崇禅寺(御朱印)に行った
桐生市の紅葉の名所でもあり、群馬県指定重要文化財である阿弥陀如来坐像も安置されてる萬松山崇禅寺に御朱印目当てと紅葉ライトアップを見にで行ってきました。
最近崇禅寺はアートな御朱印や崇禅寺限定御朱印などが最近は人気のようで紅葉の季節だけでなく、市外からも御朱印巡りの観光客で賑わってるという口コミを見て、初めて行ってからは気に入ってちょくちょく行くお寺となりました。
崇禅寺は桐生市街地ではなく、どちらかというと市街地に近い山間部の方にあります。参道の始まりは木々の枝でトンネルになってるような緩やかな石段小道でココ情緒あるんですよ~。
目次
・崇禅寺とは
・受付場所と御朱印
・境内の様子と感想や口コミ
・【2023年】紅葉ライトアップ
・パンフレット
・アクセス、駐車場、住所
・崇禅寺周辺で御朱印巡り
崇禅寺とは
崇禅寺の歴史については公式サイトに凄く詳しく書いてあったのですが、簡単にすると1205年(元久2年)法然上人の弟子智明上人により浄土宗院として開創されたそうです。この時に法然上人から賜った阿弥陀如来像が本尊であり歴史的価値もある事で群馬県重要文化財に指定されてるそうです。
開創された1205年(元久2年)の時代とはを調べてみると、3代将軍源実朝が治めていた鎌倉時代でした。法然上人とはどんな人だったか調べてみると、比叡山延暦寺で天台宗として学び、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという浄土宗の開祖でした。
その後1370年(応安3年)に鎌倉建長寺第四十五世東伝士啓禅師により臨済宗の禅寺として開山されたそうです。1370年(応安3年)はどんな時代だったか調べてみると、3代将軍足利義光が治めていた室町幕府時代でかつ南北朝時代もあともう少しで終わるという頃でした。
そして、以前まで小倉山の山号だったのが、1540年(天文9年)に萬松山と改めて今に至るようです。1540年(天文9年)も室町時代でこの年の少し前に織田信長や豊臣秀吉が生まれ、1542年には徳川家康が生まれた戦国時代がもうすぐという時代だったみたいです。
今の本堂は昭和63年に建てられたもののようですが、歴史深い古いお寺という事がわかります。
【2023年】お寺に行きたい日
1月1日~初詣
1月7日七草粥会
4月8日子供花まつり
5月5日自然に親しむ集い
8月14日お施餓鬼
9月16日開基智明上人忌
11月22日、23日紅葉ライトアップ、ご本尊御開帳
12月31日除夜の鐘、お焚き上げ
1月を除く毎月1日朝粥の会(座禅)
受付場所と御朱印
本堂の右横の建物に受付と書いてあったのでそちらに行ってみました。
中に入ると御朱印の種類が沢山ありました・・・・う~どれにしようか迷う!
ここにもあった今月限定御朱印・・・悩む~、オリジナル御朱印帳(写真右上)は花の表紙で綺麗なデザインでした。
達磨の絵の入った御朱印も魅力的・・・カワイイお地蔵さんの絵が入った御朱印も魅力的・・・悩む~。
ほのぼのとした仏様のお顔が描かれてる御朱印も魅力的・・・
こんなに種類があると悩みまくりですね。
悩みながら色々と見まわして・・・・御朱印帳袋もありました。
用心棒という杖もありました。
呼び鈴が鐘になってたのでまだ悩み中でしたが鳴らしました。とても丁寧に応対してくれた女性の方が数人出てきて悩み中で色々相談して決めてお願いしました。番号札を渡され待ってる間境内を散策してました。私が頼んだ時に前の方数人の人に御朱印帳を渡してたので、多分今は私だけが頼んでる状態という感じでした。
一つはご本尊の御朱印、
今月限定の御朱印も頂きました。2つで1,800円だったっけ?境内散策も終わりベンチで腰掛けて待ってたので、2つで15分~20分ぐらいの御朱印の待ち時間でした。なおこの日は平日夕方だったから参拝客が少なかったからだと思います。土曜日にも駐車場まで行ったのですがその時山門下の境内入口下駐車場は埋まってたから、土日祝日は御朱印参拝客が多そうな感じ。
御朱印超帳のお礼状も挟んでありました。御朱印受付、渡してくれた方たちは丁寧だし、秋の紅葉の時の事やご本尊の事など色々説明しましたが、愛想も良く詳しく説明してくれたりと素晴らしい応対で御朱印とともに感動しました。ありがとうございました。
紅葉ライトアップの2日間だけの限定御朱印もありました。500円。
これも紅葉ライトアップの2日間だけのアート限定御朱印1,500円。書置きの御朱印でしたが、手書きで丁寧に書かれていて気に入りました。
境内の様子と感想や口コミ
私は御朱印受付前に参道横にあった駐車場に停めたのでそこから歩いて本堂の方へ向かいましたが、石段がトンネル小道のようになっていて山のお寺という感じがあって気分的に歩いてるだけで心地よかったです。
緩やかな上りの石段だからまったく疲れませんでしたが、木々のトンネルのような部分を抜けると古そうな山門がありました。この山門は1727年に建造されたらしいです。この年代だと江戸幕府8代将軍徳川吉宗の時代です。素朴な門でしたが歴史感を感じてしばし鑑賞。
山門をくぐり石段を上ると目の前に本堂がありました。本堂は大きく形も綺麗な建物でした。真ん中の扉が少し開いていて中を見ながらお参りをしました。お参り後に右隣にあった御朱印所で受付した後に境内散策をしました。
この境内にあったこれまた古そうな鐘楼はは1753年に建造されたらしいです。この年代だと江戸幕府9代将軍徳川家重の時代です。
屋根の方に彫刻も見られました。
私が御朱印を受付する前は数人の方がこの休憩所で座って待ってました。この境内は休憩所もトイレもあるからいいですね。
弥勒菩薩像
ちょっとわかりにくいですが写真左側に緑地蔵、右に六地蔵
崇禅寺内は歩いてるだけで絵になりそうな感じの風景が楽しめて良い所でした。多分秋だったらこの道の景色凄い事になりそう。
ちょっと歩くと観音堂があり観音様が安置されてました。
カワイイ小僧の像もあったりして~
時間があればこの小道をずっと歩いてみたいなぁ~と思うような場所でした。秋の紅葉時期はかなり楽しめそうな場所というのがわかったからその時のお楽しみにしました。
本堂の裏側にあったがご本尊でもあり重要文化財である阿弥陀如来の安置されてる阿弥陀如来堂、見たかったのですが受付の人に聞いたら1年に一回毎年11月22日と23日の二日間しか御開帳してないからその時にまた是非きてくださいとの事でした。
写真を見せてくれて夜間は紅葉ライトアップもされて凄く綺麗で毎年沢山の方が見に来てくれてるそうです。確かに綺麗そう!だからこのお寺昔から桐生での紅葉スポットだったんですね~。今さら知りましたが・・・・覚えておいてその時に来てみようっと。
池のある日本庭園もありました。
本堂の裏側も何気なく見ても絵になる風景。緑で映える時期でも綺麗な景色で楽しめたから紅葉は多分凄いんでしょうね。これは絵になる風景が所々あって良いお寺でした。
崇禅寺境内図です。今回本堂の周りだけを散策しましたが、次回御朱印を頂きに行った時、または秋の紅葉を見に行った時は時間に余裕をもって広範囲に散策したいと思います。
【2023年】紅葉ライトアップ
【2023年】11月22日と23日が紅葉ライトアップの予定日です。またこの2日間だけ重要文化財のご本尊阿弥陀如来像が御開帳され見られるチャンスの日でもあります。
2918年の11月7日桐生市内は紅葉にはちょっと早いかな~と思いつつも崇禅寺紅葉を見に行ってきました。
池の周りのモミジが少し赤く色づいてる感じで紅葉のピークはまだまだ先という感じでした。
だから11月22日を楽しみにして紅葉ライトアップを見てきました~。めっちゃ綺麗な世界でした。
上の昼間の写真と夜の写真、撮影してる場所がほぼ同じです。モミジが綺麗に色づいたでしょう~
普段は無料参拝ですが、紅葉ライトアップの日は500円必要でした。
ライトアップされる時間は17時から20時30分まででした。
受付の前には焼きそばやたこ焼きのお店もありました。
崇禅寺は紅葉だけがライトアップされてるだけでなかったので、境内の至る所が幻想的な世界でした。
そこら中に蝋燭の火も灯されて、また灯篭も点いてて最高でした。沢山の蝋燭、最近はLEDが多いのですが、この日は全て本物の蝋燭の火。だから淡く、温かみのある色でこれがまた幻想的な感じでよかったです。
1年で紅葉ライトアップの2日間だけしか見られない本尊本尊阿弥陀如来像も拝見する事ができました。台座から2mぐらいあって想像していたより大きかったです。
境内をブラブラしてからお寺カフェでコーヒー250円で休憩しました。
休憩後もまた散歩。よくTVに出てくる京都のお寺みたいで、それ以上の目の前に広がる色鮮やかなモミジの色は最高でした。
崇禅寺の紅葉ライトアップは見応えあるし、マジに綺麗だっかたら来年も行こうっと。
パンフレット
崇禅寺パンフレット1
崇禅寺パンフレット2
アクセス、駐車場、住所
崇禅寺:群馬県桐生市川内町2丁目651 電話:0277-65-9422
アクセス:北関東自動車道太田藪塚インターから約13キロ、車で約27分、太田桐生インターからなら約16.5キロ、車で約30分の道のり。
*崇禅寺は桐生市街地ではなく、みどり市大間々町側(高津戸峡から約4.2キロ車で約10分)と渡良瀬川を挟んでの大間々駅と桐生駅の中間に辺りの山間の奥の方向にあります。
JR桐生駅からタクシーで約5キロで約12分、大間々駅からタクシーで約4.7キロ約10分、
「寺前」というバス停もあり、JR桐生駅北口から本数は少ないですがおりひめバス川内線(乗車賃大人200円)で行く事もできます→バス時刻表など
崇禅寺に向かう(山奥へ向かう)道路の途中に写真のような分岐があり、そこに崇禅寺の石柱が建ってました。この道を左に曲がると山門に続く境内への入口が見えてその右隣に5台くらい停められる駐車場がありました。
また先ほどの分かれ道の右側には広大な駐車場もありました。
さっきの分かれ道を無視して先に進むと裏参道という境内の中に車が入れる道があり、その曲がり角に参拝者駐車場もありました。
上の参拝者駐車場を無視して境内へ行く道をまっすぐ進むと本堂の真ん前に出ます。ココも車が少しは停められるようです。私が行った時はここに数台が停まってて御朱印ができるのを待ってた人たちがいたので次回からここまで進んで停めるようにしてます。
崇禅寺周辺で御朱印巡り
崇禅寺周辺にも有名な寺社があるので、市外、県外から御朱印を頂きに崇禅寺に行ったら帰りに次いでに立ち寄ってみるのもいいかも?
宝徳寺~市外から来る人も多い桐生で一番御朱印巡りで賑わってるお寺(崇禅寺から約4.4キロ車で約10分)→宝徳寺に行った
↓
大間々神明宮~高津戸峡にあって伊勢神宮の神明造りの形式の社で見応えあり(崇禅寺から約5.4キロ車で約13分)→大間々神明宮に行った
↓御朱印もらったら
松源寺~季節が合えば紫陽花としだれ桜が有名なお寺です。(崇禅寺から約6,8キロ車で約18分)→大間々のあじさい寺松源寺に行った
↓御朱印もらったら
大間々貴船神社~初詣参拝客数約20万人と群馬県内で有名な神社(崇禅寺から約9キロ車で約20分)→大間々貴船神社に行った
コメント/口コミ