柄杓山城跡遊歩道で桐生城本丸跡(桜)に行った
柄杓山城跡遊歩道を歩いて桐生城本丸跡と桜を見に行った
柄杓山は桜を見に行くか?柄杓山城跡(桐生城跡)を見に行くか?と特に春は両方が楽しめるとあって桐生で人気の観光地の一つでもあります。
桐生には沢山の山がありますが、頂上付近桜の木だらけで、ピンク色に染まってる山はこの柄杓山ぐらいしかないと思います。毎年桜の季節になると遠くから山全体の景色を見てましたが、今年はちょっと近くまで行ってみる事にしました。さてこの山の頂上にはかつて城跡があったそうでその遺構も見る事ができるんだそうです。
柄杓山城とは桐生城とも呼ばれる事もあるそうで、1350年桐生国綱によって築かれた山城だったそうです。1350年頃とはいったい歴史上わかりやすい時代は?と調べると、1336年に足利尊氏+光明天皇VS後醍醐天皇の南北朝時代が始まり、それが元で足利尊氏と弟の足利直義が戦う観応の擾乱が勃発し、1352年降伏してきた直義を尊氏が毒殺されたされる。私自身歴史は好きですが、桐生の昔の史実はまったくわかりませんが、時代から想像するに桐生国綱もこの観応の擾乱に関係して城を築く必要があったのかな?と。そんな時代の人も登った山なんてワクワクしますね。
目次
・柄杓山遊歩道の様子
・登った感想と口コミ
・アクセス、駐車場
柄杓山遊歩道の様子
実は柄杓山の桜は下から見上げるだけで帰るつもりだったのですが、歴史好きの自分もいて・・・ここまで車走ってきて駐車場に停めましたが・・山登りは自信がない自分もいます。
駐車場には二つの案内がありましたが、肝心の歩いて何分かかるという記載がなく、しばらくこの看板の前でどうしようか?悩んでました。しかも水も食料ももってないフラっと来たもんだから・・・ちなみに駐車場~山頂は売店も自販機もなかったから事前に用意したほうがいいいでしょうね。
何も用意してない、この先何分かかるかわからない・・・思案を重ねると、ミニバンからママたちとチビッコたちがリュックをしょって上を目指して行くではないですか。それを見てあんな小さい子に登れて自分に登れないハズがないと奮起して上を目指す事にしました。
駐車場から独り登山開始。カメラ以外何も持たずに・・・
駐車場から舗装路を3~5分歩くとまた直進は関係者以外立ち入り禁止となっていて写真ではわかりにくいですが右手には舗装路が上に続いてました。おそらく舗装路は林道城山線なのでそちらを登れば城山に行くんだと思います。
立ち入り禁止ゲートの横に柄杓山城跡遊歩道の案内版が。時間も記載されてて県道66号線の左に曲がった所から三の丸跡まで65分はわかりました。しかし今この場所からいったい何キロ?何分かかるか?が記載されてなく・・・・・また思案中。
ゲート手前の関係者以外立ち入り禁止の看板上には手書きで「遊歩道へは行けます」と書いてあるし、先ほどの柄杓山城跡遊歩道案内版の矢印もゲート奥の未舗装道を指していたのでそちらに向かいました。
ゲートから先へ少しだけ登ったら、満開の桜と開けた景色が見られました。
遊歩道は一気に細くなってスレ違うのがやっとの幅になってきました。
小さい松ぼっくりが沢山落ちてたり・・・・
遊歩道は完全山の杉の森の中・・・桜の季節だからまだいいけど、もっと暖かくなったら獣が出そうな感じの場所でしたよ。
途中、途中にベンチもあって休憩できるようになってました。
下から山を見上げるとピンク色だったから桜の木の花しかないと思ってましたが、椿の赤い花やピンク色の花も咲いてました。
独りで遊歩道を上ったり下ったり・・・
途中分かれ道が・・・・左?右?案内もないし・・しばし思案。とりあえず右へ。
この辺になると不自然に平になってる場所があったから、多分三の丸や二の丸の遺構かな?と思いましたが????
そして右手側が開けてきて桜の木が見え始めたの同時に桐生市街地も見えてきました。
左手側上の方から人声が聞こえてきたので、本丸跡がもう少しだろうなぁ~と予感しました。
本丸跡の頂上では花見を楽しんでる人たちがいました。
頂上には桐生柄杓山城址と岩を削った碑のようなものがありました。
風化されてて全部解読不能でしたが、その事について書いてありました。
ベンチもあったので休憩・・・・そして帰りました。
登った感想と口コミ
桜見物、花見で柄杓山城跡遊歩道を歩いて登って桐生城本丸跡である頂上まで駐車場から登ってきた時間は約30分前後でした。
そして、ベンチで休憩してわかった事は、頂上は開けていて頭上には桜の木がなく、斜面にあるという事でした。どういうことかと言うと普通花見は桜の木の下でしますが、桜の木は自分の位置より低く、そして花も自分の目線の下にあるという事がわかりました。
桜の木に包まれて下界が見渡せると想像してたのですが、自分より下方向に桜の木があるという事でした。個人的には麓から山を見上げてた方が綺麗だと感じました・・・
本丸跡(頂上)一段下の遊歩道だと上や横方向を桜で包まれこちらのほうが見応えありました。
今回はペットボトルも何も持ってこなかったので頂上でヘトヘトになりゆっくり柄杓山城址の遺構を見て回る事ができなかったも悔やまれるところ。やっぱり少々の山登りでも水分補給などの用意は必要ですね。
さて登ってみて柄杓山や城山の紅葉はどんな感じなんだろう?桜は見たから都合ついたら紅葉シーズンにまた行ってみようかな?
アクセス、駐車場
群馬県桐生市梅田町1丁目
アクセス:北関東自動車道太田藪塚インターから桐生市街地を抜け梅田湖方面へ、下記写真の柄杓山(城山)という案内標識の前にヤマト運輸桐生中央宅急便センターがあり、そこまで約14キロ、車で約30分
JR桐生駅からだと同じようにそこまで約5キロ、車で約12分ぐらいの道のりです。なおここから駐車場まで2キロ前後山道を走りました。
桐生市街地から県道66号線で梅田湖方面に向かう途中に柄杓山(城山)という案内標識あがあるのでそこを左に曲がりました。ちなみに柄杓山(ひゃくしやま)と城山は隣どおしの別々の山だそうです。
曲がって最初のうちは民家があったのですが、すぐに林道化した山道へ。
舗装はされてましたが、道幅は1台分の狭い道路が続きました。
山道を5分くらい走ったかな?道は続いてたのですがこの無料駐車場から先を通行止め、車両禁止となってました。
この駐車場にはトイレもありました。ちなみにこれから山頂(標高361m)目指して山登り開始となりますが、道中、山頂にはトイレがなかったのでここが最終でした。
コメント/口コミ