親不和に行ったよ
親不和に行ったよ
親不和(おやしらず)は、新潟県糸魚川の西にある海沿いに崖が連なってる場所です。北陸自動車道もこの親不和地帯を走ってるのですが、この辺りまで来ると名物たら汁が食べたくなり、親知らずインター手前の朝日インターを降りて国道8号線を上越に向かって走りました。そうすると必然的に崖に間を縫うように走る事ができドライブができます。
国道8号線にはたら汁の看板をあげてる食堂が沢山ありました。まずはその中のお店に寄りました。
いや~~うまい。これは秋から新潟県でも釣れるタラをぶつ切りにして味噌汁にしただけのものなんですが、うまい。唐辛子を少量たらして食べるともっと美味しい。身は柔らかく口の中ではとろけてきました。上越~新潟市の沿岸を走ってもタラ汁の看板やのぼりを見た事ないのですが、上越~富山県境まではタラ汁の看板やのぼりをよく見かけます。以前群馬からしょっちゅう市振漁港や魚津まで釣りに出かけた事があるので、その頃食べた懐かしい本場の味を堪能しました。寒い時はホント体が温まります。今日は小雨が降ってて肌寒い日だったので丁度よかったです。懐かしいタラ汁を食べた後は国道8号線を上越市に向かって走りました。
しばらくすると海沿いに崖が見え始め上り坂になってきました。親不知の崖を縫うようにクネクネとカーブにハンドルを切り、道路沿いにある展望台に駐車しました。
親不知が一望できる展望台です。駐車場は狭く10台停めれるかな?5~6台が限界かも?というような狭い場所です。
崖に突き出したように展望台がありました。
台風が近づいていたので海はしけていましたし、空はどんよりしてて時折小雨がちらつきましたが絶景です。
今までこの崖の山を通ってここまで来ました。写真で道路らしきものが見えると思います。
反対方向はこんな感じで崖は見ないですが日本海がどこまでも続くロケーションでした。
崖下をアップで撮ると波が崖を駆け上ってました。かなり海は荒れてるようです。
天気がよくなかったですが、潮風と波の音を聞いてしばしドライブの休憩をしました。
下を覗くと結構怖い場所にあります。
この辺は親不知子不和とも言うらしいのですが、名前の由来は諸説ありますがこの像を見ると壇ノ浦の戦い後に助命された平頼盛は越後国蒲原郡五百刈村(現在の新潟県長岡市)で落人として暮らしていた。このことを知った奥方は、京都から越後国を目指して、この難所に差し掛かった。しかし、難所を越える際に、連れていた子供が波にさらわれてしまった。その時、次の歌を詠んだ。
親知らず、子はこの浦の波枕、越路の磯の泡と消え行く以後、その子供がさらわれた浦を「親不知」と呼ぶようになったという悲しい伝説をさしてあえて作ってるのではないでしょうか?悲しい伝説ですね。
この場所は展望台しかなく、トイレもお店もありませんので親不知の崖を堪能した後はこの近くにある道の駅「親不知ピアパーク」に向かって車を走らせました。
親不和 地図
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