日限地蔵尊観音院に行った(御朱印)
日限地蔵尊観音院に行って御朱印を授かった
日限地蔵尊観音院(真言宗豊田派 諏訪山観音院)は地元では「お地蔵さま」と言えばこの場所と定着してる地元民ゆかりの寺、何故なら毎月24日に縁日が行われて賑わうからお祭り好きのチビッコたちにも大人気。私の子供も小さい頃は毎月24日は縁日にママと一緒によく行ってました。
お地蔵様と地元ではこのお寺の事となりますが、そのお地蔵様、正式には「日限地蔵尊」でひぎりじそうそんと呼びます。
また観音院というお寺自体は徳川家光が将軍となってる江戸時代の1644年の開山、その当時建立された本堂、また涅槃図(お砂踏みの日などに一般公開)は桐生市重要文化財に指定されてる寺宝もある歴史的価値もあるんです。
毎月24日は出店もある縁日!この日は普段の御朱印とは違う縁日限定の御朱印もあり人気です。
目次
・境内の様子と感想
・縁日の様子
・お砂踏みの様子
・御朱印
・年間行事
・パンフレット
・アクセス、駐車場
境内の様子と感想
仁王門
仁王門には浅草寺ほどではないけど大きめな提灯がブラ下がってました。いい雰囲気~。
仁王門をくぐって一番奥が本堂
仁王門をくぐってすぐ左手に鐘楼堂、観光記念撮影できる顔出しパネルもありました。
仁王門をくぐってすぐ右手に弘法大師像、周りは「四国八十八か所霊場お砂踏み」正面の四国石は高野山の砂が埋め込まれていて、弘法大師を廻る赤い石に四国霊場のお砂が埋め込まれており、この上を巡拝することによって四国霊場巡礼と同じ御利益がいただけるという所。
諏訪弁財天
左の石塔は百度石、奥は舎利仏、お参りする参道は「御足参道」靴を脱いでお参りする参道、写真を見ての通り石が埋め込まれていて、足裏のツボに当たり・・・痛い痛い・・・でもお参りと往復すると足腰の健康と長寿の御利益が得られるそうです。
暑い日に行ったのですが、休憩所には冷水機も用意されて優しいお寺に感動。休憩所の裏手に六地蔵
水かけ不動尊
目と歯の神様禰宜師大明神と子授かり開運の神様金精大明神
禰宜師大明神には食べる目薬「玉ねぎ」が置かれてました。
まず、1個持ち帰り心にある思いを込めて食す。次のお参りの際、沢山の玉ねぎを奉納する。そうです。
思いやりの善行 眼病平癒、福徳円満の源なり
日限地蔵尊観音院境内図
徳川家光が将軍だった江戸時代の1644年に建立された本堂、御本尊は聖観世音菩薩ですが秘仏であるため御前立本尊を安置。
歴史が刻まれた彫刻も見応えあり。
祈祷殿、日限地蔵尊が安置されてるお堂、昔昔、機屋の主人も夢まくらにお地蔵様が現れ「世の大勢の人々を守護するためにお堂を建ててほしい。その時は何日なりと日を限って願掛けをすれば必ず願望をかなえよう」とのお告げにより、お堂ができたそうです。それ以来、日限地蔵尊の御利益は真摯な信仰によって誰でも得られるそうです。
この日は線香が炊かれお寺に来た~という雰囲気で良かったです。
ここでは割愛してますが、境内には見どころがもっとあります。全部見て回っても歩き疲れるほどの境内の広さではなかったから、色々見て回れて楽しかったです。
縁日の様子
毎月24日の縁日の日だけ観音院の前の道路は歩行者天国、この日だけ桐生駅⇔日限地蔵尊観音院の無料シャトルバスも運行される。写真奥の賑わってる所はベビーカステラやタコ焼きどの露店がある。
境内の中にも沢山のお店が並んでました。
この日は平日の24日ですが、人がいつもより少ない日だったとの事、24日が土日祝日は御朱印も待ち時間も最大2時間待ちとなるぐらい人が多いそうです。
日限地蔵尊名物おみやげ「おじぞうさま御姿金太郎飴」「地蔵飴」「ひぎりもち」
稲荷ずしや赤飯、お団子など食べ物のお店の他にハチミツや農産物、衣類など色々な出店があって見て回っても楽しかったです。休憩処にはお茶や冷水も用意されてたから座って団子食べました。
普段の静かな境内も良かったですが、賑やかな縁日も楽しかった。
お砂踏みの様子
私が行った時のお砂踏みの告知、どういうタイミングで行われるかは不明ですが、結構有難い行事でした。
この日は1000円納めると、護摩木や納め札など一式授かり、「厄除け」「商売繁盛」「家内安全」「身体健全」などなどの自分の願い事をひとつ書いて納めました。
11時になるとご住職によるお経の読み上げ、ラストは皆で般若心経
本堂にて四国八十八か所のお寺の砂が埋められた敷物を踏みながら、寺ごとの箱の中に受付時授かった納め札を入れ、そのお寺の御本尊が描かれた掛け軸に手を合わせ、それを八十八か所回るというもの
この日は普段見る事ができない涅槃図(桐生市指定重要文化財)も御開帳、縦2.55メートル、横2.14メートルもあるからデカイ。1864年に観音院に寄贈されたもの、1864年は徳川慶喜が十五代将軍となる2年前。正直ここまで大きな涅槃図で金箔もこんなに使われてるとは思わなかったので、美しさとデカサに感動!
本堂は薄くなってますが天井画も見られます。
御本尊など本堂内の仏様全てもお参りしました。
お砂踏みが終わると記念品を頂きました。オシャレ仕様の数珠。
護摩木で願い事、重要文化財の涅槃図、数珠、88ヶ所のお砂、掛け軸などなど手間もかなりかかってると思われますが、この日の納め1000円、すごく得した気分にもなってしまいました。ありがとうございました。
御朱印
御朱印所は日限地蔵尊のお堂の右隣。
日限地蔵尊観音院御朱印帳
通常、御本尊の聖観世音菩薩の御朱印かお地蔵様の御朱印、毎月24日縁日がありその日限定のアート御朱印がある。
毎月24日の縁日限定御朱印の受付授与所は本堂の中。
その場で記帳もしてくれるが、24日が平日なら30分前後の待ち時間。24日が土日祝日だと2時間の待ち時間もあったそうです。混みすぎた場合15時くらいに受付終了する場合もあるそうです。
本堂の中は冷暖房完備、座って待つ席も用意されてました。近場の人なら限定御朱印の事前予約しておくと待ち時間ゼロ。
22日まで記帳をお願いする御朱印帳を預けるか、書置きの御朱印をお願いするか。予約後の御朱印受け渡しは24日~翌月22日までだから24日に授かりに行けなくても大丈夫と話してくれました。
近くの青蓮寺に行った時、そこのご住職が、日限地蔵尊観音院の縁日限定御朱印若いお坊さん毎月300枚書いてるんだよ~大変だよね~。と話してました。ひゃ~日々の他にそれは大変ですね。
普通の日に行って記帳して頂いたお地蔵様の御朱印、ありがとうございました。
御朱印と一緒にお地蔵様金太郎飴ちゃんも頂きました。
縁日限定御朱印も頂きました。
縁日限定御朱印の時は、お地蔵様の飴ちゃん頂きました。
写真だとわかりにくいですが、花の付け根など所々光が当たると光るようになってたり、グラデーションの茎や葉の描き方、こりゃ手が込んでるのに500円。
もらってから気がついた。書置きで額に入れて飾った方がいいかもという御朱印。次はそうしよう。
お砂踏みの日に参加した人だけが授かる事ができる特別御朱印1000円、書置きのみですが、この和紙厚く紙だけでも高価な感じの素晴らしい御朱印でした。
年間行事
1月1日:初詣スタート~7日
1月24日:初地蔵縁日
2月3日:節分会
2月15日:涅槃会
4月8日:花まつり
9月か10月の特定日:四国八十八か所霊場出開帳お砂踏み(この日だけの限定御朱印)
12月24日:納め地蔵縁日
12月31日 除夜の鐘
毎月21日大師会、写経会
毎月24日:日限地蔵尊縁日(この日だけの限定御朱印~22日までの事前予約制)
パンフレット
日限地蔵尊観音院パンフレット1
日限地蔵尊観音院パンフレット2
日限地蔵尊観音院パンフレット3
アクセス、駐車場
日限地蔵尊観音院:群馬県桐生市東2丁目13-18 電話番号:0277-45-0062
日限地蔵尊観音院へのアクセスは太田桐生インターから約12.5キロ車で約25分、太田藪塚インターから約10.7キロ車で約25分
JR桐生駅または上毛電鉄西桐生駅から約1.6キロ徒歩で約20分
お寺の周りに何ヶ所か無料駐車場、臨時無料駐車場などありました。
毎月24日の縁日は、境内前の道路が歩行者天国となるので手前の駐車場利用。当日は交通整理の人がいます。
毎月24日は桐生駅と観音院を結ぶ電気バスの無料シャトルバスも運行されます。
コメント/口コミ