大谷公園平和観音に行った
大谷公園内にある高さ26,93mもある平和観音の存在を知ったのも「出川哲郎の充電させてくれませんか」という番組です。
この平和観音は「太平洋戦争の戦死戦没者の供養と、世界平和を祈って彫刻された、高さ27メートル(88尺8寸8分)の観音像。昭和23年より、当時の大谷観光協会と地元の熱心な後援のもと、東京芸術大学教授・飛田朝次郎氏が制作を手がけ、大谷の石工達が彫刻しました。
6年の歳月をかけ、昭和29年に完成し、昭和31年には、日光輪王寺門跡・菅原大僧正により開眼供養が行われました。現在は、宇都宮公園管理のもと自由に参拝できる憩いの場として、多くの人たちが訪れています。」
と大谷寺のパンフに書かれていたから、観音様自体はお寺の管轄のようです。
迫力ある大きな観音様で下から見上げると笑みを浮かべてるような穏やかな顔をしてました。
高崎にも高さ41.8mの百衣大観音像がありますが、栃木県にもこれほど立派な観音様があるとは今の今まで知りませんでした。
目次
・公園内の様子、見所、ランチ
・平和観音展望台からの眺め
・平和観音を見た感想、口コミ、所要時間
・アクセス、駐車場、バス
・パンフレット
・住所・電話番号など
大谷公園平和観音周辺↓別の記事ページが開きます。
大谷寺大谷観音に行った
大谷資料館に行った
公園内の様子、見所、ランチ
私は大谷公園駐車場に車を停めて、遊歩道を公園に向かって進みました。右手には大谷石で作られた綺麗な公衆トイレもありました。
左側は観光者用元飲食店だったと思いますが、今改装中かな?
駐車場の目の前には「大谷そば」の店がありました。
私は駐車場から平和観音⇒大谷寺まで行きましたが、売店のようなお店はありましたが、ランチで食事専門のお店は大谷そば屋さんぐらいしか見かけなかったです。
奥に歩くと、休憩所っぽい大谷石でできたオシャレなテーブルやイスもありました。
そして平和観音とともに大谷公園の見所である天狗投石が見えてきました。
写真ではわかりにくいのですが、崖の上にポツンと石があって今にも落ちてきそうな感じに見えましたよ。絶妙なバランスで止まってるんですね。
天狗の投石とは大谷の南に位置する戸室山住んでた天狗が、大谷向かって投げた巨石という伝説があるそうです。
そして近くには供養塔がありました。
そして見えてきました。平和観音様。大谷公園からここまでノンストップで歩いたなら2分ぐらいだと思います。
少し遠目に大谷観音が見える位置ぐらいに「スルス岩」がありました。
写真は逆光になってしまいましたが、岩も中央に横に亀裂が入り、磨り臼のような形をしています。
写真右下に私の後ろ姿が映ってますが、平和観音はデカかったです。そして優しいお顔をしてました。平日だったからゆっくり大谷観音の写真が撮れました。
ゴールデンウィークに行ったら大混雑してました・・・・「うつのみやサイクルピクニック」というイベント日だったから人だらけでしたよ。
平和観音の説明案内版も置かれてました。
「大谷寺の南側に高くそびえる平和観音は、身丈26,93メートル(88尺8寸8分)の高さで、第二次世界大戦の戦没者の霊を弔い、世界平和を祈念するために、大谷観音の御前立として彫刻されたものです。
戦後間もない23年9月より、当時の大谷観光協会と地元の人々の熱心な後援のもとに、大谷石の採石場であった壁面を利用し、南側の岩肌に観音像を刻みました。東京芸術大学教授・飛田朝次郎氏が彫刻を手掛け、その指導のもと、大谷町の大工・上野浪造氏らが制作にあたりました。6年の歳月を費やした結果、昭和29年12月に完成しました。
昭和31年には、日光輪王寺門跡菅原大僧正により開眼供養が行われ、それ以降大谷の顔としてそびえ立ってます。」と書かれてました。
平和観音の近くに「親子がえる」という石、岩。
東屋の休憩所の近くにも奇岩がありました。
慰霊塔とその横には閉まってましたが売店のようなお店がありました。
平和観音も見上げると高さがあって大迫力なのですが、元々採石場だったから観音様以外も切り取られた崖になっていて迫力ありましたよ。
切り取られた崖の間を歩くと大谷石体験館というお店がありました。ここでは大谷石使った石彫体験の他に焼きそばやソフトクリームなどが売ってました。
店先にいた看板猫が人懐こくて可愛かったです。
GWに行ったら大谷石のお土産屋さんも開いてて色々ありましたよ。
そしてこのお店の前は大谷観音のある大谷寺でした。
>大谷寺大谷観音に行った
大谷公園には大谷公園マップもあり、場所と見所がわかりやすく案内されてました。
平和観音展望台からの眺め
平和観音の横に階段があって展望台まで行く事ができました。
なお、大谷寺大谷観音は拝観料必要ですが、平和観音は拝観料無料。展望台まで上るのも無料。
観音様の肘位の高さが展望台ですね。
階段の数は71段くらいだったと思います。
展望台に着きました。
ベンチもあったので休憩できるようになってました。
観音様が向いてる方向の眺めです。
観音様の右方向の眺めです。
観音様と記念撮影。この位置から見た観音様のお顔の表情と下から見上げた顔の表情は見え方は違いました。
後ろ側は大谷寺の全景が見られるのではないかと期待しましたが、木々が生い茂り葉っぱが邪魔。
冬の寒い時期なら葉っぱがないから、よく見えるかも。
平和観音を見た感想、口コミ、所要時間
元採石場という普段見ない光景の中に大きな観音様がいるというまさに異空間っていう感じの景色でとても素晴らしかったです。また平和観音というのが第二次世界大戦の慰霊の為に作られたというのは戦時中今は大谷資料館になってる洞窟的採掘場が戦時中どのように使われてたかを少し知ってたので少し感慨深い面もありました。
さて、私の場合は大谷公園駐車場から大谷公園を抜け大谷寺、そこから帰路で大谷公園を通ってきたわけですが、観光としての公園だけの通過と撮影で所要時間は30分程度でした。今は日本遺産にも認定されてるそうです。
出川哲郎の充電させてくれませんか?という番組でも大谷公園平和観音に立ち寄って彼も大きさに感動してましたし、また何と!ウルトラマン80第42話「さすが!観音さまは強かった!」で登場。怪獣をウルトラマン80ととものやっつけてしまう平和を愛する観音様。
アクセス、駐車場、バス
大谷公園平和公園へのアクセスは東北自動車道宇都宮インターチェンジから約8キロ、車で約15分。
東北自動車道鹿沼インターから約14キロ、宇都宮より道路が混雑してないから距離は長くても車で約15分。
鹿沼インターチェンジと宇都宮インターチェンジの大谷パーキングスマートインターチェンジがH32年開業を目指して準備中らしいので開通したら高速道路からはここが一番近くなりますね。
私の地元桐生市街地からは下道を走って約83キロ、車で120分でした。高速使えば70分ぐらいなんだけどね~。
JR宇都宮駅からは約9キロ、歩くのは遠すぎだから西口6番線線バス乗り場から関東バス大谷立岩行き「大谷観音前」下車で乗車時間約30分
大谷資料館から大谷公園までは約1,2m、車で約3分、歩きで15分ぐらい。
公園入口前には市営の大谷公園駐車場という無料駐車場があります。こちらに車を停めた場合は公園内の岩の見所や平和観音を正面から見て背面を抜けて大谷寺まで行けます。
上の写真は平日に行った時の駐車場の様子ですが、ゴールデンウィークに行った時渋滞はなかったですが、駐車場は満車、大谷資料館の駐車場または近くの臨時駐車場に停めてそこから大谷観音を見に歩いてる人が大勢いましたよ。一大観光地だからGWやシルバーウィーク、夏休みなどの行楽日和の日曜日とかは混雑してると思った方がいいかと。
大谷公園駐車場内の宇都宮県立自然公園案内図があるのですが・・・
日に焼けちゃってかすれてて・・・わかりにくい~~~
無料駐車場と平和観音像と大谷寺の位置関係はこんな感じ。
大谷寺の真ん前にも駐車場がある事はあるのですが・・・・・
大谷公園だけの利用は有料で、大谷寺を参拝(有料拝観)する場合は無料になる大谷寺駐車場。
ここから平和観音まではすぐで、観音様に背面から正面に行くという感じになります。
パンフレット
平和観音は大谷公園にありますが、観音様は大谷寺が管轄なのかな?
パンフには平和観音(高さ27メートル)の覧に
住所・問い合わせ先
大谷公園(平和公園)
住所:栃木県宇都宮市大谷町1174
問い合わせ先:028-632-2529(都市整備部 公園管理課 管理グループ)
コメント/口コミ