大谷資料館に行った
明治から昭和にかけて大谷石の採掘が行われていたが、今はその地下跡地が絶景という事でTVでも頻繁に見かける人気の観光スポットである大谷資料館に行ってきました。
地上からの深さは約30mの所にある大谷石地下採掘場跡は、大きくて広いホールとなっていて壁面には当時の採掘された跡が見られるのと同時にその壁面に間接照明が当てられて、妖しくも美しい現代アートのような空間に変わっていて見応えあるというより、他の観光地では見かけた事がない景色が広がってる場所で地下空間は何かの遺跡の中?インディージョーンズの映画の世界に潜り込んだような景色にも見えます。今は日本遺産に認定されてて【2023年】も行楽日和の日は混雑する人気の観光スポットなんです。
大谷資料館 住所:栃木県宇都宮市大谷町909、電話番号:028-652-1232
開館時間:9時~17時(4月~11月)9時30分~16時30分(12月~3月)
入館料:高校生以上大人800円、小・中学生400円
休館日:12月~3月の毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始
駐車場:無料
【じゃらん限定|入場券+ジェラートで1300円チケットの詳細】/空時間カレンダー
目次
・服装、地下空間の温度は?
・館内、巨大地下空間の様子
・資料館の外(無料エリア)
・カフェ、ランチ
・ロケ
・地下空間を見た感想や口コミ、所要時間
・地底湖クリージング
・アクセス、駐車場、バス
・パンフレット
大谷資料館周辺↓別の記事ページが開きます。
大谷寺大谷観音に行った
大谷公園平和観音に行った
服装、地下空間の温度は?
大谷資料館の地下坑内は季節によって多少違うみたいですが、年間平均気温は8℃らしいとの事、人工的な地下洞窟ですから一般的な鍾乳洞と同じく寒い所と思ったほうがいいかと。
私が行った日は外気温が30℃以上でしたが、地下坑内にあった温度計は12℃でした。外で汗をかいたTシャツのまま行くと。。。さむ~いとなるかも。
でも35℃を超える猛暑だとしても大谷資料館の中は11℃や12℃などと超ひんやりとした坑道内温度だから涼を求めて行くにはピッタリの場所かも?
5月のゴールデンウィークの時は外が30度、坑内が7℃で上着持っていきましたが顔は寒かった~。冬以外は温度差に注意して何か一枚寒かった時に羽織る上着を持っていったほうが安心かと思います。
地下坑内入口には一応ブランケットも用意されてましたが・・・・7℃はこれじゃ耐えられないかも?
冬の寒い時だったら大谷資料館の方が風もないし、温度も高いじゃんという日も出てくると思います。人工的な洞窟だから夏でも冬でも1年において外より内部は温度差が小さいんです。
館内、巨大地下空間の様子
資料館の建物の中へ
チケット購入
チケットカウンターの裏側の一室では採掘で使った道具や資料などが置かれてました。
チケットカウンター横の坑内入口へ。左のカゴの中に無料で借りられるブランケットがありました。
地下空間では写真やビデオ撮影に制約がありました。まず商業目的の撮影は別途料金が必要と受付カウンターに掲示されてました。一般撮影でも三脚、一脚、自撮り棒禁止でした。
フラッシュ禁止とは書かれていませんが、暗い地下空間でフラッシュ撮影したら他の観光客のヒンシュクをかう事だから、しないほうがいいし、フラッシュたいたら間接照明の良さも失われるかと。
そして勿論坑内禁煙でした。
入口を入ると下り階段があり、多分途中で「寒い~」または「涼しい~」の第一声。そしてまた階段を降りると目の前に大空間の絶景が見られました。遺跡の中にもいる感じでした。
足元は十分見える明るさですが、全体的には暗かったです。
写真は上り階段ですが、地上から地下空間の階段は下りでも上りでも人ひとりが歩ける幅の狭さでした。おそらく転落防止の為にわざと小さい階段なんでしょうね。
所々、手彫りの跡ですや~~
機械堀りの跡ですなどの説明書きやこの辺が何のロケに使われた一画かの説明もありました。写真は板野友美さんのPV撮影ロケの場所に貼ってあったものです。
これがPVで使われたステージ、ここはイベントなどで演奏会もされるそうです。
また大谷石に付着する「石の華」と呼んでる白い塩の結晶も見れれる時があるそうです。
私は石の華見ました。
一画には切り取られた大谷石が並べられてるところもありました。その近くには古い時代に使われてたと思う木製の機械などもありました。
また一画には手彫り作業してた頃をマネキン人形で再現してました。
地下空間は暗くて広くアチコチ見て回れますが、コース外は出られないようになっててまた注意書きもありました。
地上の光が注ぐ場所もあって、ここは幻想的でした。上の光が差し込む部分は薄い雲が温度差でできてて写真より実物はもっと感動的な光景でした。
こういう場所があるから、大谷資料館は地下空間だから天気関係なしかと思ったら、曇りの日に行くより晴れた日の方が感動できる景色の1ページは増えます。
この光が差してた場所は「るろうに剣心」の映画ロケをされた場所でもあるそうです。
ちなみに地下坑内はこのように雲ができるように湿気はありました。だから天井から水滴が落ちる時もあるそうです。
地下空間の一画にあった假屋崎省吾さんの花のアート
とても広く幻想的な空間がアチコチに。
三脚使用禁止だからシャッタースピード遅めの撮影は手ぶれが多々・・・
アイルランド人歌手・ENYAエンヤさんが地下神殿でコンサート 三本の柱の真ん中で歌ったところ。あれ?もしかしたら下の写真かも?
照明の色が変わる一画も。
写真はごくごく一部で、とにかく広いから、幻想的な素晴らしい景色を見る事ができました。
手前や途中、一番奥に人が小さく写ってる写真ですが地下坑内はホント天井が高くて広かったです。
歩き疲れても大谷石でできたベンチもあるから休憩もできましたよ。
地下空間を出てチケットカウンターの前は大谷石でできたコースターなどがお土産として売ってました。
資料館の外(無料エリア)
駐車場に車を停めて写真にある入口の案内看板を通り奥の道を歩きました。
歩いて1~2分で建物が見えてきました。
その先はちょっとした広場になっていて一番奥が地下坑内入口(有料)の大谷資料館でした。
平日に行った時は空いてましたが、ゴールデンウィークに行った時は大混雑でした・・・さすが一大観光地!多分シルバーウィークや夏休み、春休み、行楽日和の日曜日や祝日は混雑してると思った方がいいかも。
屋外の採掘場跡と思われる所もありました。
大きな岩で空洞になってる場所は自販機コーナーとなっていて中にはベンチもありました。
ROCKSIDE NARKETというカフェもありテラス席もあり多くの人で賑わってました。
カフェの左隣は「愛の泉」という滝が流れていました。
カフェ、ランチ
ROCKSIDE NARKETというカフェに寄りました。
テラス席もあって平日は空いてましたが、ゴールデンウィークに行った時は大谷資料館を見た後の休憩として大混雑でした。
中はカフェだけでなくお土産屋さんにもなってました。
カフェメニューです。
私が行った時は暦は秋だったのに真夏日だったからジェラートを選択。
店前にあったテラス席にてカペルネソーヴィニヨンという葡萄とバニラのダブル、ヘーゼルナッツのシングルで食べました。めっちゃ旨かったです。
GWに行った時は日光天然氷のカキ氷700円に大行列ができてましたが、旨かった~。大きいから3人で食べましたがあっという間になくなりました。
ランチ的に食事できるのはガレットだけのようでした。
地底湖クルージングという事前予約必要なツアーではちゃんとした食事が組み込まれてる時もあったようですが、一般客用のランチが食べられるレストランや食事処は見つからなかったです。
どうしても~なら近くの平和公園駐車場前に大谷そばというお店がありましたよ。
ロケ
大谷資料館内地下坑内入口にはロケで使われた映画のポスター「暗殺教室」「るろうに剣心京都大火編」「勇者ヨシヒコと導びかれし七人」「リアル鬼ごっこ」「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ」「キスできる餃子」「曇天に笑う」が貼られていましたが、映画に限らず、TVドラマ、ミュージックプロモーションビデオ、TVCMなど数々の作品のロケ地のようです。
また資料館の一画には、左からFMとちぎのアナウンサーから寄贈されたTシャツ、アニマル浜口のぶらり親子旅の撮影でここに来たアニマル浜口、初枝夫妻と浜口京子さんから「とてもすばらしい地下空間に感動しました」と後日記念に頂いた気合いだTシャツ、右がミコニコ動画地下アイドルLIVE中継の時のスタッフTシャツもロケ記念で飾ってありました。業界の人も感動してプレゼントしてるんですね。
地下空間の一画にもロケで使われた作品名や、その時の写真も掲示されてました。
大谷資料館公式サイトロケページでロケに使われた作品を知る事ができます。私の地元群馬県ではロックハート城という人気ロケ地がありますが、栃木県にもこんな人気ロケ地があったんですね。がんばれ!北関東!
サントリーウイスキー クレスト12年 市川 猿之助CM~言われてみればそれっぽい。
地下空間の一画には三代目 J Soul Brothers がロケをした場所はここですという張り紙もありました。
三代目 J Soul Brothers S.A.K.U.R.A. 2014年~言われて見れば、戦いのシーンの一部が大谷資料館地下坑内。
EXILEのTAKAHIROさんがというロケ場所の張り紙もありました。
地下空間を見た感想や口コミ、所要時間
大谷資料館の地下空間は「わ~寒い」が第一声で次に「キレイ~素晴らしい」とその景色に感動すると思います。私もそうでした。間接照明がほんとアートのようだし、遺跡の中にいるようだしと、来てよかった~という感想に殆どの人がなると思います。私の地元藪塚温泉石切り場は屋外でしたが、初めて見た時は遺跡の中を見てるようで感動しましたが、大谷石資料館は地下という空間でしかも規模も大きく、その大きな規模ですが、どこのホールに行っても壁面の見え方、空間の見え方が違い、本当に絶景の見応えがありました。
さて、私はこの大谷資料館に来る前に「世界ふしぎ発見!うまいのにはワケがある!日本餃子史」という番組で宇都宮餃子の歴史がこの大谷資料館というより大谷石採石場にある事を知り、「わ~綺麗」という感想の他にちょっと感慨深い感想もできてしまいました。
それは地下空間約2万平方メートルの採掘場は戦時中は中島飛行製作所の戦闘機「疾風」を作ったち、政府米の備蓄庫としてた軍事施設だったそうです。当時宇都宮は陸軍第14師団の司令部があり約1万名もの軍関係者がいた軍都だったそうです。その第14師団は旧満州のチチハルを拠点としてたそうです。戦後、運よく満州から帰れた人が宇都宮に戻って満州で食べた餃子が食べたいという事で宇都宮餃子ができたそうです。満州から引き上げて餃子を作って今の名店の一つが宇都宮みんみんだそうです。
運よく帰れた人、運悪く帰れなかった人がこの地下空間の中にいたと思うと・・・・なんで?戦後近くに大谷公園平和観音ができたかも、見に行ったら結びついたから・・・大変な時代があったから、大変な思いをした人たちがいたから・・・・今はこんな素晴らしい景色、人気の観光地でしけどね・・・とちょっと湿っぽい感想も多少中にいたらしてしましました・・・・
難しい事を考えなければ、「わ~綺麗」「お~素晴らしい」の感想です。
さて、私は、駐車場から地下坑内、カフェを利用し、また駐車場に戻って所要時間は約70分でした。私の場合資料館1階にある採掘の資料館だけはほとんどまともに見てなくて飛ばし見だったので、真面目に一品一品と説明書きを読んでいたらカフェを利用しなくても地下坑内を含め約60分は所要時間かかりそうです。
地底湖クリージング
一般客が入館料を支払ってみる採掘場跡は一部であって、別の採掘場には水が貯まってボートで中を冒険する地底湖クルージングという有料ツアーが事前予約で行われる時があるそうです。
ツアーの中には食事も組み込まれていて、探検+食事というプランもあったり色々あるそうです。
ツアーは大谷資料館が受付でなく、えにしトラベルが主催してるそうです。(えにしトラベル公式サイト)
アクセス、駐車場、バス
大谷寺へのアクセスは東北自動車道宇都宮インターチェンジから約8キロ、車で約15分。
東北自動車道鹿沼インターから約14キロ、宇都宮より道路が混雑してないから距離は長くても車で約15分。
鹿沼インターチェンジと宇都宮インターチェンジの大谷パーキングスマートインターチェンジがH32年開業を目指して準備中らしいので開通したら高速道路からはここが一番近くなりますね。
私の地元桐生市街地からは下道を走って約83キロ、車で120分でした。高速使えば70分ぐらいなんだけどね~。
JR宇都宮駅からは約9キロ、歩くのは遠すぎだから西口バス乗り場から関東バス大谷経由・立岩行き「資料館入口」下車で乗車時間約30分
大谷公園平和観音や大谷寺大谷観音から大谷資料館までは約700m、車で約2分、歩きで10分ぐらい。
駐車場入口は大きなロードサインが立ってるからわかりやすかったです。
道なりに進むと巨大な無料駐車場がありました。この駐車場から大谷資料館まで徒歩2~3分くらいなのですが、一番奥に停めたほうがより近くなります。平日はガラガラ。
でもゴールデンウィークに行ったら平日に行った時とは違い、あんなけ広かった駐車場がほぼ満車、街道沿いに臨時駐車場までできてて、車と人だらけで大混雑でした。
無料駐車場の一番奥が入口です。大きな看板があるのでわかりやすいです。
団体バスと障がい者の車だけはその無料駐車場でなく奥の資料館すぐ近くで駐車できるようになってました。
大谷資料館無料駐車場には大谷寺大谷観音や大谷公園平和観音への駐車場案内図もありましたよ。
パンフレット
コメント/口コミ