小平の里鍾乳洞に行った
小平の里鍾乳洞公園にある小平鍾乳洞に行ってきました。
この鍾乳洞は地元の言い伝えを元に1984年に再発見された比較的新しく観光地化された鍾乳洞でした。有料で観光する鍾乳洞ですがその入場料金には小平湿性植物園も含まれていて、洞口+植物が楽しめるようになってました。
この辺りは鍾乳洞公園という公園になっていて遊具はありませんでしたが、自然の散策にはピッタリな公園となってました。
また公園の入口的な場所には駐車場と「ふれあいの館」という地場産の物販や隣は「狸穴亭」という食事処もありました。
目次
・小平鍾乳洞とは
・入場料金、割引、営業時間、定休日
・洞鍾乳洞の様子、感想や口コミと所要時間
・鍾乳洞内マップのパンフレット
・アクセス、駐車場、住所
・小平の里マップ
小平鍾乳洞とは
小平鍾乳洞は明治7年2月8日、現在地で石灰石を採取中に発見されたものです。当時1人あたり160文の入洞料で一般の人に参観させていたともいいます。その後、10年ぐらいで入口が何れかの理由で埋まってしまいました。その理由は今でも判明されていません。後年になって、何回か地元の有志で再発掘を試みたのですが発覚には至らないままになってました。
しかし、昭和59年、地元からの陳情を受けて、町が古文書などをもとに発掘した結果、同年10月24日に入口を発見することができました。明治大学地底研究部員によって内部を調査した結果、洞内の深さが約93メートルあり洞内二次生成物のなかには、日本の鍾乳洞の中でもあまり見られないヘリクタイト(重力の原則に反して曲がってるストロー)、ヘリグマイト(同じくモヤシ状になっている)ボックスワーク(箱状のもの)など、非常に貴重な生成物があることが分かりました。規模を小さいですが発見の経緯とともに。学術的にも貴重な鍾乳洞なのです。
入場料金、割引、営業時間、定休日
鍾乳洞の入口に入場券売り場がありました。
入場料金は大人310円、小学生、中学生は150円、という事だったので高校生以上が310円、幼児は無料という事でしょうか。
営業時間は4月~9月までは9時から17時、10月~3月までは9時から16時まででした。
定休日は、12月~3月は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)で 4月~11月は無休、12月28日~1月4日は休業
みどり市七施設優待割引クーポンは小平の里キャンプ場にある遊湯館でもらってきたと思う?のですが、バラマキ型の割引クーポンだからどこかの観光案内所やお土産屋、飲食店などに置いてあっても不思議ではない感じです。これを持ってれば、鍾乳洞は50円引きで入場できます。
鍾乳洞の様子、感想や口コミと所要時間
小平鍾乳洞チケット売り場前の様子です。この奥に湿性植物園がありますが、鍾乳洞の入場券で入園できるようになってます。
入場料金を支払いいざ中へ!
小平鍾乳洞案内図です。入場料金を支払った時にどれくらい長いのですか?と聞いた所「100mぐらいですよ」との返答でした。深さは約93mだから観光用鍾乳洞としては短いタイプでした。
お~空気がヒンヤリ!この日は真夏日で超暑くてTシャツ一枚でしたが気持ちいい~!大体鍾乳洞の中は年間通して13℃~15℃ぐらいだそうです。100mぐらいですが、肌寒いの苦手の人はちょっとした上着を持っていったほうがいいかも。飛騨大鍾乳洞以来の久しぶりの鍾乳洞観光でした。
二重扉を開いて鍾乳洞の中へ。
中は薄暗く音声で繰り返し見どころの説明をしてました。
何万年もかけてできた自然の鍾乳石の形に感動!
岩の間に長寿観音
頭を打ちそうなほど低い天井場所もあったりして、足場は金属製の遊歩道だったから歩きやすく、洞内はほぼ平坦な所でした。
洞内で響いてる音声説明を聞いてると小平鍾乳洞はヘリクタイトとヘリグマイトという重力に逆らったような形が貴重らしい。
洞内の様子はかなり割愛しましたが、見どころには名称と説明書きがあるし、音声の説明もあるからわかりやすかったです。ただこの温泉がどこの部分を指してるのか岩のどこ?と探すのに苦労しちゃったりして・・・私はじっくり写真を撮りながら、説明を聞きながら超ゆっくりと移動したつもりですが、それでも所要時間はたったの15分。長さが100m足らずだから、普通の速度で歩いてたら5分もかからず外に出てしまうでしょうね。この鍾乳洞は短いから超ノンビリと見るのがお勧め!
洞口から最後は地上への階段ですが、段数は50段だからそんなに深い所の鍾乳洞ではないようです。
帰りのトンネルには洞窟を発見して探検などをしてる様子の写真が並べられてました。
最後のトンネルから出る寸前は面白いですよ~靴音や声がめちゃくちゃ響くんです。
鍾乳洞を出て左に行くとチケット売り場に戻ります。右に行くと小平湿性植物園で鍾乳洞の料金に含まれてます。
何年も前に行った事がありましたが、手入れされてる植物園と違って自然に近い感じの植物園の思い出があります。とここで気が付いた!鍾乳洞には前に入った事があると。子供が幼児の頃に一緒に来て暗くて怖がったからあっという間に出てきて内部をほとんど見てない状態だったから記憶になかった事も思い出しました・・・・・
湿性だから・・・・野生動物も。こちらも行くと鍾乳洞+の所要時間が必要かと。
鍾乳洞内マップのパンフレット
小平の里鍾乳洞内マップのパンフレット
アクセス、駐車場、住所
小平鍾乳洞:群馬県みどり市大間々町小平445 小平の里公式(http://odairanosato.com)
小平鍾乳洞公園へのアクセスは、北関東自動車道太田藪塚インターから国道122号線
県道334号線を走って約17キロ、車で約35分ぐらい。
JR桐生駅から国道122号線 県道334号線を走って約13キロ、車で約26分。
渡良瀬渓谷鉄道大間々駅から約6.2キロ、タクシー利用で約12分くらい。
電話でバスという時刻表どうりに走る路線バスと違って、事前に電話予約すると、乗りたいバス停から降りたいバス停まで移動できる、便利な乗合バスで
【予約センター】 TEL (0277)72-0011 ※当日予約のみです。 (予約受付時間/午前8時~午後5時30分)
大間々方面から小平の里へ向かうと目にするのが「鍾乳洞公園無料大駐車場」の看板。
その看板の通り道なりに進むと森を切り開いた広い駐車場があり、森の入口に鍾乳洞近道という看板があって森の中を歩いて行けば鍾乳洞まで行けますが、ここからだと鍾乳洞へは他よりちょっとだけ遠かった・・・・しかもトイレやお店など何もここにはないし・・・
先ほどの無料大駐車場を無視して少し走ると「小平鍾乳洞無料駐車場」というのがあってそこには「ふれあいの館」や「狸穴亭」もある公園入口となってました。
この小平鍾乳洞無料駐車場がベストな駐車場で周辺案内図やソフトクリームなどもあった売店、トイレや食事処「狸穴亭」もありました。
この駐車場に停めて公園内を歩いて道路に出て山の方向へ約200m歩くと鍾乳洞入口になります。
実は鍾乳洞入口前にも3~4台停められそうなスペースがありましたが、駐車場とは書いてなかったので自己責任で。
小平の里マップ
小平の里の色々な所に行ってきました。
■小平の里遊湯館のお風呂で日帰り入浴した■バーベキューもできる小平の里キャンプ場に行った■狸穴亭でランチしたよ■水遊びできる小平の里親水公園に行った
コメント/口コミ