったよ
食事の様子
夕食は会席料理で、前菜、ほうれん草のスープ、煮物、サーモンのお造りから始まりました。
メインはキジ肉のしゃぶしゃぶでした。肉量は少なかったけど冬だったから体が温まって美味しかったです。あとやまと豚のステーキ、じもかわうどんなど、大食の私でもお腹いっぱいになるほど量がありました。
朝食も朝から品数多数でお腹いっぱいになりました。夕食や朝食のメニューなどを詳しく→梨木館でキジ料理を食べたよ
梨木館の周りには食堂やコンビニがないので、連泊する場合などは昼食もあるそうです。
>はせを亭料理写真・奥の細道料理写真ギャラリー
梨木温泉のお土産
梨木温泉梨木館の回りは全くお店がないので本館のお土産コーナーで家族のお土産買いました。
客室のお茶菓子にあった梨木の詩というお菓子。これが人気NO,1だそうです。包装から梨木温泉に行ってきた~~て感じがしますよね。
悩んだのがきじ釜めし。う~~ん。
あと前面にあったお土産がきゃらぶきでした。
お土産コーナーは広いので色々なものがありましたけどね。
結局買ったのは梨木の詩と花豆の塩みつ煮です。
泊まった感想と口コミ
駐車場に着くと仲井さんが出迎えに来てくれました。またチェックアウト後も仲井さんが駐車場までお見送りに来てくれました。出迎えに来た仲井さんはあまり笑顔もなく私たち以外の別なほうを見てて今イチでしたが、お部屋担当、食事時もお見送りにも来てくれた仲井さんは笑顔で色々お話もしてくださりとてもいい感じ人でした。食事もよかったし温泉も気持ちよかったです。ただ一つだけ泊まった部屋に大きな難点がありました。
お部屋の天井のエアコン。まだ新しそうでしたが業務用の為に音が超うるさいんです。テレビをつけてたから気になりませんでしたがいざ寝る時につけたままだと超うるさい音のエアコンでした。エアコンを止めて寝るなら問題ない話しのですがつけて寝ると、そうですね~例えるならこのエアコンは弱にしてるのに一般家庭用の風量強になってる音です。だから耳障りなほどかなりうるさかったです。また弱なのに風が凄く出るんです。例えるなら同じように家庭用エアコンの強の送風力。冷暖房能力が高いから部屋が暖かくなるのは凄く早いですが、寝てる時は風が当たって逆に寒いんです。夕食時のかまど炊きのご飯も仲井さんがエアコンの風で消えちゃうから~とテーブルの下に置くぐらいですからかなりの風が出てきます。
弱で22度で寝ると風が顔や首筋にあたり体感温度は寒い状態。温度を上げると逆に風自体は勢いが増す・・・ルーバーで風向きも横とかに調整できないみたいなので部屋の真ん中にあるエアコンの風が風下の布団をどうしても直撃。我慢して布団に入っても風が顔をモロ直撃するのでまた起きる。結局、このエアコンの反対側、要するに窓際まで布団を移動して寝る事にしました。そうするとエアコン直下で風は部屋奧に向かうので当たらなくなりますがエアコン本体がほぼ真上となり音がかなりうるさ~~~い・・・・たかが10畳の客室なら一般家庭用でいいんじゃないですかね。客室にこの強力タイプのエアコンはデメリットしかないような。他の客室はどんなエアコンを使ってるかわかりませんが私の泊まった時の本館の客室にあったエアコンは弱なのに強力すぎて寝るときはホント最悪でした・・・
エアコンを抜かせば総合的にこの宿泊料金で料理や温泉など満足度は高かったです。しかも私の場合は群馬プレミアム宿泊券(今は発行されてません)を使ったのでほぼ半額なので大満足でした。
富くじも最後にもらいました。宿泊月の翌月に公式サイトで抽選発表されるようです。当たるか楽しみです。ただし当たった場合景品は受け取りに行かないとダメなようです(笑)
サプライズだったのはチェックアウト後に夕食で出した地元舞茸のお土産をくれた事です。こういうサービスがある宿は珍しいから好感度上がりますね~。
梨木館梨木温泉の口コミを確認掲載なし確認
アクセス、駐車場、住所、電話番号
梨木温泉梨木館:梨木温泉はせを亭:住所:群馬県桐生市黒保根町宿廻285 電話:0277-96-2521
梨木温泉へのアクセスは北関東自動車道太田藪塚インターから県道69号線から国道112号線を日光方面に向かい約21.4キロ、
北関東自動車道伊勢崎インターから約22.3キロ、赤城山方面に向かい車で約40分。
関越自動車道赤城インターから約30キロ、からっ風街道で大間々方面に向かって車で約45分。
電車の場合最寄り駅は渡良瀬渓谷鉄道本宿駅で事前予約してあれば梨木館より無料送迎できるとの事です。
JR桐生駅から距離的に約17キロ、タクシーや車で約35分になります。
桐生市内ですが市町村合併前は黒保根村の山奥なので道路は狭く急な坂道になります。赤城南面道路から桐生カントリークラブのゴルフ場に向かうルートから梨木温泉に向かうほうが時間は多少かかりますが道は広かったです。山の中にポツンとある一軒宿なので回りにコンビニや飲食店やお土産屋さんとか一切ありません。この宿に泊まっての1時間ぐらいで行ける有名観光地は、、、草木湖、富広美術館、かと思います。
梨木館本館前に駐車場があります。一部砂利道で舗装されてませんでした。本館、はせを亭宿泊者も皆共通駐車場のようでした。
梨木温泉周辺
群馬フラワーパークへは、梨木館から約12キロ、車で約20分、晩秋からのイルミネーションも人気。
赤城南面千本桜へは、梨木館から約10キロ、車で約14分、桜の季節は楽しめます
草木湖が一望できる草木湖ドライブイン、その隣にある富広美術館へは梨木館から約20キロ、車で約30分
足尾銅山へは梨木館から約33キロ、車で約50分
高津戸峡、神明宮へは梨木館から約12キロ、車で約24分
小平の里鍾乳洞へは梨木館から約13.1キロ、車で約22分
コメント/口コミ