桐生山鳳仙寺に行った(御朱印あり)
桐生の鳳仙寺に行って御朱印を授かった
曹洞宗桐生山鳳仙寺は、安土桃山時代(1574年)に創建された指定文化財も多く残り境内散策すれば歴史ロマンに浸る事ができる見どころ満載のお寺である。
ここは桐生城城主由良成繁公が自らの菩提寺としたお寺でお墓も見る事ができる。
朝廷より賜わった勅賜号・禅師号を冠する高僧が開山しているお寺で二世は学徳兼備な和尚、三世は学僧として高名もあり、当時は常に40人ほどの雲水が参禅し指導を受ける一大道場で、多くの名僧を排出してるお寺だったそうです。今で云う有名大学的存在で僧たちの憧れのお寺だったのかも。
目次
・境内の様子と感想
・御朱印
・【2023年】年間行事
・【2023年】紅葉の見ごろ
・アクセスや駐車場
境内の様子と感想
車で桐生山鳳仙寺に向かう道中に杉並木も残っている。右側の鳥居は鳳仙寺鎮守三社入口
天神山護法大善神、白山妙理大権現、土地護伽藍神を祀ってるようだが、先が見えず、猛暑日に近い暑い日だったので今回はパス。
鳥居を過ぎてすぐの右手に鳳仙寺威徳の瀧、大きな滝ではないですが湧き水が白糸の滝のようになってます。
右に行くとすぐ駐車場があり、車を停めて徒歩でここまで戻ってきました。
雰囲気抜群、趣のある山寺という感じのお寺なんです。
左が鐘楼と山門(1704年に建立された3間1戸の楼門で桐生市指定重要文化財)、鐘は機械仕掛けで時間になると無人で突いてました
山門の石段手前右側に輪蔵(1,783年に建立、輪蔵はこの白塗りの鞘堂の中にあり、真ん中の柱を中心に八面の経架があり全体が容易に回転する様式が特徴で桐生市指定重要文化財)
山門の手前左側に「疣地蔵(いぼじぞう)」江戸時代より心の疣病を治す佛様として里人の信仰厚く今日に至ると書かれてありました。
山門の右側には「一願一言の地蔵さん(ひとことのじぞう)」の地蔵さんがありました。『この地蔵さんが唯一願を一言でお願いをすればどんな事でも必ず叶えて下さると伝えられる大変あらたかな地蔵さんです。安泰ポックリの往生も叶えられると伝承されています。約二百年前に創られた大変古いお地蔵さんです。』と書かれてました。
山門には「東方持国天」
「南方増長天」また天井付近に見事な龍の彫刻など他にもみどころあり。
鳳仙寺本堂は桐生市指定重要文化財、桐生市ではここだけの8室構成の方丈形式本堂
新しくできた位牌堂
水がなかったけど?巨石「献霊水」
昔の境内図
今の境内図、他にも桐生城城主由良成繁公の墓や一紫観音などなどありましたが、ここでは割愛。
鳳仙寺は本堂の中も見学したいお寺。安土桃山時代からの建物を直して直して今に至るとの事。時代を感じる天井画にまずは圧倒されます。
梵鐘は1641年に鋳造された桐生市内では最古のもので桐生市指定重要文化財、天命の代表的名工、藤原朝臣江田讃岐守安重による鋳造
駕籠
この重厚感ある扉だけでも格式あるお寺という事がわかる
天井画が多い本堂
十六羅漢像
ご本尊は釈迦牟尼佛像
毘沙門天
左は新田義貞公鎌倉より持参の奉納地蔵尊の頭部、右は開山廣常照禪師御使用の御笈などの寺宝
徳川家康公御朱印
新しくできた位牌堂の内部、奥行きのあるお堂で上奥の仏様は安土桃山時代のものだったかな?修復されて綺麗になって光ってました。このお堂も天井画がありました。
かなり割愛してますが、鳳仙寺は歴史的価値あるものが多く見どころ満載だから行く時は時間的余裕をもってゆっくり見てみた方がよいお寺だと思います。
御朱印
御朱印に力を入れてるお寺ではないから、御朱印受付授与所というのはないから、本堂お隣の建物にブザーや扉を開けて声をかけました。
ご住職がいたので御朱印を記帳していただきました。ありがとうございました。
【2023年】年間行事
1月1日:初詣~5日まで厄除け
4月29日:お施食供養
10月16日:秋葉三尺坊大祭
正月以外の毎月1日:座禅と朝粥の会
春と秋の彼岸:鳳仙寺写経の会
月2回:御詠歌、華道、お習字など
【2023年】紅葉の見ごろ
鳳仙寺の紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬
アクセスや駐車場
桐生山鳳仙寺:群馬県桐生市梅田町1丁目58 電話番号:0277-32-1177
鳳仙寺へのアクセスは太田桐生インターから約15.9キロ車で約32分、太田藪塚インターから約13.1キロ車で約30分
JR桐生駅または上毛電鉄西桐生駅から約3.8キロ徒歩で約48分
山門近くに駐車場、また本堂裏側にも大駐車場があります。
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